疾走! 夕張ペナント怪人登場

    作者:佐伯都

    「人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり……」
     滋賀県琵琶湖のほとりで、一体の強力なご当地怪人が復活を果たした。
    「我、目覚めたり。そしてスキュラよ、サイキックエナジーは受け取った。
     我はここに、『日本全国ペナントレース』の開催を宣言する!
     その身に大地と人の有り様を刻む怪人共よ、我、安土城怪人が元に参集せよ」
     琵琶湖から放たれた大量のサイキックエナジーは、様々なご当地へと降り注ぎ、新たなご当地怪人を生み出した。
     ご当地をその身に刻む者、すなわち『ペナント怪人』である。

    「安土城怪人様のお呼びである、いざ、琵琶湖っ!」

     日本各地に現れたペナント怪人達は、一斉に琵琶湖に向けて走り出したのだった。
     
    ●疾走! 夕張ペナント怪人登場
    「頭がペナントの形をしたご当地怪人、『ペナント怪人』が滋賀県の琵琶湖目指して続々マラソン中って話はもう聞いてると思うけど」
     そう切り出した成宮・樹(高校生エクスブレイン・dn0159)が北海道道路地図を教卓へ広げた。マリィアンナ・ニソンテッタ(聖隷・d20808)の危惧が現実となった形だ。
    「北海道にも夕張ペナント怪人が現れたよ。墨色のペナントに【夕張】の朱書き、背景に掘削の様子と石炭塊がデザインされててなかなか渋いんだけど」
     その地図に赤いマーキングがされてあるのは、石炭の掘削で一時代を築いた、空知管内夕張市。ひところの石炭は『黒いダイヤ』と呼ばれ、戦時中、そして戦後復興における主要なエネルギー源として増産に増産が叫ばれたのだ。
    「ペナント怪人は郷土愛溢れる一般人を強化して、全身黒タイツ姿のご当地黒子に変える能力がある。例に漏れず三人ばかし、この寒空ん中全身黒タイツ一丁でマラソンしてるよ」
     この時期の北海道の最低気温は普通にマイナスである。ある意味強化されて逆に助かってるのかもしれない。いやでもコート一枚くらいサービスしてあげても……。
    「で、ペナント怪人はその道中に、他の地域の名物を発見すると破壊しようとする。場所も北海道だからね、そこらじゅう名物だらけなんだけど……」
     ターゲットになるのは夕張市から由仁町を経て、やはり空知管内長沼町に接するあたりに位置する小さな川。
    「知ってる人もいるかもしれない。まあその、名前が、ね」
     ペナント怪人が道すがら破壊を画策する名物、その名もヤリキレナイ川。
     ……静まりかえった教室内に樹が地図をめくる音が響く。
    「なんか珍名河川ってことでTVに出たこともあるみたいだね。名物って言うか、がっかり名物のカテゴリーかもしれないけど……まあ名物なことには違いないから、なんとかしてあげてよ」
     このヤリキレナイ川、北海道を代表するあの石狩川系に属するが本当に小さい。名前の看板がなければどこぞの名もなき農業用水路、ってレベルで細くて短い。
    「この空知管内から上川にかけては国内有数の穀倉地帯だからね。小さくたってそんな地域の川が破壊されたら、周りの米農家が困らないわけがない」
     逆説的に言えば、小さいからこそ相手が川でも破壊できてしまう。ペナント怪人はこのヤリキレナイ川にかかる橋を落としたうえで、ささやかな護岸を徹底的に破壊し尽くす。
     怪人と黒子はどちらもご当地ヒーローに酷似した能力を持ち、バトルオーラで武装している。ご当地黒子は怪人を灼滅するか、倒すことで正気を取り戻すので心配はいらない。
    「実はペナント怪人は無理に灼滅しなくても構わないんだけど、黒子にされた一般人と川のほうはよろしく頼むよ」
     毎年おいしいお米が食べられるのも、米農家の尽力があるからだということを忘れてはいけない。


    参加者
    永倉・ユウキ(オールドディープ・d01383)
    楯守・盾衛(シールドスパイカ・d03757)
    川原・咲夜(吊されるべき占い師・d04950)
    東堂・イヅル(デッドリーウォーカー・d05675)
    保戸島・まぐろ(無敵艦隊・d06091)
    神堂・律(悔恨のアルゴリズム・d09731)
    アーネスト・シートン(動物愛好家・d11002)
    若林・ひなこ(夢見るピンキーヒロイン・d21761)

    ■リプレイ

    ●疾走! 夕張ペナント怪人登場
     ひゅるりらーと身を切るような小雪まじりの寒風吹きすさぶ、北海道は空知管内由仁町。
    「結構最近までグリュック王国在住の身だった訳ですが、私もちょっと前までこいつらと同じ事をしてた訳だ……」
     その一角を流れるヤリキレナイ川のほとり、川原・咲夜(吊されるべき占い師・d04950)は溜息をついた。何かこう色々ヤリキレナイうえ大変ムシャクシャするので、ここは思う存分八つ当たりさせてもらうことにする。怪人も撃退できるしステキに一石二鳥。
    「寒いわね、さすが北海道、寒いわ!! こんな寒いときにわざわざ川を壊すなんて許せないわね!」
    「まぁ、北海道、ひいては日本の米産業のためにも、頑張って川守りましょーか……しかし何かこの名前、親近感感じるかもしんない」
     大変大事なことなので何度か繰り返しつつ、保戸島・まぐろ(無敵艦隊・d06091)と神堂・律(悔恨のアルゴリズム・d09731)はかじかむ手をさすりつつ夕張ペナント怪人を待ち受けていた。
    「私のホーム北海道を怪人の好きにはさせません! 夕張を貶める行為だって見過ごせませんよ!」
     気勢をあげる若林・ひなこ(夢見るピンキーヒロイン・d21761)の主張はもっともかもしれない、とアーネスト・シートン(動物愛好家・d11002)はぼんやり考える。この何てことない小さな川が米を作るために重要だという事も知らなかったのだが、知ってしまったからには看過できない。
     傍らの小さな橋の下、やはり小さな川がしゃらしゃら流れる。事前に知らされてはいたものの、こうして実物を目にすると何でこんなちっさな川がヤリキレナイ言われているのか永倉・ユウキ(オールドディープ・d01383)にはさっぱりわからなかった。
    「本当になんなんだ、この切ない名前は」
     小ささがヤリキレナイのか、それとも存在感のなさがヤリキレナイのか、いやいやむしろ……あんまり考えると何故か大変せつない気分になるので大概にしておく。
    「それにしても、本当にこんな名前の川があったのか……守りきれなければそれこそヤリキレナイ気がするんで、守ってみせるさ」
     防寒もばっちりの東堂・イヅル(デッドリーウォーカー・d05675)に死角ナシ。
     名誉の負傷ならぬ名誉の風邪も辞さず身を挺して守り抜くつもりだが、やはりこの寒空に寒中水泳とかは覚悟完了しててもさすがに嬉しくない。いやすっごく嬉しくない。
    「今ちっと川原クンをペロペロすンのに忙しィンだケドー、あとにしてくンねェかなー」
    「いえあの盾衛さんにはあの時の恩があるのでできれば穏便になるたけ皆さんに誤解のないようにお願いしたいんですけど、お願いしたいん、です、けど……っ!」
     今日も今日とて川原クンペロペロ(類義語:愛でる)にいそしむ楯守・盾衛(シールドスパイカ・d03757)をぐいぐい押し返しつつ、咲夜は引きつった笑みを隠せない。闇墜ちから救ってくれたことは確かに有り難いが、時々ちょっと愛が重すぎる。
    「むしろペロペロとか言わないで下さい超誤解されるじゃないですか、って言うかあなた何しに来たんですか」
    「あー? まァヤリキレナイのは兎も角、お米がピンチらしィし、ちとお相手してみましょうかネー、って感じィ?」
     にやりと顎をしゃくった盾衛の視線の先には、もうもうと白くたちのぼる土煙ならぬ雪煙。先頭を疾走する墨色ペナント頭の存在に気付き、灼滅者たちは身構えた。

    ●激震! ヤリキレナイ川
    「宿敵に慈悲はかけません! 全力で灼滅しましょう☆」
     ひなこと共に怪人の目の前へ立ちはだかったユウキが、ずびしと人差し指を突きつける。
    「ん。お前たち、ここから先には行かせないぞ!」
     粉雪舞うヤリキレナイ川のそば、ペナント怪人とご当地黒子、そして灼滅者たちは宿命(たぶん)の邂逅を果たした。
     しかしながら怪人の頭部である黒いペナントが、横向き三角形じゃなく首根っこから風向きに従ってびゅんびゅん煽られる。
     何か、頭そんなんで大丈夫なのかなこのひと、って気分になる。ものすごく。
    「我こそは夕張ペナント怪人バリ! そこを退くのだバリ!」
    「……ばり?」
     しかも発声問題なしとか、世界って不思議に満ちすぎ。
     超怪訝な顔で眉をひそめた律に、ご当地黒子が見事なユニゾン具合で声を揃えた。どこか組体操を彷彿とさせるポージングはお約束かもしれない。
    「「「そこを退くのだバリー!」」」
     一瞬気温が爆下がりした気がするけど深く考えちゃいけない。
    「何かとってつけたみたいにバリバリ言ってるけどどうしようか」
    「イーッ! とか甲高い声で言わない分マシかしらね……」
     早くも諦観の境地に到達しつつあるイヅルに、まぐろはフッと笑って腕を組む。さすがはマグロのご当地ヒーローの余裕ですねステキですね。
    「とりあえずペナント怪人は灼滅の方向で行きたいですね」
    「そう、今日の私は由仁町モード! みらくるピンキー☆めいくあっぷ!」
     冷静にアーネストがマテリアルロッドを構える隣で、ひなこが高くカードを掲げた。
     炊きたて白米のような白いケープ、町内の温泉を彷彿とさせる焦茶のワンピースに雪と寒さ対策はこれでOK内側みっしりボアのふわもこブーツ姿へ華麗に変身したひなこが、これでまさかの男の娘だなんて一体誰が想像しえようか。
    「一つ・ヒトの世に売れ残るペナント、お米の7人のカミサマに代わッてSay-Byeしてやッから来いオラァ!」
    「どこのヤのつく自由業ですか……しかし地味に被害規模は大きいですし、ここはヤリキらせてもらいます」
     川原クンペロペロの勢いはどこへやら、おっ立てちゃいけない指を立てつつ超殺る気満々でキレキレな盾衛。溜息を吐きながらも咲夜はご当地黒子に狙いを定める。
    「ん。川、怪人たちに襲われるとか可哀想すぎるぞ」
     先頭をきって突進してきたご当地黒子に軽く様子見を兼ねた一撃を見舞い、ユウキは相手の出方を計る。まずは川の破壊阻止、そしてご当地黒子のノックダウンという名の救出を忘れてはいけない。
    「夕張ペナント怪人に楯突いたことを思い知らせてやるバリ! ご当地黒子よ、軽くひねってやるのだバリ!」
    「「「承知しましたバリー!」」」
     たとえ相手がこんな脱力感満載でも。

    ●号泣! ペナント怪人のトラウマ!?
    「ペナント怪人、この先は行かせないわよ!!」
    「このまま、あなたを放置するわけにはいきません」
     まぐろとアーネストが繰り出すサイキックを受け、ご当地黒子が歯ぎしりする。ただでさえ全身タイツ一丁で寒かろうに、見るからひえひえな川を破壊しに来たなんてある意味超高度な何かのプレイだ。
     イヅルの神秘的な歌声で敵と味方の見分けがつかなくなったのか、ご当地黒子が同士討ちを始める。
    「何をしているバリ! 敵はあっちバリー!!」
    「すぐ終わりますから、少し眠っていて下さいね」
     にこり、と笑顔でアーネストに懐へ飛び込んで来られるといっそ恐怖しか覚えないかもしれない。バリいぃぃい! と妙に悲痛な声をあげてご当地黒子があっという間にひとり沈められた。
    「覚悟しなさい!!」
     保戸島ビームで怪人と横並びになっていたご当地黒子を優先的に削りつつ、まぐろは怪人の進路を妨害するように立ちはだかる。
     黒子の救出もそうだが、怪人のほうが手すきになって川を壊されては困るのだ。
     最後方に陣取ったひなこのゲシュタルトバスターによる援護を受けつつ、ユウキとイヅルは包囲を突破してきた黒子を迎えうつ。
    「バリー!!」
     超高速の拳の連打をぎりぎりでいなしつつ、ユウキはイヅルのオーラキャノンへ上乗せするように影の刃を見舞った。両手にオーラを集めだしたご当地黒子へ、どこからか飛来した禁呪がクリーンヒットする。
    「ん。ちょっと痛いんだぞ」
    「バリ!?」
     そこへ畳みかけたユウキにKOされたご当地黒子が、高い宙返りを決めつつ悲鳴をあげて倒れ込んだ。ある意味訓練されすぎた感が否めないが、あまりツッこまないでおいてやるのが優しさというものだ。
    「まったく不甲斐ない奴らバリ! ペナント怪人の恐ろしさをとことん思い知らせてやるバリぃぃい!」
     次々に倒されるご当地黒子にぷんすこしながら、話にならぬとばかりにペナント怪人が金切り声をあげる。抑えのために前へ出た咲夜の後ろから、どことなく凶悪な声が聞こえてきた。
    「ねェねェ聞きたいんだケド、土産物屋の壁ッて冷てェの? そこにいて誰か見てくれンの?」
    「バリ?」
     何か盾衛が輪をかけて悪い顔をしているような気がして、なんとなーく咲夜は薄ら寒くなる。普段彼は何と言うかアレでアレだが、思考は意外にも常に冷静だったりするのだ。
    「夕張ッたらメロンだケド、何で石炭なの? 自分だけ売れ残るのッてどンな気持ち? ねェどンな気持ちィ?」
     悪魔のような盾衛の台詞がぐいぐい怪人のトラウマよコンニチハと言うか生傷に鷹の爪入り荒塩ぶちこむと言うか、非常に容赦ない。
     もうやめて、怪人のライフはゼロよ! と最後に残ったご当地黒子が割と切実な感じで泣き叫ぶのを傍観しつつ、律は攻撃の手をゆるめない。
     心の傷えぐるとかひとでなしィ! とか何とか涙ながらに言われたような気がするが、色々あっち方向に足突っ込んだ状態から助けてやろうというのだからむしろ感謝されたいくらいだ。というかそれを言うなら律じゃなくトラウマえぐった本人に言ってほしい。
    「よりによって全身タイツ一丁とか、コッチはコートでも寒いっつーに……いやもしかして、あの発熱機能インナー仕様になってるトカ?」
     最後の一人をきれいな居合斬りで仕留め、いそいそとコートをかけてやりながら律は後ろを振り返る。
    「く、くそう灼滅者め、なかなかやるバリ……! 今のはけっこう効いたバリ!」
     夕張ペナント怪人、顔に石炭描かれてるのに豆腐メンタルすぎ。
     語尾も残念ですがメンタルはもっと残念仕様でしたか、と半目になりつつアーネストは闇の契約で体勢を整えまぐろの援護に入る。
    「そのマグロをタタキにしてやるバリ!」
    「さあ来なさい、きっちり灼滅してあげるわ!」
     愛用の無敵斬艦刀『ギガ・マグロ・ブレイカー』を腰だめに構えたまぐろは、さながらクロマグロ一本釣り帰りの雰囲気が漂う。なんか色々凄そうな感じ満々。
     ご当地黒子を片付け、もはや残るは怪人のみ。
     遠距離サイキックを雨あられとその身に浴びながら、夕張ペナント怪人は乾坤一擲、己の右手の一撃に全ての勝負を賭ける。
     色々残念仕様ながらさすがはダークネスご当地怪人、凄まじいオーラをまとわせた閃光百裂拳がまぐろへ襲いかかった。
    「いざ、勝負バリ!」
     巨大なクロマグロ型の無敵斬艦刀が業火をまとい振りあげられる。クロスカウンターかと思われた怪人の拳は、ぎりぎりでまぐろを逸れた。胴へ叩き込まれたレーヴァテインの一撃で、ゆらりと泳ぐように怪人が雪を踏む。
    「他の名物を認めない。それが敗因だったわね、夕張ペナント怪人」
     スカートの埃を叩き、まぐろは長い髪をさらりとかき上げた。

    ●大団円! 思い出は湯煙と共に……
    「あ、安土城怪人様ああぁぁぁ……!」
     へなり、と墨色のペナントが力なく垂れ下がり、怪人が二歩三歩と前へよろめいた。そこへ一陣の寒風が吹きつけてきて、ぼろぼろとその身体が崩れはじめる。
    「ゆ、夕張ペナント怪人……招集に応じるも、琵琶湖に馳せ参ずることあたわずッ……無念バリ!!」
     ぼしゅっ、と鈍い爆発音をあげて墨色のペナントが吹き飛んだ。そのまま粉雪舞い散る冬景色の中へ、跡形もなく散らされてゆく。
    「っくしゅ! ……ん。カイロ持ってくれば良かったんだぞ」
     それを見送ったユウキが小さくくしゃみをした。防水加工のツナギにロングブーツとは言え、やはり寒いものは寒い。
    「しっかし石炭は解るケド、それ以上に夕張っつったらメロンだろ。何でメロンを出さない! 時期なんざ怪人に関係ないだろ!」
     もしかしなくても美味しい名物満載の北海道で、地元の味覚を堪能しない手はない。いや、食いたいわけじゃ……うん、食いたい訳じゃ……と甘く芳醇な香りと果汁したたる夕張メロンへ思いを馳せる律へ、ひなこは目を輝かせながら熱弁した。
    「由仁町のお米は勿論美味ですが、お隣の長沼のジンギスカンとのコラボは最強なのです!」
    「確かにこのままじゃヤリキレナイですし、温泉とか行って暖まりたいですよね。ほら救出した一般人の方もこのままじゃ風邪引いちゃいますし、ね? ……だって北海道まで来たんですからちゃんとした美味しい名物も味わいたいじゃないですかー!」
    「確かに、炊きたての白米は美味しいもんな」
     ほのかに切実な叫びをあげる咲夜に、うんうん、とイヅルがヤリキレナイ川の記念写真を撮りながら同意する。
    「もちろん皆さんが良ければですが、ぜひ堪能して帰りたいですね」
    「エー俺川原クンペロペロさえできれば満足なンだケドー」
     ひとまず温泉に浸かっていって、それからお隣の長沼町でジンギスカンというのはどうでしょう、と提案したひなこに灼滅者たちは諸手を挙げて賛成する。
     肉がなくても色々なんとかなるが、ご飯がなければどうしようもない。白米の重要さを噛みしめつつ、アーネストはにぎやかに道を行く仲間たちの背中をゆっくり追った。

    作者:佐伯都 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2013年12月11日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
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