天女、小雨を供として

    作者:宮橋輝


     それは、狼に似た獣だった。
     体毛は白く、首の周りだけが僅かに灰色がかっている。半ばから断ち切れたのか、尾はかなり短い。

     夜明け前を駆ける獣は、やがて岬へと辿り着く。東の空が、僅かに白み始めていた。
     海を見渡せる草地に鼻面を寄せ、匂いを嗅ぐような仕草を二、三度繰り返す。
     獣が短い尾を一振りして何処かへと去っていった後――異変は起こった。

     晴れていた筈の空から、小雨が降り始める。
     現れたのは、白い風呂敷を背負った美しい女。手には、柄杓を携えていた。
     ふわり地に降り立った後、それは微かに眉を顰めて後ろを振り返る。
     背中から伸びた鎖が、きしりと鳴った。
     

    「――スサノオに生み出された『古の畏れ』が、また見つかったよ」
     教室に全員が揃った後、伊縫・功紀(小学生エクスブレイン・dn0051)は話を切り出した。
    「今回は、『天降女子(あもろうなぐ)』。いわゆる天女様なんだけど、男の人を誘って命を奪うって言い伝えがあるみたいだね」
     白い風呂敷を背負い、柄杓を手にした天女は、妖艶な笑みを湛えて男を誘惑する。誘惑に負けたり、柄杓の中の水を飲んだりすると、男は死んでしまうのだという。
    「男の人から睨むと助かるとか、水の飲み方を工夫すれば大丈夫とか、色々言われてるけど、そのあたりの細かいところは置いといて」
     そう告げて、功紀は今回の現場となった島の地図を全員に配る。海の近く、岬と思しき場所に印がつけられていた。
    「皆には、その場所まで行ってほしいんだ。朝早くなら、そんなに人は来ない筈だから」
     天降女子を出現させるには、メンバーに男性が含まれている状態で印のポイントを通りがかれば良い。一見して誤魔化せる程度であれば、男装をした女性でも構わないそうだ。
    「すると、空は晴れてるのに小雨が振り出してね。目の前に、ふわりと天降女子が降り立つんだ」
     美しい面に、誘惑の笑みを浮かべて。
    「天降女子は状態異常を操るのを得意にしてるから、対策は怠らないようにしてね。油断してると、身動きとれなくなったり、味方を攻撃することになりかねないから」
     あとは、男性を優先して狙う傾向があるのも記憶に留めておくべきだろうか。
     敵の攻撃手段を黒板に記してから、功紀は灼滅者を振り返る。
    「……この古の畏れを生み出したスサノオなんだけど、ちょっと予知がきかないんだよね。でも、事件を一つ一つ解決していけば、そのうち尻尾を掴めると思う」
     スサノオのことはその時に考えるとして、今は天降女子との戦いに専念すべきだろう。
    「天降女子については、すぐに対応すれば犠牲者を出さずに終われる筈。だから、お願いね」
     飴色の瞳で全員を見て、エクスブレインは小さく頭を下げた。


    参加者
    月見里・月夜(亞毛魔死弖雄雌出闘・d00271)
    芹澤・朱祢(白狐・d01004)
    イーライ・ウォルシュ(キルケニ猫・d04211)
    栄・弥々子(砂漠のメリーゴーランド・d04767)
    霧月・詩音(凍月・d13352)
    雨松・娘子(逢魔が時の詩・d13768)
    日影・莉那(ハンター・d16285)
    イーニアス・レイド(楽園の鍵・d16652)

    ■リプレイ


     草地の向こうに、海と空の青が見えた。
     澄んだ涼気を孕んだ風が、岬に辿り着いた灼滅者の頬を撫でていく。
    「寒いー……」
     イーニアス・レイド(楽園の鍵・d16652)は眠たげに呟くと、襟元のマフラーに顔を埋めた。
     九州の南西に位置するこの島は、彼の故国たるイギリスや、武蔵坂学園がある東京に比べると暖かいが、それでも冬の早朝となれば気温は下がる。寒がりの身としては、些か辛いところだ。
    「此処が天女様の出没スポット?」
     棒つき飴を咥えた月見里・月夜(亞毛魔死弖雄雌出闘・d00271)が、空を仰いで口を開く。
     男を誘惑し、その命を奪うと伝えられる天女『天降女子』。彼女が地に降り立つ時はどんなに晴れていても小雨が降るといわれているが、雲ひとつない空を眺めていると俄かには信じられない。
     不思議なもんだ、と言って飴を噛む彼の傍らで、栄・弥々子(砂漠のメリーゴーランド・d04767)が小動物を思わせる仕草で首を傾げた。
    「天女さん……やっぱり、綺麗なひと、なのかな」
    「キレイなおねーさんなら歓迎しなくもねーけど。――ま、命を奪われるってのは勘弁だな」
     軽口で応じた芹澤・朱祢(白狐・d01004)が、ゆるりと肩を竦める。
     この場に一般人を寄せぬよう全身から殺気を放ちつつ、日影・莉那(ハンター・d16285)が「それにしても、また古の畏れか」と溜息をついた。
    「次から次へと雨後のタケノコでもあるまいし、まったく……どこまで行っても面倒ばかりだな」
     景色をぐるりと見渡していたイーライ・ウォルシュ(キルケニ猫・d04211)が、ふと仲間達を振り返る。
    「ねー、つまりこの昔話、知らない人について行ったり、食べ物飲み物をもらっちゃダメってことだよね? おとーさんおかーさんや先生にいつも言われてることじゃん」
     にも拘らず、天降女子に出会った男はどうしてそんなに危ない真似をするのか?
     少年の素朴な疑問に対して、年長者たちは思わず顔を見合わせる。この場合、天女の誘惑が男の危機感を上回ったのか、それとも昔のことでその類の注意をする人が居なかったのか、判断に迷うところだ。
    「……まあ、よくある話ですね」
     僅かな沈黙の後、霧月・詩音(凍月・d13352)が答える。
    「実際に現れてしまった以上、馬鹿な男が引っ掛かる前に倒しましょう」
     その言葉に小さな棘が含まれるのは、彼女が一般人に対して良い感情を抱いていないゆえか。無表情に覆われた心の裡は、余人には窺えない。
     ともあれ、来たからには自分達の役目を果たすだけだ。エクスブレインが指定したポイントに向かって、灼滅者は一斉に足を踏み出す。辺りの様子を注意深く窺いながら、雨松・娘子(逢魔が時の詩・d13768)は黒縁眼鏡の位置を指で直した。
     男性を含むメンバーでここを通りがかれば、古の畏れは姿を現す。今回はもともと半数が男子なので、そこは問題なくクリアしている訳だが……普段から男の制服に身を包み、男の如く振舞う娘子ならば、天女も男性と見間違えるかもしれない。
     晴れ渡った空から、さぁ……と小雨が降り注ぐ。
     細い雨がたちまち草地を濡らしたが、灼滅者は些かも慌てなかった。万一に備えて滑り止めの靴を履いてきた者も多いため、たとえ地面がぬかるんだとしても足を取られる心配は無いだろう。
     煙る視界の向こうに、白い風呂敷を背負った女がふわりと降り立つ。
     手に柄杓を携え、女――天降女子は妖艶に笑った。


    「出たな! 天降女子!」
     顕現した古の畏れを前に、月夜が叫ぶ。
     間近で見る女の美貌は、なるほど天女と呼ばれるに相応しいものだ。これでは、男たちが惑わされるのも無理はないだろう。
    「きれいなひと。でもどう見てもあやしいよー……」
     明らかに人間離れした女の気配に眉を顰めつつ、イーライが身構える。
    「古の畏れ、って見た目じゃねーけど、気は抜けねーよな」
     朱祢がそう答えた時、娘子がスレイヤーカードを手に取った。
    「逢魔が時、此方は魔が唄う刻、さぁ演舞の幕開けに!」
     解除コードを口にした瞬間、身に纏う雰囲気が一変する。ライブ衣装に早変わりした彼女が愛用のV字ギターをかき鳴らした時、天降女子が手にした柄杓を傾けた。
     溢れた水が空中に迸り、イーニアスの頭上に降り注ぐ。彼が毒に蝕まれたのを見て、莉那は霊犬の『ライラプス』を呼んだ。
    「――回復を」
     主の声に応えたライラプスが、浄霊の視線で少年の毒を消し去る。ほぼ時を同じくして、雷を宿す莉那の初撃が天降女子を捉えた。
    「スサノオを殴るための準備運動と割り切って、お仕事に励むとしようか」
     手応えを確かめつつ、クールに言い放つ。チェーンソー剣を左肩に担ぎ持った月夜と、鉤爪にも似たオレンジ色のオーラを手に帯びたイーライが、相次いで天降女子に肉迫した。
     ぴたり息を合わせて拳を叩き込み、雷に変換した闘気で状態異常に対する耐性を高める。WOKシールドのエネルギー障壁を全開にした朱祢が、不敵な笑みを浮かべて前衛たちの守りを固めた。
     その脇から飛び出し、弥々子が走る。
    「前に立って攻撃って……ちょっと緊張する、の」
     普段は後衛か、前衛であってもディフェンダーを担当することが多いため若干戸惑い気味だが、敵が男性陣を中心に狙ってくるとなれば、彼らはどうしても防御に手を割かざるを得ない。火力の低下を補うには、マークの薄い女性陣が気張る必要があった。
     片腕を異形化させ、鬼神の膂力をもって天降女子を殴りつける。天女の背から伸びた鎖が、悲鳴の如く軋んだ音を立てた。
     本音を言えば、戦うのはちょっと怖い。でも、弥々子は敵から目を逸らすことなく、真っ直ぐそれに立ち向かう。――だって、ここには皆がいるから。
    「……大丈夫、だもん」
     灼滅者の攻撃を次々に浴びて、天降女子が柳眉を顰める。彼女は何事かを口の中で囁くと、透明な糸を手繰るかのように指を動かした。
     目に見えぬ戒めの力が、朱祢を雁字搦めに縛り上げる。それでも余裕の表情を崩さぬ彼を横目に見て、イーニアスは煌くオーラを両の手に集束させた。ひとまず、回復は他に任せて大丈夫だろう。
     狂信を秘めた慈愛の微笑みを口元に湛え、スサノオが生んだ『古の畏れ』の一つを見詰める。
    「スサノオね……気になるけれど、今はその時ではなさそうだ」
     唇から呟きが零れた刹那、少年の柔らかな物腰からは想像もつかぬ程の猛撃が天降女子を襲った。
     課せられた使命は、敵を倒し、被害を未然に防ぐこと。それが女性の形をしていようと、容赦はしない。
     自らを覆うバベルの鎖を瞳に集中させた詩音が、視線を前に向けたまま深く息を吸い込む。
     伝説の歌姫もかくやと思われる美しき歌声が彼女の喉を震わせ、空と海を臨む岬に響き渡った。
    「雨に愛されし天女 されどその腕に何も抱く事は無く 雫の如く、泡沫の夢となれ――」
     あまり人前で歌うことを好まぬ詩音だが、戦いとなれば話は異なる。こころ持たぬものにすら影響を及ぼす神秘の声は、サウンドソルジャーたる彼女にとって最大の武器だ。
     同じく音楽を操る者として仲間の力量に感嘆をおぼえつつ、娘子がギターを構える。戦いの前とは打って変わって、その表情はいたく楽しげに見えた。
    「今宵の聴衆は古の大先輩、妖かしの天女様! 未だ拙きお歌に御座いますけれど、是非是非お聞き入れくださいませれば!」
     朗々と声を響かせ、ギターを爪弾く。そこから奏でられる激しい戦の旋律が、天降女子をたちまち音波の渦に呑み込んだ。
     勇壮なる灼滅の演舞――闘争の宴(ライブ)は、まだ始まったばかり。


     天降女子の柄杓から溢れる水が、命を奪う毒となって灼滅者に襲い掛かる。
     自らの体を盾にして仲間を庇った後、イーライは身の丈よりも大きなガトリングガン『Kilkenny cats』を構えて眼前の敵に狙いを定めた。
    「通せんぼ、だよ」
     至近距離から放たれた弾丸が天女を穿ち、彼女をその場に釘付けにする。仲間の回復をライラプスに任せて前に躍り出た莉那が、縛霊手に覆われた腕を振り上げた。
     強かに殴りつけ、霊力の網で敵を絡め取る。よろめく天降女子の背で、鎖がしゃらりと鳴った。
    「地に縛られた天女か。かわいそうに……」
     緑色の目を僅かに細めて、イーニアスが己の両手を前に突き出す。

     主がお創りになられたものを、魂無きモノが害することなど赦されない。
     伝承は、伝承のままに。この手で、本来あるべき場所に還してやらなくては。

    「――必ずや勝利をあなたに捧げると誓います、カミサマ」
     盲目的に歪んだ信仰を輝くオーラに乗せて、それを撃ち放つ。
     眩い光に貫かれた天降女子は、数の不利を悟ってか男たちを籠絡しにかかった。
     虹彩に底知れぬ色を湛えた切れ長の目に、少し口角を上げた艶っぽい唇。頭の芯まで蕩けるような微笑みを目の当たりにして、月夜は堪らず頭を振った。
    「あぁ……ヤめろよ……弱いって、そういうの……」
     惑う青年に立ち直る隙を与えず、天女は流水の呪でさらに束縛を強める。
     直後、月夜のチェーンソー剣が唸りを上げて味方である筈の灼滅者を襲った。
    「ったく、落ち着いて目ぇ覚ませっての」
     咄嗟にWOKシールドを翳して攻撃を受け止めた朱祢が、敵の術中に落ちた仲間を眺めやる。
     まずは回復の時間を稼ぐべく、詩音が天降女子に向かって口を開いた。
    「……いい年をして、男漁りですか。見苦しい」
     辛辣な言葉を投げかけつつ、影の触手を伸ばして天女を抑えこむ。
     その隙に側面に回った弥々子が、低く身を沈めて囁いた。
    「えと、男の人ばかり見てたら、足元掬われちゃう、よ」
     武器を横薙ぎに振るい、敵の足を払う。すかさず娘子が浄化の旋律を奏で、誘惑された仲間の心をこちら側に引き戻した。
    「やれやれ、とんだ色ボケだな」
     呆れ顔で呟きながら、莉那は固く握った拳に雷気を纏わせる。鋭い打撃を浴びせる彼女に続いて、朱祢が敵の死角から剣を一閃させた。天女の足首を深々と切り裂き、足取りを鈍らせる。
     不意に、雨が勢いを増した気がした。

     数ではこちらが上回るとはいえ、回復の技を有する天降女子を倒しきるには時間がかかる。戦いが長引けば、メディックだけでは癒しきれない局面が出てくるのは半ば必然といえた。
    「主よ、どうか力をお貸し下さい!」
     毒で体力を削られたイーニアスが、祈りを捧げて自らを清める。彼が体勢を立て直したのを確認すると、イーライは仲間達に合図を送った。
    「今からいくよー」
     畳み掛けるなら、ここがチャンス。まずは口火を切るべく、鉤爪の如きオーラで天女の脇腹を抉る。敵の守りが崩れた一瞬の隙を見逃すことなく、詩音が毒の旋風を巻き起こした。単純な威力では及ばぬとしても、状態異常の扱いにかけては天降女子にも匹敵する彼女である。心と体を縛り、さらに毒を重ねれば、天女の雨をもってしても回復は追いつくまい。
    「さぁさ、次なる演目は妖怪演奏士の舞に御座います――!」
     ギターのネックに手を滑らせて楽を奏でる娘子が、情熱の舞踏で己の術力を高める。
     男を蠱惑する魔性の笑みを正面から見据えて、月夜が凄んだ。
    「かかってきな! 俺達の命は安かねェぞ!」
     左肩に担いだチェーンソー剣をがしゃりと構え、モーターを作動させる。
     美人は嫌いではないが、誘惑に負けて死ぬなど真っ平御免だ。緋色のオーラを剣の刀身に宿し、豪快に振り下ろす。生命を啜る刃が天女の右肩に喰らいついた時、弥々子のマテリアルロッドがその横から繰り出された。
    「ちゃんと全員無事で帰る、んだもん……!」
     杖の先端で胴を打ち、ありったけの魔力を注ぎ込む。
     爆発が、天降女子の全身を大きく揺らがせた。


     天女の命数がもはや尽きつつあることは、誰の目にも明らかだった。
     雨の癒しも、深く傷ついた身を支えきるには到底足りない。
    「これまでだ。そろそろ諦めろ」
     なおも足掻く天降女子に、莉那が縛霊の拳を叩き込む。
     首の皮一枚で辛くも踏み止まった天女は、直後、縋るような視線を朱祢に向けた。
    「なに? 誘惑、してくれんの?」
     口元に浮かべるのは、美女を愛でる男の笑みではなく、あくまで戦いを愉しむ者のそれ。
     たとえダンスに誘われようと、踊るのは敵に破滅をもたらす死の舞踏だ。
     光放つ剣を閃かせ、止めの一撃を繰り出す。
     甲高い叫び声を上げて、天降女子はこの世から消滅した。

     敵の灼滅を見届け、娘子が戦闘態勢を解く。
    「やぁっと終ったか。面倒な奴だったな」
     普段通りの男言葉に戻った彼女の隣で、詩音がふと考え込むような表情を見せた。
    「……しかし、あの鎖は何だったのでしょうね。羽衣を奪われた、天女でもあるまいし」
    「古の畏れか……。要するに、昔から伝わる怪談や伝説って事か?」
     飴の棒を吐き捨てた月夜が、彼女に答える。
     スサノオによって生み出される古の畏れは、人々の噂話から生じる都市伝説と性質が似ているが、鎖で縛られているという点だけが決定的に違う。果たして、それは何の意味を持つのか。
     黙ってやり取りを聞いていた弥々子が、ぽつりと口を開く。
    「おうちに帰ったら、昔の言い伝えを調べてみよう、かな」
     古い文献を紐解けば、あるいは、どこかにスサノオのヒントが隠されているかもしれない。

     仲間達が思案に暮れる一方で、イーライは青い空を見上げる。
    「東京は寒いけど、この島はあったかいね」
     折角来たのだから海辺で貝殻でも拾おうと彼が言うと、イーニアスは微かに難色を示した。気温は徐々に上がりつつあるものの、彼にとってはまだ肌寒い。
     できれば早めに帰りたいところだったが、最終的には気持ちを切り替えて提案を呑むことにした。
    「近くにスサノオの手掛りが無いか、調査しておきたいからね」
     それで謎に近付ける可能性があるなら、少しくらい寄り道するのも悪くはない。

     ――岬を渡る風が、海に向かって歩き始めた灼滅者のもとに潮の香りを運んだ。

    作者:宮橋輝 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2014年1月19日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 6
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