響く刃音の悪夢

    作者:刀道信三


    「夜とはいえ、静か過ぎるような……」
     風花・蓬(上天の花・d04821)は人気のない道でその静寂に首を傾げた。
     ――シャキン……シャキン……シャキン……。
     誰もいない夜の闇に金属と金属が擦れ合う音が響き渡る。
    「この音はまさか……?」
     ハサミの鳴る音に蓬が振り返ると、そこにはいつの間にか灰色のコートを着た一人の男が立っていた。
    「久方ぶりだね、お嬢さん」
     血の臭いに塗れた不吉な男が大きなハサミを片手に一歩づつ蓬に近づく。
    「私の殺しの流儀ではないが、偶には灼滅者を狙うのも悪くない」
    「あなたはあの時の六六六人衆?!」
     蓬が驚きに口を開いた時には、灰色の男のハサミは閃き蓬の喉許まで迫っていた。


    「集まったようだな。俺の全能計算域が六六六人衆による、武蔵坂の灼滅者の襲撃を予測した!」
     教室に集まった灼滅者達を前に神崎・ヤマト(中学生エクスブレイン・dn0002)が焦った様子で口を開く。
    「襲われようとしているのは風花・蓬で、放っておけば確実に殺されてしまうだろう。六六六人衆は、過去に闇堕ちゲームに勝利した灼滅者を狙って事件を起こしているようだ。急ぎ、彼女の救援に向かって欲しい!」
     もし一人でいるところでダークネスに襲撃されてしまえば、ヤマトの言うとおり蓬が命を落としてしまうことは必至であろう。
    「相手は六六六人衆の序列四九八位『灰色の男』と呼ばれる者、風花が関わった闇堕ちゲームを起こしたダークネスだ」
     灰色の男が蓬を襲おうとしているところへ灼滅者達が接触できる未来をヤマトは見たと言う。
    「灰色の男は強敵だ。一度武蔵坂の灼滅者が戦ったことがあり、手の内がわかっているとはいえ十分に注意して戦いに臨むべきだろう」
     灰色の男は執拗に蓬を狙って殺害しようとしてくるので、それを利用することができれば有利に戦闘が運べるかもしれない。
    「今回の第一の目標は、襲撃されている風花の救出で間違いない。しかし灼滅者を暗殺しようとしている六六六人衆を野放しにしてしまうのは非常に危険だ。可能な限り灼滅を目指して欲しい。そして風花を助けてやってくれ!」


    参加者
    風花・蓬(上天の花・d04821)
    春日・和(胡蝶の夢・d05929)
    雨宮・悠(夜の風・d07038)
    阿剛・桜花(目指すは可愛い系マッスル女子・d07132)
    月原・煌介(月梟の夜・d07908)
    鬼追・智美(メイドのような何か・d17614)
    天堂・リン(町はずれの神父さん・d21382)
    牧瀬・麻耶(中学生ダンピール・d21627)

    ■リプレイ

    ●静寂の公園
    「地下室の悪夢も此処で終わりに致しましょう」
     園内の木々の茂みに身を隠しながら天堂・リン(町はずれの神父さん・d21382)はそう呟いた。
     六六六人衆の序列四九八位『灰色の男』は、放って置けば放って置いただけ一般人を惨たらしく殺害していく快楽殺人鬼だ。
     六六六人衆なら当たり前に持っているような習性とはいえ、手口のわかっているものを放置し続けるのは気分が良くない。
    「新年早々ご苦労なことッスねぇ。敵に寝正月という発想はないんだろうか……でもまぁ、やる気出さないとね。命かかってますし」
     リンや仲間達と同じ茂みに隠れながら牧瀬・麻耶(中学生ダンピール・d21627)は鞄から取り出したお菓子を摘みつつ溜息を吐いた。
     灰色の男は夜毎に殺人を繰り返すタイプの六六六人衆であり、もし今晩風花・蓬(上天の花・d04821)が狙われなかったとしても、正月など気にしないタイプなのかもしれない。
    「何が『暗殺』よ。お見通しなんだからもう暗殺じゃないわよね。こんなゲーム、すぐさまゲームオーバーにしてやるんだから!」
     春日・和(胡蝶の夢・d05929)は学園の灼滅者を狙う六六六人衆の凶行に憤っていた。
     彼女の言うとおり六六六人衆の行動はエクスブレインの未来予測によって露見し、灼滅者達はこうして先手を打つことができている。
    「あまりに許しがたい事態ですね。学園の仲間の危機を看過するわけには参りません。必ずやこの凶行止めてみせましょう」
     鬼追・智美(メイドのような何か・d17614)の目には既に街灯の下を歩く蓬の姿が見えていた。
     日も落ちて雪が降るほど冷え込んでいるとはいえ、昼間なら散歩を楽しむ人々で賑わいそうな公園である。
     夜に人通りが少ないのは普通のこととはいえ、不自然なほどに人の気配が辺りからしなかった。
     現に灼滅者達の目には蓬の姿しか見えず、それが何者かの作為を思わせるような不気味さを感じさせる。
     ――シャキン……シャキン……シャキン……。
     深々と雪が降り、街灯だけが照らす夜道に、ハサミの音が場面を切り取るように鳴り響く。
     風が一吹きし、粉雪を舞い上げた一瞬後に、灰色の男は蓬の背後に音もなく現れた。

    ●突入
    「偶には灼滅者を狙うのも悪くない」
     そう言って振るわれた灰色の男のハサミが蓬の首筋を切り裂こうと迫り鮮血が飛び散る。
    「ゲームは皆で楽しむ物ですわ♪ 私達も混ぜてくれないかしら?」
     灰色の男が蓬に襲いかかると同時に飛び出した阿剛・桜花(目指すは可愛い系マッスル女子・d07132)が、片腕を割り込ませて蓬への攻撃を肩代わりする。
     ハサミは深く腕に食い込み、おびただしい血が流れ落ちていたが、桜花は不敵な表情を浮かべたまま、間近で灰色の男を睨みつけた。
    「勝たせて貰う、っすよ」
     月原・煌介(月梟の夜・d07908)にとって『闇堕ちゲーム』とはいつも歯痒いものだった。
     人が殺され、仲間が堕ちて行くのを見てるだけだったから、今守れるものは守り切りたいという意思を瞳に込めつつ、煌介は灰色の男との間合いを詰める。
     煌介は地を蹴ると背面跳びをするように灰色の男の頭上を飛び越え、ハサミを持っているのとは逆の側面に着地すると滑るように振り返りながら遠心力を乗せてマテリアルロッドを振り抜いた。
    「……大自然の、叡智、力を……」
     灰色の男は上体を反らしつつ数歩後退することで、煌介のフォースブレイクを避けるが、そのことで桜花と蓬から距離を空けさせられる。
    「……久方振り、だね。本当に」
     その隙間に踏み込むようにして雨宮・悠(夜の風・d07038)はガトリングガンの砲口を灰色の男に突き込む。
    「君は確かあの時にご同胞となったお嬢さんだね。灼滅者に戻ってしまっているとは残念だ」
     灰色の男はガトリングガンの砲身をハサミで掴むと、砲口を上へ逸らすだけではなく砲身の回転まで押さえ込んだ。
    「この前のようにはいきませんッ!」
     突然の襲撃に驚き一瞬隙を見せてしまった蓬であったが、これ以上相手に弱みを見せまいと灰色の男に向かって刀を抜き放つ。
    「どうやら邪魔が入ってしまったようだが、今回のゲームの標的はあくまで君だ」
     蓬が連続で繰り出した斬撃を灰色の男はハサミですべて弾きながら、少しづつ蓬へと近づいていく。
    「しつこい男は嫌われるわよ!」
     蓬と灰色の男の間に割り込むように飛び込みながら和がシールドバッシュを叩き込もうとするが、灰色の男が後方へ飛び退いたことで地面を打って土を舞い上げた。
    「戯れにこのような事をだなんて……許されると思っているのですか?」
     智美は隠れていた茂みから煌介に癒しの矢を放ちながら灰色の男へと問いかける。
    「私にとって殺すのが人間か灼滅者の違いしかないのだがね。こう騒がしくてはじっくりと時間をかけて解体できないことが心残りではあるが」
     智美の問いかけに対しても灰色の男にとって他者と価値観がすれ違って当然といった様子で表情に変化はない。
     一人で習慣的に殺人を繰り返す灰色の男にとって同じダークネスと価値観を共有することにすら関心がないのだから、獲物としか考えていない一般人や灼滅者との対話に言葉を返しこそすれ意味を見い出してはいないのだろう。
    「やはり簡単に攻撃を当てさせてはくれませんか……」
     リンは戦場を見渡しながら、自分と麻耶の姿を隠すように夜霧隠れを展開した。
     未来予測に従いバベルの鎖の予知の隙をついて奇襲をかけているのに、灰色の男は灼滅者達の姿に気づいてから反応して今のところ一発の命中も許してはいない。
    「年明け早々中学生を襲うとか……ひょっとして暇なんスかぁ?」
     霧の中から飛び出し、地を這うような低さで駆け寄りながら麻耶は灰色の男の足を刈るように無敵斬艦刀を横薙ぎにする。
    「ふむ、このような余興に付き合うあたり私も暇なのかもしれないね」
     麻耶の狙い澄ましたタイミングで放たれた一撃も、灰色の男は読み切っているかのように飛び越えた。
    「余裕を見せ過ぎですわ」
     麻耶の攻撃は避けられたものの、麻耶の攻撃に連携を合わせようとしていた桜花のシールドバッシュが着地する前の灰色の男に炸裂する。
    「ハサミなんて古臭い武器、B級ホラー映画でも使いませんわよ?」
     桜花はまだ片腕から血を流しながらも灰色の男を挑発することで注意を引こうとした。
    「確かに君の言う通りこのハサミは戦いの武器には不向きだね。元々私にとって殺人のための道具なのだから仕方がないのだが」
     空中では衝撃を殺すこともできずに灰色の男は数メートルの距離を殴られた方向へと吹き飛ばされるが、体勢を崩すことなく着地したあたり深手を負った様子はない。
    「しかし君達を相手にするだけなら、手に馴染んでいるだけ十分ではないかね?」
     激しい動作ではないがダークネスの脚力で地を蹴った灰色の男は、包囲する灼滅者達を意に介さないような速度で疾走を始めた。

    ●血戦
    「そうはさせないわよ!」
     灼滅者達の間を縫うようにして蓬に接近する灰色の男に反応できたのは、灰色の男と蓬の間に立つように気を配っていた和だけだった。
     蓬を狙って繰り出された灰色の男の凶刃を反射的に自らの体を盾に受けた和であったが、その一撃は鋭くディフェンダーとしてそう何度も庇い続けることはできないだろうというダメージを受ける。
    「火力が、足りない……力を貸し、疾く還れ、第36柱の欠片」
     灰色の男の圧倒的な実力を前に、このままではジリ貧になると判断した煌介は予言者の瞳を使うことで灰色の男の動きに集中した。
    「これなら!」
     今度はハサミごと断ち切ろうと蓬が上段から振り下ろした日本刀を灰色の男は半身になりながら力に逆らわず側面からハサミで受け流す。
    「大事な友達を守るためにも絶対に負けられない!」
     悠は灰色の男を逃がすまいと張りつきながら拳を連打するが灰色の男は柳のようにそれを避け続けた。
    「レイスティル、桜花さんの腕の治療を続けて!」
     智美自身は麻耶に癒しの矢を使いつつ、負傷している二人の傷の深さを見て霊犬のレイスティルに指示を飛ばす。
    「敵との能力差は予想を上回っていますが、まだ支えられないほどでは……!」
     リンはレイスティルとは反対に和にジャッジメントレイを飛ばしつつ戦況の分析に努めた。
     智美の癒しの矢による付与が回り攻撃が当たり始めれば勢いは灼滅者達の側に傾くだろうし、今のところすぐに戦線が崩れるということもない。
    「不利であろうと、諦めはしないんだから!」
     しかしこうも避けられ続けては手応えを得られず焦りもする。回復を受けて再び前に出た和の影業の触手を灰色の男はハサミでバラバラに解体することで無効化した。
    「そこッスよ」
     和の影業の破片と夜霧に紛れて麻耶は灰色の男の死角を取って縛霊撃を叩き込む。
    「剛神招来! 邪を吹き飛ばせ!」
     霊力の網に動きを取られながらも灰色の男が攻撃態勢を取ろうとするのを見て取って、桜花はシールドを広げてそれを防ごうと備えた。
    「やれやれ灼滅者も中々に侮れないようだ」
     真っ直ぐ標的へと向かうことが不可能と判断した灰色の男は、障害となっている桜花をシールドの上から力技で斬り裂く。
    「くっ……」
     シールドごと一文字に斬り裂かれ、戦闘続行が不可能になってもおかしくない傷を負うが精神力で膝をつかずに立ち続ける。
    「ほう、殺したつもりだったのだがね。トドメは後に回させてもらおう」
     意識を保つことで精一杯な桜花の横を素通りし、灰色の男は再び標的へ向かって駆け出した。
    「今度こそ決めさせてもらう」
     瞬く間に蓬の眼前まで移動した灰色の男のハサミが振るわれるが、智美の霊犬レイスティルが間一髪で斬撃を肩代わりして受ける。
    「……穿つ、すよ」
     灰色の男が蓬とレイスティルに気を取られている隙に、頭上から煌介が螺穿槍を繰り出して灰色の男を串刺しにしようとする。
     灰色の男は咄嗟に急所への直撃を避けるが、槍の一撃を受けた箇所からコートに黒い染みを滲ませた。
    「……相変わらずなんて動き」
     これ以上自分が攻撃され易い位置にいては身を盾にして守ってくれる仲間達が危険と判断した蓬は陣形の後列まで距離を取る。
    「援護するよ」
     後退する蓬を追わせないために悠は爆炎の魔弾を灰色の男の足許に向かって連射して弾幕を張る。
    「レイスティル……ごめんなさい……もう少し頑張って……!」
     智美は次の癒しの矢を弓につがえつつレイスティルに声をかける。
     レイスティルは主の言葉に応えるように一吠えすると応急処置をするように自らに浄霊眼を使用した。
    「困りましたね。あまり望ましい状況ではないですが……!」
     攻撃を受けているディフェンダーの二人と一匹の回復できる衝撃ダメージは回復されていて、メディックのリンが一手攻撃に参加できる状況になっていた。
     それはつまり殺傷ダメージが積み重なって次の攻撃から戦闘不能者が出てもおかしくないということでもある。
    「天堂さん、ナイスっスよ」
     リンの全力の踏み込みからのナイフによる斬撃がアシストとなって灰色の男に隙を作り、麻耶の無敵斬艦刀が横殴りに灰色の男を薙ぎ払った。
    「まだまだのけ者にされては困りますわ」
     灰色の男が体勢を崩した先で待ち構えていたように、桜花の抗雷撃が灰色の男の胴体に打ち込まれる。
    「ふむ、ハサミの間合いから距離を取られてしまったか。それでは趣向を変えさせてもらおう」
     追撃を避けるように後退したものの、灰色の男の足運びは未だに鈍ってはいない。
     相変わらず標的である蓬以外は障害物ていどにしか思っていないような余裕の態度で、灰色の男はハサミを構え直すとハサミに蓄積された犠牲者の呪詛が毒の竜巻となって斬撃と共に灼滅者達へと放たれた。

    ●悪夢の終わり
     灰色の男が蓬に執着し続けることで、斬撃からの毒の風と衝撃波を交互に繰り出してくることにより、サイキックの威力は分散し結果としてディフェンダー達の負担が減って回復が追いついた。
    「油断し過ぎ、っす」
     煌介のフォースブレイクの魔力爆発で灰色の男が押し返される。
     スナイパーに回った蓬と麻耶の黒死斬が蓄積して、徐々に灰色の男の動きを見切ることができるようになってきた灼滅者達の攻撃が命中し始めていた。
    「逃がさないよ!」
     悠が回り込みながら閃光百裂拳でコートの上から灰色の男を滅多打ちにする。
     戦線の維持を他の仲間達に任せることで煌介と悠が攻撃に集中することができ、確実に灰色の男に傷を負わせていくことができていた。
    「僕に刃を交わすだけの力はない。でも、これが僕の戦いです! 負けるものですかッ!!」
     灰色の男の出鱈目な動きを読みながら、メディックとして適切な判断でヒールサイキックを使用し続けるという意識が焼き切れそうなほどの集中力を使いながら、リンが必死に仲間を倒れさせまいとする。
     その努力の甲斐もあって緒戦で深手を負っていた桜花達も倒れずに戦い続けられていた。
    「麻耶さん、大丈夫ですか?」
    「鬼追さん、感謝ッスよ」
     ハサミの一閃から繰り出された冴え冴えとした衝撃から麻耶を智美が庇う。
     癒しの矢による付与を終えた智美がディフェンダーに移動したことも戦線の維持に一役買っていた。
    「余裕ぶっこいてると痛い目みるわよっ!」
     和の影業が灰色の男の四肢を絡め取り動きを封じる。
    「蓬さん、後は任せましたわ……バッチリ決めてくださいまし……!」
     蓬を月光衝から守りついに体力の限界を迎えた桜花は蓬の肩をひとつ叩いてから崩れ落ちた。
     桜花に背を押されるようにして駆け出した蓬の刀が鞘走り灰色の男のハサミを持った手首を切断、返す刀で袈裟懸けに深々と斬りつける。
    「獲物にやられるとは……どうやら君達を甘く見過ぎていたようだね……」
    「あなたが最初から私達と戦っていたら、結果はこうはいかなかったでしょうね」
     白い紙で刃を拭って鞘に納めつつ蓬は灰色の男に冷たく言い放った。
     もし灰色の男が暗殺ゲームにこだわらず、灼滅者達と戦っていたら、灰色の男は灼滅者達の戦力を削ぐ戦法を取り、灼滅者達は撤退に追いやられていたかもしれない。
    「流儀に徹して己の血と苦痛に塗れて終わるのも悪くはない……私は、戦いを愉しむ者では、ないのだから……」
     そう言い残して灰色の男は徐々に血の霧となって消えていく。
     こうして多くの一般人を殺害し続け、闇堕ちゲーム、暗殺ゲームと灼滅者達を脅かした序列四九八位の六六六人衆は灼滅されたのだった。

    作者:刀道信三 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2014年1月16日
    難度:やや難
    参加:8人
    結果:成功!
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