人里離れた林の奥深くに、1本の蝋梅が静かに花開いている。
かなりの老樹であるのは確かだが、一体いつからそこにあったのか。
それを知る者は、もうこの世にいない。
ある夜、蝋梅の前には白く輝く獣の姿があった。
それはオオカミ――ではなく、スサノオ。
白い毛並みはちらちらと、青い月の如く冷たく燃えながら吹く風に揺れている。
真っ黒な瞳は、月明かりを浴び幻想的に花散らす蝋梅をじっと見つめ――。
スサノオは不意に、オンと短くも重々しい咆哮を轟かせる、と。
『……もう、この花は数え切れぬほど散ったと言うに』
気がつけば、蝋梅の下に傷だらけの具足を纏った女武者が立っていた。
ひとつにくくった黒髪は乱れ、青白い肌は土埃に汚れ、両足は荒縄で蝋梅の根元に繋がれている。
だが、その顔には凛と透き通るような美しさがあった。
『まだ、来ぬか……』
呟いた女武者は、刃こぼれし脂に曇った抜身の刀を手に、誰かを待っているようだった。
と、木立に視線を走らせる女に背を向けて、スサノオはどこかへと去っていく。
黒々とした地面に、淡い星の如く光る黄色い花弁。
女はうかぬ表情でその上に腰を下ろすと、傍らに刀を突き立て――ただ、何かを待ち続けていた。
「さあて、お耳を拝借。スサノオによって生み出されちまった古の畏れを見つけたんだがねえ……。お前さん達、ロウバイって花を知ってるかい?」
黒板に『蝋梅』という字を書いてみせた尾木・九郎(若年寄エクスブレイン・dn0177)は、集まった灼滅者達にそう問いかけた。
「その名の通り、蝋でできたみたいな綺麗な花だよ。僕も好きでねえ。香りもいいんだが……どうやら、今回はその花にまつわる古の畏れみたいなのさ」
黒革の手帳に目を落とした九郎が言うには、人里離れた林の奥に1本の蝋梅があるのだという。そして、その蝋梅には悲しい言い伝えがあった。
「昔々、その一帯を治めていた武家の娘がいたらしいんだが、その娘はそこらの男よりも余程剣の腕がよかったらしい。娘は兄弟に交じって戦に出ては刀を振るっていたそうだ」
そんな男勝りな娘にも、将来を誓った恋人がいた。武家に仕えていた男であったらしい。娘と恋人は共に戦場を駆けながら、近いうちに婚礼の日を迎える筈であったと言う。――だが。
「ある時、娘の一族は戦に負けちまった。娘も恋人と一緒に命からがら逃げたが、しつこい追手を巻く為に2人は二手に分かれることにした。その時に約束したんだねえ……。追手を振り切ったら、蝋梅の下で落ち合おうってさ」
そうして別れた2人。数日後に娘は何とか約束の場所に辿りついたという。けれど、待てども待てども、恋人が現れることはなかった。
「娘がその後どうなったのか、それは色んな話が伝わってるらしい。だが、古の畏れとして現れた娘は今でも恋人を待ってるのさ」
娘は蝋梅の根元に坐して恋人を待っている。蝋梅に近づく人間は敵とみなし、娘は容赦なく斬りかかってくるようだ。一振りの刀を武器に、気合と共に繰り出される斬撃はただ重い。
「ボロボロの酷い刀だけど、使い手の腕がいい上に太刀筋には娘の思いがこもってる。斬られれば、お前さん達でも結構な傷を受けちまうかもしれん。用心した方がいいだろう」
そうして敵を倒して約束の場所を守り、恋人を待ち続けている娘。とは言え、娘も心の底ではもう恋人が来ないことを知っているだろうと九郎は言った。
だが、娘はそれでも思いを断ち切ることができない。約束を守らなかった恋人への恨み。自分達を打ち破った敵への恨み。――そして、1人でいることの寂しさ。娘はそんな思いに囚われ、蝋梅の下から動けなくなってしまった。
「古の畏れを生み出したスサノオの行方は、相変わらず真っ白になっちまって見えにくいままだ」
ブレイズゲートみたいなもんさとぼやいた九郎は、だけどねえと言葉を続ける。
「この娘みたいな古の畏れをこれ以上生み出させない為にも、今は地道に進んで欲しいのさ」
九郎はそう言ってから、灼滅者達を真剣な表彰で見つめた。
「娘のことを思うと……ちっとばかり、やりにくい戦いかもしらん。だけど彼女にとって、灼滅してやるのが救いになると僕は思ってる。お前さん達、悪いがひとつよろしく頼むねえ」
九郎はどうか気をつけておくれよと呟いて、灼滅者達を見送るのだった。
参加者 | |
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シオン・ハークレー(光芒・d01975) |
藤平・晴汰(灯陽・d04373) |
伊勢・雪緒(待雪想・d06823) |
風舞・氷香(孤高の歌姫・d12133) |
ヒオ・スノゥフレーク(雪のかけら・d15042) |
那梨・蒼華(蒼氷之華・d19894) |
カノン・アシュメダイ(アメジストの竜胆・d22043) |
天道・雛菊(天の光はすべて星・d22417) |
●はらりはらりとふるものは
明かりを頼りに暗い夜道を進めば、いつしか甘い香りが微かに漂い始め、やがて灼滅者達の行く手に黄色い花をつけた老木が姿を現した。他の木々に守られるように、その老木はひっそりと夜に佇んでいる。それこそが、灼滅者達が目指していたもの。咲き誇る1本の蝋梅であった。
「本当に蝋細工のようなお花なのですね……綺麗」
風が運んだのだろうか。蝋梅まではまだ数メートルの距離があるものの、伊勢・雪緒(待雪想・d06823)は足元に散らばっていた花弁を拾い上げて目を細めた。夜空に透かせば、蝋のような花弁が月明かりを受けぼんやりと光る。
視線を蝋梅へと戻せば、木の根元には1人の女が座り込んでいた。傷だらけの具足を纏い、傍らに抜身の剣を突き立て、静かに目を閉じている女武者。
「思い人を待ち続けている古の畏れですか。とても儚く寂しいですね」
古の畏れとして蘇った武者の姿を見つめて、カノン・アシュメダイ(アメジストの竜胆・d22043)が言う。
恋人と再会を約束した木の下で1人、待てども来ない男を待ち続けているのだという蝋梅武者の言い伝え。カノンの言う通り、蝋梅の下の女武者はどこか儚げで見ている者の心に迫るものがあった。
「なんだか悲しいお話だよね。2人とも出会えてめでたしめでたしだったらよかったのになって」
未だ報われぬ女武者の姿に、シオン・ハークレー(光芒・d01975)も表情を曇らせる。
けれど、今、灼滅者が見つめているのはそんな言い伝えを元にスサノオによって生み出された古の畏れだ。倒さねば、彼女はいずれ傍らの刀を振るい犠牲を生むだろう。
灼滅者達は視線を交わし、蝋梅武者の元へ足を踏み出した――その時。
『――誰だ』
閉じていた蝋梅武者の瞼がすっと持ち上がり、鋭い視線が灼滅者達を捉えた。失望の色も露わに灼滅者達を睨み、ガシャリと具足を鳴らして武者は立ち上がる。その手は、傍らの刀の柄にかかっていた。
「貴女の大切な場所を奪いに来たのでは無いのですよ」
雪緒の言葉を、武者は笑い飛ばして刀を引き抜く。
『その言葉の真偽を、確かめる術などない。私の前に立つ者は、例外なく斬り捨てるのみ』
歪んだ笑みを口元に浮かべ、蝋梅武者は言う。
「ずっとここで待ってるなんてなんだか悲しいお話ですー」
痛々しさすら感じる蝋梅武者を前に、ヒオ・スノゥフレーク(雪のかけら・d15042)は同情するように言った、だが。
「でも、それはそれこれはこれ。被害が大きくなる前にヒオ達が止めるです! 待ち人でも追手でもねーですが……故あってお相手いたしますよぅ!」
「長い間、ずっと独りで待ち続けている彼女のために……今、俺たちにできることを」
ヒオの言葉に、藤平・晴汰(灯陽・d04373)もそう呟いて頷いた。
「(彼女の存在……私にとっては他人事と感じられないな。正面から敬意を持って戦わせていただく。その思いの力を出来る限り心に刻んでおきたい)」
天道・雛菊(天の光はすべて星・d22417)は真っ直ぐに蝋梅武者を見つめ。
「さて、手合わせして貰おうか、古の武者よ」
那梨・蒼華(蒼氷之華・d19894)が告げれば蝋梅武者は無言で足を引き、腰を落としてそれに応えた。
カノンが異国の言葉を唇に乗せた瞬間、彼女の纏う雰囲気は一変する。同時に、他者を寄せつけぬよう殺気が迸り。
「……さあ、唄を紡ぎましょう」
風舞・氷香(孤高の歌姫・d12133)の声に、蝋梅武者はその切先を灼滅者達へと向け地を蹴った。
●彼人、訪れる時まで
「蝋梅武者か。過去がどうあれ、畏れとなり、今を脅かすなら立ちはだかるだけ、だな」
来い、と鋭く発し剣を構えた蒼華に蝋梅武者が迫る。武者の剣は風を裂き、深々と貫かれた蒼華の口からは鮮血が溢れた。ズブリと引き抜かれた血塗れの刀が、再び灼滅者達へ向け構えられる。
「この人は本物じゃないかもだけど、この悲しい物語を終わりにしてあげないとなの」
シオンは腕を振り抜き、指輪から放たれた弾丸が武者の身体を穿った。その隙に放たれた氷香の矢が、蒼華の傷を癒していく。
「八風、皆様を一緒に守るのです!」
腕を鬼の物へと変じながら、雪緒は霊犬の八風と共に駈け出した。雪緒の腕は武者の身体を薙ぎ払い、耐え切れずよろめいたところを八風の斬魔刀が斬り裂く。
「拳で語るっていうなら、受けて立つよ!」
刀を振るう蝋梅武者を影で絡めとり、晴汰は言った。届くのならば、伝えたい言葉はある。だからこそ、今はまずと晴汰は己の拳に思いを込める。
「星椿よ、力を貸してくれ」
一方、雛菊は己の愛刀に語りかけ、鯉口を切った。ぴたりと上段に構えられた刀は次の瞬間、真っ直ぐに振り下ろされ武者を断つ。
「ふむ……なかなかやる、な」
呟いた蒼華は、剣に破邪の光を灯して蝋梅武者に斬りかかった。斬り裂かれ、小さくその口から苦悶の声を漏らした武者へ、今度はカノンが剣を振りかざす。
「蝋梅の花言葉は慈愛でしたね。……優しい心をお持ちなのでしょうか?」
誰へともなく呟きながら、容赦ない斬撃を蝋梅武者へと繰り出すカノン。武者はその身体で斬撃を受け止めながら、カノンの言葉に皮肉気な笑みを浮かべた。
『優しさなど……持ち合わせていたのなら、そもそも刀を握ることもなかったろうに』
その言葉には、どこか悲しげな響きがあった。蝋梅武者は果たして、女でありながら刀を手に戦場を駆けたことを悔いているのだろうか。それが結果として、恋人との別れを引き起こしたのだと。――真相を、知ることは最早できない。
「悲しい思いをして居なくなった人をまた起こすなんてやっぱりダークネスは許せねーですよ!」
ヒオは唇を尖らせ、雷を宿した拳を蝋梅武者へ叩き込んだ。
『私は数多の命を奪い、そして、私の愛する人々もまた誰かに命を奪われた。……だが、あの人と再び会うと約したこの場所だけは、決して奪わせはせぬ!』
揺らいだ心を立て直すように、蝋梅武者の声は闇に轟き空気を震わせた。そして走り出した武者は舞うように刀を振るい、近くにいた灼滅者達を斬りつける。
蝋梅武者の動きを封じるべくシオンが地面に手をつき己の影に触れれば、影は地を這い滑り武者の身体を拘束した。
「……恋人を待ち続けて、諦めきれず、認めたくない気持ちがすごく伝わりますね」
蝋梅武者の叫びを耳に氷香はぽつりと呟き、それから斬られた仲間達を癒すべく祝福の言葉を唇に乗せ、雪緒もまた癒しの風を吹き渡らせた。
晴汰が指輪から弾丸を放ち、穿たれた蝋梅武者の身体が大きく揺れる。すかさず蒼華は剣を振りかざして迫り、武者は体勢を立て直そうとした。
「さすがに上手だ。だが……」
蒼華が操るのは剣だけではない。蒼華が繰る鋼糸は宙を舞い、幾重にも巻きついて武者の身体を縛する。武者はその糸から逃れようともがいたが、しかしその隙に死角へと滑り込んだ雛菊が武者の腱を断ち切った。自身の身体を支えきれず、蝋梅武者が地面に勢いよく膝をつく。
「あと……もう一息でしょうか」
カノンは苦しげに荒い息を吐く蝋梅武者から仲間達へと視線を移し、そっと祝福の言葉を風に変えると、血を流す前衛達を癒す。ヒオはそれに背中を押され、気合と共にバベルブレイカーをジェット噴射させた、が。
『まだだッ! 例えこの身が潰えようとも……あの人が来るまでは……ッ!』
口からも、全身に負った傷からも血を溢れさせながら、しかし蝋梅武者は気力でその身を突き動かす。武者はギリギリのところで杭を逃れると、突っ込んできたその勢いのままにヒオの身体を貫こうとした。しかし、切先がヒオの皮膚を突き破るよりも早く、晴汰の手がヒオの身体を突き飛ばす。
蝋梅武者の刀はヒオではなく、代わりに晴汰へと突き刺さった。
●蝋梅は闇夜へ散りて
蝋梅武者の刀が引き抜かれ、晴汰が呻く。しかし晴汰は真っ直ぐに武者を見ると、困ったような表情で口を開いた。
「俺は彼じゃないから……約束を守らなかったのか、守れなかったのかは分からないけどさ。俺が彼の立場だったなら死んでも死にきれないよ」
血塗れの刀を手に、満身創痍で立つ蝋梅武者の瞳が激しい怒りと悲しみに揺れた。
「だから……待ち続けるんじゃなく、いっそ探しにいったらどうかな」
けれどそう続いた晴汰の言葉に、武者の口からは戸惑うような声が漏れる。
『探しに……行く?』
わずかに、構えた刀の切先も揺れる。シオンが指輪を掲げて弾丸を撃ち出したが、蝋梅武者はその一撃を避けようともせずに真っ向から受けて地に倒れた。氷香は血を流す晴汰を美しい歌声で包み込むようにして癒す。
「貴女は本当に恨みと寂しさだけで囚われているのでしょうか。……恋人と別れなければ良かったという後悔で、自分自身を責めているのようにも見えるのです」
雪緒の言葉に、蝋梅武者の瞳が燃え上がった。
『貴様に、何が分かる! あの場で、別れなければ……ッ!』
「それ以上の威力上昇は遠慮したいな!」
激昂し、刀を構えなおした蝋梅武者の魂を蒼華の剣が刺し貫き。
「今の私にはこうして刀を交える事しかできないが、君の強さと思いは決して忘れない」
蝋梅武者の太刀筋に現れる、彼女の深く絡み合った思い。雛菊はそれを見てとり、だからこそ真っ向から小細工なしの一撃を放つ。
それでもまだ足掻くようにして刀を握る蝋梅武者へカノンは裁きの光条を降らせ、ヒオは引きずるようにして巨大な刀を振り回すと重い斬撃を見舞った。
『貴様らに何が分かる……ッ! 私は、待ち続けた! あの人に会いたい一心で!』
蝋梅武者は吠え、全身全霊を込めた一太刀で雪緒を袈裟がけに斬った。その威力に膝をついた雪緒に、八風が案じるように身を寄せる。
「こんなに想い続けた二人ならきっと生まれ変わって一緒になれるかもだよね」
「ええ……ですからもう、終わりにしませんか?」
身を切るような、蝋梅武者の声。シオンは武者にそっと触れ、しかしロッドから流し込まれた魔力は武者の中で勢いよく爆ぜる。氷香もシオンの言葉に頷き、一方で傷ついた雪緒へと癒しの歌を届けた。
「……先導、というのも蝋梅の花言葉だそうですね。貴女の愛しい人も此処から先に行って、きっと待っていると思うのです」
雪緒は負った傷の痛みに耐えながら、蝋梅武者へ言った。その言葉と共に、非物質化した雪緒の剣が武者の魂へと突き刺さる。
蝋梅武者の心が折れた時、武者の握る刀もまた、パキンと高い音を立て折れた。武者は目を見開き、ゆっくりと地面へと崩れ落ちて――。
『……待っている、だろうか』
月夜と、降る蝋梅の花弁を見つめる武者の目に、溢れるのは涙。
『そうだ、な。もう待つのは疲れた……。あの人を、探しに……』
やがて、蝋梅武者の瞼はそっと閉じる。足の先から、手の先から、崩れるように土へとかえっていく武者の姿を、雛菊はただ静かに見据え。
「……ありがとうございました」
今長い戦いを終え、眠りにつく蝋梅武者への敬意を込めた雛菊の言葉が、宵闇の中に静かに流れた。
激しい剣戟の音も絶え、再び辺りには静かな夜が満ちていた。
その静けさの中、蝋梅の根元に膝をついていた晴汰はゆっくりと立ち上がる。
見れば、蝋梅の根元には真新しい手製の小さな墓標があった。それは今しがた戦いに敗れ消えていった古の畏れ――蝋梅武者の為のもの。
「……きっと、彼も待ってるって信じてる」
恋人を探しに行こうかと言った蝋梅武者の顔を思い出しながら、晴汰は小さな墓にそっと声をかけた。
「この伝承の結末は知らないが、願わくば来世にて幸せになって欲しいものだな」
「……諸説の中に救いがあれば良いですがー」
蒼華が呟けば、蝋梅の下にしゃがんだヒオも手を合わせ。
「もし生まれ変わることがあるのなら、どうか幸せな人生を、なの」
蝋梅の木の下に集う仲間達の隣に並ぶと、シオンもそっと祈りを捧ぐ。
「(もしも、自分だったら……)」
最愛の人がいるからこそ、蝋梅を見つめる雪緒は心中でそっと想像し、そして。
「きっと彼女は愛しい人と常世の国で逢えたのだと信じて」
はらりと舞い落ちてきた花弁を、雪緒はその指先でそっと拾い上げた。
「……さあ、そろそろ帰りましょう。帰り道、よろしければご飯でも食べていきませんか?」
ただ音もなく散る花を見つめていた灼滅者達は、氷香の声に背を押され、ゆっくりと戦場を後にする。
その背後で蝋梅はただ静かに――小さな墓標の上へも花弁を散らし続けるのだった。
作者:温水ミチ |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2014年2月28日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 3/キャラが大事にされていた 1
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