ナマコのためなら闇堕ちだって

    作者:海乃もずく

     12月の真夜中。漁船が並ぶ船着場にて。
     一台の小型トラックと、少女が向かい合っていた。
    「天呼ぶ、地呼ぶ、人が呼ぶ――」
     ポーズをつけた少女の姿が、車のライトに照らされて、くっきりと浮かび上がる。
    「ナマコを救えと呼んでいる!!」
     右手には攻撃用の黒ナマコ。
     左手には防御用の青ナマコ。
     赤ナマコ柄のダイバースーツに、ナマコっぽいミラーシェイド。
    「ナマコ密猟犯に、お天道様は拝ませない! 旬のナマコは、あたしが守るよ!!」
     ナマコのご当地ヒーロー、赤名・マコ。
     『黒きダイヤ』ナマコを守って、今日も――戦うッ!
     しかし――。
    「捕まってたまるか、こっちだって生活がかかっているんだ!」
     トラックは猛スピードで後退、小路に押し入ってそのまま速度を上げる。
    「あっ、待て……!」
     このままでは逃げられてしまう。
     一たび逃げられたら、捕まえるチャンスはない。
     マコは本能的に知っている。自分の中に眠る力……これを解き放てば、簡単に追いつける。その後何が起きるかわからないが、少なくとも今この瞬間は、爆発的な力が得られる……!
     かくて、――マコは、旬のナマコのために、闇に心を明け渡したのだった。
     
    「――そんな事情で、この人はナマコのご当地怪人へと闇堕ちをしてしまうのです」
     五十嵐・姫子(高校生エクスブレイン・dn0001)は、そう言って予知の内容を締めくくった。
     エクスティーヌ・エスポワール(銀将・d20053)が、補足するように口を開く。
    「ナマコは初冬が旬なんです。それで、旬を迎えてハッスルするナマコご当地怪人がいないかと、姫子さんに頼んでいたのですが……」
    「はい。結果、『ご当地ヒーローがハッスルしすぎて、ナマコご当地怪人になりかける事件』を予知しました」
     彼女の名前は赤名・マコ。ヒーローという自覚のないまま、ナマコのご当地ヒーローとして密猟犯と戦っていた。
     しかし相手にとっても、ナマコは貴重な『黒いダイヤ』。そう簡単に奪い返されてはたまらない。
     そんな果てに起きたのが、マコの闇堕ち事件なのだという。
    「幸い、マコさんはまだ元の人間としての意識を保っていて、ダークネスの力を持ちながらも、ダークネスになりきっていません。しかしナマコの旬でテンションが上がりきっており、とても危険な状態です。このまま完全なダークネスになってしまうようであれば……」
     ……その場合は、ナマコのご当地怪人として、灼滅をお願いします。
     何かを思い切るようにきっぱりと、姫子は言った。
    「場所は真夜中の漁港。何か光源が必要でしょう。介入タイミングは、密猟犯の小型トラックが小路に入り、それを追いかけるためにマコさんが闇堕ちした時です
     水産倉庫の陰にいれば、彼女とトラックの間に割りこめます。また、密猟トラックの前に立ち塞がれば、トラックは停止します。もっとも、こちらは放置しても構いません。トラックには密猟したナマコが30㎏、犯人の一般人が運転席に2人、荷台に2人います」
     闇墜ち前に介入すると、マコが今後どこで闇墜ちするかがわからない。もともと彼女は、いつ闇堕ちするかわからないハイな精神状態にあったらしい。闇堕ちしたマコは、ご当地ヒーロー相当のサイキックと、基本戦闘術を使う。
     マコを闇堕ちから救うには、『戦闘してKO』する必要がある。灼滅者の素質があれば、ご当地ヒーローとして生き残るだろう。
    「マコさんの心に呼びかける事で、弱体化が見込めます。人であるマコさんの心にあるものは『旬のナマコを守るための力が欲しい』ですね。
     闇堕ちしかけのマコさんは『ナマコの地位向上のためなら殺人も違法行為もやる』という考えに侵蝕されつつあります」
     例えば、人の心を強くし、ダークネスの心をくじく言葉などがいいかもしれない。
     また、マコは闇堕ちや、ダークネスのことを一切知らない。そのため、自分が闇堕ちしかけているという自覚もない。その辺りを指摘すれば、考えに影響を及ぼせるかもしれない。
    「闇堕ちしかけているマコさんは強敵です。油断せず、くれぐれも気をつけて。どうか、よろしくお願いします」
     姫子はそう言って、話を締めくくった。


    参加者
    久瑠瀬・撫子(華蝶封月・d01168)
    黒岩・りんご(凛と咲き誇る姫神・d13538)
    篁・アリス(梅園の国のアリス・d14432)
    卯月・あるな(正義の初心者マーク・d15875)
    泉夜・星嘉(星降り・d17860)
    葛籠・慎一郎(高校生魔法使い・d21376)
    夜伽・夜音(トギカセ・d22134)

    ■リプレイ

    ●ナマコは分速8㎝程度で移動する
    「夜音さん、夜音さん、そろそろ時間ですよ」
     倉庫の陰に待機する黒岩・りんご(凛と咲き誇る姫神・d13538)が、うつらうつらしていた夜伽・夜音(トギカセ・d22134)の肩をゆする。
     ぼんやりと目を開けた夜音は、目をこしこしとこすった。
    「初めての依頼さん……、失敗は嫌だよぉ。頑張るさんなの」
    「ええ、必ずマコさんを助けましょうね」
     潮風と波の音が響く、深夜の漁港。夜の闇に溶け込むように、ナマコ柄ダイバースーツの少女が1人、じっと密漁トラックを待っている。
     彼女がこれから闇墜ちしかける、赤名・マコ。
     もう1時間以上。じっと密漁犯を待つ姿は、彼女の強い信念を感じさせる。
    「(密漁は許すわけにはいきませんよね。その点では彼女にも同情はするのですが……)」
     りんごが内心呟いた時、暗がりの向こうに密漁トラックのライトが見えた。
     マコとトラックの動きを追いつつ、灼滅者達はタイミングをはかる。
    「――変身!」
     青と白のエプロンドレス姿から、赤いマントをひるがえすヒーローの姿へ。篁・アリス(梅園の国のアリス・d14432)はぎりぎりと拳を握り締め、変身する。
     アリスに続き、次々と飛び出す灼滅者達。
     逃走をもくろみアクセルを踏んだトラックは、目の前に飛びだしてきた人影に、慌ててブレーキを踏む。
    「密漁は犯罪だぞ。逃がさないよ!」
     トラックの前に立ち塞がったのは、泉夜・星嘉(星降り・d17860)。怪力無双でトラックの前方をひょいと持ち上げれば、思わぬ傾きに運転手はパニック状態。
     荷台には、久瑠瀬・撫子(華蝶封月・d01168)が降り立つ。「殺戮・兵装(ゲート・オープン)」のコードでスレイヤーカードを展開し、指先に灯した炎を揺らめかせて。
    「こんばんわ。そのナマコ、返していただけます?」
     妖の槍を密漁犯の喉元につきつけ、撫子は嫣然と微笑んだ。
     一方で、トラックに追いすがろうとしたマコの前には、葛籠・慎一郎(高校生魔法使い・d21376)と、エクスティーヌ・エスポワール(銀将・d20053)が立ちはだかる。
    「赤名さんは、ナマコが本当に好きなんだね」
     警戒のするマコへと、慎一郎は慎重に話しかける。
    「堕ちてでも守りたい。私にもその気持ちはあります。だけど堕ちてはいけないんです!」
     エクスティーヌの言葉に、マコはナマコ柄のミラーシェイドを持ち上げた。
    「あんたたち、何?」
    「君と同じ、ご当地ヒロインとでも言うべきか! あなたに一線を越えさせないために来たッ!」
     クレーン車の上に仁王立ちをし、びしりとマコを指すのは、卯月・あるな(正義の初心者マーク・d15875)。
     あるなはハンドライトで足下を照らし、作業用のライトや漁船の照明で闇を払う。
     そんな彼らを敵と見なしたのか、マコは左右のナマコを構えた。
    「あたしの邪魔をするなら一人残らず殺すよ! 死んだやつなら無害だからね!」
     あるなは「ローディト!」のかけ声と共に、ピンクの衣装の戦うヒロインにモードチェンジ。マコに向かって高らかに告げた。
    「あなたの誇り、絶対に守り抜いてみせる!」
     ――1人の少女と、旬のナマコを守る戦いが、今、始まる。

    ●乾しナマコは中国で値段高騰中
     持ち込んだ光に照らされ、マコはまぶしそうに目を細める。しかし、多人数に囲まれてもマコはひるまない。
    「乾しナマコ・キーーック!」
     足先に装着した乾しナマコが、アリスに迫る。アリスはキックの勢いを受け止めながら後方に跳び、地面に手をつきながら着地。無敵斬艦刀【金獅子】を手に、マコの懐へと入り込み、叫ぶ。
    「君はいまッ! 道を違えようとしているッ!!」
    「何を言う! あたしは、あたしの信念に基づいて戦っている!」
    「それは決して、君と君の愛するナマコを助けてくれる道なんかじゃないんだッ!」
     アリスの攻撃を受け止めるマコの手が、ナマコと一体化している。その事実に気づいたあるなが驚愕の声をあげる。、
    「マコさんの手が……ナマコに!?」
    「手だけじゃない。彼女は今まさにご当地怪人に堕ちようとしているんだ」
     慎一郎の言う通り、マコは今、真のナマコ怪人になりかけていた。
    「僕達、ナマコさんを助けに来たんだよぉ! 勿論、マコちゃんもねぇ!」
     潮風に負けじとばかり、夜音が叫ぶ。さっきまで眠そうだった目は、今はぱっちりと覚めていた。
    「それこそ不要だ! 私はナマコを守るため、阻む者はを手段を問わずに皆殺しに――」
    「皆殺しとか! 手段を問わずとか! それじゃ密猟犯さんと一緒なの!!」
     夜音の叫びに、マコの手が鈍る。
     りんごはそのタイミングを見逃さない。左肩から先をあらわにした小袖姿で、むき出しの左腕を巨大化させる。
    「犯罪者相手だからって、こちらまで非合法手段はいけません!」
     マコのナマコダイバースーツに、りんごの鬼神の腕がめりこんだ。
    「あなたが今しようとしていること、それはヒーローのすることですか!?」
    「あたしは……ナマコの敵を……皆殺しに……」
     りんごに反論しかけた、マコが言葉を途切れさせる。
     体が軽くて、気持ちがノッていて、気づかなかったけど……この感情は何――?
    「あなたがその力で人を傷つけたら。それは、この密猟者と同じになってしまいますよ」
     そこへ、密漁犯4人を捕まえた撫子と星嘉が現れる。
     ごろりと転がされた4人の密漁犯。
    「困った人たちなのよー」
     アリスが密漁犯へ軽く手をかざすと、ふてくされていた密漁犯の表情が不安げになった。
    「悪い事はいけませーん、ってね!」
    「す、すみませんでした……」
     改心の光の効果は一時的ながら、密漁犯達は素直に頭を下げる。
     これにはマコも呆然とした。
    「これで、ナマコも無事ですよ。どうか力を抜いてください」
     マコの内心を見透かすように、エクステイーヌが微笑む。
     しかし、マコは首を横に振る。
     ――ナマコの敵はミナゴロシ――
    「あたし、おかしい……そいつらを殺したい。ナマコの敵は殺さないと、気が済まない」
     マコはこの時初めて、自分の心に存在する『闇』を、はっきりと自覚したのだった。

    ●ナマコは尻から内臓を吐いて威嚇する
     マコがビームを放つより一瞬早く、星嘉の霊犬・はやぶさがマコの右腕に噛みついた。
    「くっ……!」
     密漁犯に向かって構えられた腕が上へと跳ね上がり、狙いがそれる。
    「えらいぞ、はやぶさ!」
     星嘉に声をかけられて、はやぶさは誇らしげに一声鳴いた。
     密漁犯へとダッシュしようとしたマコは、しかし、十文字鎌槍をすっと構える撫子に阻まれる。
    「ここは通しませんよ、マコさん」
    「どいてよ! あたしは、そいつらを……殺すんだから!」
     マコの語調は先ほどまでの強さがない。すかさず星嘉が叫んだ。
    「それは闇墜ちっていうやつだ! 今の力もそれのお陰なんだ!」
     エクスティーヌも説明を試みる。
    「マコさん、闇堕ちは、力を得る代わりに手段を選ばなくさせてしまうんです。あなたは今、何を感じていますか」
    「ナマコの密漁犯を殺したい……」
     呟くように言うマコに、エクスティーヌは頷く。
    「そうですね。でも、それはあなたの本意ではないはずです」
    「……あたしだって、殺すだなんて、さっきまでは……」
     マコはナマコを手にしてまま、数歩さがる。
     灼滅者達も、手を止めて様子を伺う。しかし互いに武器は構えたまま。緊張状態は解けていない。
    「その力に呑まれてはダメですわ。守るための力は決して暴力ではありません」
     強く言うりんごに、マコはすがるような目を向けた。
    「……この力、何なの? 今のあたし、すごく強い……でも、こんなのおかしいよ」
    「マコちゃんがしようとしてる事は闇堕ちって言って、マコちゃんがマコちゃんじゃなくなっちゃうんだよぉ」
     必死に夜音は言葉を続け、アリスがびしりと断言した。
    「その悪しき衝動のままに生きる者…人それを『ダークネス』と言うッ!」
    「悪しき衝動のまま……」
     それは嫌だ、それは違うとマコの中のマコかが思う。
     ――同時に、この力を思いのままふるえと、マコでないマコが囁いた。
    「あ……アアアアッ!」
     頭をおさえてうめくマコ。様子がおかしい。
    「まずい!」
     慎一郎が指輪を構える。
     が、それより早くマコの手からナマコ内臓ビームがほとばしる!
    「させませんよ!」
     飛び出すりんご。むき出しの左肩に、ぬるぬるの内臓ビームが直撃する。
    「ありがとう、黒岩さん」
    「わたくしは大丈夫です……今は、マコさんを」
     慎一郎の魔法弾はギリギリで命中、強烈な麻痺効果でマコの動きを縛った。
    「赤名さん、ひとりで戦えないなら、俺たちが手伝うよ。……だから、戻っておいでよ、こっちに」
    「それ以上言うな! この体は……アタシのもノだァァ!!」
     ダークネスとしてのマコが、裂帛の叫びで自身の傷を癒やす。腕はナマコと同一化し、ダイバースーツもナマコ特有のぬるぬる感が出てきている。
     ダークネスの力を全開にした、ご当地怪人の赤名・マコが、灼滅者に襲いかかる。
    「今からあなたを助けます!」
     青い瞳に確たる意思を秘め、エクスティーヌは無敵斬艦刀【鬼殺し】でマコへと打ちかかった。

    ●生ナマコは酢の物がおすすめです
     なりかけといえ、マコの力は灼滅者8人を圧倒する勢いだった。
     乾しナマコキック、ナマコ内臓ビーム、そして、ナマコに密着されるようなナマコダイナミック。
     戦いは総力戦の様相を呈する。最前線で攻撃を受けるりんご、エクスティーヌ、そしてはやぶさに蓄積されたダメージは大きい。
    「ぶすっと治すよぉ」
     照明に、きらりと注射針の先が反射する。夜音は戦場を動きまわり、ぶすりぶすりと針を刺す。数人が表情を引きつらせた。
    「りんご、色っぽいぞ……」
    「あら。あまり見るものではありませんよ、アリスさん」
     ナマコ内臓ビームを何度も受けたりんごの素肌は、ぬめり光って妙な色気を醸し出している。
    「赤名さんが本当に強い人なら、誰かに頼る勇気があると思うんだ。俺達を信じて、自分を強く持って」
     何度目かの呼びかけを続けながら、慎一郎は防護符を仲間に張りつける。
     あるなと星嘉も、マコへと言葉をかけ続けている。
    「大丈夫。マコさんはもう一人じゃない。ボク達がいるから。だから負けちゃダメだよ、自分の中の力に!」
    「マコ、その力は制御する方法がある、だから本当の自分を取り戻せ!」
     奇しくも、2人とも種子島のご当地ヒーロー。
     あるなのご当地ビーム・タネガブレイザー、そして星嘉の宇宙センタービームが、クロスファイアとなってマコに命中する。
    「うわあっ!」
     バランスを崩したマコの頭上、倉庫の上に並んで立つのはアリスとエクスティーヌ。
    「わたしたち、同じご当地ヒーローとして、キミの気持ちはよくわかる!」
    「私たちが、あなたを止めてみせます!」
     アリスの白難波ドリルキックと、エクスティーヌのブラスティングシルバー・キックが、ダブルキックとなってマコに炸裂する。
     同じヒーローとして、ご当地を愛する者として――絶対に、闇墜ちはさせない。
     その想いが、ダークネスの存在を打ち破る!
    「愛しすぎての闇墜ちは共通ですね。でも、そうはさせません。戻ってきてください、マコさん」
     撫子の槍が弧を描いてナマコのダイバースーツを貫き、最後の一撃を決めた。

    「……マコちゃん、気分はどう?」
     意識を取り戻したマコを、あるながのぞき込む。目を覚ましたマコは、しっかり自分自身を取り戻していた。
    「ナマコも無事だよ」
     周囲を見回したマコに、慎一郎が請けおう。 ち
    「ナマコと密漁犯も、しかるべき場所に置いてきました」
    「あいつらには、法的に裁かれてもらわないとな!」
     戻ってきた撫子と星嘉が、安心させるようにマコに言う。ナマコさんも戻しちゃったんだ、と夜音は少し名残惜しそう。
    「あのナマコさんたち、旬って事は美味しいんだろうなぁ……あ、お腹鳴っちゃったの……」
     そんな彼らを前に……マコは初めて、笑顔を浮かべた。
    「ありがとう。あたしもナマコも助けてくれて」
    「マコさん、私達と一緒に、力の扱いを学びませんか?」
     力の扱いを学べばナマコも守れます、そうエクスティーヌに言われて、マコは興味を示したようだった。重ねてりんこが言う。
    「一緒に来ませんか? 貴方の力のことも色々学べますわ」
    「うん……行ってみたい、かな」
     りんこの差し伸べた手に、延ばされたマコの手が重なる。アリスが楽しそうに言った。
    「おいでませ、武蔵坂学園へー」
     武蔵坂に新しい仲間が誕生した、まさにその瞬間だった。

    作者:海乃もずく 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2013年12月27日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 6
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