アンブレイ格ゲーマー

    作者:柿茸

    ●1プレイ50円台とかあるゲーセン
     その一角の格闘ゲームの筐体。
    「今の中段見えないかー」
    「小足固めとか見切るの余裕ですし、はい直ガでゲージ稼がせてもらったのでお礼に5A置いときますね、当たっちゃうの?」
    「昇竜暴れ乙。バクステからフルコンボ美味しいです」
    「あ、死んだ。ごめんねそのキャラ紙装甲だったねー10割しちゃったねー」
    「最強キャラ使って負けてねぇどんな気持ち?」
     積み重なる連勝数。試合中に何度も言われる煽り文句。
    「ちょっと表でろやてめぇ!!」
     血管が浮き出ていたガラの悪い常連勢だが、とうとう堪忍袋の緒が切れた。反対側の筐体に座る男を取り囲む。
    「あーあ、リアルじゃなかったから死なずに済んだのに。いいの本当に? やるよ?」
     対する男はさらに煽りながら立ち上がる。そのまま連れられて行くように、常連勢と店の外へ。

    「はぁ、全くリアルじゃ弱すぎる奴らばかりだから、せめてゲームでって思ったんだがなぁ。これじゃあゲームですら楽しめやしない」
     やれやれ、強すぎるってのも駄目だねと言いながら頬に付いた血を拭う男。
     その周りには、血塗れて地面に倒れ伏す常連勢の姿があった。
     

    ●教室
    「格闘ゲーム、ってやったことある人いる?」
     僕はやったことないんだけど、とカップ麺を啜りながら田中・翔(普通のエクスブレイン・dn0109)が尋ねる。
    「別に経験者が必要って訳でもないんだけどね。ちょっと今回の相手が格闘ゲームに入り浸っている人なだけ」
     名前は桐山・格雄(とうやま・かくお)。元々は桐山流古武術の師範の一人息子で、他の弟子と同じように桐山流古武術を学んでいたわけだが。
    「武術に特に才能があったらしく、高校生の今の時点で敵なし。強すぎて勝負や練習にならないことや、組手をした相手を入院させてしまったこともあって周りから敬遠された。それによって抑圧された鬱憤が、闇堕ちと格闘ゲームに向けられたんだね」
     ようは闇堕ちしかけている状態ではあるが、その状態のまま最近は格闘ゲームをしているらしい。
    「まぁ、不良校や他の道場に殴り込みに行かなかったのが幸いと言うか」
     だが、その格闘ゲームでも彼は強くなりすぎた。本当に、画面の状況を1フレーム単位で見切り、操作できる動体視力と反射神経を持ってしまっていたから仕方がない。
    「それで元々はそんなことはないんだけど、闇堕ちしかけているからか挑発的な態度で相手を煽りまくった結果、ゲーセンの常連客達がキレて表に出させるんだけど」
     そこでボコボコにして返り討ちにしてしまうらしい。
    「だから、そうなる前に止めて欲しいんだけど」
     常連客達が来る前に対戦席に座って煽られるなり不良のふりをするなり、適当な理由をつけて連れ出すのが容易だろうか。格闘ゲームの腕に自信があるのなら逆にボコボコにしてキレさせるという手もある。
     戦場に関しては、喧嘩すると言うことであるし、人気のない適当な路地裏に誘い込んでも相手は不審に思わずに付いてくるだろう。
     使ってくる技に関してはオーラキャノン、抗雷撃、龍翼飛翔と同等の技を使ってくる。
    「三種の神器? 波動昇竜タイプ? よく分かんない」
     首を傾げながら器用に麺を啜るエクスブレイン。
    「新年早々で悪いんだけど、闇堕ちさせたくはないし。お願いしてもらえないかな」
     説得とかは……やっぱりここは、河原じゃないけど殴り合い語り合いで、彼に思うところを熱く語るといいと思うよ。自分に真っ向から思ってくれる人の言葉って、胸に響く物だし。
     そこまで説明してスープまで飲み干した翔は、よろしくお願いしますと一礼して席を立った。


    参加者
    虹燕・ツバサ(紅激陽と蒼優月の双剣・d00240)
    巫・縁(アムネシアマインド・d00371)
    月代・沙雪(月華之雫・d00742)
    香坂・澪(ファイティングレディ・d10785)
    鳳蔵院・景瞬(破壊僧・d13056)
    内山・弥太郎(覇山への道・d15775)
    天月・神影(機械仕掛けの鳥籠少女・d21060)
    暁月・燈(白金の焔・d21236)

    ■リプレイ

    ●コイン入れて椅子に座るだけのゲーム
    「その技無敵ねーから」
     起死回生のゲージ技が、暗転見てから無敵技で返されてカウンター。KOの文字が画面に舞い、WINの横に10という数字が点灯する。
    「無敵技ぐらい把握しておこ?」
     筐体の向こう側からかかった声に、巫・縁(アムネシアマインド・d00371)が無言で立ち上がる。
     お? という顔をした筐体の向こう側の相手―――桐山・格雄―――の前に立つと、結構キレ気味の顔で見下ろした。
    「テメェそこまで言ってんならリアルならどうなんだ?」
     演技です。5回ぐらいパーフェクトされましたし、その時にも凄く煽られましたが演技です。
     と、その後ろから、バンカラスタイルに身を包んだ鳳蔵院・景瞬(破壊僧・d13056)と銀の髪に薄緑の目をした暁月・燈(白金の焔・d21236)の、非常によく目立つ2人が縁を止める様にまぁまぁと出てきた。
    「ほら、ゲームですし」
    「と言ってもあんなこと言われたらよ」
    「そうそう、ゲームなんだしさ」
     嘲るような目で見ている格雄。こんな状況でも煽っている。燈が軽くため息をついて、格雄の方を見た。
    「……でも、貴方の煽りもマナー悪いですよね」
    「じゃあ煽らせられないようなプレイをしろよ」
    「テメェな!!」
    「まあまあ落ち着け! ゲームでしか強さを示せない奴に本気になることもないだろう?」
    「ちょっとそれ聞き捨てならないね」
     縁を宥めた景瞬のその言葉に格雄が反応する。景瞬がおどけたように振り向いて、格雄へと言葉を投げかける。
    「おっとこれは失礼、図星だったかな?」
     ははは、ゲームよりも強いというなら見せてもらいたいものだ!
     その言葉に格雄が目に怒りを宿して立ち上がり、今にも爆発しそうな雰囲気が筐体の辺りを包んだ。
    「その辺にしておけ」
     そこで、壁にもたれてずっと観戦していた虹燕・ツバサ(紅激陽と蒼優月の双剣・d00240)が声を投げかけた。全員の視線が自分に向けられたことを確認して、壁から背を離す。
    「どうしてもやりたいってんなら、外でやれ。ここじゃ狭すぎるだろ?」
    「ですね。ここでは他のお客さんの迷惑ですし、外に出ませんか?」
     燈も乗っかった至極もっともな意見。異論を唱える必要性もない。
    「表へ出ようぜ。そこで第二ラウンドだ」
    「上等だ」
     そして縁と格雄が互いにガンつけながら、5人は揃って店の外に出た。

    ●ラウンドでステージが変わるギミックがあるゲームもある
    「(桐山流古武術……どの様な武術なのでしょう?)」
     不謹慎ではありますが、手合わせが楽しみなのです。と、予め決めておいた待機場所にて待ちながら月代・沙雪(月華之雫・d00742)は思う。
    「それにしても、強すぎて周囲から避けられて、っていうのは道場でできなくもないけれど、やってることが弱い者いじめって言うのはいくらなんでも駄目でしょう」
     やれやれと首を振った香坂・澪(ファイティングレディ・d10785)だが、一方で近くのベンチに小柄で華奢な身体を預けている天月・神影(機械仕掛けの鳥籠少女・d21060)は、別の意見を思っている。
    「天月はこうおもうのですよ、格雄さんだってべつによわいものいじめがもくてきじゃないって」
     ベンチから降ろされた足がぶらぶらと揺れる。
    「ただ、つよくなりたくて、みなさんとせっさたくましたくて、ちからとちからのぶつかりあいをたのしみたかったんじゃないかって」
     でも、ちょっとつよすぎちゃっただけなんですよね、たぶん。
     寂しそうに言うその言葉に、内山・弥太郎(覇山への道・d15775)は軽く頷き返す。
    「強さゆえの孤独」
     その場にいる全員の視線が弥太郎へと向けられる。
    「何かを得ると何かを失います」
     その言葉は、一体誰に向けられたものか。少しの間、弥太郎を見ていた仲間達は、それぞれ先程と同じように、各々が見てた方向へと視線を戻した。
     と、澪が動く。その動きに、全員が澪の見ていた方向へと、こちらに向かって歩いてくる5人へ視線を移す。
    「来ましたね。まぁ……俺より強い奴を探しに行く、見たいなことにならないのは不幸中の幸いなんだろうけど……」
     とにかく今は拳で……じゃなくて、体で語るといきましょうか!
     その言葉に、その場にいた全員が頷いた。
     そして連れてこられた格雄は、この場に来て、自分を取り囲む灼滅者達を見て、あの筐体からの絡みが予め仕組まれていたものだと理解する。
    「謀ったな」
    「騙して悪いが、任務なんでな。倒れてもらおう」
     格雄が縁を睨み付け、おどける様に縁は返す。
    「ならいいぜ。返り討ちにしてやるよ」
     身構える格雄に。
    「ウェイクアップ!」
    「アスカロン、アクティヴ!」
    「とりかごのかぎをここに」
     灼滅者達は、各々のカードを構えた。

    ●複数人同時対戦できる格闘ゲームもある
    「さあ、無制限一本勝負、存分に死合おうじゃないか!」
     景瞬が殺界を形成し、少し遠くに感じられた人の気配も遠のいていく。
    「一対多と変則的ではありますが、手合わせよろしくお願いします」
    「こんな時点で礼儀も何もあったもんじゃないけどね」
     沙雪の言葉に軽口を返しつつ、真っ先に動いたのは格雄だった。一瞬腰を落とした、と思った瞬間には残像を残す速度で周りを取り囲む灼滅者達の間を抜け、同時に拳を叩き込んでいく。
    「っ……!」
     拳を咄嗟に腕で受け止めて、浮きかけた脚に力を込めて踏ん張るツバサ。そしてバベルブレイカーを握りしめ、気合を入れる
    「俺は家族を守るために強くなりたかった、お前は、なんで強くなった?」
     龍装・激震拳!
     問いかけと共に放たれる衝撃のグランドシェイカー。
    「なんで……」
     迸る衝撃を跳んで避け、続く縁のクルセイドスラッシュを、剣の面を打ち上げて軌道をずらす。
     それをしながら、格雄は首を軽く傾げた。
    「何で強くなったんだろうな……強すぎて、誰も相手してくれなくて逆につまんねえよ!」
    「それは驕りです」
     続く弥太郎の光の斬撃は格雄の身体に吸い込まれる。斬りつけられてよろめく格雄へと弥太郎はさらに言葉を投げかけた。
    「強さとは弱い相手に対して見せ付けるためのものではないです」
     ひたむきに強さを極めようとする姿を見せていれば必ず周囲の目は変わってくるはずです。
    「それでもたたかいたいのなら、かわりに天月たちスレイヤーがそのおあいてをしますよ。スレイヤーあいてなら、きっとほんきでたたかえます」
     さらにその後ろから、神影が腕を異形化させながら殴りかかる。咄嗟に後ろに跳んだ少年の足元を穿つに終わるが、その破壊の力は身に貯まる。
     格雄の視線が神影の後ろや横へと移動する。癒しの矢やシールドリング、清めの風が飛び交い、澪が己に暗示をかけているのをみて露骨に舌打ちをした。
    「変な技使いやがって!」
    「そういえば、煽りという飛び道具で飛ばせて実戦で撃ち落としたり、随分『鳥籠』がお好きなようですね?」
    「上手い事言うじゃねえか……!」
     じゃあ鳥籠を見せてやるよ。と腰だめに構えた格雄が両手を突き出して気弾を放つ。放たれた先にいたのは沙雪だが、その前に弥太郎が飛び込んできた。身を挺して守る身体を気弾が弾き飛ばす。
    「強、い……!」
     この力を正しい方向へ戻さないと。と直に受けてわかる強さに、素早く受け身をとり転がって立ち上がりながら顔を歪める。
    「護法……!」
     その身に沙雪からの防護符を受け取り傷を癒すのを見て、格雄が不愉快気に顔を歪めた。その間にも燈の霊犬のプラチナが浄霊眼で弥太郎の傷をさらに癒していく。
    「卑怯だと思いますか?」
    「あんたら、普通にやるのにこの人数差は流石にな」
    「ですが、強さは一つのみではないです。個人の力量だけでなく、仲間との連携でえる力も、強さの一つだと思うですよ」
    「うむ! 足りないところを互いに補うと言うのも、また強さだ!」
     沙雪の声に乗っかってくるでかい声は、格雄のすぐ隣から。振り向きながら突き出された両手が、螺旋回転をしている槍を挟み、持ち主と互いに押し合う。
    「現実はそうそう先読みもカウンターも通じない……刹那に命の火花を散らすこの感覚、如何かな?」
     小さな画面とどちらが愉しいか……答えは聞くまでもないかな!
     力を込めながらニヤリと景瞬が笑い、次の瞬間互いに弾かれたように後ろへと跳んだ。
     釣られて笑っていた格雄が、後ろからの気配に素早く振り返った。
    「ゲームは楽しくやんなくちゃならねぇだろ」
     勝ち続けたからって相手を貶したり、負けが込んだからって喧嘩売るようじゃ腕は一流でも心は三下だ。
    「ですね。無闇に暴力を仕掛けないのは立派だけれど、煽って誘うのは格好悪いですよ」
    「っるせぇ!」
     縁と燈の言葉。放たれた破邪の光の斬撃に目を眩まされ斬りつけられつつ、格雄が言い返す。
    「だからよ、言いたい事があるならテメェもその拳に乗せてみろよ。オレだってこの剣で全部語ってやるからよ!」
    「ただ純粋に競いたいなら素直にそう言い続ければ応えてくれる人は必ずいるはず」
     現にここにいるのですから。
    「確かに貴方は強いかもしれない……。でも、今拳を振るってる貴方は満足してるの!? 虚しいから暴力をふるってるんじゃないの!?」
     さらに澪が鋼鉄拳で打ち据えた。
    「言っておくわ! 貴方はこのまま暴力をふるい続けていても、虚しい風は止まらないのよ!」
     追撃の2打目は見事に受け止められる。ぶつかり合う拳の向こう側、格雄の怒りに歪んだ、それでいて楽しそうで、そして嬉しそうな顔が見えた。
    「ッ上等だァァァア!!」
    「そのいきです。まけてあげませんけどね」
     振り上げた拳に横合いから神影の妖冷弾が襲い掛かる。それ自体は大したダメージにならずとも、急速に広がる氷がこの後の攻撃の威力を増す搦め手の一撃。
    「後ろから遠距離攻撃……格ゲーで言う飛び道具型という奴かな?」
    「……っ」
     景瞬が切り裂く風を巻き起こし、それに合わせて、隠れる様に沙雪も同じ神薙刃を繰り出す。二重の不可視の刃を避けきれずに氷ごと身を裂かれ、たまらず膝をつく格雄。
     だが、その目はまだ死んでいない。膝を浮かしながら手に力を籠め、真正面からさらに殴りかかろうとする澪に向け、オーラを纏った拳にてジャンピングアッパーを放った。
    「!?」
     が、その攻撃は間一髪で身体をずらした澪の数ミリ横を掠っていく。
     宙高く浮いている無防備の身体。
    「60分の1秒を見切れるようですけれど、これならどうでしょう?」
     燈の癒しの矢がツバサへと撃ち込まれ、龍を模したバベルブレイカーを持つ腕の動きのキレが格段に増す。
    「しまっ―――」
     落下する格雄の身体。深く腰を落とし、バベルブレイカーを構えるツバサ。
    「貫け―――」
     花道! 天地咆哮斬!!
     バベルブレイカーの意匠の翼が火を吹き、加速する。杭が格雄の鳩尾に叩き込まれる。
    「うおおおおおおおおお!!」
    「がっぁぁあああぁぁあ!!」
     そして気合と共に振り抜かれた杭が格雄を吹き飛ばし。吹き飛ばされた身体は力なく地面に転がった。

    ●マナーは大切にね!
    「ぅっ……」
    「気が付いたか」
     倒れてからしばらくして、格雄がゆっくりと目を覚ます。
    「あ……俺……。えと……すんませんっした」
     そして己の今までの行動と、灼滅者達の説得を思い出して素直に頭を下げた。やれやれとため息を吐くツバサが、ややあって口を開く。
    「まぁ、お前が好き好んで壊そうとする奴じゃないから良かった」
    「ようはただ単にふて腐れてたってことですよね」
     澪がうんうんと頷いて話に乗っかってきた。恥ずかしそうにそっぽを向いて、頭を掻く格雄。
    「ほんきでたたかえましたか? どうだったでしょうか」
     そこに、神影が顔を覗き込みながら尋ねてきた。
    「私は……凄いと思いましたよ。これだけの多対一であるにも関わらずあれだけ立ち回れるとは。本当に良い稽古になりました」
    「ま、まぁ本気でやって、これだし。ってちょ、そんな言われても逆に困るっていうか、あの時は俺がちょっとおかしかっただけで!」
     続く沙雪の言葉にうろたえる格雄。その背中を景瞬の大きな手が叩き、振り返らせる。
    「周りより強すぎて困っているのならば、私達の学園に来ないか? 私達の学園には強者が多いぞ、練習相手には困らないだろう!」
     君より強い奴に会いに来ないか?
     その誘いの言葉に、今しがたの戦いのことを思い出す。確かにそれなら、行けるのなら行きたいものだと格雄は頷いた。
    「そうです、ひたむきに強さを極めようとする姿を見せていれば必ず周囲の目は変わってくるはず……強さとは弱い相手に対して見せ付けるためのものではないんです」
     思い出していただけましたか?
    「ああ、思い出したよ。ありがとな」
     弥太郎の質問に、立ち上がりながら笑みを返す。
    「実戦も素晴らしかったですが、対戦も芸術の様で素晴らしかったです。こんなところで燻らず、格ゲーで世界一を目指すのも悪くないと思いますよ」
    「いや、流石にそれは……」
     燈の言葉に苦笑する格雄。その首に回される腕。
    「いよっし! それじゃもう一度ゲームで遊びたいもんだ、やってこうぜ」
    「ええっ?」
    「初心者に対して接待しつつ強くさせるのも楽しいもんだぜ」
    「自分で言っちゃうもの!? いやそういうのは手加減してるってばれないようにするものじゃ……」
     まぁまぁいいからいいから。などと言い、縁は格雄の首に腕を回してゲーセンへと連れ戻っていく。残る灼滅者達も、各々がそれぞれの反応を示しつつ、後に続く。
     その後、ゲーセンの一角にて色んな言葉が飛び交ったのは、ちょっとしたお話。

    作者:柿茸 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2014年1月17日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 9/感動した 1/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 2
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