これからはチョコではなく、バッテラの時代?!

    作者:雪神あゆた

     大阪は堺市。ある一軒家の居間で、少女が冷蔵庫を見つめていた。
    「もうそろそろ固まる頃かな……えへへへ……カシマ君、よろこんでくれるかなぁ」
     少女はしばらく前に、とかして型に入れたチョコレートを、冷蔵庫に入れ、今、固まるのを待っているのだ。
     冷蔵庫に入れてからだいぶ時間もたった。もう固まった頃だろうか。
    「ありがとうっていってくるかな、甘いの嫌いじゃないといいな……」
     微笑む少女。
     その時、玄関から、
    「見つけました、見つけましたよ! んっふっふ!」
     背広姿にオールバックの中年男性が、居間へ走ってきた。冷蔵庫を見、笑っている。
     彼の後ろには、軍服の男達三名。何故かコサックダンスを踊っている。
    「え?」
     驚く少女に、背広の男は一礼する。
    「お邪魔しております。私、バッテラ一筋、バッテラン。ええ。親しみをこめ、バッチャンとよんでいただけるとありがたく……」
     バッテランは流暢に挨拶しながら、冷蔵庫へ近づき、冷蔵庫のドアを開けた。
    「何してるの? やめてよおっ」
     少女は大慌てで抗議するが、バッテランは止まらず、冷蔵庫を漁り続ける。
     そして、型に入ってしっかり固まったチョコレートを、手に取る。
    「やめなさーいっ……ってきゃあ」
     チョコを取り戻そうと手を伸ばした少女、彼女を軍服の男達が抑えつけた。
     バッテランは、懐にチョコをおさめながら、
    「カシマさんはきっと、甘いものが苦手です。ええ、男は甘いものが嫌いです。ですのでコレは、私どもが処分いたします、ええ」
     そして、魚と瓶に入った酢を冷蔵庫に入れた。
    「代わりに、鮮度抜群のサバとお酢を置いていきます。これで押し寿司を作ってあげると、喜ばれます。ええ、これからはチョコでなく、バッテラの時代ですから!
     では。押し寿司バンザイ、バッテランでした!」
     また一礼し、玄関に去っていくバッテラン。軍服男達も少女から手を離し、コサックダンスを踊りながら続く。
     少女は呆然としていたが、我に返って叫んだ。
    「ちょ、ちょこ、返してーーっ!」
     
     教室で、姫子は灼滅者たちに微笑みかけた。
    「もうすぐ2月14日、バレンタインデーですね」
     そして表情を険しくさせる。
    「ですが、バレンタインデーを前に、全国のご当地怪人達がチョコレートを狙い、傍迷惑な事件を起こそうとしているのです。
     大阪府堺市でも、ある一軒家に、大阪のご当地怪人バッテランが押し入ります。
     放置しておけば、バッテランは、その家の少女が作ったチョコレートを強奪し、去っていくでしょう。
     チョコレートを狙う理由は分りませんが、チョコレートが奪われるのを阻止して、バッテランを倒してください」
     現場は、一軒家の居間。
    「皆さんは、午後二時に家の中に入り、居間へと向かって下さい」
     家には鍵はかかっておらず、居間に入るまでは特に問題はない。
     灼滅者らが居間にたどり着いたとき、居間の中には、この家の少女と、バッテラン、バッテランの手下がいる。
     バッテランは冷蔵庫に近づき、今にも冷蔵庫を開けようとしているところだ。
     冷蔵庫の中には、少女の手作りチョコがある。
    「皆さんは、バッテランがチョコを奪い取るのを阻止し、さらに彼を退治してください」
     バッテランは、スーツを着た中年男性の姿をしている。
     使うのは、次の三つの技だ。
     どこからともなく、炊きたての酢飯を取り出し、蒸気を敵に浴びせプレッシャーを与える技。
     さらに、サバの小骨を投げつけ、足止めする技。
     包丁で服を切り裂いていく技。
     強い相手であり、侮ることはできない。
     また、バッテランの手下として、コサックダンスを踊りながら戦う、コサック戦闘員も三人いる。
     追撃効果があるコサックキックを使ってくる。バッテランよりは弱い。
    「現場には、チョコを作った女の子もいます。
     ですが、バッテランやコサック戦闘員は、女の子を傷つけようとはしませんし、戦闘が始まれば、女の子は、別の部屋に逃げだしますので、心配はいらないでしょう」
      
     説明を終えると、姫子は、皆を見る。
    「怪人の目的はよく分かりませんが……。
     それでも絶対に阻止して下さい。お願いします!」


    参加者
    月雲・彩歌(幸運のめがみさま・d02980)
    綾木・祇翠(紅焔の風雲・d05886)
    新堂・辰人(夜闇の魔法戦士・d07100)
    北逆世・折花(暴君・d07375)
    テレシー・フォリナー(第三の傍観者・d10905)
    空本・朔羅(うぃず師匠・d17395)
    朝川・穂純(瑞穂詠・d17898)
    此花・大輔(ホルモン元ヤンキー・d19737)

    ■リプレイ


     灼滅者たちは、サーヴァントを引き連れ、居間に入る。
     中央にはこたつがあり、壁の目立つ所に、父と母と娘の家族写真が額縁に入れられ、飾ってある。
     10歳ほどの少女――写真に写っているのと同じ少女は、こたつの横で、今にも泣きそうな顔。
    「やめてよっ」
     が、侵入者たち、軍服男三人とオールバックの中年男、彼らは動きを止めない。
    「私、バッテラ一筋バッテランと申しまして」
     中年男、バッテランは喋りつつ部屋の片隅に移動し、冷蔵庫の取っ手に手をかけている。
     少女も、バッテラン達もまだ灼滅者には気付いていない。
     空本・朔羅(うぃず師匠・d17395)は息を吸い込み、広島弁でまくし立てる。
    「くぉら! 他人様の家の冷蔵庫を勝手に開けちゃいけんって教わっちょらんか! 冷蔵庫から離れて、ちゃんと開けてええか聞かんか!」
     此花・大輔(ホルモン元ヤンキー・d19737)は朔羅の隣に並ぶと、バッテランを睨み、指をボキボキと鳴らす。
    「おいこら魚野郎! いたいけな乙女のチョコレートを奪って何する気だゴラァ!」
     北逆世・折花(暴君・d07375)は出口を塞ぐように立ちながら、
    「そうだね。ボクも聞きたい。なぜ、君達はチョコを強奪するのかな?」
     冷静な声で問いを投げかけた。
     バッテランは灼滅者達を見る。恫喝にも問いにも答えず、顔をほころばせ頭を下げる。
    「これは初めまして。お会いでき非常に光栄。が、邪魔しないでいただきたい。邪魔をされるおつもりなら」
     バッテランは指をぱちんと鳴らした。
     音を聞き、コサック戦闘員たちが腰に手を当てた。そして踊りながら、灼滅者に近づく。
     月雲・彩歌(幸運のめがみさま・d02980)は赤い金属の長剣・斬仙を中段に構えた。
    「いいえ。勝手な理由で、大事な日を邪魔する。そんなあなたを邪魔させていただきますよ」
     丁寧な言葉遣いでありながら、けれど、強い意志をこめ言葉をぶつける。
     新堂・辰人(夜闇の魔法戦士・d07100)は、ナイフを取り出す。
    「思うところもあるけれど……まぁいいや」
     片足を半歩後ろに引き、構える辰人。
     テレシー・フォリナー(第三の傍観者・d10905)は半目だけ開けた目でにらみ、怒りをあらわに叫ぶ。
    「普通のお寿司怪人なら、勝負前にごちそうしてもらって……とか思ってたけど! 押し寿司だしすぐ暴力振るうし、コレだからご当地さんはーっ」
     あれ? 一人テンションが違う?
     首をひねるバッテラン。彼の足元に、一匹の犬。綾木・祇翠(紅焔の風雲・d05886)の霊犬、紫雲だ。ワンワン! と吠えバッテランの気を惹いた。
     この家の少女は先ほどから呆気にとられていたが、紫雲の声を聞いて我に帰った。居間を飛びだし、隣室へ。
    「ちゃんと一般人を逃がせて、流石だな、紫雲」
     紫雲へ親指を立てる祇翠。
     朝川・穂純(瑞穂詠・d17898)も隣室へ走る。ほどなく少女の背に追いついた。
     片手を軽く振り、風を起こす。風を浴びた少女は目を瞑りその場にしゃがみこんだ。すぅすぅ寝息を立てる。
    「お休み。少し眠っててね。その間に、怖いことは終わってるからね」
     穂純は少女に背を向け、居間へ引き返す。


     居間では既に戦闘が始まっていた。
     前衛で、彩歌は敵に問う。
    「何故、こんなことを……! あなたの仲間にも、チョコに救われている人がいるのではないのですか!」
     バッテランは歯を見せて笑う。
    「ははは! 面白いことをいうお嬢さんだ。面白い発言のお礼に――やっておしまいなさい!」
    「「コサック!」」
     バッテランの声に従い、コサック戦闘員たちが、足を前に突き出した。彩歌は脛を蹴りつけられる。
     すこし離れた場所では、ビハインド・フォルスが、別の戦闘員の蹴りを受けていた。主テレシーを庇ったのだ。
     テレシーは戦闘員どもをびしっ、びしっと指差した。
    「よくもやってくれたわね! とにかく――コサックダンスは乙!」
     戦闘員達の周囲の気温を一気に下げ、彼らの体を氷で覆う。
     その隙に彩歌は体勢を立て直していた。
     彩歌は両腕をふる。二振りの刀剣、斬線と斬仙で戦闘服と肌を切り裂いていく。
    「こっさくう~~~?!」
     戦闘員の口から情けない声。
     一方。バッテランは己の額をパチリと叩いた。
    「おやりになりますね。では、私も力をお見せしましょう。――バッテラの基本は酢飯。いでませ、酢飯ぃ!」
     突然、バッテランの足元に飯の入ったおひつが現れる。おひつからもうもうと蒸気が噴出し、灼滅者前衛を襲う。
     蒸気のやけどしそうな熱と、次次に噴出す勢いが、灼滅者の体力を削る。
     朔羅も蒸気を浴びたが、それでも朔羅は叫ぶ。
    「こんなの、どうってことないっす! 私の役目は、皆を護ること、そして――恋する乙女のお手伝いなんすから!」
    「ナノ~!」
     ナノナノ・師匠が鳴き声とふわふわハートで朔羅を応援してくれた。
     朔羅は、床を蹴る。バッテランに接近。相手の眼前で急停止し、ご当地ビーム。八朔の汁と光線を相手の顔へ浴びせかける。
     大輔も姿勢を整えていた。自分の胸をどん、と叩く。
    「大阪でホルモン焼いてブイブイ言わせた『ホルモンヤンキー』とは、俺のこと! バレンタインは、チョコとホルモンだ! 魚野郎のバッチャンはひっこんでな!!」
     彼が言い終わらぬうちに、ビハインドの此花・実理が動く。霊撃をバッテランの鳩尾へ叩き込む。
     腹を押さえ、体をくの字に曲げるバッテラン。突き出た彼の顔面に、大輔がクルセイドソードの一撃!
     朔羅の光線、大輔の斬撃に、「ぐああ」と悲鳴を上げるバッテラン。
     穂純は既に居間に戻ってきていた。バッテランを見、仲間達を見る。
     前衛の何人かが、先ほどの蒸気攻撃で体勢を崩していた。
    「回復は私に任せてください! 精一杯がんばりますから!」
     穂純は目を閉じ、胸の前で両手を組んだ。新緑の香りの、清らかな風を吹かせ、皆を癒し、体勢を立てなおさせる。
     穂純の回復に支えられながら、灼滅者は戦闘を続けた。
     祇翠は足元の紫雲に呼びかける。
    「いくぜ、紫雲。終わったら美味しいモン食べさせてやっからな」
     紫雲に斬魔刀で戦闘員を牽制させ、自身は相手の側面に回り込む。
     祇翠は戦斧を振りあげた。装飾の施された刃。その刃で、相手の肩を斬る。深手を負わせ、戦闘不能に追いやった。
     戦闘員の残り二人は仲間が倒されたことに動揺しつつも、なお蹴りを仕掛けてくる。
     折花はバックステップで彼らの蹴りを回避。
     折花は拳を握りしめた。腕を巨大化させ――、
    「押し潰れろ!」
     戦闘員の顔面を殴りつける。
     吹き飛ぶ戦闘員。折花の一撃は強力だった。戦闘員をほとんど失神寸前まで追いやっている。
     飛ばされた戦闘員を、辰人が追いかける。
    「畳み掛けさせてもらうよ――お前を、切り裂いてやる」
     辰人はナイフを見えない速度で操る。戦闘員の体に傷ができ、大量の血が噴出。――二人めの戦闘員を終わらせた。


     一分後には、灼滅者たちは最後の戦闘員を倒すことにも成功。
     しかし、バッテランの顔に浮かぶのは、福々しさすら感じさせる笑顔。
    「これは困ってしまいました。はははは。ですが――」
     バッテランは数歩移動し、冷蔵庫の前に立つ。扉を開けた。中のチョコをハート型の容器ごと手に取る。
     口を大きく開く。チョコを口に入れるつもりか?
     彩歌と朔羅はバッテランの行動にいち早く気付いた。
    「やめなさい! それは、彼女が望んだバレンタインを過ごすためのもの!」
    「食べちゃダメっす! そんなことしたら、馬に蹴られるっていうか、私がぶん殴るっす!」
     彩歌はバッテランの胴を神霊剣で薙ぎ、朔羅は相手の腕にシールドを叩きつける!
     はたして、バッテランの手からチョコレートが落ちた。
     床に転がるチョコを、朔羅の師匠が急いで回収。
     バッテランは笑みを消した。
    「どこまでも……こざかしい!」
     バッテランは懐から包丁を取り出した。彩歌に包丁をふりおとすが――、
     大輔が、バッテランと彩歌の間に割り込んだ。刃は、大輔に命中する。
     血を流し、膝を突く大輔。
     バッテランはさらに包丁をふるおうとしていたが、実理が霊障波を飛ばして、彼を牽制。
     穂純はかのことともに、大輔の元に駆け寄った。
     穂純は大輔の背に札を張り付けた。護りと癒しの力を彼に与える。かのこも瞳の力で彼を治癒。
     そして、穂純はバッテランに叱りつけるように言う。
    「チョコに何があるのか分からないけど、バッテラの評判を落としちゃうのは、やめて!」
     大輔は穂純に目で礼を言うと、バッテランに向き直る。
    「行くぜバッチャン。これが、ホルモンの時代の技だ! 炭火ビーム!!」
     ホルモンを焼いてくれる炭と火への感謝、それを感じさせる真剣な表情で、熱いビームを発射! バッテランを撃ち抜く。
     バッテランは、地団駄を踏んだ。
    「あのチョコさえあれば……おのれおのれ」
     きっと睨みつけてくる彼の視線を、折花は真直ぐ受け止めた。
     折花は相手以上に鋭い視線を返す。
    「ボクには縁のいないイベントだけど、チョコは奪わせはしない」
     言い終わると同時、足を一歩前に出した。
     折花は神霊剣を一閃させる!
     バッテランの胴を深く斬る、折花の剣。
     バッテランは足をふらつかせた。立っているのもやっとか。
     バッテランは怒鳴る。
    「ま、まだだっ。サバの小骨を抜きつづけた、バッテラの歴史を――なめるなっ!」
     空中に大量の小骨が出現。辰人の脚に降り注ぐ。太ももや足の甲に小骨が刺さる。
     辰人は痛みに顔を歪めるが、それでも腕を動かす。
     ナイフを振ると見せかけ――日本刀を上段からバッテランに叩きつける!
     そして叫んだ。
    「テレシー、祇翠、今だ!」
     彼の言葉を聞き、テレシーと祇翠が動く。
     テレシーがバッテランの胸に槍の穂先を向けた。
    「永遠に冷凍保存しといてあげる。だって――バッテラの時代は永遠にきませんからー!」
     祇翠が両の拳を握る。
    「バッテラが好きなら押しつぶしてやるぜ? お前がバッテラになりな」
     次の瞬間。テレシーがつららを放ち、祇翠が拳を繰り出す。フォルスと紫雲も素顔の魔力と斬魔刀で主を支援。
     はたして、つららがバッテランの胸を貫き、祇翠の拳が顎を砕いた。
    「ば、ばってらーーっ!」
     バッテランは倒れ――消えた。


     家の中は静まり返る。
     朔羅は敵が完全に消えたのを確認してから、師匠が回収したチョコを冷蔵庫に戻した。
     朔羅は皆を振りかえる。
    「みんな、怪我は大丈夫っすか? 怪我があったら自分と師匠で治すっすよ!」
     幸い、大きな怪我をしたものはいないようだ。
     テレシーはバッテランが消えた方向を見つつ、
    「まったく、冷蔵庫のチョコとバッテラを入れ替えるだけなんて、芸がないわね」
     と溜息を零す。
     同じ方向を、祇翠も見ていた。
    「確かに、チョコ一強バレンタインに違和感はある。でもよ、ご当地ってのはよさを認め合ってこそだろ? 無理強いはちがうだろ?」
     首を左右に振る祇翠。
     彩歌は目を閉じしばらく何事かを考えていたが、目を開ける。
    「彼らの目的も……チョコをなぜ食べようとしていたのかもわかりませんが……ともかくチョコを守れたことを喜びましょうか」
    「そうだね。あのチョコは彼女が一生懸命作ったものだったんだろうし」
     彩歌の言葉に、折花が同意を示す。折花はちらり、隣の部屋に続く扉に目をやる。そして、うん、と首を縦に振る。
     大輔は扉をあけた。隣室の中を覗き込む。部屋の奥で少女はすやすや寝息を立てていた。
     大輔は親指を立て小声で言う。
    「お前のチョコ、バッチャンからしっかり守れたぜ!」
     辰人は皆に声をかけた。
    「本当は後片付けもしていきたいけど……彼女が寝ているうちに、早くここを離れたほうがよさそうだね」
     辰人の言に従い、帰る用意をしていく皆。
     穂純はかのこを抱きしめていたが、床に下ろした。
    「じゃあ、帰りにちょっと寄り道しませんか? 美味しいバッテラをみんなで食べたいな」
     彼女の言葉に何人かが賛同する。
     一行は少女の家を後にした。これから食べる大阪の味へ期待を抱きつつ。あるいはチョコと少女の想いを守れた喜びをかみしめつつ。

    作者:雪神あゆた 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2014年2月14日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 1
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