猛り狂う弁天様

    作者:陵かなめ

    「舐めた真似、しくさってェ」
    「消えろ、ボケがァ」
     口汚い言葉を吐きながら、時彦は足元に転がる男に鉄パイプをめいっぱい振り下ろした。きっかけは、些細な喧嘩だった。そのうち殴るのが楽しくなり、謝罪を口にする相手を無視して殴り続けていた。
    「兄貴ィ、そろそろ……」
    「本当に死んじまいますよ。今日はどうしたんです? いつもより気合入ってますねェ」
     後ろで控えていた子分が、恐々時彦を止めに入る。
    「んだとぉ? 背中の弁天様が、うずいてショーがねぇんだよぉ」
     気分良く殴っていたところに水を差されたのが気に食わなかったのか、時彦は部下の男達も殴り飛ばした。
     それにしても、背中が熱い。
     一面に彫られた弁天様の刺青が、燃えるように熱くて。
    「ァアア、そうだ。もっと、殴りてぇ」
     力を抑えることができない。
    「俺の、力が、まだ足りねぇ。どこだ? 俺の力は――」
     もう敵も子分も関係ない。羅刹となった時彦は、目に見えるものすべてを破壊しにかかった。
     
    ●依頼
    「もう知っている人もいると思うけど、最近、刺青を持つ人が羅刹化する事件が発生し始めているんだよ」
     須藤・まりん(中学生エクスブレイン・dn0003)は教室に集まった皆を見回し、説明を始めた。
     原因は判明していないが、その裏には強力な羅刹の動きも確認されているという。だが、原因は何であれ、羅刹による被害は防がねばならないだろう。
    「今回察知したのは、真夜中の商店街の路地裏で喧嘩しているヤクザの人なんだ。時彦と名乗っているようだよ。暗い路地裏だし相手はヤクザだし、色々思うところはあるかもしれないけど、よろしくお願いするね」
     まりんは次に、具体的な説明に移った。
    「時彦さんは、完全な羅刹になる前に攻撃してKOすると、羅刹として復活するんだよ」
     したがって、羅刹になる前に戦う場所に連れて行き、そこでKOした後、復活した刺青羅刹との戦闘、ということになるだろう。
    「彼は殴ることが楽しくなっちゃってるから、はっきり喧嘩を吹っかけたりしたらついて来ると思うんだ。狭い裏路地を抜けると空き地が広がっているから、そこが戦闘場所としては最適かな」
     また、そばにいる時彦の子分がついて来ないよう工夫が必要になる。時彦には効かないが、子分には一般人対象のESPも有効だ。
    「KO後復活した刺青羅刹は、神薙使い相当のサイキックを使ってくるからね。あと、日本刀も持っているようだから、注意して」
     最後に、まりんは表情を引き締め、念を押すように付け加えた。
    「刺青と羅刹の関係は分かってないけど、この羅刹を巡って巨大な羅刹が動いている可能性があるんだ。時間をかけすぎたり、派手に周りの注目を集めすぎたりすると、思いもよらない強敵が現れるかもしれないよ」
     だから、充分に注意してと、皆を見回す。
    「皆で協力して、無事帰ってきてね」
     まりんはそう、締めくくった。


    参加者
    篠雨・麗終(夜宵の咎荊・d00320)
    櫻枝・花音(幻想のほうき星・d02469)
    櫻枝・弧月(黄昏の月・d02671)
    姫宮・杠葉(月影の星想曲・d02707)
    草壁・悠斗(蒼雷の牙・d03622)
    華槻・灯倭(紡ぎ・d06983)
    天宮・黒斗(黒の残滓・d10986)
    リステア・セリファ(デルフィニウム・d11201)

    ■リプレイ

    ●作戦
     日が落ちてからずいぶん経った。人の通らない寂しい空き地では、灼滅者達が身を潜めていた。
    「こういうのって、ちょっとどきどきするね……!」
     櫻枝・花音(幻想のほうき星・d02469)がこそっと耳打ちすると、櫻枝・弧月(黄昏の月・d02671)が苦笑いを浮かべた。
    「やれやれ、余計なことを言って狙われたりするなよ……花音ねえ」
    「むー、そんな事しないもん。信用ないなー」
     唇を尖らせる花音を見ながら、弧月は腕を組んだ。
    「それにしても、刺青持ちの相次ぐ羅刹化か……」
     今回も、他の羅刹が刺青を狙って来るかもしれない。迅速を心がけようと思う。
    「刺青が闇堕ちのきっかけ? 羅刹佰鬼陣の影響かしら?」
     以前の事件を思い出し、リステア・セリファ(デルフィニウム・d11201)が僅かに首をひねる。
    「刺青が絡む事件、最近増えているようだけどもう少し情報が欲しい所だね」
     だが、今のところは答えようがない。姫宮・杠葉(月影の星想曲・d02707)は公園の入り口に目をやった。いずれにしても、裏世界において、表堅気に手を出しかねない者を消すのも姫宮の仕事だ。それが羅刹ならば、尚の事、捨て置くつもりはない。
    「やれやれ、ただでさえお近づきになりたくない人種の上に刺青の羅刹か」
     これから現れるはずの羅刹を思い、草壁・悠斗(蒼雷の牙・d03622)がため息を漏らした。まあ、大掛かりな刺青を普通の人が入れていたら、それこそおかしな事だから、と、納得するしかないけれども。
     空き地は広く、隅の辺りは暗いが、戦えないほどではない。
    (「これなら、十分戦えるな」)
     カンテラを邪魔にならない場所に置き、天宮・黒斗(黒の残滓・d10986)が路地の様子を伺った。
    「そろそろかな」
     華槻・灯倭(紡ぎ・d06983)が言うと、皆一時、押し黙った。
     手はずでは、羅刹になる時彦をこの空き地まで誘導し、戦うことになっている。時彦の子分がこの空き地へ近づかないよう、念のため、灯倭は身体から殺気を立ち上らせた。
     さて、真夜中の商店街の裏路地にて。
    「消えろ、ボケがァ」
     無抵抗の相手を殴り続けているのが時彦だ。子分二人がその様子をおろおろと見ている。
    「弱い奴ぶん殴って粋がってるなんてちいせえな」
     そんな陰鬱な集団の背後から、篠雨・麗終(夜宵の咎荊・d00320)が声をかけた。
    「あァ?」
     気分良く殴っていたところを邪魔されたのが気に食わなかったのか、時彦が不機嫌な表情で振り向いた。眉を寄せ、口元を歪め、嘗め回すように麗終を睨み付けてくる。
    「は? てめぇ誰よ?」
    「女……? いや、男か? まぁ、どっちでもいいや。お前、消えとけ。今日の兄貴は、ヤバイ」
     突然現れた若い麗終を追い払おうと、子分が近づいて来た。
     だが麗終がそれに従うはずもなく。
    「お前から先に殴り殺されたいか?」
     子分に冷ややかな一瞥をくれただけだった。
     男達の舌打ちが聞こえた。子分二人が拳を握り締めた時、時彦がゆっくりと口を開いた。
    「ほお。ずいぶん威勢がいいじゃねぇか。ガキが、何しに来た?」
    「来いよ。暇つぶしにタイマンしてやる」
     言い捨てて、麗終は顎で時彦を促す。
    「ぷ……、っは、はははは。おいおい、聞いたか? タ、イ、マ、ンだってよ!! こりゃ、ケッサクじゃねーか。この俺に、タイマン勝負だと? はっはっは」
    「はははは。そりゃ、おもしれーですね」
     時彦と子分達は、手を叩いて笑い転げた。
    「っは、あ、さて」
     ひとしきり笑い、時彦が鋭い目つきで顔を上げる。
    「ヤクザもんにケンカ吹っかけるのがどう言うことになるか。お勉強しなきゃな?」
     腹の底からの低い声を出し、麗終を追いかけるように歩き出した。

    ●前哨戦、そして
     ひたひたと、二人の足音が静かな路地に響いていた。もう少し歩けば予定の空き地にたどり着く。
     しかし、その一歩手前で時彦は足を止めた。
    「どうした? 怖気づいたか? まあな、お前は自分より格下しか相手出来ねえもんな。尻尾巻いて帰れよチキン野郎」
     麗終はすぐに相手を挑発し、先を促す。
    「へっ」
     ところが、時彦はその場で完全に足を止めてしまった。
    「俺ァ、殴るのが好きなんだ。殴られるのは嫌いでな。……殺気がぷんぷんしやがる。待ち伏せか? お前、どこの組のモンだ?」
     子分を引き離すために仲間が放った殺気だったが、時彦に警戒心を与えてしまったようだ。
    「おい、おめーら!! ビビッてねーで、こっち来いッ」
     時彦が大声で子分を呼び寄せる。
     まだ空き地までは距離がある。それに、一応、一般人の子分達が来るのはまずい。
     どうするか。一瞬迷った麗終の目の端に、音も無く忍び寄る黒斗の姿が映った。
    「任務を遂行する」
    「は?」
     時彦が声のした方へ振り向いたとき、そこにあったのはサイキックソード・Black Widow Pulsarの軌跡だった。今は一般人の姿をしていても、まったく関係ない。黒斗は躊躇無くBlack Widow Pulsarを振るい、時彦を切り刻む。
    「が……ぁっ」
     その勢いは激しく、時彦は何の抵抗も出来ずに吹き飛んだ。
     黒斗はすぐさま足を踏ん張り、身体の進行方向を強引に変更する。転がった武彦の身体を追い、蹴り上げ、空き地まで飛ばした。
    「強引だねえ」
     転がってきた時彦を見て、悠斗が苦笑いを浮かべる。しかし、その手にはクルセイドソード・ソードダンサーが握られており、霊犬の数珠丸も臨戦態勢をとっている。
    「だが、此方にも事情がある……あまり時間は掛けられないな」
     弧月はすぐに戦場の音を遮断するよう、サウンドシャッターを使った。
     意識を失い動かなくなった時彦を囲むように、仲間が飛び出してくる。
    「子分さんは、ついてこなかったんだね」
     それを確認し、花音がほっと胸をなでおろした。
     ゆらり、空気が変わる。
     切り刻まれ、だらりと下げた腕。あってはならない方向へ曲がった足。生気の感じられない、身体。
     だが時彦は、しっかりと立ち上がり、咆哮を上げた。
    「く、そ、がぁぁぁぁっ。騙し撃ちたぁいい度胸だぁ。ぶっ殺してやらぁぁぁ」
     時彦が憤怒の表情を浮かべる。
    「っつぅうううう。背中が、背中の、弁天様が、熱いィ」
     頭には、黒曜石の角がはっきりと見える。
     今、時彦は羅刹に変わったのだ。
    「KOしてから復活かぁ……ゲームのボス戦じゃないんだから……」
     でも、何だか妙な感じだと思う。灯倭は時彦の来た道へ回り込み、距離を取った。霊犬の一惺を前衛へ送り、自身はスナイパーのポジションに着く。
    「てめーら、全員、皆殺しだらァッ」
     時彦は手にしていた日本刀を抜き、鋭く一閃した。攻撃の範囲内にいた仲間が、一斉に動き出す。避ける、受け止める、かすり傷を負う。様子見の一撃だろうか、それほど威力は感じられなかった。
    「闇討ちや騙し討ちは裏世界の日常……文句があるならば己が力にて私達を消す事だね」
     初撃をひらりとかわし、杠葉が走り出す。まっすぐ敵の正面へ躍り出て、片腕を異形化させた。
    「まずは挨拶代り……力勝負は趣味じゃないけどね」
     言いながら、殴りつける。
    「ガキが、なめるなァ」
     打たれた箇所をかばいながら、時彦も次の撃を繰り出すべく踏み込んできた。だが、すでに杠葉の姿はその場には無く、時彦の一撃は空ぶった。
     代わりに、リステアが走りこんできた。
    「力に溺れているだけの馬鹿……、一番嫌いなタイプね」
     がら空きの背中を狙い、相手を吹き飛ばすように、異形化した腕を叩き付けた。
    「ちっ」
     時彦は吹き飛び、地面に叩きつけられる。だが、決定的なダメージには遠いようで、すぐに態勢を立て直した。

    ●問いかけ
     戦いは続く。
     灯倭は、ウロボロスブレイド・惺絃を敵に巻きつけるようしなやかに伸ばした。
    「ち……ぃ。面倒くせぇもん、使いやがって……!」
     身体に絡みつく刃に、時彦が舌打ちをする。ぎしぎしと身体を拘束し、敵の動きが鈍った。
    「その刺青……どこで、誰に入れて貰ったの? 覚えてる?」
     人の言葉を喋り、反応も言葉で返ってくる。敵の様子をしっかりと見て、灯倭は問いかけた。刺青は、懲罰だったり呪術的な意味合いもあると言うが、時彦の刺青にはどのような意味合いがあるのだろうか。
    「は、ヤクザもんの刺青が、珍しいか、ガキめ!」
     装備がほころび始めた時彦の背には、立派な弁天様が見え隠れしている。だが、時彦は言葉をやり取りする気が無いらしく、それ以上言葉は返ってこなかった。
    「弁天様って豊穣の神様だよね? なんで刺青にしてる人が多いんだろう……?」
     マテリアルロッドを構えた花音が、小首を傾げる。
    「は、うるせぇよ」
     それが敵の耳に入ったのか、時彦が風の刃を花音に飛ばした。
    「きゃっ……」
    「花音ねえっ」
     身構えるよりも先に、弧月が飛び込んでくる。花音を背にかばい、全ての刃を弧月が受け止めた。バリバリと、激しい風の音が衝撃に変わる感覚。防御の姿勢のため顔の前に上げた腕が、小刻みに揺らされるのがわかった。
    「わ、弧月くんナイス♪ でも無理しないでね」
     弧月の傷が大事に至らないことを確認し、花音が笑顔を見せる。
    「さて、反撃と行くか」
    「そうだね、弧月くんの分まで反撃だー!」
     二人はお互いが手にしているマテリアルロッドを確認し、左右に跳んだ。
    「まずは、俺から」
     弧月は、敵の側面へたどり着くと身体を反転させ、めいっぱい地面を蹴る。時彦の斜め上空に飛び上がり、マテリアルロッドで殴りつけた。
     顔をかばうように、腕を上げる羅刹。衝撃を受け止めるため、少なからず下方が無防備になっている。
    「続けて、私もっ」
     その絶妙のタイミングで、花音が一気に距離を詰めてきた。
     躊躇うことなく、ロッドを叩きつける。
     息の合った二連撃に、時彦は顔をゆがめて後方へ飛び退いた。
     そこに待ち構えていたのは、麗終だ。
    「1発だけじゃねえぞ、見切れよ」
     オーラを集中させた拳を構え、足に力を入れる。
    「早いだけじゃなく、痛ぇぞ」
     繰り出した苛烈な連撃は、時彦の身体を容赦なく吹き飛ばした。
     そのころ、悠斗と数珠丸は仲間の回復に飛び回っていた。火力を重視した布陣は、はっきりと敵を追い詰めている。それでも敵から受ける傷は少なくない。数珠丸が軽症の仲間を浄霊眼で癒していくのを確認し、悠斗は弧月の元へ急いだ。
    「さあ、傷を回復させるよ」
    「助かる」
     霊力を指先に集め、癒しの光を撃ち出す。
     どうしても回復できないダメージもあるが、それでも戦うには支障ないまでに回復した。
     前線で時彦が日本刀を振り抜く姿が見える。
    「一惺!」
     灯倭の掛け声に答えるように、一惺が回復に走った。
     だが、それでも賄えないかもしれない。
    「どうやら俺はメディックに移動したほうがいいようだね」
     悠斗が呟く。
     仲間の状況を確認し、皆を癒すべくソードダンサーを構えた。

    ●終焉
     傷だらけになりながら、羅刹は攻撃を止めなかった。見るからにダメージの残る片腕。動きを封じられ満足に移動することもできない。だが、それでも、時彦は異形化した片腕を振り上げた。
    「う、らァ。潰れろ!!」
    「遅い」
     狙われた黒斗は、短く呟き敵の横をすり抜ける。
     時彦の攻撃は、終わらない。振り下ろした腕を横薙ぎにしてぶつけて来た。黒斗は咄嗟に飛び上がり、羅刹の頭上を飛び越え回避する。
     いや。
     回避ではなく、反撃。
     飛び越える寸前、構えた剣を身体の中心に移動させ、そのまま縦に回転する。
    「が、あ、ァアアアア」
     時彦が悲鳴を上げた
     回転するカッターのように、確実に。敵の身体を切り裂いたのだ。
     羅刹がたたらを踏む。
    「戦は力を振り回すだけに非ず……隙だらけだね」
     言葉と共に、後方から回り込んできたのは杠葉だ。時彦は、まだ杠葉の姿を捉えていない。一瞬にして、最高のロスト。
     杠葉は容赦なく手刀を繰り出した。
    「な?!」
     敵が驚愕の声を上げた時には、終わっていた。
     もはや自力で立つこともできず、時彦が座り込む。
    「その刺青、奪ってみる」
     機会を伺っていたリステアが走りこんで来た。片腕を異形化させ、背中から刺青を剥ぎ取るように攻撃する。灼滅寸前の羅刹から皮を剥ぎ取るようなその行為に、見ていた仲間が目を背けた。
    「ヴ、ァ、ア、アアアアアアアアアアッ」
     結局、それが最後の一撃となり、羅刹は息絶えた。
     がらがらと、時彦だったものが崩れていく。
     結果として、全てが消え去った。
    「一緒に、消えてしまうと言うの?」
     リステアが手にした、羅刹の一部だったものも、消えてしまった。
     刺青がどうなるのか注視していた麗終と黒斗も、それを見た。
    「何も残らねぇなんてな」
    「なら、すぐに撤退しよう」
     黒斗の言葉に仲間達は撤退の準備を始めた。
    「別の羅刹は現れなかったな」
    「うん。じゃあ、早く帰ろうか」
     弧月と花音が頷きあう。
    (「巨大な羅刹と言う情報は気になるけれど……退き時を見誤る愚者に未来はない」)
     杠葉は思う。
    「無事解決できてよかったね」
    「やれやれ、今回の敵のような人とはお近づきになりたくないよ、本当」
     灯倭と悠斗が歩き始め、仲間達も続くように帰路に着いた。
     空き地に残ったのは、真夜中の静寂だけだった。

    作者:陵かなめ 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2013年12月3日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
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