慕っているからこそ認めない

    作者:飛翔優

    ●何故、あの先輩に
     年が明けてからしばしの時が経ち、新しい体勢にも慣れてきたとある中学校の野球部。控えとレギュラーの狭間で実力を磨いている一年生、草薙章は、三年生の先輩が引退していった後に起きたとあるできごとが頭の中を離れないでいた。
     三年生が受験のために引退すれば、当然、新たなキャプテンが必要となる。皆が……彼も当然、穏やかな物腰と的確な指示などによってチームメイトからの信望も厚いキャッチャー……二年生の城島が任じられるものと思っていた。
     しかし、キャプテンを任されたのは別の男。三年生を押しのけてエースピッチャーとして活躍しているほどの実力を持つ反面、ぶっきらぼうな言い方や無愛想な態度が目立つ二年生、堂本。
     章はぶっきらぼうな言い方でも的確な指摘だったり、無愛想な態度の中に仲間を信じている……と言った要素を感じ取っていたものの、チームメイトからのあまりよろしくない評判同様、キャプテンに選ばれるような人とは思っていなかった。
     それが、選ばれた。評判よろしくない堂本が。
     疑問に思い三年生の先輩や顧問に尋ねたこともあったけど、お前が知ることではないと断られた。
     果たされない疑問は心に溜まり……闇を、呼び起こす。
     章は今、昼休みの視聴覚室でうたた寝をしている顧問の前に立っている。夢の世界に入れば或いは知ることができるだろうと、いつの間にか芽生えた力が囁きかけてくる。
     内容次第では、夢から心を変えてしまおう……。
    「っ!」
     浮かんできた不穏な言葉を、首を横に振って打ち消した。知るだけで良いのだと言い聞かせ、うたた寝をしている顧問へと向き直る。
     入るべきか、入らざるべきか。
     入ったとして、心を変えるという衝動に抗えるのか……。

    ●放課後の教室にて
     灼滅者たちをで迎えた倉科・葉月(高校生エクスブレイン・dn0020)は、静かな笑みを湛えたまま説明を開始した。
    「とある中学校で、草薙章さんという少年が闇堕ちしてダークネス、シャドウと化す……そんな事件が起きようとしています」
     本来、闇堕ちしたならばダークネスとしての意識を持ち、人としての意識は掻き消える。しかし、章は闇堕ちしながらも人としての意識を保ち、ダークネスになりきっていない状態なのだ。
    「もしも章さんが灼滅者としての素養があるのなら、救いだしてきてください。しかし、完全なダークネスとなってしまうようであれば……」
     そうなる前に、灼滅を。
     葉月は地図を広げ、学校の場所を指し示した。
    「現場となっている学校はこの場所。お昼休みの時間帯に裏門から侵入し、このようなルートを通り視聴覚室へと向かって下さい。そうすれば誰にも見つかることなく、うたた寝をしている野球部顧問と、その側で悩んでいる章さんに出会うことができるはずです」
     草薙章は中学一年生。控えとレギュラーの狭間で実力を磨いている野球部員で、腕はもちろんの事、野球に限らない人を見る目を特に買われているそうな。
     しかし、経験の不足が影響してか活かせないこともしばしば。今回も、皆に慕われている先輩ではなく、章自身は慕っているし実力もあるものの、無愛想で信望の薄い先輩が選ばれたことを疑問に思い、引退した先輩方や顧問に訪ねてもはぐらかされるばかりで解決することはなく……知らず知らずのうちに疑念が溜まり、闇が生まれた。
     闇はささやきかけてくる。夢の中で尋ねれば解決すると。内容次第では心を変えよと。
    「それに抗いながらも揺れている……と言った形ですね」
     そのため、まずはそれらを加味した説得を。
     説得の後、成否に関わらずシャドウと化した章との戦いとなる。
     力量は八人ならば倒せる程度。
     破壊力に優れており、全てに加護を破壊する力が込められている。攻撃はバットで殴る、ボールをぶつける、大声をぶつける……といったものを使い分けてくる。
    「以上で説明を終了します」
     葉月は地図など必要な物を手渡し、締めくくりへと移行した。
    「本来はチームメイト想いの、先輩想いの優しい方……なのだと思います。それが、一つのきっかけで闇を抱くようになってしまっただけ……ですのでどうか、可能な限りの救済を。何よりも無事に帰ってきてくださいね? 約束ですよ?」


    参加者
    瀬尾火脚・三郎左(セピアンローズ・d01040)
    神宮時・蒼(大地に咲く旋律・d03337)
    四条・識(ルビーアイ・d06580)
    外道・黒武(お調子者なんちゃって魔法使い・d13527)
    岬・在雛(イズミ師匠っぽいかも・d16389)
    猫乃目・ブレイブ(灼熱ブレイブ・d19380)
    葛籠・慎一郎(高校生魔法使い・d21376)
    夜伽・夜音(トギカセ・d22134)

    ■リプレイ

    ●野球少年の明日を救うため
     穏やかな日差しが降り注ぐ冬の昼、落ち着いた佇まいを見せている中学校。少しだけ塗装の剥がれている扉を引き開けて、灼滅者たちは楽しき喧騒に賑わう校舎内へと侵入した。
    「侵入! でござるな!」
     猫乃目・ブレイブ(灼熱ブレイブ・d19380)が明るい言葉を口にしても、不審の目を向けられる事はない。
     身を隠す、或いは関係者と思い込ませる力を用いているから。
     チラホラと廊下を塞いでいる生徒たちをかき分け視聴覚室を目指す中、四条・識(ルビーアイ・d06580)は静かな想いを巡らせた。
     慕っているからこそ、こたび救おうとしている少年草薙章は、闇を抱いた。あるいは、自分の中の疑念が膨れ上がって疑心暗鬼とかになっているのではなかろうかと、静かな息を吐いて行く。
     解決はしてやりたい。ならば、どのくらい声が届くのだろう。
     隣を進む瀬尾火脚・三郎左(セピアンローズ・d01040)もまた、同様に思いを巡らせていた
     後ろばかり見ていても前には進めない。
     一度きりの学園生活、全力で前に進んでいただきたいものと。
     小さく頷き気合を入れた時、件の視聴覚室へと到達した。三郎左は仲間たちに目配せした後、勢い良く押し開けた!

    ●先輩の、監督の選択に迷いし少年は
     視聴覚室の中には、束の間の休息として寝息を立てている壮年の男……前情報通りなら、野球部顧問。
     驚いた風に口を開け振り向いたのは男子生徒。おそらく、草薙章。
     まずは顧問の安全を確保するところからと、夜伽・夜音(トギカセ・d22134)がとことこと近づいていく。
     うたたねは気持ちよさそう。でも、今はうとうとしている場合じゃない。
     だから軽く揺さぶって、静かな覚醒を促した。
    「ん……」
    「先生、野球部さんが少し揉めてるみたいなんですけれど……」
     偽りの状況を囁やけば、跳ねるように起き上がる。
    「っと、それはいけない。知らせてくれてありがとう」
     取るものも取らずに駆け出して、顧問は遥か彼方へと消え去った。
     夜音は視聴覚室の扉を閉めた後、改めて章へと向き直る。
    「章くんは、野球部さんの事が心配さんなんだね」
    「え?」
    「章くんは、チーム思いで優しいさん。だから今、チームのことがとっても心配なんだねぇ。でも、人の心を変えちゃうのはダメだよぉ。そんな事しても、何も解決にはならないの。章くんは堂本くんのこと信じてるんでしょう? だったら、チームの人達にも、堂本くんのこと、信じてもらおうよ」
     未だ驚き、思考も巡っていないだろう所に畳み掛け、己等の存在に疑問を抱かせない状態を作り出す。
     同時におおまかな思いを伝えた上で、外道・黒武(お調子者なんちゃって魔法使い・d13527)にバトンタッチ。
    「へい!そこの青春謳歌真っ只中な少年! うん、ちみちみ。君~は今悩んでますね?悩んでますよね? しかもその悩みは出口無しの迷宮入り状態! しかしかし、出口が無いのも当たり前。何せ君本人が理解出来なければ出口への道なんて分かる筈が無し。そこで、おいらが出口に辿り着けるようにヒントを提示してあげましょう」
     黒武は身振り手振りで胡散臭く、けれど最後には優雅にお辞儀して、試すように問いかけた。
    「的確な指示と的確な指摘。これの違いは分かりますかな?」
    「え? えっと……」
    「前者は指導者から技術を教わり、後者は指導者から欠点を教わる、だ」
     章は中学一年生。感情が先走ってしまう多感な時期。それでなお理性で衝動を抑えているのだから、丁寧に語れば伝わるはず。
    「堂本は無愛想でぶっきらぼうなのかもしれないが、欠点を指摘出来る程彼を君達の事を深く見て、理解している。彼が無愛想なのは人と接するのが苦手なだけで、心の奥底に秘めた想いは確固な意思があると思いますよん?」
     だからこそ真っ直ぐに思いを伝え、最後に笑顔で一歩下がる。
     徐々に思考が戻り、だからこそ自らの内に問いかけ始めた章。今はまだ言葉を投げかけ続ける時だろうと、岬・在雛(イズミ師匠っぽいかも・d16389)もまた口を開く。
    「顧問や先輩達がお前の知るところではないと言ったのは、君には隠しておこう、除け者にしよう、とかただそれだけの意味では無いかもしれないよ? わたしは本人達では無いし会った事もないから分からないけど、真相が分からない以上、疑心で凝り固まるのは良くないさ?もっと多面的に見てから判断するさ?」
    「それに草薙殿、堂本殿より城島殿がキャプテンであったほうがよいと考えられるか、評判、だけでよくないと思ってるでござるか?」
     間髪入れずにブレイブが、回答を導き出すための言葉を投げかけた。
    「章殿自身はどう考えられてるのでござろう。的確な指示、仲間を信じる心、とてもキャプテンに向いてるのではないでござろうか。先生や先輩方もそれを感じ取って選ばれたのでは?」
     情報を元に、推察を。
     導き出された答えは、おおよそ妥当に聞こえただろう。それでなお瞳を伏せるのは、答えを出すという行動に踏み切れないからからか。
     ならば重ねる、続けていくと、ブレイブは若干声を潜めていく。
    「はぐらかされるはつらかったでござるな。確かに何かいえない事情があるのかもしれぬでござる。だが……」
     込める力は変えずに、ただただ章を救うため。
    「このようなやり方よくないでござるよ。今ならまだ戻れるでござる。気になるならば改めて聞くがよかろう。戻ってくるでござるよ、章殿」
    「……おにいさんは」
     継投は、今はまだ先の話になる幼き神宮時・蒼(大地に咲く旋律・d03337)が。
     難しい年頃と言われてもよくわからないけど、ダークネスが暗躍するのはお門違いなのはわかっている少女が行った。
    「まだ、新しくキャプテンになった、方の事を、ちゃんと、知らないのでは、ないでしょうか……」
     他人を知るのは、一人では限度がある。自分の知らない側面を、誰かが知っている事は多い。
    「……周りが、何も言わなかったのは、人から聞いた、評価、ではなくて……。自分自身で、その人を知ろうと思ってほしい、から、だと、思います……です。……真正面から、向き合って、見てください……です」
     周りが何も言わなかったのか、或いは言ったけれど同様に解答されなかったかはわからない。
     だた、少なくとも……競合していた城島が、堂本の指示に従っている事は確かなのだ。
    「……」
     他者の視点を示されて、章は更に思い悩む。
     悩めば悩むだけ深みにハマる。されど、それは闇から抜け出すために必要なことで……。

     秒針の音が聞こえるほどの、長き沈黙。
     章が、小さく首を振って打ち破った。
    「分からない。ただ、確かに従っていた。当たり前のようにってわけじゃなかったけど……それでも……」
     答えはまだ、出ていない。
     ならばと、葛籠・慎一郎(高校生魔法使い・d21376)が改めて語りかけていく。
    「そうだね。なら、今は無理に答えを出さず……君が信頼している先輩たちが決めた事、信じてみたらどうかな?」
     答えを出さず、保留すること。
     或いは、部を引退した先輩たちを信じること。
    「実際に接していって分かることもあるだろうし、こういう事って、意味なく決めるものじゃないはずだし、理由があるはずだよ。もちろん、君に意図を教えない理由もね」
     できごとには全て、理由がある。
     正直、章の中で拗れるまで頑なに教えない姿勢を貫かなくても良いとは思うけれど、理由は必ず存在する。それは決して、悪いものではないはずなのだ。
     例えば……と言ったところだろう。識が静かな調子で言葉を投げ掛けていく。
    「きっと、自分の中で何か腑に落ちないもんがあるから葛藤があるんだろうけどな。章自身も先輩がどういうヤツかってわかってるんじゃないか?」
     章が慕う、堂本。
     聞いた情報では、或いは良い方にも悪い方にも転ぶ性質を持っている。。
    「無愛想でぶっきらぼうでも、きちっとした指示を出すってのは、そんだけ周りのことを考えてるってことでもあると思うぜ。周りの噂なんかじゃなくて、章自身がどう思ってるかもう一度考えてみるといいんじゃねえか?」
     良い方の可能性を指し示し、小さな息を吐き出した。
    「ま、色々言わせてもらったけど、決めるのはお前自身だ。お前から見て、先輩はどう見えた? ただぶっきらぼうなだけじゃなかっただろう?」
    「過去に思い悩み、原因探しをするよりも、未来に目を向けて、君が何をしなければいけないのか、よりよいチームにするために、キャプテンのことを理解している君が、支えていかなければいけないのではございませんか?」
     続いて三郎左が一つの道を指し示し、章の反応を待っていく。
     章は瞳を瞑り、沈黙した。
     一分ほどの時が経った後、顔を上げて口を開いた。
    「正直、まだ、わからないこともある。でも……先輩たちを信じることができるなら……!?」
     言葉の途中で、章の様子が変化した。
     シャドウに変わるのだと断定し、夜音は身構えていく。
     人の夢、心はとっても大事なもの。それを変えるとか、壊すとか……それはしてはいけないこと。
     守れるものは守っていきたい。置いたをするシャドウは、優しく厳しく叱るのだ。
    「トキカゼ」
     解除コードを紡ぎだし、足元から影の蝶を羽ばたかせる。
     三郎左も一歩前に踏み出しながら、元気な声を響かせた。
    「さあ、未来に踏み出すための秘密のパーティを始めましょう。A rose is a rose is a rose!!」
     周囲に光輪を巡らせて、章を……シャドウを静かに見据えていく。
     章を救い出すために、全力での戦いを始めよう!

    ●野球少年に影などいらない
     章が押さえ込んでいるのか、語ることのできないシャドウ。
     在雛はやぶれかぶれといった様子で放たれたボールをくぐり抜け、鋼糸を鋭く放っていく。
     腕を絡め取り、動きの自由を削ぎとった。
     すかさず慎一郎が指輪から魔力の弾丸を発射して、右肩へと打ち込んだ。
     理由が説明してもらえないと、不安になったりすることは年齢関係なくありえること。中学生ならなおさらだから、章は揺れて闇を抱いた。
     しかし、一つの答えを出した。つい先程、答えを出さないという決断をした。
     ならば、後は救うのみ。その為の道を開くのだと、慎一郎は氷の塊を発射する。
     脇腹へとぶち当たり霜を降ろしていく中、蒼が鋼糸を振り下ろした。
    「……絡めとれ……」
     左肩を絡めとり、更に強固に自由を奪う。
     振りほどかんと必至になっているシャドウの懐へと、拳に光を宿した黒武が飛び込んだ。
    「さ、もっと気合を入れて……畳み掛けましょっか!」
     一撃、二撃と拳を刻み、シャドウが存在するための力を削っていく。
     反撃としてバットを振るっては来たけれど……動きは鈍い。バックステップで悠々回避。杖に魔力を込め始めた。

     章が抑え、鈍らせる力を重ねたとはいえ、時には打撃を受けることもある。
     ならば全力で支えんと、夜音は治療の矢を放つのだ。
    「もう、雨は止むの。お日様が、明るく乾かして……固めてくれる時間なの!」
    「章殿、しっかりするでござる!」
     受け取りながら、ブレイブは非物質化させた剣を差し込んだ。
    「この一閃にて断ち切る!」
     避けられた刹那に横になぎ、シャドウの腹部に深い傷跡を刻みこむ。
     膝をついた不時着しながらも、シャドウは三郎左に向かってボールを投げた。
     光輪でたやすくたたき落とした後、影を真っ直ぐに向かわせていく。
    「さあ、そろそろお終い。もう少しです、頑張ってください!」
    「スキを見せたな! 貫けぇ!」
     影がシャドウを飲み込んだ所に、識が死線を見切り杭を突き出した。
     影ごとシャドウを貫いて、されど倒れぬ様子に大きな声を投げかける。
    「来いよシャドウ、お前のことを殺してやる」
     ならばと影を破り、バットを取り出したシャドウ。
     させぬと、振りかぶり開いた懐に黒武が杖を差し込んだ。
    「これで」
    「おしまい、だね」
     爆裂する魔力がシャドウを揺るがした直後、慎一郎の放つ氷弾が背中にぶち当たった。
     小さなうめき声を漏らした後、シャドウは床に倒れ伏す。
     沈黙が訪れた後、耳に届くは安らかな寝息。戻ってきた章を眺めつつ、さあ、介抱と治療を行おう!

    ●栄光の未来を目指して
     治療を終えてから程なくして、章は目覚めた。
     起き上がるなり灼滅者たちへと向き直り、深々と頭を下げていく。
    「ありがとう。本当に、色々と……もう少し、先輩や監督を信じてみようと思う」
    「そうだね。狭量な視界では、いつか破滅を見る……?」
     頭をあげるのを待たずに、在雛が脅すような声音で警告を。
    「ははは! もっと大いに悩め、青年よ! まだ若いんだし?」
     すぐに破顔し、章の背中をバシバシ叩き、輝いているだろう行く末を労った。
     静かな笑みとともに頷いていく章を眺めつつ、蒼もまた笑顔で語りかける。
    「……時間は掛かるかも、しれませんが、……ちゃんと、認められると、いい、ですね……」
    「……ああ!」
     力強く答えてくれた表情は、輝く笑顔。
     これより心を新たにし、仲間と共に腕を磨く……この中学校の野球部を更なる高みへと導いていくのだろう。
     倒れる先輩たちに導かれ……或いはそう。来年、再来年、新たな後輩たちを導くために……。

    作者:飛翔優 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2014年2月15日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 0/感動した 1/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 6
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