とさっ。
猫かと思ったら、降りてきたのは細身の女だった。
「え!?」
驚いて咄嗟に後ろへ跳ねたアナスタシアに対して、大鎌を担いだその女はゆっくりと身を起こして、開いているのかいないのかわからない、糸のような目を向けた。
「およ、かわいい子。あ、だからチャタちゃん、こっち来たがったんだ」
遠慮のない視線を向けられ、アナスタシアは身構える。
「誰? 会ったことないよね?」
「第一問、私は誰でしょう? 一、平坂リトルリドル。二、六六六人衆。三、あなたを殺しに来た暗殺者」
「六六六人衆!? 暗殺!?」
「ピンポーン。どれを選んでも正解です」
平坂はふざけた調子で言う。
「それじゃ次の問題。間違えたら君を殺します。正解なら君の大切な人を殺します。制限時間は二十秒! いっくよぉ?」
この世で一番大事なものは自分の命である?
答えはイエス。
「おい、大変なことになりやがった! 皆聞いてくれ!」
落合・文語(高校生エクスブレイン・dn0125)ことラクゴはやってくるなり慌てた様子で話し始めた。
六六六人衆による、武蔵坂の灼滅者への襲撃が予測された。
襲撃されるのは、アナスタシア・ケレンスキー(チェレステの瞳・d00044)。
力の差は明らかで、このままでは確実に殺されてしまう。
急ぎ救援に向かわなければ。
襲撃者の名前は平坂リトルリドル。
序列六四九位。
武器は大鎌。
フード付パーカーを着た、目の細い女。
大鎌を自在に操り、トリッキーな攻撃をしかけてくる。
武蔵坂の灼滅者とは過去一回の接触がある。
六六六人衆にしては、戦闘能力は高くない方ではあるが、確認される攻撃は全て単体を対象としてるもので威力が高い。
回避能力が高いが、彼女はスタミナがないようなので、連携して攻撃し続けると動きが鈍る。
今回狙われた人達の共通点を探ってみると『過去に六六六人衆の闇堕ちゲームを阻止する依頼に関わった』ということがある。
また、普段は協調性のない六六六人衆が同時期に大勢動いていることから『高位の六六六人衆が指示している』可能性が挙げられる。
「作戦の第一目標は、襲撃されている灼滅者の救出で間違いねぇ。だが、暗殺なんて物騒なことしやがるやつを放ってもおけねぇ……平坂ってやつは怖ぇやつだ。どうか、気をつけてくれ」
参加者 | |
---|---|
アナスタシア・ケレンスキー(チェレステの瞳・d00044) |
浦波・梗香(フクロウの目を持つ女・d00839) |
平坂・月夜(常闇の姫巫女・d01738) |
雲母・凪(魂の后・d04320) |
ヴィントミューレ・シュトウルム(ジーザスシュラウド・d09689) |
アイン・コルチェット(絆の守護者・d15607) |
大豆生田・博士(凡事徹底・d19575) |
オリシア・シエラ(桜花絢爛・d20189) |
●
公園へと続く道を浦波・梗香(フクロウの目を持つ女・d00839)達は駆けていた。
学園の灼滅者の暗殺という恐るべき予測がなされてすぐに行動を開始していた。
数々の修羅場をくぐってきた灼滅者であっても、ここまで直接的に身近な者の命が危険に晒される脅威というのは初めてである者も多い。
(「アナ……無事でいて」)
「正月早々この仕打ち。幸先悪いですね」
オリシア・シエラ(桜花絢爛・d20189)も仲間の無事を思いながらつぶやく。
「彼女が、そして私達も無事に帰れるように……どうか神の加護を」
はやる気持ちを抑えて、現場へと急行する。
●
街中にある公園にアナスタシア・ケレンスキー(チェレステの瞳・d00044)は来ていた。
自然にあふれた、少し大きめの場所だ。
注文していた自転車が店に来たというので受け取りに行く途中、時間が早すぎたので公園に寄ったのだった。
(「嬉しくって早く家を出ちゃったよ。ああ、早く会いたいな」)
そんな新たな愛車との対面に心躍らせるアナスタシアに、災厄の火の粉が降りかかる。
平坂リトルリドル。
大鎌を持った六六六人衆は、アナスタシアを暗殺しにやってきたのだった。
「さあ、問題だよ。この世で一番大事なものは自分の命である? 答えはイエス、だよね?」
平坂の目が試すようにアナスタシアを見る。糸のように細くて瞳の色さえわからないけれど、刺すような圧力は伝わってきていた。
「答えはノー」
アナスタシアは毅然と答えた。
「時には自分の命に代えても守りたいものがあるはずだよ」
力強い言葉は、圧倒的な力量差を持つ……ともすれば片手間に自分を殺すことのできる六六六人衆の脅威に対して、決して屈しない力強さを秘めていた。
「……へぇ、そういうこと言っちゃうんだ」
平坂は感情のないつぶやきを漏らすと、次の瞬間。
「いい答えだねっ!」
アナスタシアの眼前へと音もなく跳躍し、大鎌を振りかぶっていた。
首を、狩られる……!?
白く細い首筋を真一文字に切り裂かれる前に、アナスタシアがしたことは、問いかけることだった。
「……アナからも問題!」
黒光りする刃が首に触れる寸前にピタリと止まる。
「今の状況は貴女の計画通り?」
「……ん~?」
問いかけの意味を図りかねる平坂に、アナスタシアは言ってやる。
「正解はノー! これはね、アナ達が灼滅できるチャンスを活かすための罠なんだよ!」
それを合図にしたように、仲間達が飛び出してきた。
「……それ以上は、やらせん!」
アイン・コルチェット(絆の守護者・d15607)はジェット噴射で勢いよく平坂に飛び込む。
蹂躙のバベルインパクト!
赤黒の杭が大鎌と激しくぶつかり合った。
「アイン、突っ込み過ぎないで」
狙撃用重バスターライフルを構え、梗香が叫ぶ。霊犬セディはアナの足元へ駆け寄ると一声吠えた。
「わかってる!」
「そうだと思いたいですけどね」
雲母・凪(魂の后・d04320)はつぶやきながら、アインへとソーサルガーダーを飛ばす。
「新年から六六六人衆もこんな事してご苦労さんだべよ」
「全く、物騒な企画をするものね」
大豆生田・博士(凡事徹底・d19575)とライドキャリバーしもつかれはアナのそばに駆けつけ、平坂から守るように前に立つ。
ヴィントミューレ・シュトウルム(ジーザスシュラウド・d09689)は離れた位置から予言者の瞳を使い、平坂の動きを読み取ろうとする。
「この世で一番大切なのはみんなの生命だんべな。あんたのもそうだけんども戦いを挑むんじゃ、しゃあねえべな」
「その身をもって後悔しなさい」
オリシアは平坂の背後より現れシールドリングを準備する。
「無抵抗……そして自分より弱い者を率先して狙うその精神。下賎の極みたるあなた方に、相応しい最期を遂げて頂きます」
平坂・月夜(常闇の姫巫女・d01738)は癒しの矢を自らに放ちながら、アナスタシアに手を振る。
「難しい依頼ですが、皆で帰るのですよ……」
「みんな……!」
「ありゃ、なぞなぞに付き合ってないでさっさと斬っとけばよかった……ま、いっか」
平坂は大鎌を構え直す。重量感のあるその得物を冗談のように振り回している。
「命よりも大切なものがある、そんなとってもかわいいアナちゃんは、君達の前でなぶり殺しだよ♪」
●
(「敵の攻撃目標は、やはりアナスタシアさんですね」)
オリシアは平坂の言動から読み取り、ヴィントミューレへ視線を送る。彼女は頷いた。
ヴィントミューレは、ムペンバ効果を利用する水風船の作戦は効果がないと気づいて早々に断念していた。
平坂は大鎌を背中に回し、鎌と共に踊るようにくるくると回る。
そうして博士のご当地ビームを斬り散らすと、途端に跳躍し、その切っ先をアナスタシアへ振り下ろす。
ハンマーで受けるも、衝撃を殺しきれず肩甲骨から肩の肉を裂かれた。
「もう一人前……んっ!?」
梗香のバスタービームが平坂の左腕を焼いた。平坂はバック転してひとまず退散。
「にゅ、逃さないですっ!」
月夜の生み出した渦巻く風の刃が平坂を追い、肉を切り裂く。
「アナスタシアさん」
オリシアはアナに駆け寄りシールドリングで傷を癒す。着実に負傷は蓄積してきていた。サイキックでも全ての傷を治療できるわけではない。ましてこんな戦闘中であっては。
平坂は傘回しでもするように、大鎌を回し始める。
高速回転する大鎌は傘に見えた。しかし、いざそれが自分に迫ると、巨大な弾丸のように思えた。
「やぁ!」
気合を込めてハンマーを打ち下ろす。
だが、容易に弾かれた。アナスタシアは宙を回って砂場に着地する。
大鎌の弾丸は向きを変え追ってくる。
アナスタシアを挽肉にするまでやめないつもりなのだろう。
梗香のデッドブラスターもヴィントミューレのバベルブレイカーも当っているのだが平坂の勢いを殺すには至らない。
どうする。どうしたらいい。
考える暇すらなく大鎌がアナスタシアに迫る。
バギィィイイゥ!
大鎌の弾丸を受け止めたのは博士だった。シールドとクルセイドソードでは足りず、バトルオーラを帯びた全身で高速回転する凶刃を受け止めている。
もう1ミリも彼女へは近づかせまいと。
完全には抑えきれず、博士の全身が嵐を浴びるように切り裂かれていく。
「アナさぁ、大事?」
激痛に叫びたくなる気持ちを押し殺し、博士は笑って見せた。
「博士……!」
「すぐうっちゃるから待っててぇ」
セディ達サーヴァントも博士を手伝い、その身をもって回転を止める。鎌をつかまれた平坂の姿は種をばらされた奇術師のように滑稽だった。
「うぉおおお!」
アインの突撃に平坂は蹴りで応戦。アインはそれをかわしてドグマスパイクを叩き込んだ。
杭を平坂の腹部から引き抜いた瞬間、首筋に感触を覚える。器用なことに平坂はその体勢からアインをフランケンシュタイナーにかけたのだった。
「ふひ、ちょいくすぐったい……」
と、うっかり平坂が気を緩めた瞬間。
頭上よりアナスタシアの参式灼滅槌【狗鷲】が振り下ろされた。
畳みかけるように凪のオーラキャノン、月夜の大震撃、梗香のバスタービームが撃ち込まれ、轟音の後に場はひと時の静寂に包まれる。
博士を見れば、無理が祟ったか全身を血に染め、オリシアの治療を受けていた。
「無茶しすぎです」
オリシアの小言に博士はごまかす様に笑う。
アナスタシアの視線の先を見て、アインは言う。
「俺達はお前を救いにここへ集まった。お前が無事に帰らなきゃ俺達は負けたことになるんだ」
アナスタシアはこくりと頷く。
「なんだか私、いつまでだって立っていたいって思うよ……」
不意にぞっとするような気配に襲われ、アナスタシアは身を硬くする。
一体いつ?
どうやって?
わからないけれど、確かに離れた位置で立ち上がりかけていた平坂はアナスタシアの背後で身を低くして大鎌を振りかぶっていた。
「足、もらうね」
……え?
鮮血が宙を舞う。
霊犬セディは胴を両断され地面へと転がった。
大鎌の切っ先はアナスタシアには届かず、一つの犠牲によって勢いを削がれ凪に受け止められる形になった。
凪のシールドが今にも砕けようとしていた。
「跳んで!」
一斉に跳んで回避し、大鎌は空を切った。
再認識する。
六六六人衆は、一瞬も気を抜けない。
●
「っ……く……ごめ、もうダメ、だぁ……」
ハンマーを支えに一度は立ち上がりかけたアナスタシアだったが突っ伏してしまう。
発作を起こしたように荒い呼吸を繰り返し、白い顔にはびっしりと汗が浮かんでいた。
「アナさぁ、あとはおら達に任せんべよ。アナさぁは十分がんばったべ」
「……りが……と」
アナをしもつかれに乗せて後方に下げさせ、博士達は平坂が手出しできないよう警戒する。
とうとうアナスタシアを倒した平坂であるが、まだ殺害には至っていない。
その目的を果たすためには、まだ時間がかかりそうである。
「参ったなぁ……次の予定も入ってるのに」
「にゅ、次の予定ですかー……?」
平坂のぼやき。どうせろくな予定ではないだろうが。
「赤毛の森田君って子。知ってる? 殺すよ、その子」
森田が誰であるかはこの際横に置くとしても、聞き逃すことはできない。
平坂はこの暗殺ゲームを続ける気なのだ。
武蔵坂の仲間をその手にかけようというのだ。
「そんなことは、させないんですっ!」
月夜の指先が魔方陣を描き、それが結ばれた瞬間に平坂の周囲が極寒の凍土へ変わった。それ自体は大した威力はない。けれど、そうしてできた一瞬の隙にアインがバベルブレイカーを打ち込み、体勢の崩れた平坂を博士の一撃が捕らえる。
「必殺! 男体山ダイナミック!」
地面に叩きつけられ大爆発に巻き込まれた平坂。
「少しは効いているのかしら……」
ヴィントミューレの淡い期待を裏切るように、爆発を切り裂いて現れた平坂は相変わらずへらへらとした表情を浮かべている。
(「……いえ、でも少し……」)
アナスタシアを倒した頃にはエンチャントによって防御は大分堅くなっていた。
逆に、平坂の動きは鈍り始めていた。かろうじてそんな気がするという程度ではあったが。
「そろそろ、疲れただろう。今楽にしてやる……!」
更に一層の攻勢をしかける。
だが、一つ一つは小さなミスが積み重なっていき、理想通りには平坂を攻めきれないでいた。
「……一つだけ尋ねたい。貴様に暗殺を指示したのは誰だ……?」
アインの体は限界に来ていた。
前衛である以上仕方ないが、梗香より先に倒れてしまうかも知れないことが心残りだった。
平坂は考えて、つまらなそうに指を立てた。
「んー、じゃあ三択ぅ。一、ドン・コルレオーネ。二、ドン・キホーテ。三、ドン・ガバチョ」
平坂は三本立てた指を全て折って、代わりに親指で首を掻き切るポーズ。
「な……ふざけ」
「どーん!」
大鎌の片手突きが腹部に決まり、アインはくの字になって腰から地面に叩きつけられた。
「どーん、どーん!」
大鎌の柄が振り下ろされ、アインは悔しさに身を焦がしながらも意識を失った。
凪はそれを視界の隅に納めつつ、平坂に襲い掛かる。手刀に帯びた蒼の冷気は脚を狙って伸びた。その手首を斬り落とすべく大鎌が引き戻される。手首が切断される寸前に凪は地面にもう片方の手をついて横へと跳び逃げた。
平坂はそれを追い、振り向きざまに一閃。それを博士が邪魔した。鎌を持つ腕を蹴りつけたのだ。
すかさずヴィントミューレが踏み込んでいた。
尖烈のドグマスパイク!
ドリルのように高速で回転する杭が平坂の脇腹の肉を爆ぜ抉る。肉片を撒き散らしながら吹き飛ばされた平坂に追撃をかけようとした月夜は悪寒を感じてその場に立ち止まった。
ザン!
鼻先を大鎌の刃が落ちていった。
あと一歩前に出ていたら、頭を割られていた。
「にゅっ!?」
吹き飛ばされながらも反撃を狙っていたのか。遅れてきた恐怖に月夜は身震いする。
凪は顔についた土を払う。
「首謀者がわかれば私達がそいつを潰してあなたの序列も上がるのでは?」
その提案に、平坂は一瞬きょとんとした表情を浮かべた後、笑い出した。
「あはははは。なにいってんのムリムリ。本気の針ちゃんに勝てるなりそこないなんているわけないって!」
(「針ちゃん……それが首謀者の名前……?」)
凪は続ける。
「どうでしょうか。わかりませんよ? もし潰せたら、あなたもこんなことしなくてもよくなるでしょう?」
「あーあ」
平坂は急に退屈したように大きく伸びをすると、何気ない仕草で大鎌を投げた。
「!?」
ブゥンブゥン……とゆったりとした軌道を描いた大鎌。
避けた瞬間に攻撃がくる。
わかっていたのに、背後からの蹴りを避けきれず、凪は自ら鎌の先端に胸から突っ込んでしまった。
「大丈夫かしら?」
ヴィントミューレの声かけに対して、凪は紅を差したような唇を拭いながら、
「ありがとうございます。私は大丈夫なので、集中してください。動き、単調になってます」
「なりそこないなのに、本当いい子達ばかりだねぇ」
平坂は上機嫌で博士から血の滴る刃を引き抜く。
ドチャ。
博士は自ら作った血溜まりに崩れ落ちた。
アナスタシア、アイン、博士。
戦闘不能者三名は、あらかじめ決めておいた撤退条件に当てはまる。平坂もかなり消耗しているはずなのだが……。
勝機か否か。仲間の命は危険に晒されないか。
もし何かあれば確実にアナスタシアは殺されるというこの局面で、凪達が選んだのは戦闘継続であった。
平坂は確実に消耗している。梗香には信頼があった。自分と仲間達が成したことの。
「本当に幸先悪い新年です」
オリシアはつぶやいた。
しかして、凪達の選択は正解だった。
その後、更なる犠牲を払った末、平坂は遂に大鎌を取り落とし、倒れたのである。
「散々苦しめてくれたけど、今こそ裁きの時よ。あなたのこれまでの行動、この洗礼の光を持って悔いるといいわ」
裁きの光が降り注ぎ、平坂を焼いた。
勝った。
ヴィントミューレは勝利を確信する。
が。
「ぶー! 不正解。君は詰めが甘いね」
「オリシアさん!」
咄嗟にオリシアの放った、禍々しい光彩のリングが平坂の胸部を穿ち、遂に六六六人衆は最期を迎える。
凪は長い長いため息をついた。
ライドキャリバーに乗せられたままのアナスタシアが問う。
「アナから最後の問題。貴女が負けた理由は何?」
「そりゃ私が弱かったから……でしょ?」
アナスタシアは首を振った。
「答えは、アナみたいに信頼している仲間がいないからだよ」
「……へぇ」
平坂は最期まで納得のいかない様子で塵と消えていった。
ダークネスと灼滅者、わかりあえないのだろうか。
「さあ、帰ろう」
梗香の声にアナスタシアは振り向く。
これからも続く日常へ帰っていくのだ。
作者:池田コント |
重傷:アイン・コルチェット(絆の守護者・d15607) 大豆生田・博士(凡事徹底・d19575) 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2014年1月16日
難度:やや難
参加:8人
結果:成功!
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