「……刺青羅刹事件について調査していた仲間達が、潜入していた敵拠点から無事帰還した」
教室に集まった灼滅者達に、神堂・妖(目隠れエクスブレイン・dn0137)はそう切り出した。
「……彼らの調査の結果、刺青を彫ることで一般人を強化一般人とするダークネスの存在と、その拠点の位置が判明したの」
このダークネスを放置していれば、罪のない一般人が続々と刺青持ちの強化一般人にされてしまうだろう。そんな事態は、なんとしても阻止しなければならない。
「……そこで、一気に拠点を潰して、刺青強化一般人を生み出しているダークネスを灼滅する作戦を行なうことになった」
もっとも、あまり多数で押し寄せれば早々に敵に察知されてしまうだろう。
「……だから、敵に察知されないぎりぎりの戦力での作戦になる。とても危険な任務だけど、できれば協力して欲しい」
そう言って、妖は灼滅者達に頭を下げた。それから妖は、調査の結果判明したことの説明を始める。
「……ダークネスの拠点は、鹿児島県の山中にある。調査の結果、そこは人里離れた和風の屋敷で、土蔵や、幾つかの建物がある事が判明してる」
そして土蔵には、福岡方面から運ばれてきた一般人が捕らえられているらしい。
「……敵戦力は、おそらく100人以上と思われるけど、正確なところは分からない」
この一大戦力に対抗するために、今回の作戦は多くのチームで協力して行うことになる。全体の中で自分達がどんな役割を果たすのか、チーム内でよく話し合って決める必要があるだろう。
「……今回の作戦は、バベルの鎖によって事前に予見されない規模にはなってるけど、作戦開始後に敵が援軍を呼ぶ可能性は充分あり得る。……人里離れた拠点だから、援軍が来るまでには時間がかかるだろうけど、なるべく速やかな作戦行動が必要」
なお、敵の強化一般人は刺青を施されており、まるで昔の軍隊のような規律をもって作戦行動をとるという。
「……一人一人の戦闘力はそれほど高く無いけど、統一された指揮の元に連携して攻撃してくるから、かなりの強敵になるかもしれない」
それから妖は、灼滅者一人一人の顔を見回し、
「……今回の作戦、各チームの作戦の正否が、全体の作戦の正否にも関わってくる。みんなの活躍が、他の仲間達を救うことにもなるかもしれない。つらい戦いになると思うけど、どうか頑張って」
妖の言葉に、灼滅者達は強く頷き返すのだった。
参加者 | |
---|---|
火室・梓(質実豪拳・d03700) |
鴨打・祝人(みんなのお兄さん・d08479) |
出雲・淳志(魔縁薙・d09853) |
桜塚・キリア(自由を求める者・d11556) |
氷須田・千代(ムッツリ・d14528) |
小瀬・雅史(紅狂・d15254) |
青葉・康徳(北多摩衛士ムラヤマイジャー・d18308) |
ルフィア・エリアル(廻り廻る・d23671) |
●突入前
閉ざされた屋敷の門の前では、先陣を切って突撃していった班と見張りとの戦闘が始まっていた。
「大きな戦いになりそうだ……。前の戦いは闇堕ちという苦い思い出があるからな、今回は全員無事で帰るぞ!」
いつでも突入できるように身構えながら、鴨打・祝人(みんなのお兄さん・d08479)は仲間達を、そして何より自分自身を鼓舞するようにそう声を上げる。かつて鶴見岳で闇墜ちした苦い経験。それは自分を含め、誰にも味わわせたくない。
「統率はされてても強化一般人が大半なんですかねやっぱり。ちょっとくらいは羅刹やHKTのダークネスが出てきてくれれば楽しいのに」
一方で、火室・梓(質実豪拳・d03700)は戦いへの興奮を抑えきれないように呟く。強敵がいなければやりがいがないと、その瞳が語っている。
「強力なダークネスは彫師とやらの護衛についているんだろうから、むしろ内部潜入班の方が気になるな。表に出てくるのは雑兵ぐらいだろ」
梓に応じたのは氷須田・千代(ムッツリ・d14528)だ。相手がなんにせよ、派手に暴れて陽動を果たせればそれでいいと千代は思う。
「できれば戦闘前に敵の戦力が分かればいいんだけどね」
出雲・淳志(魔縁薙・d09853)は館に潜入した班と通信できるように準備した無線機に目を落とすが、今のところ連絡はなさそうだ。
「しかし刺青……ということはタトゥーみたいなものか。つ、つまりこの事件の黒幕に居るのは、ロシア系だな。おのれロシアンタイガー! こんな所まで!」
何やら独自の脳内理論を展開して勝手に憤っているルフィア・エリアル(廻り廻る・d23671)に、青葉・康徳(北多摩衛士ムラヤマイジャー・d18308)が、お茶の入った水筒を差し出す。
「とりあえず、狭山茶飲んで落ち着こうね」
「……ごめんなさい、真面目にやります」
そんな仲間達の喧噪をよそに、桜塚・キリア(自由を求める者・d11556)はスレイヤーカードを構え、
「Checkmate」
解除コードを発して黙々と戦闘準備を整えていた。
「そろそろ、門を破れそうだな」
戦いの様子を見守っていた小瀬・雅史(紅狂・d15254)が愛用の巨大なガトリングガンを担ぎ直したその時、
「カチコミじゃー!」
先陣の班から、安曇・陵華(d02041)の威勢のいい啖呵が響いた。それが、正面攻撃を任された各班への、突入の合図となった。
●正面突撃
先陣のぶち破った門を抜けて、6つの班が同時に突入する。門の中には日本庭園風の広い庭が広がり、騒ぎを聞きつけた敵がわらわらと集まってくる。
「この配置だと、向かって左側が手薄だな」
味方の展開状況を確認していたルフィアの言葉に灼滅者達は頷き合うと、そちらをカバーするように動いた。同じように考えたのか、やや遅れてもう一つの班も後ろに続いてくる。
「力こそパワー!」
梓は駆けながらスレイヤーカードの解除コードを口にして戦闘準備を整えつつ、相手の戦力を確認していた。
左手の部隊を率いているのは、二十歳くらいの若い女性だ。ピンクの盛りヘアにドーリーメイクのその姿はいかにもギャル風で、軍服が似合わないことおびただしい。彼女の周囲には10名ほどの軍服姿の男達が銃剣を構えて並んでおり、さらにもう一人、薄汚れた着流し姿の剣客風の男が一人。
「あの女――階級章を見る限り少佐か――が指揮官だろうけど、なんだあの侍みたいな男は?」
淳志が違和感を口にする。確かに、軍服の集団の中でその着流しの男は、浮いていた。それは、灰色がかったざんばら髪の下で光る鋭いまなざしと、何より額から伸びる角が、ただの強化一般人ではないことを示していたせいかもしれない。
「ふん、二隊きたか。俺は先に来た方とやらせてもらう。もう一隊はお前達が好きにしろ」
剣客風の男が、頬のこけた顔を笑みの形に引きつらせる。
「おそれながら、ここは集団で統率の取れた戦闘をすべきと存じます、無明衛(むみょうえ)殿!」
ギャル風の少佐が意見するが、剣客――無明衛は鼻で笑った。
「ここを死守せよという命令には従う。が、後は俺の好きに戦わせてもらう。俺はおまえらの戦争ごっこに付き合う気はないんでな」
言うが早いか、無明衛は腰に下げていた野太刀を抜き放ち、駆けだした。
「こっちにくるぞ! みんな、気をつけるんだ!」
大上段に振り下ろされた重い一撃を、祝人が辛うじてWOKシールドで受け止める。
「強化一般人は後続の班が引き受けてくれるみたいだ。僕たちはこいつの相手に専念した方がいい!」
炎を纏わせたリングスラッシャーで無明衛を攻撃しつつ、キリアが叫んだ。彼の隣ではナノナノのコロマルが小さなたつまきを起こし、必死にキリアを援護している。
「みたいだな。こいつ、羅刹か!」
雅史がガトリングガンから嵐のように銃弾を撃ち出し、
「相手が一人に絞れるなら、迷わなくていいな!」
千代がバイオレンスギターをかき鳴らしつつ、歌声をぶつける。
「ふん、小僧共が。その程度か」
だが、無明衛は灼滅者達の連続攻撃をものともせずに、一旦祝人から離れると、凪ぐように野太刀を振るった。刀から放たれた衝撃波が、前衛に出ていた灼滅者達をなぎ払っていく。
「まさか本当にダークネスがここに出てくるなんて!」
衝撃波に傷つきながら、梓が歯ぎしりする。
「取り除け、白き糸風」
淳志が清めの風で、傷ついた仲間達を癒していき、
「ふわまる、君も回復役に回るんだ!」
祝人が、壺を被ったナノナノのふわまるに指示を飛ばした。
「ここは動きを封じさせてもらうよ! 尖烈の茶筅スパイク!」
野太刀を再度構えようとする無明衛に、康徳が茶筅パイルを構えて突っ込む。だが、
「ふん、遅いな」
無明衛はその一撃を、異形化させた右手で受け止めていた。
息を飲んだ康徳に、無明衛は刀の柄を突きつける。それだけで、康徳の体は吹き飛び、庭の灯籠に激突した。
「こいつ、本当に強い!」
光輪を康徳に飛ばして盾代わりにしながら、ルフィアは戦慄を抑えきれなかった。
●長期戦
正面攻撃班の作戦は、思わぬ長期戦となっていた。敵は戦力を小出しにし、武蔵坂の灼滅者達の突破を許さない。
「まだ潜入班からの連絡はないのか!?」
淳志の顔に焦りが浮かぶ。敵を引きつけることには成功しているのだが、潜入した班からの連絡がないため、全体の戦況が読めない。加えて、無明衛の猛攻は変わらず続いていた。
「ふん。どうした、俺をもっと楽しませて見せろ!」
無明衛の野太刀が、キリアに迫る。キリアは咄嗟にオーラで身を守るが、野太刀はオーラの壁を越えて、キリアの身を引き裂いていた。
「あ……キリアさんが危ない!」
隣の班で戦っていた桜乃宮・萌愛(d22357)がキリアのピンチに気付き、ヒールのサイキックでキリアを癒す。同じクラブに属する仲間の危機を見逃すことなど、萌愛にはできなかったようだ。
「しかしこれは、遊ばれてる気がするな」
呻き声を上げつつ、胸元にクラブのスートを浮かび上がらせて傷を癒していた雅史が荒い息と共に呟く。
「ふん。当然だろう。俺が本気を出したら、とっくにおまえらはあの世行きだ。だがそれじゃあ、俺が楽しめないからな」
野太刀を肩に担ぎ、不敵に笑う無明衛。その言葉に少佐が眉をしかめ、
「無明衛殿、真面目にやって下さい」
と苦言を呈するが、無明衛はどこ吹く風だ。
「あまり私達を舐めてると後悔しますよ。私達は本気で殺しにかかりますからね!」
無明衛の態度に、梓が憤りつつ雷を纏った拳で殴りかかる。その一撃は油断していた無明衛の顔面に見事にヒットし、
「……調子に乗るんじゃねえぞ、小娘が!!」
次の瞬間、振るわれた無明衛の野太刀が、梓を逆袈裟に切り裂いていた。夥しい血を噴き出し、梓が仰向けに倒れる。
「おっと、思わずやりすぎちまったか」
無明衛が陰惨な笑みを浮かべて、野太刀についた血糊を舐めた。
●撤退戦
「だめだ……、回復が追いつかない!」
淳志の額を冷たい汗が伝う。淳志、ルフィアに加え康徳も回復に回り、隣の班からも時折援護があるので、手数が足りないわけではない。すでに30分近い長期戦となった結果、サイキックでは癒しきれないダメージが、全員に蓄積しているのだ。このままでは、梓に続く重傷者がいつ出てもおかしくはない。現に、ナノナノのコロマルとふわまるもやられてしまっている。
「ふん、後ろにいるからと油断していると、こうだぞ?」
無造作に、無明衛が右手を振るう。だがそれだけで、発生した突風が庭木をなぎ倒しつつ、淳志に迫った。あまりに無造作な攻撃に、誰かが守りに入る暇もなかった。
「がはっ!」
庭を囲む土塀まで吹き飛ばされ、背中から叩きつけられた淳志は、そのままくずおれるように倒れた。
「重傷者が二人……。これは本気でまずいな」
ルフィアが呻いたその時。異変は、敵方に起こった。敵の中央に布陣していた部隊が、撤退を始めたのだ。
「ハッ、大佐殿が撤退を始めております! 無明衛殿もお引きください!!」
中央部隊の撤退に気付いた少佐が無明衛にも撤退を促すが、
「敵がまだ残っているのに撤退だと? ふん、退きたければ勝手に退け。俺はまだこいつらと遊ばせてもらう」
無明衛が聞く耳を持つはずもなく、その鋭い眼光を灼滅者達に向けた。
だが、その会話で気が逸れた一瞬を、灼滅者達は見逃さなかった。
「みんな、一斉攻撃で奴を仕留めるんだ! お兄さんに続け!」
そう叫んだ祝人の影が檻となって無明衛の動きを封じ、そこへ飛び込んだルフィアが異形化した腕で、無明衛を殴りつける。さらに、キリアと康徳の放ったリングスラッシャーと、千代のオーラキャノンが同時に無明衛を撃ち、
「うおおおっ、とどめだーっ!!」
最後に、雅史の放ったガトリングガンの銃弾が次々と無明衛に炸裂した。
「やったか!?」
ガトリングガンを撃ち尽くした雅史はしかし、そこに信じられないものを見た。あれだけの猛攻を受けて尚、壮絶な笑みを浮かべて野太刀を振り上げる無明衛の姿。
「やるじゃないか、餓鬼ども。そろそろ俺も、本気を出したくなってきた!」
次の瞬間、無明衛の姿がかき消えた。それが目にも止まらぬ速さで動いたのだと気付いた時には、野太刀は深々と雅史の腹を貫いていた。
「ガハッ!」
雅史の口から大量の血が吐き出され、無明衛の顔を返り血に染める。だが、雅史は意識を失う前に、両の手で自らを貫く野太刀をしっかりと掴んでいた。
「ぬうっ、こやつ」
無明衛が強引に野太刀を引き抜こうとするが、気を失って尚、雅史の力は弱まらない。その結果、無明衛は今、無防備な背中を晒したまま動きを止める形となっていた。
「たぶんこれが最後の好機! もう一度総攻撃を!」
ルフィアが手刀で無明衛の背中を切り裂きつつ叫ぶ。
「うおおおっ! なぎ倒す!」
次いで千代が大鎌をなぎ払うように振るい、
「Fire!」
ルキアの放ったオーラが炎の渦となって無明衛を包み込む。さらに、祝人が縛霊手で無明衛を押さえつけ、
「必殺の、狭山茶ビーム!!」
康徳の放った緑色のビームが、無明衛を撃ちぬいた。
「ぐうっ、貴様ら!」
無明衛は野太刀を諦め、よろよろと後退する。最早纏っていた着流しはボロボロで、龍の刺青が彫り込まれた上半身が露わとなっていた。
「こうなれば、俺も奥の手を使わせてもらう!」
無明衛がそう口にした瞬間。突如刺青の龍が無明衛の体から浮き上がり、地獄の業火を思わせる炎を吹き出した。炎は渦を巻き、灼滅者達を飲み込んでいく。
「みんな! 無事か!」
咄嗟にWOKシールドを展開して耐えきった祝人が確認すると、やや後方にいた康徳と、ルキアにかばわれた千代は辛うじて無事だったが、ルキアとルフィアの二人は、倒れたまま動く気配がない。
「これで重傷が5人。このままじゃ……」
康徳が目で訴え、祝人が頷く。
「すまないけどこちらはこれ以上戦線を維持できそうにない。撤退させてもらうよ」
隣で少佐率いる部隊と戦っている班に断りを入れると、重傷を負った5人を素早く回収し、撤退に移ろうとした。だが、
「まさか今更逃げられるとは思ってないよなぁ」
無明衛がみすみす撤退を許すはずもなく。鬼そのものと化した巨大な拳を振りかぶり、祝人を殴りつける。
「ぐっ、まだだ!」
祝人は無明衛の前に両腕を広げて立ちはだかった。その隙に、康徳と千代が無事撤退してくれることを祈って。
「いい覚悟だ。だがなぁ!」
無明衛の重い拳が、祝人を宙に吹き飛ばす。祝人は庭の池に水柱を立てて落下した。もはや体が動かない。祝人は辛うじて視線を巡らせ、康徳が隣の班の助けも借りて門から屋敷の外に脱出したのを確認すると、意識を失った。
●闇堕ち
「ふん。一人逃がしたか。だが女、貴様は逃がさん」
千代の撤退が遅れていたのは、ESP“怪力無双”を使って梓、淳志、雅史の3人を一人で運んでいたからだ。千代は周囲を見回すが、他の班の灼滅者達もそれぞれの敵の相手で手一杯で、助けを求められる状況ではない。
「こうなったら仕方ないか……。イヤなんだけどなあ、変態になるのは」
千代は引きずっていた3人を庭木の影に横たえると、ゆっくりと歩み寄ってくる無明衛に向き直った。
「ほう。逃げるのは諦めたか」
「ああ、諦めたよ。色々と」
次の瞬間。千代の全身を桃色のオーラが取り巻いた。筋肉が膨れ上がり、服が裂ける。
オーラが晴れた時そこにいたのは、灼滅者の氷須田・千代ではなく、一人の淫魔だった。
「これは……闇墜ちをしたというのか!? しかし、これは……美しい」
無明衛が、一瞬我を忘れたように惚けた表情を浮かべる。
「……せいっ!」
そんな無明衛に、千代だった淫魔は歩み寄り、ガシッと無明衛を掴むと、思いっきり投げ飛ばした。背中から地面が陥没する勢いで投げ飛ばされた無明衛の全身が痙攣する。万全の状態であれば受け身も取れただろうが、これまでの戦いで満身創痍となっていた無明衛にその一撃は耐えきれず。
「……俺としたことが、戦いの中で戦いを忘れるとはな……」
自嘲気味に呟くと、手足を大の字に投げ出し、そのまま息絶えたのだった。
「無明衛殿ーっ!?」
少佐が無明衛に駆け寄り、絶叫する。無理もない。自陣営最強クラスの戦力が敗れたのだ。
千代だった淫魔は、呆然と自分に向けられる他班の灼滅者達の視線に気付くと、
「なぁに心配はいらん。泣く子もしょげる千代様だぞ? こんなかび臭いとこでは死なんよ」
そう言ってにやりと微笑むと、高々と跳躍し何処へともなく消えていった。
「なんとか生き延びたけど、到底勝利したって気分じゃないなあ……」
重傷を負った仲間達を心霊治療しながら、康徳は戦いの続く屋敷の方へ目を向けた。
せめて全体の作戦は成功していてくれと、そう願って。
作者:J九郎 |
重傷:火室・梓(質実豪拳・d03700) 鴨打・祝人(みんなのお兄さん・d08479) 出雲・淳志(魔縁薙・d09853) 桜塚・キリア(自由を求める者・d11556) 小瀬・雅史(紅狂・d15254) ルフィア・エリアル(廻り廻る・d23671) 死亡:なし 闇堕ち:氷須田・千代(帰ってきたムッツリ・d14528) |
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種類:
公開:2014年3月4日
難度:やや難
参加:8人
結果:成功!
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