彼と彼女のDistance

    作者:佐伯都

     放課後、講堂へ続く渡り廊下に人影はなかった。
     応援団団長の斯波・英明(しば・ひであき)は廊下の半ばで立ち止まる。引き戸を閉じて顔を上げた女子生徒が、かすかに息を呑んだのが見えた。
    「……」
     講堂に向かうらしい桐生・恵(きりゅう・めぐみ)は小さく目礼だけを返し、英明の横をすりぬけて行こうとする。
    「……ちょぉ、待てよ」
     肩越しに振り返ってみても、恵はまっすぐ前を向いたままこちらを見ようともしない。一体いつからこんな風に。
    「この前の、合同練習の学校。あそことやるのもう止めろ」
    「突然何かと思えば……意味がわからない」
    「あそこの部長の遠野って奴、ろくでもねえ。終わった後何言ってたか知ってんのか?」
    「……そんなもの知らないし、第一それは先生方が決めることよ。貴方が口出しする権利もない」
     まるで断ちきるような口調で恵は言い捨てた。待てよ、とその細い背を追いかけた腕が小気味よい音を立てて振り払われる。
     宙を掴んだ右手。
    「さわらないで。……迷惑なのよ、近づかれるの」
     どういう意味だろう。一体いつから。こんなに距離が。
    「知ってる? うちの応援団はどこかのヤクザみたいだって言われてるの。今の団長になる前はまともだったのにって皆そう言ってる」
     ……言われている意味がよくわからない。ずきりと頭頂に痛みが走る。一体何なのか、この前から頭を触るとごつごつと角のように硬い感触ができていた。
    「なんだよそれ。意味わかんね」
     ……ここの美人部長、脱いだら凄そうだと思わね?
     いいですねいいですね、どこかにカメラでも仕掛けてネットに……。
    「ひとが折角忠告してやってんのに」
     何かが、ふつりと切れる音を聞いたような気がする。もしこの拳を思うさま叩きおろしたら、どんな光景が見られるだろう?
    「とにかく、迷惑なの。もう昔みたいに気安く声かけないで――」
     鋭く振り返った彼女の言葉がそこで途切れる。驚愕に見開かれた瞳に黒曜石の角を持つ鬼が見えた。
     それが自分である現実に、英明はまだ気がついていない。
     
    ●彼と彼女のDistance
     とある高校の応援団長が幼なじみの目の前で羅刹に堕ちかけてる、と成宮・樹(高校生エクスブレイン・dn0159)が切り出した。
    「名前は斯波・英明、二年だけどちょっとその年齢には見えないくらい体格がごつくてデカイ。性格もいわゆる親分肌ってやつだから、羅刹に堕ちるのも納得と言うか……」
     とは言っても彼の場合、まだ闇墜ちは完成されていない。しかも成績優秀かつ美人水泳部長として知られる幼なじみの目の前での闇墜ちであり、このまま放置すれば確実に彼女は最初の犠牲者になるだろう。
    「幼なじみは水泳部部長で桐生・恵って言うんだけど、校内では高嶺の花扱いの美人だ。英明と並んだら、まんま美女と野獣って感じ」
     実際、ごつい外見と豪快な性格が裏目に出て、誤解されることはかなり多い。
     しかし今時少なくなった親分肌の気質に憧れる者や、一度面倒を見た者は決して見捨てない性格に惚れこみ、彼が団長を務める応援団に入る者もまた、少なくない。
    「そんなだから、応援団はヤクザみたいだって余計誤解されるらしい。幼稚園の頃から英明を知ってる恵も、それが受け入れられないみたいだ」
     想像もつかないが、中学に上がる頃まで、英明は頻繁に入退院を繰り返す病弱な少年だった。
    「随分気にかけてやってたみたいなんだよね。でも病弱だとしても男だからさ、色々よくなれば早かれ遅かれ女より頑丈になるもんなんだけど」
     そこらへん、複雑な女心ってやつかもしれない、と樹はやるせなさそうな顔をした。いつのまにか本人同士もよくわからないまま、妙な距離が生まれていたのだろう。
    「……ともあれ、急げば英明が恵を手にかける前に介入できるから、ひとつ頼むよ」
     だが初撃として繰り出す鬼神変の間合いから、恵を逃がすのは不可能だ。盾となり割り込むか、何らかの手段で英明の初撃を封じるか、二つに一つ。
     英明は神薙使いのものに酷似したサイキックとシャウトを行使するが、もし有効な説得ができれば有利に戦闘を行えるだろう。
    「体格からも想像できるけど、殴られたら相当痛いから注意してほしい」
     頼んだよ、と樹は最後にもう一度繰り返した。


    参加者
    ジャック・アルバートン(ヒューマノイドヘビータンク・d00663)
    芹澤・朱祢(白狐・d01004)
    マリア・スズキ(悪魔殺し・d03944)
    御盾崎・力生(ホワイトイージス・d04166)
    天地・玲仁(哀歌奏でし・d13424)
    相馬・貴子(高でもひゅー・d17517)
    雛護・美鶴(中学生神薙使い・d20700)
    武雷・拳人(覇道の拳・d21544)

    ■リプレイ

    ●目に見えないもの
     校舎と講堂に挟まれた細長い中庭には、放課後のせいもあるのか全く人目はない。灼滅者たちは各々、戦場となる渡り廊下へと急ぐ。
     長い髪を揺らして羅刹を振り返る女子生徒が、相馬・貴子(高でもひゅー・d17517)の視界に入った。
    「走るよてぃー太!」
     そのまま飛び出してゆく背中と自らの霊犬をも見送り、マリア・スズキ(悪魔殺し・d03944)はその場で芝生を踏み鳴らし立ち止まる。
    「……させない、よ」
     カードを解放しすぐさまホーミングバレットの構えに入った。
     そして貴子とは別方向、渡り廊下へと落ちてくる人影。
    「さあ、始まりだ」
    「雛護、頼むな!」
    「了解!」
     渡り廊下の屋根にいた御盾崎・力生(ホワイトイージス・d04166)と共に頭上から強襲する形で、芹澤・朱祢(白狐・d01004)は雛護・美鶴(中学生神薙使い・d20700)へ叫ぶ。
     瞬間、羅刹の右腕が急激に膨れあがった。
    「おい斯波・英明、あんたに話がある!」
     背後から大喝してきた武雷・拳人(覇道の拳・d21544)の声に、羅刹は明らかに肩を揺らした。しかし恵へ叩き下ろされようとしている拳は、止まらない。
     間に合うか、と貴子とは逆方向から走り寄るジャック・アルバートン(ヒューマノイドヘビータンク・d00663)は一瞬眉根を寄せるが、流星のようにマリアのホーミングバレットが吸い込まれたのがすべての始まり。
     何もかもがスローモーションで進んでいるかのように思えた。
     轟音じみた雄叫びと共に、恵を粉砕するはずだった鬼神変。
     拳人の呼びかけと死角から強襲した朱祢の影縛りがその手元を大きく狂わせ、さらにわずかな間合いの中へ飛び込んできた力生と貴子が恵の前に立ちはだかる。
     なかなかの打ち込みではあるが、力生が膝をつく程でもない。
     絶妙のタイミングですべりこんだ美鶴が恵をかっさらう勢いで抱きとめて離脱し、拳を受けた力生へ天地・玲仁(哀歌奏でし・d13424)がすぐさまエンジェリックボイスを飛ばした。
    「桐生の姉御には安全のためちょーっと下がっててもらうッスー!」
     拳人が明確に名を呼び、貴子がおそろしく端的に表現したこの状況。
     それを今この場の英明と恵がどう考えたのかは本人にしかわからない、しかし。
    「英明?」
     常人ならざる脚力でその場を離れる美鶴の腕の中、稲妻に討たれたような顔で恵が悲鳴をあげる。
    「英明!」
     まるで救いを求めるように、あるいは救いを求める誰かの手を掴もうとするかのように恵の腕が伸びた。
     そして野獣そのものの唸り声をあげ、英明であるはずの羅刹はその瞬間。
    「ハナ、セ」
     今、確かに。
    「キリュウ、オ、カエセ――」
     どこか身が震えるような思いで力生は羅刹を見る。
    「キリュウ、ニ――サワ、ルナ」
     意志あるヒトの言葉を発した。

    ●拳で測れないもの
    「何があったの、英明!」
    「暴れないで恵ちゃん、ちょっ……あの、ほんと、危ないから!」
    「英明!!」
     ある意味緊急事態になったことを悟り、美鶴は慌てて恵を芝生へ下ろす。
     まだ射線が通るうえ声すら届く位置にいるが、英明が『桐生を返せ』と発言している以上、美鶴らへはさておき恵に攻撃を加えるとは思えなかった。
    「お前は、頭に血ィ上りすぎ」
     他に、その瞬間の驚きを朱祢はどう言い表せば良かったのだろう。その顔には言葉に反しやや苦笑めいた表情が浮かんでいる。
    「だってこんなにも、お互い気に掛けてんじゃん」
    「俺達がひとつ、活を入れてやるとしよう」
     がちりと両拳を打ち合わせ、ジャックが首肯する。
     全く予期せぬ、しかしどこかで確実に閃いていたような気もする、難解な問いの答え。
     以前彼女に助けられた経験から人情に厚い性格に、そして今度は自分が彼女を助けられるようになりたいのではないのか……そんなジャックの推測はいきなり正解を引き当てた。
     闇墜ちの混乱から一瞬で人間の意識を呼び醒ますほどに、彼の中で恵の存在は大きいのだ。
    「……強くなったの、こんな事、するため?」
    「ハナセ」
    「大丈夫、貴方は、戻れる」
     たとえヒトにあらざる角を備えた異形になり果てていようと、まだ間に合う。
    「ソコオ、ドケ」
    「思い出して。貴方の、本当に」
     人間の、誰かを思う心がまだそこに残っているなら間に合う。制約の弾丸を放つべく、マリアは契約の指輪をかざした。
    「大切なものは、何?」
     獣の咆哮が耳をつんざく。英明は、灼滅者を排除すべき相手と認識したようだった。
     今はそれでいい、と力生は冷静に判断する。
    「何にせよこういうのは、紳士的とは言えないな」
     どのみち一度始まればヒトの部分が残っているうち灼滅者に倒されるか、もしくは堕ちきってしまうまで闇墜ちは止まらない。一方通行の坂道を最後まで転げ落ちていくか、力づくで止めるかの二つに一つ。
    「オオオァアッ」
     立て続けに打ち込まれる拳を霊犬・てぃー太と共に耐えきり、お返しとばかりに貴子はシールドバッシュを見舞う。
    「攻撃と鬱憤の矛先はこっちにどーぞっ」
    「ま、ここで状況をのんびり説明してるわけにもいかねーし、俺らでちょっと発散しとこーぜ?」
     英明をレーヴァテインで打ち払った朱祢はあくまで飄々とした態度を崩さない。玲仁が後方から適宜回復と攻撃を使い分けて戦闘を支えてくれていることも大きいが、英明が恵には手を出さないはずだという安心はさらに重要だった。
    「やめとけよ、あんたはまだ戻れる」
     ドラゴンパワーで痛打に備え、拳人はやや腰を落として英明を見上げる。
    「ぐだぐだ理屈を探すのは性に合わねえや――オレは英明も桐生も、どっちも助けてえ」

    ●言葉にならないもの
    「英明みたいに、きっかけがあったわけじゃねえ。気に入らねえヤツみんなぶっ飛ばせば、いい気分になれるって思ってた」
     正気と狂気の狭間にいる目と、視線が絡んだ。
    「結局オレは他人を傷つけただけだった。逆らったヤツが這いつくばってるのを見ても、面白くも何ともなかった」
     英明だけではない、恵の視線も感じる。
     伝わればいい。皆一様に堕ちるのではなく救われる者がいて、状況も立場も違えど救われた者がここにいて、そしてそこに立つ彼等は救いだす者だということを。
     咆哮と一緒に何のてらいもないストレートが飛んできて、拳人は無理矢理身体をよじるようにして避けた。
    「だから、ここらへんでやめとけ」
     手負いの獣に似た唸り声が聞こえる。英明の中で何かがせめぎあっているのか、攻撃の間隔が広がりつつあった。
    「傷つけたり、誰かを泣かせる以外の使い道があんたの拳にはあるはずだ!」
    「ウオオォオッ」
     五月蠅い、とばかりに振り回される巨木じみた腕を己のそれでがっちりと受け止め、ジャックはあえて一歩を踏み込む。受け止めたあげくさらに踏み込まれるとは思っていなかったようで英明が目を剥いた。
    「良い拳だ」
     だが、まだ足りない。こんなものでは全然足りていない。
     大振りだった英明の腕を見事な身体のこなしで捌き、流れるように右拳を引く。
    「目を覚ませ」
     衝動くらい飼いならせ、守りたいものを持つ男ならば。
     静かに低い、有無を言わせぬジャックの一喝と共に繰り出された鋼鉄拳は英明の鳩尾へ決まり、彼とさほど変わらぬように思える巨体が吹っ飛んだ。
    「英明くん、昔恵ちゃんが気にかけてくれた事、きっと感謝してるんじゃないのかな」
     それこそ、今度は自分が守ろうと、恩返しがしたいと思うほどに。
     芝生に座り込んだまま、食い入るように渡り廊下の様子を見つめる恵の肩へ美鶴が手を置く。
    「だから今度は自分なりのやり方で守ろうとしていたんだと思うよ」
    「……悔しかった」
     深くうつむいた恵の横顔を黒髪が覆った。
    「え?」
    「英明のこと何も知らないくせに、ずっと、ヤクザみたいなんて勝手な事ばかり……そんなの違うのに、何も言わないし、私にも違うって言わないし」
     確かに、気にかけていた相手が悪く言われれば良い気分はしない。
     あえて周囲からの評価を言うことで、英明に否定してほしかったのだろう。あるいはただ、変わってしまったように見えても、変わっていない部分もあるという確信を得たかったのかもしれない。
    「皆に誤解されたままなのが、悔しくて悔しくて」
     秋色の芝生に爪を立てる指。
    「否定しないって事はもしかして本当に、なんて思いかけてる自分が、心底情けなくて自棄になってひどいこと言って」
     丸い染みがひとつ、手の甲へ落ちた。

    ●未だ語られないもの
    「なのに」
     一瞬の空白、そこには海より深い悔恨がある。
    「――それなのに英明は、かえせ、って」
    「……」
     灼滅者の素質やら闇墜ちの理屈やらを彼女が知っていようはずもなかったが、彼等の間に長く培われてきたものとその時間を考えれば、自分の言葉が決定的な何かの引き金だった、という結論に至るのは難しくないのかもしれない。
     いつのまにか玲仁が恵のすぐ目の前へ立っていた。
    「斯波にはまだ、桐生の力が必要だ」
    「――」
    「斯波が誤解されやすいなら、桐生が守ってやれ」
    「英明はどうなるんですか」
     何が起こったのか彼女はわからない。でも、『何か』が起こっていることは判っている。
     胸の内の確信とは逆に玲仁は曖昧な言い方をした。
    「さあ?――」
     つくづく、この二人は不器用なところが恐ろしいくらいに似ている。とはいえ、器用に生きることが正しいとも限らない。
    「それは多分、斯波と桐生次第、だろうな」
     言い置いた玲仁の視線の先では幕引きが近かった。
     ぼろぼろになった英明が大きくよろめき、渡り廊下の柱に手をつく。
    「きみも本当はわかっているはずだ」
     言葉にされなかったもの、まだ確かにそこにあると信じられるもの。
     力生は傾く天秤の先を強く確信し右手を上げる。
    「光が、きみを裁くだろう」
     白く輝く光がまっすぐに英明を射貫き、ぐらりと巨体が傾いた。
    「英明!」
    「あ、めぐ……あー、ま、まあいっか、な?」
     駆けだしていってしまった恵をなぜか制止できずに見送り、美鶴はそろそろと玲仁の顔色を伺う。
    「全く、不器用な」 
     でも、悪くない。
    「英明!」
    「落ち着い……た?」
     意識を失った英明に駆け寄った恵へ、殲術道具をおさめたマリアが近づいた。頭頂からつきだしていた禍々しい黒曜石の角はすでに跡形もない。
    「外見や周りの環境は大きく変わっても、自分の性分、中身ってそんなに大きく変わってない気がしないー?」
     尻尾を振って足元にまとわりつくてぃー太をあやしてやりながら、貴子は恵の隣に膝をついた。今更ながら白鉢巻に黒いドッグウェア姿に気がついて、恵が笑みをこぼす。
    「昔の自分を覚えていてくれる人がいる、とかさ。私はそういうのもう何も無いから、羨ましい」
    「……」
     それからしばらくの後、英明は目を覚ました。
    「うぎぎぎぎなんかしんみりするー! リア充熱々に爆発しろー!」
    「りあじゅう、ってなんだよ……」
     やや痛むのか頭に手をやりながら英明が貴子へ呻く。どうやらリア充がなんたるかを英明は知らぬようだ。
    「リアル、毎日の生活が充実してるって事よ。英明そのもののことじゃない」
    「……そーか」
     一瞬恵の物言いに戸惑うような顔をしたものの、英明はその微妙にズレた説明であっさり納得したらしい。恵は意味を知っているはずだが表情も変えずこんな説明をしたということは、そういう感情が絡む関係ではない、ということを言外に示したかったのだろう。
     自分たちがお膳立てできるのはここまで、とばかりに朱祢が服の汚れを払う。
    「ま、とにかく、うだうだ言わねーで話しあってみろよ。お前らが、自分で言わないと、意味ねーよ」
     朱祢から見ればどちらもあとひとつ言葉が足りないだけであって、気持ちそのものに互いが考えているほどの距離などないのだ。

    「……一応武蔵坂のことは伝えたが、斯波がどうするか」
    「まあ、そのことも含め大丈夫だろう。ちゃんと互いの話を聞けば和解できるはずだからな」
     肩越しに、もうすっかり遠くなった校舎を振り返る玲仁の肩をジャックが軽く叩いた。
    「しかし斯波と桐生はこう、もう少し、違ったものを想像していたのだが」
    「男女の友情なんて、存在しないって言うけど……」
     どうなんだろね、と貴子は首をひねる。
    「何にせよ無事救出できた。あの様子ならもう大丈夫だろう」
    「……」
     力生の言葉にマリアがひとつ首肯した。後悔してからでは遅い、辛いことがこの世にはいくらでもあるが、あの二人ならもう大丈夫なはずだ。

    作者:佐伯都 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2013年10月30日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
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