●マトリョーシカ怪人マトリョシェイカー現る!
ロシアを旅立ち、海を越え、新潟へとたどり着いた怪人マトリョシェイカー!
新潟をロシア色に染めるため、土産物屋を巡っていた。
「……これでよいかー」
店員の目を盗み、土産物の棚をマトリョーシカで満たしていく。思考にも暗示をかけたなら、もう、マトリョーシカを不自然に思う者はいない。
後は新潟の土産物として、マトリョーシカが知られれば良い。そうすれば……この地はロシアに満ちる。
世界征服の足がかりとなるのだ!
●放課後の教室にて
灼滅者たちを出迎えた倉科・葉月(高校生エクスブレイン・dn0020)は、落ち着いた調子で挨拶を交わした後、説明を開始した。
前置きは、淳・周(赤き暴風・d05550)のもたらした報告。新潟でロシア怪人の動きが活発化している……という件から。
「現在、マトリョーシカ怪人マトリョシェイカーが、お土産屋さんをめぐりお土産をマトリョーシカに入れ替える……そんな活動を行っています。どうも、新潟の地をロシアに満たすための行動みたいなのですが……」
このままでは、新潟のロシア化が進み、ゆくゆくは世界が征服されてしまうかもしれない。それを阻止するには、灼滅者の力が必要となるのである。
「つまり、阻止して倒してきて欲しい、ということですね」
葉月は地図を広げ、高速道路に近い場所にある土産物屋を指し示した。
「皆さんが赴く当日、マトリョシェイカーはこのお土産屋さんにやって来ます。それを迎え撃てば、戦いを挑むことができるでしょう」
場所としては店の駐車場。広々とした公道がへと繋がる場所。平日であるためか客は少なく、特に問題なく戦うことができるだろう。
「幸い、彼らの目的上の関係か、新潟の一般市民を殺したり傷つけたり人質にとったり……といったことはしてきません。むしろ、巻き込まないよう気を使ってくれますので、被害が生じる可能性はほぼ皆無と言ってしまっても良いでしょう」
すなわち、戦いに集中できるということである。
マトリョシェイカーの姿は、マトリョーシカのような体に手足が生えているような人型。力量は八人を十二分に相手取れる程度に高く、特に防御力に優れている上にタフ。
攻撃方法は、指定した場所にいる者全てをマトリョーシカに閉じ込めて動きを封じる技、小さなマトリョーシカを周囲にばらまいて強力なダメージと精神的重圧を与える技、一人を巨大なマトリョーシカに閉じ込めてシェイクすることで大ダメージと精神的外傷を与える技の三種。
「以上で説明を終了します」
葉月は地図なと必要な物を手渡し、締めくくりへと移行した。
「人的被害がないとはいえ、相手はご当地怪人。ロシア化が進んだ果てに何があるのかもわかりませんし、何より迷惑であることに違いはありません。どうか新潟の文化を守るため、時間をかけてでも修復していくことができるよう、全力で灼滅して来て下さい。何よりも無事に帰ってきて下さいね? 約束ですよ?」
参加者 | |
---|---|
橘・瞬兵(蒼月の祓魔師・d00616) |
風間・薫(似て非なる愚沌・d01068) |
笹銀・鐐(赫月ノ銀嶺・d04707) |
人形塚・静(長州小町・d11587) |
異叢・流人(白烏・d13451) |
乱獅子・紗矢(獅子心乙女・d13748) |
クリミネル・イェーガー(迷える猟犬・d14977) |
客人・塞(荒吐・d20320) |
●ロシア化計画・マトリョーシカの軍勢
ロシア怪人たちの魔の手が迫る、新潟。
観光客の想い出を故郷へと送る土産物屋にも、ロシアの影は迫っていた。
今はまだ、全てが染められたわけではない。染めさせる訳にはいかないと、灼滅者たちは行動近くにある土産物屋にやって来た。
陽光に鈍くきらめく古式ゆかしい木造りの建物とは対照的に、整備された公道では忙しなく車が行き交っている。誰もがロシア色に染まろうとしていることなど知らぬまま、日々の営みや観光に勤しんでいるのだろう。
故に、守らねばならない。何としてでも、新潟が新潟であるために……。
「次はここかー」
……土産物屋で待機すること十数分。灼滅者たちの前に、マトリョーシカのような体に手足の生えているロシア怪人……マトリョーシカ怪人マトリョシェイカーが落ち着いた足取りでやって来た。
視線を送る彼らに構わず土産物屋に入ろうとしたマトリョシェイカーの進路を、笹銀・鐐(赫月ノ銀嶺・d04707)が塞いでいく。
小首を傾げるマトリョシェイカーに、落ち着いた物腰で問いかけていく。
「マトリョーシカを配り歩いてるのがいる、と聞いたよ。貴方がそうなのか? 一つ見せてくれないか?」
「そうなのかー。もちろん、見せてあげるのかー」
どこかとぼけた調子で取り出されたマトリョーシカ人形は華美には飾らない。落ち着いた色彩と風味を持つ逸品。
「昔家にもあったよ、結構好きだった……」
「それは良いことかー。これからも良さを広めて欲しいんかー……?」
「だが、人の故郷を侵すのは頂けんな!」
「まとっ!?」
突然の変化に驚くマトリョシェイカー。
すかさず風間・薫(似て非なる愚沌・d01068)が歩み出て、土産物屋と隣の店の間にある裏路地を指し示す。
「ちょっと人気の無い所に行こうや。誰かに流れ弾当たったらうちらはまぁ……仕方ないけど、ロシアの魅力が台無しやで? 皆嫌いになってしまう」
「敵であったかー。でも、その意見には賛成なのかー」
素直に応じてくれたマトリョシェイカーを引き連れて、一行はひと気のない裏路地へ。
半ばまで到達した後に、顔を見合わせ距離を取る。
「暗示等かけず、確りと正規の手続きを行えば印象等そうそうな事でも無い限り悪くなる事は無いと言うのに……」
素早く準備を整えていくさなか、異叢・流人(白烏・d13451)が小さな溜息を。
ご当地怪人は律儀な所があるが故、簡単に全てを否定しきれない。
一般市民に手を出さない心意気は称賛にすら値する……が、日本独自の文化を侵食するのはいただけない。
「まぁ、仕方ない。敵として現れた以上、こちらも戦うまでだ」
故に思考を切り替えて、禁忌の四文字を持つ黒槍を握りしめる。
信念に恥じない戦いを繰り広げんと、切っ先をマトリョシェイカーへと向けていく。
「では、行くぞ!」
「かかってくるのかー」
「二つ聞いてエェか?」
出鼻をくじく形で、鋼糸を引くクリミネル・イェーガー(迷える猟犬・d14977)が声を上げた。
「なんなのかー?」
「オホーツク海で業大老と戦ったんか? そして業大老はどうなったんや?」
特に嫌がる様子を見せずに考え始めたマトリョシェイカー。新たな風が裏路地を吹き抜けた時、首と思しき場所を横に振る。
「知らないかー」
「そうか……」
――それにて、問答の時間はおしまい。
改めて互いに距離を測る……にらみ合いの時間が訪れる。
「御許に仕える事を赦したまえ……」
橘・瞬兵(蒼月の祓魔師・d00616)がコードを響かせ、青の濃淡が特徴的なタートルネック、ノースリーブの装束に武装した時、互いに弾けるように駆け出した。
公道にほど近い裏路地の、暖かな陽光が降り注ぐ場所。文化を守るための戦いが開幕する!
●マトリョーシカ怪人マトリョシェイカー!
「まずは準備と行こうか!」
静かな言葉とともに、鐐が霧を広げていく。
人形塚・静(長州小町・d11587)は霧に身を隠しながらマトリョシェイカーに肉薄し、鞘から刀を引き抜いた。
「行くわよっ!」
「まとっ!」
描こうとした軌跡は、円。
半ばにて途切れたのは、マトリョシェイカーの手が受け止めたから。
「住民を傷つけない為に配慮する精神があるのなら、正々堂々とご当地の名産物を出せば良いだろうに」
側面へと回りこんでいた流人が、すかさず黒槍を右足めがけて突き出した。
「この方法が一番良いと思ったかー!」
刀を弾くついでのバックステップによって、槍は地面を貫いた。
引き抜きながら自身もバックステップを刻んだ後、着地点には木の板が。
「っ!」
否。
マトリョーシカ人形の底が流人を捉えた。
気づいた頃にはもう、彼は内部に囚われていた。
「マトリョーシカでお仕置きかー」
後はシェイク、とにかくシェイク!
十秒も経たない内に開放されるも、ふらついた様子から大きなダメージを受けたことは想像に難くはない。
それは、前衛陣全員にとって同様だ。
皆、足元をふらつかせながら必死に焦点を合わせている。
いち早く正常な視界を取り戻した守護の片翼を担う客人・塞(荒吐・d20320)は、追撃はさせない、させるとしても己が受け持つと、マトリョシェイカーの正面へと潜り込む。
「行くぞ!」
静かに意識を誘導しつつ、体勢を整えんとしている流人に大自然の力を送り込む。さなかにもマトリョシェイカーからは目を逸らさず、盾を全面へと押し出して……。
「もう一回かー!」
不意に、足元に違和感を覚えた。
確認する暇もなく視界が闇に閉ざされた。
「マトリョーシカで反省するかー!」
「くっ」
軽い浮遊感の後、上へ下へ左へ右へ前へ後ろへ縦横無尽。激しく体をシェイクされ、開放される頃には焦点を定めることすらおぼつかない状態へと追い込まれた。
「だが……」
軽い嘔吐感を覚えながらも深呼吸。肉体の芯まで刻まれた痛みを静かに和らげて行く。
立ち向かう意思だけは折らず、マトリョシェイカーがいると思しき場所を焦点の合わぬ瞳で睨みつけていく。
マトリョシェイカーが行おうとしているのは、ご当地感情の改竄。見た目こそそこまで悪質ではないにせよ、意外と怖いことに思える。
「……しかし、まさかとは思うけど、外側を倒したらまた中から怪人が……ってことはないだろうな」
「ないかー!」
ふと浮かんだ疑問を口にしたならば、素早くマトリョシェイカーは外の体を持ち上げた。
中には新たなマトリョーシカ。もっとも、生物としての気配はない。
「くっ、なかなか癖のあるやつみたいだな」
軽口を叩きつつ、塞は体勢を整えた。
治療しながら最前線を支えると、再び盾を全面に押し出して……。
ご当地怪人が最終的に世界征服を企んでいるのは知っていた。が、その為に他国にまでやって来たにしてはやっていることが地味。
決して派手な征服活動が見たいわけじゃないけれど……と、待機のさなかにつぶやいていた瞬兵。
放置はできないから頑張ると意気込み挑んだ戦い。後方にて治療を担う役についた彼の瞳の中、マトリョシェイカーの体内から放たれた小さなマトリョーシカ人形の群れが前衛陣へと襲いかかった。
小さなマトリョーシカ人形は前衛陣に体当たりをかました後、マトリョシェイカーの体内へと戻っていく。
一方、前衛陣の動きは若干鈍くなっているように思われた。
「今、治療するよ。痛みも、心も……」
優しい、優しい風をなびかせて、前衛陣の痛みを消していく。
覚えた重圧を和らげ、再び立ち向かえる状態へと戻していく。
「僕が支えるから、みんなは全力で戦って」
「……恩に着る」
痛みが和らいでいくのを感じながら、薫は手元に溜めたオーラを撃ちだした。
右腕をかすめていくさまを眺めた後、静かな声音で問いかけていく。
「愛しすぎるって辛いな、怪人さん?」
「そうでもないかー?」
小首と思しき場所を傾げたマトリョシェイカー。再び流人へと向き直り、その体をマトリョーシカ人形の中へと閉ざしていく。
「ほらよ。俺も支えるから、よろしく頼むな」
すかさず乱獅子・紗矢(獅子心乙女・d13748)が符を投げ渡し、重圧に耐えるための加護も与えていく。
更に、マトリョシェイカーへと向き直った。
「しかし、やってることがショボイな!」
「なんだとかー!?」
以前、マトリョーシカに関するロシア怪人を倒した紗矢。別の個体であれど共通点を見出したか、あるいは単純に行動がショボイと思っただけか。
いずれにせよマトリョシェイカーの琴線に触れてしまったのだろう。墨色の瞳が、紗矢を強く睨みつけた。
もっとも、紗矢はさほど気にしない。ただただ戦場を観察し、治療が必要な物を見定めていく……。
前衛をマトリョーシカに閉じ込める、小さなマトリョーシカ人形の群れを放つ。そして、マトリョーシカ人形を棍棒に見立てての殴打。
どれもが厄介な付加効果を持ち、力量差故か避けられない事のほうが多い。
幸いなのは、威力そのものは破壊力に優れる者たちほどではない点。紗矢は素早く風を起こし、マトリョーシカシェイクを受けた前衛陣を治療する。
塞は口元を抑えながらもいち早く焦点を定め、深く息を吐いて行く。
「大丈夫、まだ大丈夫……!」
少なくとも殴打だけは己が受け持たねばならぬから、マトリョシェイカーの真正面からは退かない。
故に攻め続けることができるのだと、体勢を整えなおしたクリミネルは後方へと回りこんだ。
「……!!」
戦いの前。ご当地怪人は執着心があるから強いのは分かる。だが、土産物屋が人形だけで、もし売れなかったら店が潰れて地域経済によろしくない……と、静かな溜息を吐いていた彼女。
戦いのさなかにあっては思考を切り替え、言葉もなく爪へと変えた鋼糸を振り下ろす。マトリョシェイカーの背中に、消すことのできない傷を刻んでいく。
「まとっ!?」
「……」
驚く様子に、更に一歩距離を詰めた。
後方に違和感を覚えても前方に立つ灼滅者への対応で精一杯な様子なマトリョシェイカーに、幾本にも分けた影を差し向ける。
「まと、かー……!」
「……」
手足を、胴体を、影が強く、強く縛り付けた。
即座に力を込め、いびつな綱引きを始めていく。
側面へと回り混んでいた静は、素早く前に踏み込んだ。
刀を下から上へと振り上げて、癒やすことのできない一本傷をマトリョシェイカーに刻んでいく。
「文化を乗っ取ろうなんて絶対に許さない。覚悟しなさい!」
「かー……!」
怒りに燃えるも満足に動けぬマトリョシェイカーを、静かな瞳で見据えていく。
刃に込めしは煌き。
見据えしは刃が辿るべき軌跡。
腰を落とし、刀を構え、横一閃!
「……」
静かに細めた瞳の中、マトリョシェイカー内部に収められていた小さなマトリョーシカ人形が幾つか砕け消えていく。
数多の力が重なり動きを鈍らせたマトリョシェイカーに対し、灼滅者たちの傷も多い。
深い、ではないことを幸いに、戦いは終盤戦へと突入する……。
●マトリョーシカよ永遠に
槍を静かに構え直しつつ、薫は問いかける。
「一位じゃなきゃ駄目なんか? 二位じゃ駄目なんか?」
「一位を目指す心意気こそが大事なのかー」
即座に繰り出された返答を前にして、薫は構わず駆け出した。
影にがんじがらめにされながらも動こうとするマトリョシェイカーに、穂先を力強く突き出していく。
「その土地その土地に愛があるのは分かる、せやから止めるで。だってその土地には皆の愛があるさかい。……あんさんにだって分かるはずや」
木の間に差し込んだ後、下から上へと切り上げた。
されど、マトリョシェイカーは怯まない、揺るがない。
「新たな愛もいいものかー」
「ただの押し付けじゃねーか!」
怒鳴り紗矢は連射した。
爆炎を込めし弾丸を!
着弾とともに爆裂し炎を吹き上がらせていく弾丸に対し、マトリョシェイカーの動きは鈍い。
ダメージか、影か……いずれにせよ治療の必要はないだろうと、瞬兵は光を放つ。
「もうすぐのはずだから……一気に畳み掛けていこう!」
「ああ」
「かー……」
抜けだそうともがくマトリョシェイカーに静かな視線を送りつつ、流人が杖をフルスイング!
消せない傷へと叩きつけた後、魔力を爆発させていく。
震え体勢を整えられぬ懐には、クリミネルが飛び込んだ。
「っ!」
紅の爪で描きし一撃は、亀裂を更に広げていく。
増やした弱点はこの場所だと、続く仲間に伝えていく。
数多の攻撃が集い、対処に追われ、マトリョシェイカーは動けない。
次で決めると腰を落とし、紅の煌きが滴り落ちる白銀の魔剣には魔力を込め、鐐は強く口調で問いかけた。
「マトリョーシカの起源は日本の入れ子人形だ。第一号のある、セルギエフ博物館の説明も見ていないのか!?」
「それでも、今は、ロシアの名産かー」
他国の文化を取り入れ、己の国の文化と為す。
どこの国でも当たり前に行われていることだと、マトリョシェイカーは続けた。
「土産物屋のこけし達を見なかったのか!? 愛するモノの親族を侵そうとしていることに気づけ、阿呆が!」
「戦争って哀しいものなのかー」
更なる文化の系譜を指摘しても、マトリョシェイカーは揺るがない。
譲れないものがあるならば、勝利によって示すしかない。
だからこそ、マトリョシェイカーは影を引きちぎる……が!
「産みの親が、兄妹がいる地を穢そうなどとマトリョーシカが許すものか。お前は私欲で愛するモノを利用しようとした。それが敗因だ」
もう遅いと、鐐が傷の中に魔剣の先端を差し込んだ。
内部に触れるとともに魔力を爆散させ、マトリョシェイカーを粉砕する。
「かー……敗北したかー……けれど……マトリョーシカ……は……世界一……かー!!」
最後まで言葉を紡ぎ続けた顔もまた、地面へと落ちるとともに砕け消滅する。
後には何も残らない。恐らく、マトリョシェイカーが各地に設置して回ったマトリョーシカ人形以外は……。
戦場となった裏路地を整え、傷を癒やした後、静が元気よく提案した。
「少し観光していかない? 戦いまで、結構バタバタしてたし」
「そうだな。帰るにせよ休みながらになるし……良いかもしれない」
いち早く塞が頷き返し、残る者たちも続いていく。
マトリョーシカ人形ではない、正しい新潟を知るために、意気揚々と歩き出す!
活気あふれる新潟の街へ。
観光客を待つ人々のもとへ!
本来の新潟を心ゆくまで満喫し、想い出に留めること。正しい新潟の姿を記憶すること!
それもまたきっと、ロシア化計画に対抗する策なのだから……。
作者:飛翔優 |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2013年10月20日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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