●大須に春売りて
「ふふ……♪ ねぇ、一緒に遊びましょうよぉ、ご主人様ぁ♪」
猫なで声で、頭には猫耳をつけたメイド服の少女が、名古屋は大須を歩く一般人たちに微笑む。
その瞳はどこか光がうつろで……そんな彼女の周りには。
「アキちゃん、かわいーよー♪」
「アキちゃんに声をかけられるだなんて、幸せだぞー」
ハチマキに【AKI LOVE】と書かれたものをまいている、6人の集団。
……傍目から見れば、それがメイドの彼女の親衛隊的なものたちである……というのはすぐにわかることだろう。
そんな親衛隊に囲まれた彼女は。
「あは♪ ねぇ、一緒に遊びましょーよん♪ 楽しませてあげるからぁ‥ね?」
と、妖艶に微笑みを重ねるのであった。
「みんな集まったね? 今回はね、フライングメイド服に心を奪われてしまった淫魔の彼女と、その取り巻きの親衛隊達を倒してきてほしいんだ」
と、一枚の写真を見せるまりん。
そこには、少しおとなしそうな雰囲気の少女が、メイド服をちょっと恥ずかしそうにきている姿が映っている。
そんな彼女が偶然手にしてしまったもの……それが、猫耳メイド服のフライングメイド服。
「彼女はこの猫耳メイド服の魅力に完全に取りつかれてしまってるみたいなんだ。そしてこの猫耳メイド服で人々を誘い、誘いに乗らない人を、周りの親衛隊の人たち含めて血祭りにしてしまうみたいなんだ」
「もちろん、この猫耳メイド服で誘惑してくる……その誘惑に対して拒否するような反応を返せば怒りで反応を返してくるし、逆にほめてくるようなら、彼女たちを誘導し易いと思うんだ。その点は、みんな揃ったらどうしてみたいかを考えてみてね?」
そしてまりんは、続けて詳しい戦闘についての情報を続ける。
「このフライングメイド服の彼女は、にゃんにゃん、とか媚びるような言葉を発言するみたいなんだけど……これがどうやら、ジュゴン的な効果を持ったバッドステータス攻撃みたいなんだ。これにより、誘惑とか、拘束、足止めなどの効果が及ぼされるみたい」
「また、彼女の周りにいる親衛隊の人たちだけど……彼女を貶したり、傷つけようとする相手をメインターゲットにして攻撃してくるんだ。彼らが持つのはナイフ程度だから、攻撃力としてはそこまで高くはないものの、その気合いだけはとってつもなく高いみたい。その気合いをほかのものに向ければいいのに……って思うけど、まぁ、それはさておきってところかな?」
最後の言葉にまりんはわずかに苦笑。
「何はともあれ、このまま彼女と親衛隊を放置しておいても、何もいいことはないと思うんだ。だからみんなの力で、早々に彼らを倒し、始末をつけてきてほしいんだ。宜しく頼むね!!」
と、まりんはジャンプして皆を送り出すのであった。
参加者 | |
---|---|
御幸・大輔(イデアルクエント・d01452) |
喜屋武・波琉那(淫魔の踊り子・d01788) |
北斎院・既濁(彷徨い人・d04036) |
ファリス・メイティス(黄昏色の十字架・d07880) |
備傘・鎗輔(極楽本屋・d12663) |
アルテミス・ガースタイン(ロストレコード・d19001) |
片霧・シェリカ(花色笑顔日和・d21571) |
天城・アカツキ(哭鬼・d23506) |
●大須の春に
メイド服で人々を惑わし、親衛隊を作り、そして……そのメイド服を貶したりする者には、死を以て血祭りに上げるという……ともかく物騒なフライングメイド服。
そんな彼女を、メイド服の呪縛から解き放つために、灼滅者達は名古屋は大須の地へとやってきていた。
「しかし……何だかよくわからんな。親衛隊っつーのは。何がしたいのかさっぱりだ。楽しいのかね? 女の尻なんぞ追っかけて……まぁ、俺にもし好みのヤツとかが現れて、同じようになったら世話無いんだがな。現れるとは思わんが……俺なんぞの、な」
北斎院・既濁(彷徨い人・d04036)の言葉……それにアルテミス・ガースタイン(ロストレコード・d19001)が。
「……?」
きょとんと首を傾げる彼女に気付かず、既濁は軽く目を瞑りながら。
「ああ……昔に、似たようなヤツは居たな。尻っつーか、背中を追っかけて、肩並べて、好きになって……そして殺した。アイツは……俺が殺した。この手でキッパリと……な」
「……えっと……」
「ん……ああ、すまん。つまんねえよな、こんな話。気にしないでくれ」
「えっと……はい……」
こくり頷くアルテミス……そして。
「しかしなんで大須でメイド服が沸くのかな? まさか、依頼でここに来るとはね……」
「……あ、そういえば鎗輔さんは、愛知の出身でしたっけ? この近くなんですか?」
溜息を吐く備傘・鎗輔(極楽本屋・d12663)に、ファリス・メイティス(黄昏色の十字架・d07880)が問いかけると……鎗輔は。
「……まぁ、大須はオタク系のイベント、結構やるんだ。自分の地元で、依頼をこなすとは思わなかったな……」
何だかその言葉には、少しばかり暗さが混じってて……余り聞かれたくないみたいである。
「でも、メイドさんって外で勧誘するような職業なのかな? そうじゃないよねぇ?」
「秋葉原とかだと、一部の通りに限ってチラシを渡したりはしているのはあるみたいだけどね……まぁ、外で勧誘、というまではいかないかな」
「そうだよねぇ……それはともかくだけど、フライングメイド服、被害が出る前に何とかしないとね!」
「うん。フライングメイド服の事件は久しぶりに見た気がするんだよね」
「そうだね。一ヶ月くらいは見てなかった気がするねー」
片霧・シェリカ(花色笑顔日和・d21571)の問いに、御幸・大輔(イデアルクエント・d01452)と喜屋武・波琉那(淫魔の踊り子・d01788)、ファリスが答える。
……確かにフライングメイド服の事件は、最近余り見ていなかった記憶……それに。
「んー……やっぱりこの事件、出所は例の緋鳴館ってことになるのかなぁ……とは言え断ったら集団リンチだなんて、穏やかじゃないよね」
「そうだね。これ以上被害が出ないように何としても止めなきゃね」
「可愛いメイド服だけど……このままにはしておけないもんね」
シェリカに大輔、波琉那の言葉……そしてそれにアルテミスと、天城・アカツキ(哭鬼・d23506)も。
「……可愛いらしいと思うのに、嘘偽りはありません……本当に、可愛らしいですよね……実に、もったいなく、思います……」
「うむ、そうなのじゃ。飛ぶメイド服と聞いて、遙々大須までやってきたのじゃー! 悪い猫耳にはおしおきなのじゃー。そしてついでにめいど喫茶? とやらもちょっと言ってみたいのう。お嬢様とか呼ばれてみたいのじゃー」
「……まぁ、時間があれば行けると思うぜ。その為にも、さっさとフライングメイド服を倒すとするか。んじゃ、確認した様に、四班に分かれるんだったか?」
「うん。見つけたら……ここ。この大須観音に誘い込むようにしよう」
既濁に鎗輔が大須観音の位置を伝え、作戦を再確認。
……そして灼滅者達は4班に分かれて、大須の商店街の中へと散っていった。
●褒め夜称えよ、我がメイド服!
そして大須の町の中を、4つの班に分かれた灼滅者達。
フライングメイド服の彼女の手がかりとなるのは、周りに居る親衛隊……勿論、どこに居るかは解らない。
「うーむ……あ、ここにもメイドさんかのぅ?」
「んー……これ、ちょっと違うみたいだけど……あ、これも……」
「ふむぅ……違うのかの。むぅ……メイドという文字はあるのじゃが、色々な種類があるのじゃのぅ」
アカツキとアルテミスは、そんな街角にあるメイドの文字一つ一つに反応しつつ、歩いて行く。
普通のメイド喫茶も何店舗もある上に、メイドというキーワードをきっかけにすると、それ以外の系統の店舗も何店舗かある様で。
……ある意味、秋葉原よりも狭い範囲に密集しているから、秋葉原よりも濃度は濃いかも知れない。
とは言え、そんな大須の街角のどこかで、フライングメイド服に身を包み、そして親衛隊に守られた彼女が居るのだから、一瞬たりとも気を抜けない。
そして波琉那とファリスの二人も、大輔と鎗輔も……。
「しかしこういった見知らぬ土地だと、地元の人はかなり心強いよ」
「そう……まぁ、大須は狭いエリアとは言えども、結構入り組んでるからね。嫌いだけどさ……」
鎗輔は、大輔の言葉に、やはり暗い表情を見せる。そんな鎗輔の言葉に。
『わぅぅ』
と、頭に乗った霊犬が鳴く。
もしかしたら心配してるのかもしれないけど……それも彼を不快にさせてる一因なのかもしれない。
……そして捜索し始めて、十数分が経過した頃。
「すいません、最近急に人気の出てきた、猫耳のメイドさんって知りませんか?」
とシェリカの聞き込みに、ある電気店の店員が。
「ん? あー……あれかな?」
と指差した先……其処に。
『ねぇねぇ、時間があったら、お店に来て欲しいにゃんにゃん♪』
『『『にゃんにゃーん!!』』』
可愛い声の後に、野太い声の大合唱。
『うん、ありがとー♪』
『『『アキちゃん可愛いよー!!』』』
「……あいつらか」
既濁がその声の元を指差し……そしてシェリカも頷く。
「そうだね……親衛隊もいるし、アキちゃんて呼ばれているから、それに間違いは無いと思う」
「ああ……ったく、イライラするねぇ……いっそ叩きつぶしてやりたいぜ」
「まぁまぁ……と、みんなに連絡しておくね?」
と言ってシェリカが皆にメールを送信……大須観音で待ち合わせよう、と言う事を連絡する。
そして……連絡を終えて。
「うん……OKだよ」
「そうか……んじゃま、ヤりますか。灼滅開始ってヤツだが……すまん、誘い出し、任せて良いか? こういうの、面倒でな」
「あはは……うん、解ったよ」
既濁に苦笑しつつシェリカが頷く。
そしてシェリカは、彼女の下へ……。
「うわー……可愛いメイド服だねー♪ メイドさん、可愛いー♪」
凄い笑顔で、微笑みながら接触するシェリカに、彼女……いや、アキは。
『え? うん、ありがとー♪ ねぇねぇ、メイドさんに興味あるのかにゃー?』
手をくいっと曲げて、ウィンク。ふと見てみると、おしりにネコ尻尾がくっついていたりして……猫のコスプレで全身コーディネートしている様である。
……そしてそれに。
「うん。メイドさん興味あるかな……あ、でも、何処なのかな?」
『にゃん♪ えっとねー……ここ♪』
地図を見せて、店へのルートを指し示す。
……ちょっと大回りすれば、目的の大須観音の横は通るだろう。後ろにいる既濁に視線で合図すると。
「ふーん……行ってみようかなぁ。あ、でも折角名古屋に来たんだから、大須らしいものを見ていきたいんだよねー。大須観音ってあるんだっけ? そこに行きたいんだけど、いいかなー?」
『お店に来てくれるのー? うん、いいにゃーん♪』
『『『にゃーん』』』
親衛隊も声を揃える……そしてシェリカはその猫耳メイドと親衛隊と共に、一緒に大須観音の方へ。
……大須観音にさしかかったところで、先に回り込んでいたアルテミスがサウンドシャッターを使用し、人払い。
既に人が居ない状態だからこそ、待ち伏せも楽……そしてメイドさんと、親衛隊が通路から大須観音の境内まで入り込んだ所で。
「……さて、ありがとう、一緒に来てくれて、ね」
くすり笑うシェリス、そして振り返ると共に……彼らを包囲するように灼滅者達が一斉に現れる。
「LOST……」
「ごめんね……夢の終わりだよ」
アルテミス、大輔らが言葉を紡ぐと共に、スレイヤーカードを解放。
そんな灼滅者達の出現に、アカツキと既濁が。
「お主がメイドさんか。全く……どんなに素敵な猫耳でも、他の者に強要はいかんのぅ?」
「そうだぜ。つーか何だ。淫魔が眷属に魅了されるってのは、些か間抜けな話だよなぉい」
そんな二人の言葉に、アキと親衛隊が。
『えー、そんな事ないにゃん♪ この人達は、私を心の底から愛してくれていて、嬉しいにゃん♪』
『にゃーんにゃーん!!』
「……ぬぅ、親衛隊とやら……なんという迫力じゃ」
親衛隊の声に、アカツキが圧倒される……そして親衛隊が。
『さぁ、死ね居たいの皆さーん、私を守って欲しいにゃん♪』
『らーじゃーー!!』
声を揃え、親衛隊10人が一斉に攻撃開始。
凄いチームワークで、一気に動きはじめる彼ら……その攻撃手段はナイフ程度なので、攻撃力としてはそんなに高くは無いものの、意外に怖い。
そんな攻撃は、鎗輔の霊犬がディフェンダーとして仲間を庇う……そしてダメージを受けた波琉那の霊犬、ファリスのナノナノ、シェリルもふわふわハートで回復。
「っ……凄いチームワーク。でも、チームワークならこっちも負けはしないよ。それじゃみんな、いってみよー!!」
シェリカの声に、灼滅者達も反撃開始。
「本当、大人しくしててくれるかな? 用があるのは、君らのお姫様の方なんだ」
「ほんと……いつまで経ってもこの感触にだけは慣れないな……」
と大輔がドグマスパイクで向かってきた親衛隊の腹に一撃食らわせると、波琉那、もパッショネイトダンスで間合いを詰めていく。
そしてアカツキは鬼神変、鎗輔はご当地キック、ファリスはフォースブレイク、と攻撃。
それで一人目が倒れそうになった所で、シェリカが手加減攻撃でトドメを刺す。
対し、既濁は鏖殺領域で防御アップを付与しておく……そして灼滅者の後、フライングメイド服の彼女は。
『もう、怖いにゃーん。イジメしちゃ駄目にゃーん♪』
甘く、惑わす言葉を灼滅者達に投げかける……誘惑のバッドステータスの付いた言葉。
……受けたのはファリス。
しかし、すぐにメディックの効果でキュアが付いた夜霧隠れで、そのバッドステータスを回避。
「ありがとー!」
「……ん」
シェリカに、こくりと頷くアルテミス。
……そして次のターンも。
「まったく、貴方達はお呼びでないのよ!」
とシェリカの手加減攻撃で、また一人を手加減攻撃で仕留める……一人、また一人、と着々と倒していく。
……十数ターンの後、10人居た親衛隊の面々が全て倒れると、残るはフライングメイド服の一人。
『えー、みんなー。もう……使えないなぁ……』
と、フライングメイド服の彼女が吐き捨てる……そんな彼女に向けて。
「終わらせようか……淫魔は全部消してやる」
「そうじゃ。頭を冷やすがよい。そんなものがなくても、お主は素敵なメイドさんだったはずじゃ。その悪しきメイド服は没収じゃ。本来のメイドさんの魅力を損ねるからの!」
大輔とアカツキの言葉に、うるうる泣いてる表情を作る彼女。
……しかしそれに惑わされる灼滅者達ではない。
「まったくね。メイドさんは、もっとおしとやかじゃないとっ!」
と、シェリカの斬影刃が、メイド服をバッサリ切り裂くと……鎗輔もソニックビート、既濁も制約の弾丸などで猛攻。
……大輔も慈悲泣くフォースブレイク、波琉那もクルセイドスラッシュ、アカツキは鬼神変。
一切の容赦無い、灼滅者達の猛攻に、みるみる内に彼女の体力は削られて行き……そして。
『ね、ねぇ……ごめん、やめてにゃん?』
最後は命乞いをするものの。
「……駄目だ。お前に優しさなんていらないだろ? ……これで、終わりだ」
大輔の、尖裂のドグマスパイクが、彼女に決まると共に……そのフライングメイド服ははじけ飛び、その場に身体を打ち付けられるのであった。
●春はまだ先で
「……ふぅ……」
深く息を吐き、気持ちを落ち着ける既濁。
フライングメイド服を倒し……服はボロボロで、その場で気絶してしまっている彼女。
そんな彼女に、波琉那は。
「彼女……たぶん、ロボットみたいに単純な命令を実行するだけで、自分の意志で操っていただけかもしれないね……なんだろう、なんだか寂しいね」
と、言葉を紡いだ瞬間。
『う……う、うん……』
と身を捩らせ、目を覚まそうとする彼女。そんな彼女にさっ、と上着を掛けるファリス。
「……大丈夫? 突然倒れてたから、心配したよ?」
ファリスの柔和な微笑みと共に、言葉を投げかけると……彼女は。
『え……あ……えっと……』
フライングメイド服になっていた時の記憶は、朧気な記憶。
そんな朧気な記憶に対して、あえて謂う事は無く。
「ま、何にせよ、そのメイド服って事は、メイド喫茶の人だよね? 連れて行ってあげるよ。どこ?」
とファリスが声を掛けながらエスコートする彼。
「……ふむ。春を売る……陽気でも呼んできてくれるかのぅ?」
と微笑むアカツキ。そして……そんな彼女を送り出した後。
「……さて、と……無事終わったみたいだし、どうする? ご飯でも食べに行く? 本場の名古屋の味が楽しめる場所でもあるからね。故郷って便利だ。嫌いだけどさ……」
鎗輔の言葉に、シェリカ、アカツキが。
「そうだね。折角名古屋まで来たんだし、大須の町をちょっと散歩してみたいな」
「うむ。あ、あのぅー……」
アカツキはちょっと言いづらそうに手を上げる……それに波琉那が。
「ん……あ、そうだ。確かメイド喫茶に言ってみたいんだっけ?」
「うむ……駄目かの?」
「……いいんじゃない?」
鎗輔の言葉、そして周りの仲間達も。
「まぁ……折角だしな」
「そうですね……どんな所か、楽しみでもあり、心配ですけど」
既濁、アルテミスの言葉……それにぱぁぁっ、と顔を明るくしたアカツキ。
……そして、大須の一角にある、メイド喫茶へ。
『お帰りなさいませ、ご主人様♪ お嬢様♪』
……そんな歓迎の言葉に、アカツキは。
「!? お、お嬢様とか言われても、手加減はせんからの!!」
と、わたわたとなってしまうのであった。
作者:幾夜緋琉 |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2014年3月14日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 1/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 5
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