「ふおおおおおお!」
浜辺に倒れた男が吠えた。男は泣いていた。
鋼のような肉体を持つ男はアンブレイカブル。強さを求め闘いに狂う種族。その彼が泣いているわけは、
「負けた」
自分よりも強いアンブレイカブルと立ち合い、負けたからだった。闘い自体ははるか前に終わっているので、傷は癒えている。だが完膚なきまでに叩きのめされ、己のすべてを否定された彼は、心に敗北という名の深い傷跡を残していた。
「いいだろう。更に強くなり、お前の前に立ちはだかろう」
命を取られなかったのはまだ強くなれるということだ。そう敗北を受け入れ、やがて立ちあがった男は、自らの身体が一回り大きくなったような気がした。格上の相手と戦った経験、そして敗北を知りなお良しとせぬ精神力が男を成長させていた。
リベンジの第一歩をどうするか、男は考える。悠長なことはしてられない。
「そういえば、奴は鮫と戦いに来たと言っていたな」
倒すべき敵と並び、超えるには同等以上の修練が必要だ。敵の言葉こそ上達のヒントだった。なら自分も鮫退治に出かければいいのか。
「いや、たしか鮫より良い話があったな」
男がはっとする。だがなんだったかは思い出せない。たしか砂浜や海岸で修行する……それ以上が思い出せない。しかし、確実に強くなる方法が。
「まあいい。海が見える場所で適当に出会った奴を倒していけば、その内思い出すはずだ!」
明快な答えを出した男が砂浜に大きな足跡を残して進んでいく。
その先には、小さな港町があった。
しばらくの後、町で多大な被害が生じてしまう。
●
「やっぱいたな、うみでしゅぎょーするあんぶれ!」
「予想的中だねっ。あっ、みんなも来たみたい」
「じゃあかのん、あとたのんだー」
シャルロッテ・クラウン(残念な海賊きゃぷてんくらうん・d12345)の言葉ににっこり笑って、天野川・カノン(中学生エクスブレイン・dn0180)は「イエス、キャプテーン!」と応じる。
やがて、今回の灼滅対象がカノンの口から語られた。海辺で修行するため、港町を襲うアンブレイカブルがいるという。
「被害が起きないよう、灼滅してほしいんだ!」
戦闘場所は、男の倒れていた砂浜が適しているという。
「アンブレイカブルが歩き出した時点で対峙できると思うよ。浜辺には誰もいないし、広さも充分っ。奇襲こそできないけど、全力を尽くせばちゃんと勝てる相手だからっ」
アンブレイカブルの名前はフェイ・ラオ。ストリートファイターのサイキックに加えシャウト、あとは爆裂手裏剣に似たサイキックを使うようだ。
「りべんじにもえるやつはつよそうだな!」
シャルロッテに頷くカノン。
「うん。勝てるとは言ったけど、相手はみんなと丁度互角だからね。それもみんながダークネスではないから、って手を抜くというわけでもないみたい」
敗戦を経て、その精神は手負いの獣のように危険なようだ。
「全力で来るから、みんなも協力して、無事に帰ってきてね!」
カノンはそう言うと、灼滅者たちを見送った。
参加者 | |
---|---|
結城・創矢(アカツキの二重奏・d00630) |
八重樫・貫(疑惑の後頭部・d01100) |
日輪・かなめ(第三代 水鏡流巫式継承者・d02441) |
聖刀・凛凛虎(無邪気で無垢な邪悪なる救世主・d02654) |
香坂・天音(煉獄皇女・d07831) |
シャルロッテ・クラウン(残念な海賊きゃぷてんくらうん・d12345) |
異叢・流人(白烏・d13451) |
アウグスティア・エレオノーラ(雪原の幻影・d22264) |
●
吹きつける風は潮の香りに満ちていた。黄昏時の砂浜は空も海もオレンジ色に染まっている。押し寄せ、引く波の音。遠くに船影が見えた。
「あたいにはゆるせねーもんがいくつかある。くいもんをそまつにするやつと、ふねをそまつにあつかうやつだ!」
シャルロッテ・クラウン(残念な海賊きゃぷてんくらうん・d12345)が高らかに言い放つ。港あってこその船。港町が被害に遭うというのなら、絶対に護る――そう決意した彼女の瞳は、しかし間近の海に輝いていた。
「やっぱうみはさいこーだぜ! てんしょんすっげーあがってきたぜー!」
続く声は波音に消えた。海に飛び込んだシャルロッテほど露わではないが、同じく闘志を高めている者は多い。
「リベンジ、か」
結城・創矢(アカツキの二重奏・d00630)が思い出すのは一月に灼滅した敵。およそ十か月越しにリベンジをした相手といえる。
「再戦を望む気持ちはよくわかるけどな」
かつて牛丼屋に現れた格闘家……自身も再戦を望む相手がいる八重樫・貫(疑惑の後頭部・d01100)としては、このアンブレイカブルの望みを叶えさせてやりたい気持ちもある。だが、放っておけば被害者が出ることは必定――ならこれも、巡り合わせだろう。
向けた視線の先には、ちょうど砂を踏みしめ歩き出した大男。
「待てぇいなのです!」
アンブレイカブルの前に、日輪・かなめ(第三代 水鏡流巫式継承者・d02441)が仁王立ちしながら指先をビシっと向けた。
「砂浜で特訓! そのロマンはひっじょーに同意しますが、この先の町中で暴れるのは許しませんなのです!――というわけで、その特訓相手はわたし達が務めますなのです!」
「ほう」
かなめの口上の後半に、訝しげだった男がニヤリと笑みを浮かべた。
「つまりは、お前達も戦いたいってクチか?」
「何聞いてたのよ」
ため息混じりの声は、香坂・天音(煉獄皇女・d07831)。風でなびく長い髪を手で払うと、赤茶の瞳で男を見据えた。強さへの探究、最強への道。言葉にすればストイックで綺麗な響きだ。しかし、
「町を壊すなって言ってんのよ、公害以下。まったくお笑い種よ。光化学スモッグとでも被害者を競うつもり? ここで止めるわ」
「見境なしに暴れられては至極迷惑……私たちがお相手しますよ」
アウグスティア・エレオノーラ(雪原の幻影・d22264)としては、力ずくの制止はあまり好きではないが……殴っても分からなさそうな相手に、言ったところで理解してもらえるとも思えない。せっかく恵まれた体格なのにと、アウグスティアは男の筋肉を見ながらふと思う。
(どんなものを食べたらこんなムキムキに……っていけない!)
脱線しかけた意識を戻せば、ちょうどアンブレイカブルが口を開くところだった。
「分からねえな。結局戦うのに違いはないだろ?」
「敗北を得て、戦う意味までは理解できてないようだな」
素っ気ない異叢・流人(白烏・d13451)の言葉に、初めて男の目に興味以外の感情が浮かんだ。
「ただ闇雲に戦うようでは結局のところ、本当に敗北しただけだぞ?」
「――そうか。俺の負けを知ってるのか」
闇の闘気が男の身体から溢れだした。低く笑声を発するその顔に浮かぶのは憤怒と、鬼気だ。できたばかりの傷を抉られ、突き刺さるような圧力を発している。
「とりあえず。俺と戦いたい事は分かったぜ。お前ら全員そうなんだろ?」
「ええ……貴方を倒しに来ました」
創矢がカードを手に頷く。貫がニット帽からナノナノのらいもんをひきはがし、目深に被り直した。
「俺は八重樫・貫。一体多人数だが、是非ともあんたと勝負がしたい」
「あたいはしゃるろって、うみでしゅぎょーとはいーせんすだな。たたかおーぜ」
「灼滅者八人か、以前の俺ならバカにして足元をすくわれただろうが……嬉しいぜ。こういう手合いもいるから戦いはおもしれえ!」
浜に吹く風すら変えるような、声に乗った威圧感。それすら楽しそうに返したのは、聖刀・凛凛虎(無邪気で無垢な邪悪なる救世主・d02654)だった。
「じゃあ、俺らと楽しもうや、ちょっと早い夏祭りをさ♪」
取り出した斬艦刀で、凛凛虎が不敗の暗示をかける。それが開始を告げた。
風が急に強くなった。
●
灼滅者の立ち位置は、サーヴァントも含めた前衛が八に後衛が二。超攻撃型布陣だ。
「悪くねェな。半数くらいぶっとばされる覚悟はできてるだろうな!」
吠えた男が拳に闘気を収束。振りかぶり、前進したところで体勢を崩した。アウグスティアから伸びた影の触手が、足に絡み付き動きを封じる。
「水鏡流が三代目、日輪かなめ。いざ尋常に勝負なのです――絶招、『驟雨』!」
隙を逃さず迫ったかなめの拳が、閃光の速度で咲き乱れた。必中の間合いに、だが格闘家が反応した。咄嗟に交差した腕で連打を耐えると、かなめの打ち込む衝撃エネルギーを利用して後退する。影を引き千切りながら、男は腕を素早く突き出した。当然拳の間合いではない動作だが、流人と天音はいち早くその意図を察し前に出る。
「っだあぁらあぁぁあ!」
野獣の咆哮が轟いた。前衛を襲ったのは拳から飛び出た巨大な闘気だ。無数に分裂すると、着弾した砂浜に盛大な土柱を噴き上げ爆発する。
その爆発をかき分けて、黒いロープが宙を駆けた。
ロープ――影によって作られたそれは、跳躍して逃れようとした男の胴に巻きつくと、強い力で空中へと跳ね上げた。爆発の中から出てきたシャルロッテが自らの影を手繰り寄せ、敵に反応されるより早く砂浜へと叩き落とす。
「リベンジ相手以上の強さを見せてやる。それが礼儀ってやつだ」
巨体が巻き上げた土をかき分けるように、貫が全身全霊の拳を打ち降ろした。その拳から発したのは大気をつんざく雷の鳴脈。全力の抗雷撃は、砂とは違う固い手応えをもたらし、地面を陥没させる。
だが、貫が見せたのは苦い表情だ。
「なら、俺はそれを叩き伏せねぇとな」
不敵に笑うダークネスの拳が、真っ向から受け止めていた。その凶拳に弾けるのも紫電の灯。逆流してきた電圧に貫が退こうとした時には、立ち上がったダークネスの蹴りが腹部を強打している。息を詰まりながらも地を蹴って衝撃を緩和する貫を追おうとして、男は手刀を背後へとひるがえした。後ろも見ないままの一撃は、気付かねば致命打を与えていただろう巨大な鬼の腕とぶつかり、拮抗する。
「悪くない連携だな」
「アンタの反応もな」
創矢の言葉は宙に投げ出されてからだった。すかさず二撃目に入ろうと腕を引いた瞬間に、腕をつかまれていた。
(視界と平衡感覚の変化、そこからくる動揺を狙って痛打を狙う、か)
創矢は――解放後から口調も雰囲気も変じた彼は、冷静に状況を分析。空中で巧みに回転すると、黒いコートがはためいた。白い手袋の先には、紡がれた魔法の弾丸。そしてその射線上にいる、追撃姿勢に入ったダークネスの姿。
「合わせる……一気に仕留めるぞ」
「ああ――後悔はあの世でしな、この俺に出会った事をな」
魔法を放った創矢に応じ、凛凛虎が横合いから拳を乱れ飛ばす。魔法の矢に足を打ち抜かれた男に、その連撃はガードする暇も与えずに次々と突き刺さっていく。
「フハハハ! 最後まで楽しませろ、戦狂い!」
「しゃらくせえ!」
アンブレイカブルの一喝が、拳の乱打を止めた。凛凛虎の掲げた無敵斬艦刀のガードごと、繰り出された重い拳が打ち据え、凛凛虎を吹き飛ばす。
「数が多いだけあって中々楽しませてくれるな――だがな」
「『一人ひとりは敵ではないし、勝つのは俺だ』といったところか」
巻き起こっていた土煙を十字に裂く、白光の斬撃。アンブレイカブルは身体をひねってかわすも、それを囮とした攻撃にまで対処はできない。背後から轟くバイク――ハンマークラヴィアの突撃に気付いた時には、その上に騎乗した主、天音の伸ばした影の刃に胸板を裂かれている。
「そういうの、勝ってから言いなさいよ。あたし達も倒せないようじゃ、この先に行く意味もないわ。違う?」
「周りを見ずに我武者羅に己の力を求める姿……その愚行を止めて見せる」
まるでかつて養父に助けられた自分のようだと思い返しながら、十字剣を構える流人。両者とも護り手として攻撃を防いだためダメージを受けているが、闘志は衰えていない。
男のこめかみに苛立ちの証が浮き上がった。
「そうかい。じゃあ見せてみろよ。強くもねえのに口だけ達者なやつは、全部ぶっ潰すだけだ!」
怒気とともに噴き上がった闘志をまとい、ダークネスが地を蹴った。
●
闘気の砲弾が大地を穿ち、揺らす。
戦闘が始まって数分、暴風雨のように暴れるアンブレイカブルとの戦いは、純粋な殴り合いから体力勝負へと移行しつつある。
「骨のある奴だ。だが、貴様を喰らい、破壊してやる」
真紅の大剣を振るい、凛凛虎が笑う。吹き出た血をものともせず放たれた雷の拳を、今度は漆黒の斧で受け止める。膝をついた凛凛虎を、吹きつけた霧が傷を癒していった。シャルロッテが影でけん制しながら前衛の負傷を治していく。
「おっしゃ、いまのうちにたてなおそーぜ!」
「試合と戦いは違うということを教えてやろう」
吸血鬼の霧に紛れて、地面にフォースブレイクを撃つ流人。襲いかかった砂の覆いで視界を奪い、後方へ――そこで流人の足が止まった。アンブレイカブルの気配が消えている。後方へ向けて咄嗟に突き出した杖の一打が、鋼鉄の腕を受け止めた。男が間近で嗤った。
「常に命をかけた勝負、試合もなにもないだろう――だが、褒めてやるぜ。完璧に不意を突いたはずが、なかなか悪くない防御だ」
「護りに特化した流派なんでな」
拳に押し込まれながら、流人は続ける。
「そして戦いとは、己と環境、そして天運。全てを使いこなす者が勝者だ――かなめ!」
「必殺!」
霧を押しのけて現れたかなめの腕が、鬼のそれへと変貌する。
「徹甲爆砕拳ッ! なのですッ!」
「くっ……!」
今度こそ完全な一打がアンブレイカブルの真芯を捉え、男の巨体を吹き飛ばした。起き上がる動作は、開戦当初より格段に遅い。アウグスティアが駆けた。
「骨まで……く~だ~け~ろぉぉ!」
振り下ろされたロッドには、膨大な魔力が詰まっている。解放された魔力に、掲げた腕で受け止めたダークネスの顔が苦痛で歪んだ。だがそのままアウグスティアの武器を掴み、もう片方の腕が雷の拳を形作る。
「その細腕じゃ、骨までは響かないぜ?」
「!」
容赦なく心臓へと放たれた一撃に、思わずアウグスティアが目を閉じる。
苦鳴と、鮮血が舞った。
間一髪で割り込んだ天音が、アウグスティアを抱えたまま膝をつく。
「タフな女だな」
「ここで倒れるわけにはいかないでしょ」
負傷に顔をしかめながら敵を見据える天音の背中に、炎が宿った。傷から出る血が燃え上がり、龍翼のように赤くはためく。
「あんたの強さに興味はない。あたしは、誰かが泣くのを見たくないだけだッ! だから、あんたはここで止めて――」
踏み出した一歩を、強く。その影を染め上げる炎がダークネスの身体を貫く。
「ここで灼滅するッ!」
「てめえも龍にこだわりのある女かよ!」
苦しそうな顔をしながらも、男は――フェイは炎の刃をつかみ、振り払った。続けて超硬度の抜き手が至近距離で閃き、痛打を受けることとなった天音がそこで意識を手放してしまう。確実なトドメを放とうと今一度拳を構えたフェイを霊力の縛鎖が絡めとった。貫が縛霊手から飛び出した解体ナイフを振るうが、ひるがえった鋼鉄拳に弾かれる。手強い反応速度だが、少なくとも、ガラ空きになった胴へ攻撃する時間は稼げている。ニット帽の下で、貫が不敵に笑った。
「さっきの抗雷撃、負けたままじゃ俺も前に進めないんでな」
瞬間、発生した闘気は先ほどの比ではない。その全てが雷へと変わっていき、神鳴る響きを周囲に轟かせる。
「雷神トールのように――鳴り響けッ!」
「おおおおおおお!?」
閃光が舞い散り、顎を捉えられたフェイの巨体が地面を叩きつけられた。
「これで、締めとさせてもらいたいものだな」
「させるかよ!」
突き進む創矢へと、体勢を立て直すフェイ。弱った状況でもダークネス、その攻撃速度は創矢のフォースブレイクを弾き、逆に心臓まで貫いてしまう。
――そうなるかと思われた、直前。
「せっかくのうみだ。さめともたたかっていきな!」
シャルロッテが影を鮫へと変え、その巨大な口でフェイへと喰らいつかせた。
「これが、鮫か……」
勝負の分け目を、アンブレイカブルは逃した。
「お前のような奴と殴り合うのも、悪くはなかったな」
創矢のその言葉と共に炸裂した魔力が、勝敗を決した。
●
「なあ、おまえにかったあんぶれって、おんなだったんじゃねーか?」
倒れた男は言葉少なだった。リベンジ果たせぬまま迎えた二度目の……最後の敗北を、どう思っていたのか。短く答えて溶けるように消滅していったダークネスに、かなめは少し申し訳なさそうな表情をした。
「行き当たりばったりだっただけで、悪意はなっかたんですよね……」
「出会いが違ったら、良き理解者や友であったのだろうな」
流人が遠くを見つめる。砂浜には静かな時間が戻っていた。
「傍迷惑なだけよ」
意識を取り戻した天音はモノバイクによりかかっている。痛打が重なった彼女だが、大事には至ってないようだ。手当てをしていたアウグスティアは、
「私ももっと筋肉つけようかな……あそこまで必要ないけどね」
と、細いと言われた件を思い出し、呟く。
「ナノ~」
「らいもんもお疲れ……もっと強くならないとなー」
ニット帽にひしっとしがみついてきたナノナノをぽんぽんと叩く貫。
「こういう場所でクラシック音楽を聴きながらゆっくり本を読んだり、お昼寝するのは良さそうだね」
戦闘が終わり元の口調に戻った創矢。今は夕陽が沈む黄昏時だが、今度はもっと時間がとれる時に来たい……そんな気分になってくる。
「せっかく海に来たんだ。泳ごうぜ♪」
「おー、いいなー」
凛凛虎の言葉に打てば響くように応えるシャルロッテ。ふと思うのは、さきほど聞いた答え。より強い女アンブレイカブルの事だ。
「いまごろさめとたたかってたりするのかもなー」
彼女が知るアンブレイカブルと同じかまでは分からないが……いずれにしろそれほど強いのならいつか会う日も来るだろう。
その頃には、自分たちは今よりも強くなってるはずだ。
まだまだ、これから成長する日々は続くのだから。
作者:叶エイジャ |
重傷:なし 死亡:なし 闇堕ち:なし |
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種類:
公開:2014年4月22日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 3
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