死のカフェで待ってます

    作者:篁みゆ

    ●営業中?
     大通りから二本ほど奥に入った裏通りに、一軒のカフェがあった。個人経営のそんなに大きくない店だからかそれほど積極的な宣伝はなされておらず、それでもいつ行っても昔からの客が必ず一人はいる、そんなお店。
    (「いつ行っても座れるし~、コーヒーも料理も美味しいし~、おじさんもおばさんもいい人だし~」)
     この日、店を訪れた女性はこのカフェの常連になりつつあった。最初こそ入るのをためらったものの、入ってみれば正解だったと自分の直感を褒めたほど。
    (「あれ~? 今日はお客さん、多い~?」)
     入り口のガラス扉から中を覗いてみると、見えたのは5人位の男女の姿。カウンターに座っている者や奥の席に座っている者、様々だが顔までは見て取れない。
    「こんにちは~」
     カランカランとドアベルを鳴らして扉を開ける。いつもならおじさんかおばさんがいらっしゃいと声を掛けてくれるはずだが、今日はその声も聞こえなければコーヒーの芳しい香りもしない。代わりに漂ってくるのは、なんだか不快な香り。店内もいつもより若干薄暗い気もする。
    「いつものおねがいします~」
     空いている席についてから気がついた。客と思しき5人の視線が自分に向いていることに。その瞳が、光を宿していないことに。
     女性に提供されたのは、死というメニューだった。
     

    「よく来てくれたね」
     和綴じのノートを手にした神童・瀞真(高校生エクスブレイン・dn0069)は、集まった灼滅者達に笑んでみせた。
    「病院勢力の灼滅者達の死体を元にしたと思われるアンデッドの出現については聞いているかな?」
     このアンデッドは灼滅者のような姿で武器を扱ったり、ダークネスのような形態でサイキックを使って攻撃してくる特性があるため、普通のアンデッドよりかなり強力な敵となっている。
    「新宿周辺でね、何かを探しているようにも見えるんだけれど、それが何なのかはわかっていないんだ」
     普段は人目を避けて活動しているようなんだけど、誰かに発見されたりするとその相手を殺そうとするから、被害が出てしまう。
    「君達に行ってもらいたいのは、裏通りにあるカフェだよ。中年の夫婦が経営していたのだけれど、常連客がポツポツ来ることはあっても店内が満席になることは稀でね。人が少ないから、アンデッド達の休憩地点として狙われたのかもしれないね」
     瀞真は沈痛な表情で言葉を続ける。
    「残念なことに経営者の夫婦はすでにね……。それを知らずに店に入ってきた常連客たちも、同じ道を辿っているよ」
     つまりこのままアンデッド達を放置しておくと、犠牲者はどんどん増えていってしまうだろうということだ。
    「灼滅者のアンデッドは全部で5体。強さとしては5体でだいたいダークネス1体分の強さと考えてほしい。武器は殺人注射器を持っている個体とバベルブレイカーを持っている個体がいるね」
     カフェは表口が一つと裏口がひとつ。ただし裏口付近には店主たちや常連客たちの遺体が折り重なるようにして置かれている。表口から入るとカウンターとテーブル席がある。入口は小さいのに中は意外に広く、戦闘するには十分な広さがありそうだ。
    「ガラス張りになっているのは入口の扉といくつかある窓。裏通りとはいえそこそこ人は通るから、戦闘中に中を覗かれてしまうとちょっと厄介かもしれないね。それにお客さんが来ないとも限らないから、人払いは注意して行ってほしい」
     窓や入り口から中を見えないようにして、店が休みであるようにすれば、不審な物音を立てなければ誰も入ってこないと思うけどね、と瀞真は告げた。
    「アンデッド達はカフェに入れば襲ってくるからね。残念だけど対話はできないよ。だから、倒すのが何よりの救いで、何よりの餞となるだろう」
     目を伏せた瀞真は、小さく息をついて灼滅者達に瞳を向ける。
    「これ以上の被害を出さないためにも、死後身体を使われている灼滅者達を救うためにも、力を尽くしてきてほしい」
     そして頭を下げた。


    参加者
    久篠・織兎(糸の輪世継ぎ・d02057)
    神楽・慧瑠(戦迅の藍晶石・d02616)
    ヴァン・シュトゥルム(オプスキュリテ・d02839)
    深束・葵(ミスメイデン・d11424)
    一宮・光(闇を喰らう光・d11651)
    新沢・冬舞(夢綴・d12822)
    外道・黒武(お調子者なんちゃって魔法使い・d13527)
    蒼間・夜那(金瞳の夜猟者・d14520)

    ■リプレイ

    ●死のカフェへ
     そのカフェは何十年もそこにあるのだろう。裏通りの雰囲気に自然に溶け込んでいて。初見では少し入りにくく感じるかもしれないが、入ってみればきっと暖かい雰囲気に包まれることだろう、そんな店。
    「嗚呼、古き良き『かふぇ』がまた一つ……味気ないチェーン店のコーヒーなんかよりよっぽど貴重な存在だったけど致し方なし」
     店の表口に集まった灼滅者達。深束・葵(ミスメイデン・d11424)が年季を感じさせる看板を見ながら呟いた。
    「裏通りのカフェは隠れ家的で落ち着けそうなのが実にいいです。こういうお店を行きつけにしたかったな」
     建物を見ながら告げた一宮・光(闇を喰らう光・d11651)はガラス越しにそっと店内を覗いた。薄暗い店内には情報通り、5人程の男女がいるように見えた。
    (「既に犠牲者がいるのが実に歯がゆいです……敵が元病院勢力ってのもやるせない……」)
     それは今回の件にあたる灼滅者達が大なり小なり思っていることだ。今は仲間となった病院勢力の元灼滅者達を相手にすることに、複雑な思いを抱えるのも当然のことだろう。
    「被害が出る前に止めたかったな」
     久篠・織兎(糸の輪世継ぎ・d02057)の零した呟き。出来ることならば――その思いはきっと誰しも同じ。せめてこれ以上、被害が出る前に……。
    (「亡骸を辱められるとは、『病院』の方々はさぞ無念でございましょう。確かに効率論を申しませば、一般の方をアンデッドにするよりも、灼滅者をそうすれば強いのかも知れません」)
     チラ、と視線を店内へ向けた神楽・慧瑠(戦迅の藍晶石・d02616)。アンデッドとなった今、彼らには自我はないのだろう。
    (「あちらからしてみれば、不要な死体を有効活用とでも思っているのかも知れませんね。この推測が的を射ているとするならば、我々とは相容れない存在」)
     きゅ、と手にした扇子を握りしめる。必ず事件を解決し、魂の安寧を取り戻すと誓いながら。
    「最後まで戦い続けた誇り高い方々を冒涜するような行為、許すわけにはいきませんし、これ以上犠牲者を出すわけにもいきません」
     店内をまっすぐ見つめながら、凛とした声で告げるのはヴァン・シュトゥルム(オプスキュリテ・d02839)。
    「気合いを入れていきましょう」
     しっかりと頷きあって、突入の意思を固める。織兎が立て看板を移動させてコンセントを抜く。新沢・冬舞(夢綴・d12822)が扉にかかっていた『OPEN』の札を裏返して『CLOSE』とした。
    「行くぞ」
     冬舞が扉を引いた。カランカランと鳴るベルの音だけが、以前から変わらないものなのだろう。だが今はとても空虚な音に聞こえた。
     続々と店内へ入り込む灼滅者達に、アンデッド達が空虚な瞳を向ける。

    ●死の香り
     のっそりと椅子から腰を浮かせるアンデッド達。店内はコーヒーの芳しい香りではなく死臭が漂っていた。
    (「どんな生き方をしてきたかは分かりませんが、死者にさせて操られるなんて嫌でしょうし、ちゃんと送ってあげますか」)
     念には念を入れて、店内に素早く視線を走らせる外道・黒武(お調子者なんちゃって魔法使い・d13527)。
    「いいカフェだったんだろうけど、もったいないな……」
     このカフェが元の姿を取り戻すことはもうない。織兎は呟いて、前へ出る。それぞれがアンデッド達の動きに注意しつつ位置取りを確認している間に、光がサウンドシャッターを発動させ、慧瑠と手分けして窓にカーテンを引いた。これで外の注意を惹いてしまう可能性は尽く潰したことになる。
    「病院の方々のご遺体をアンデッドに……なかなか素敵なご趣味で……反吐がでます」
     静かに眼鏡を外したヴァンの眼光が鋭く光る。
    「ゾンビが淹れたコーヒーなんか飲みたくないので味の違いが分からない連中にはとっとと退場してもらいましょうか」
    「そうだな」
     葵の言葉に頷いた蒼間・夜那(金瞳の夜猟者・d14520)が、魔力の篭った霧を纏う。前衛に渡った霧は、彼らを強化する。葵は小光輪を盾として広げ、自らの防御を固めた。
    「我是丸!」
     名を呼ばれたライドキャリバーの我是丸は指示通りに男性アンデッドへと突撃。ヴァンは素早い動きで男性の死角に入り、『Fortune plango vulnera』を振るう。剣を振りぬいた後に戻るのは、先ほどと違う場所。念のため裏口からの逃走を警戒して、彼らを囲むように動く。
    「ダークネスと戦うために覚悟を決めて人造灼滅者となられたはずが、死して後その肉体を利用されるとは耐え難い苦痛でございましょう」
     柔らかい口調でアンデッド達に語りかける慧瑠。閉じた扇子の先で示した男たちの足元から、急激に熱量を奪い去った。
    「ご安心ください。今、解放して差し上げますわ」
     弄ばれ続ける人造灼滅者達の身体に、優しい声と意志が染みこんでいく。
    「早く倒してやる……! こんな使われ方は可哀想だ」
     織兎の放った影は、皆で集中攻撃をしている一番傷の深い男を包み込む。オォォォォ、ぐももった叫びに心はあるのだろうか。
    (「……」)
     久々の依頼となる冬舞には、少し思うところがある。仲間と共に戦うことに何か感じるのか、仲間の戦いぶりを見て小さく頷いて。静かに放つのはどす黒い殺気。それは女性アンデッド達を包み込んでいく。黒武の放つ石化の呪いは男の深い傷から染みこみ、身体中に広がっていった。
    「街中に敵のたまり場があるのは危険ですからね。これ以上犠牲者が出ないように確実に倒します!」
     光の、狼の形をした影が、男を更に傷つける。ううぅと呻いた男が反撃を見せた。魂を削って放たれた冷たい炎が後衛を襲う。別の男が冬舞に拳を打ち込み、もう一人が慧瑠に迫る。
    「その攻撃は、通さない! かも!」
     が、それを受け止めたのは男と慧瑠の間に滑り込んだ織兎だった。
    「そんなの全然、きかないぞ~」
     穿たれた杭から身体をひねるようにして逃げて、織兎は男を見据える。その間にも女達の持つ注射器から放たれた毒薬が、ヴァンと夜那を蝕んでいく。
    (「戦闘は楽しい。殺しも強いヤツとやり合うのは好きだ」)
     刀に緋色のオーラを宿らせた夜那が、傷の深い男へと迫る。
    (「一方的ななぶり殺し、というのもやらない訳じゃ無い。だが、殺す奴と殺さない奴と、はっきりと区別してるつもりだ」)
     振り下ろした刃は常以上の切れ味でもってして男の血の通わない肉を切り裂いていく。確実な手応え。
    (「殺す必要のないヤツは殺さない主義だ」)
     敵達を取り囲むように位置取って、膝をつく男を見やる。
    「……アンデッドってのは見境がないな」
    (「思考回路が腐って来てるんだから、仕方がないのかね?」)
     葵が翳した掌から迸る炎の奔流が、男三人を取り巻いて焼き付けていく。合わせるように我是丸が攻撃を仕掛けた。
    「ダークネスと戦う為に、一般人を守るために手に入れた力を、ダークネスの為に使われ、一般人を殺めてしまうなんて辛いですよね……」
     静かに告げ、膝をついた男を見るヴァン。
    「今、止めて差し上げます。少しだけお待ちください」
     その手から放たれる『enfer』は慈悲を与えるように男を包み込み、縛り上げる。ウオォォォ、虚ろな呻き声も締め上げが強くなるごとに薄れ、そして……途切れた。

    ●崩れゆく
     慧瑠が男にバベルブレイカーを打ち込むと、男は体勢を崩してそのまま床に崩れ落ちた。剣を手にした光が風を解放し、慧瑠と冬舞を癒やし、浄化する。
    「こっちも攻撃、いくぞー!」
     仲間を庇って負った傷を気にすることもなく、織兎は残った男との距離を詰める。振り上げた巨大な刀を思い切り振り下ろし、重い一撃を与える。畳み掛けるように夜那とヴァンが傷を広げて行った。
    (「死者とは言え、同胞を殺めないといけないとはねぇ……」)
     徐々に倒れていく、アンデッドと化した灼滅者達を見て、黒武の心に怒りに似た感情が沸き立つ。
    (「……忘れねぇ。絶対に。お前達が居た事を忘れねぇように、確り記憶に刻んでおく」)
     剣を握り締める手に、無意識の内に力が入った。
    (「だから、俺は全力で戦うぜ!」)
     伸ばした刀身がしゅるしゅると男に巻きつき、締め上げる。ギリギリギリ、黒武の全力が男を攻め立てる。全力の攻撃は餞となり、男の身体から力を奪っていった。
    (「骸を利用されることは、どれほど彼らにとって……」)
     男性達が撃破されるまで女性達の動きを阻害するべく動いていた冬舞は、次々と倒れゆく男性達と、傷を負い、動きを阻害されつつもまだ戦い続ける女性達を見て。病院の灼滅者達には敬意を払う気持ちがあればこそ、一刻も早くこのような不本意な状況から彼らを解放してやりたいという思いがある。冬舞は腕に装着した祭壇武器から結界を展開し、女性達を結界内に閉じ込める。葵の『猿神礫手』から放たれた大量の弾丸が女性達を襲った。
     女性達の放つ黒き弾丸と斬撃が灼滅者達を襲う。だが新しい傷も、すでに負っていた傷も、仲間同士で声を掛け合い癒していく灼滅者達に隙はない。けれども慢心も油断もなく、彼らは冷静に狙いを固定し、攻撃を加えていく。
     下手な手心を加えないことが、アンデッドとなってしまった彼らへの救い。
     こちらが手数を重ねるごとに、迫り来る女性達の攻撃は精度を欠いていくように見えた。これまでに重ねられた傷が、彼女達を蝕んでいったのだ。
    「このような蛮行、断じて許すわけには参りません」
     幾度目かの攻撃を受け止めた慧瑠は、しっかりと女性達を見据えて。
    「魂を穢し、尊厳を踏み躙るなど唾棄すべき愚行。絶対に屈しません……!」
     影の刃を操り女性を斬りつける。その身体の持ち主を救うために。
     光の放った矢がヴァンの傷を暖かく癒やす。夜那の槍から氷柱が放たれ、女性の腹を穿つ。葵と我是丸がタイミングを合わせて攻撃する。
     次々に傷を増やしていく女性。常なれば彼女とて仲間と共に戦いを挑み、そして簡単には倒れない灼滅者だったのだろう。だが今は、灼滅者の肉体を持ったアンデッドだ。
    「うん……ごめんね」
     織兎の呟きは、何度も何度も拳を撃ちこむ音にかき消された。女の身体が仰向けに倒れていく……。
    「後は、あなただけですね」
     女性に近づいて剣を振るい、ヴァンは囁く。その横を、黒武の漆黒の弾丸が通り抜けていく。ナイフを手にした冬舞も女性との距離を詰め、視認される前に斬りつけた。葵の炎を追って我是丸が突撃する。
     ふらりふらり、足元がおぼつかないながらも迫る女性の攻撃は目標がうまく定まっておらず、ヴァンが軽やかに避けたところに慧瑠が深く深く杭を打ち込んだ。夜那の斬撃、ヴァンの影、冬舞の一撃……葵も我是丸もまた、容赦なく女性に迫り。
    「これで、終わらせよう」
     もはや彼女に勝ち目はない。上体を揺らしながらかろうじて立っている女性を見つめ、光が呟いて放ったのは、影。音も立てずに女性に忍び寄った狼型の影は彼女を蹂躙し、そして、全てを終わらせた。

    ●仮初めの
     戦闘のために倒してしまったテーブルや椅子を起こし、出来る限り店内を元の状況に戻す。
    「どうか安らかに……」
     再び眼鏡を掛けたヴァンが祈りを捧げるのに倣って、犠牲者――病院の灼滅者達も含めて――に黙祷する。
    (「もっと早く来られれば、何か変わったのかもしれない」)
     冬舞は手を合わせながら、思う。その「もしも」が実現しがたいということは、灼滅者もエクスブレインも万能ではないゆえだろうか。
    「やすらかに、眠ってくれるといいな」
    「次の生は普通に幸せになれよ」
     織兎の言葉を聞いて、黒武も餞の言葉を紡ぐ。来世なんて望んで無い自分が思うのもなんだけれども。
     夜那が店主夫婦や常連客たちに走馬灯使いを使用すると、死体であった彼らは死ぬ前の状態へと戻った。
    「ん……? 私達はなぜこんなところに」
     きょろきょろとあたりを見回してそこが裏口前だとわかった店主も客も、不思議そうな顔をしている。夜那はそんな彼らに、本当は死んでいること、殺した奴らは自分達が倒したこと、今は数日間の仮初の命を得たことを告げた。だが。
    「何を言っているんだね、君は。私達が死んだ? 仮初の命? 何かの小説かゲームかの話かね?」
     彼らに真実を話しても、理解はしてもらえない。怒らずに、笑って済ませてもらえたのが幸いだ。知らない人にいきなり自分達は死んだ、今は数日間の仮初の命を与えられた状態だなんて言われても、はいそうですかと信じる人はまずいない。
    「数日の間は生きてられる……その間にやりたい事があったらやっておくんだな」
     それでも夜那は忠告する。だがそれ以上は無理に信じさせようとはせずに、静かに仲間達とその場を後にした。

     看板に明かりが灯り、『OPEN』の札が下がる。かぐわしいコーヒーの香りが店内に満ちて、優しい音楽が流れ出す。
     ここはあと数日間だけ、とても素敵な隠れ家的カフェだ。

    作者:篁みゆ 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2014年2月8日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 8/キャラが大事にされていた 0
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