わたしをまもって

    作者:西灰三

    ●保健室
    「柊先生、いますか?」
    「いらっしゃい悠斗君、今日も来たのね。……何か飲む?」
     とある学校の保健室に悠斗と呼ばれた男子学生が入ってくる。彼を応対するのは養護教諭の女性である。けれど二人の間にはそれだけとは思えない雰囲気が漂っていた。
    「柊先生、今日は大丈夫でしたか?」
    「うん、まだ『追手』はわたしがここにいる事に気づいていないみたい」
     悠斗は心配そうに柊と呼ばれた女性を見る。
    「柊先生、体の方は大丈夫ですか? 傷は大分なくなって来ましたけれど」
    「君のおかげで大分良くなってきたわ、ありがとう、もう少しね」
     彼女の言葉を聞いて、少年は顔を赤らめつつ顔をそむけた。その彼の表情を見て彼女は微笑む。
    「まだ照れてるの?」
    「いや、その……わっ!?」
     悠斗の後ろから柊が抱きつく。それと同時に彼女の体にあった小さな傷から淡い燐光があふれ始める。
    「せ、先生……」
    「動かないで、今あなたから力をもらっているから」
    「は、はい」
     小さな傷は光が消えると無くなっている。『追手』の黒服達はこの不思議な力を求めて彼女を追いまわしていると、彼は聞いていた。そして悠斗が出会ったのは追われて傷だらけになった彼女を見つけた時であった。
    「お、終わりましたよね? そのう」
    「もう少し、このまま」
     彼に甘えるように柊は目を閉じて身をゆだねる。対する悠斗は顔を真っ赤にして硬直している。
    「ねえ、悠斗」
    「は、はい」
    「もし、『追手』がまた来たら、わたしをまもって……ね?」
     
    「そんな淫魔の茶番劇なんだけどね」
     有明・クロエ(中学生エクスブレイン・dn0027)はそう端的に言った。
    「柊の目的は彼、悠斗を闇落ちさせて自分の手駒にすること。そのために自分に『追手』がいて、彼に守ってもらう……って言う物語を作ってるんだ。最初は傷だらけの柊と悠斗が出会う所から始めてね」
     それらを演出するためにESPなどを使って物語を続けているらしい。「抱きつく事で傷を癒す」と言うのも演出の一環だ。
    「このままだと悠斗は闇堕ちして柊の配下になっちゃうから、どうにかしないといけない。まず気をつけてほしいのは悠斗はかなり柊を信頼してる事だよ。だから二人が一緒にいる場合に戦闘になると確実に彼は闇堕ちしちゃって、柊は彼に戦闘を任せて逃げてしまうよ。ただその場合には彼が闇堕ちする前までタイムラグがあるから柊に少しだけ無防備な時間ができるから、その一瞬に倒せれば……」
     もっともこの場合は悠斗も闇堕ち必至なので連戦は避けられないだろう。
    「悠斗と柊が離れている間に、柊だけを灼滅するのもアリだよ。もっともこの場合は柊がいなくなった事を知った悠斗が闇堕ちするかも知れないから何か手だてを考えた方がいいかもね」
     色々とフォローを考えなければやはり連戦の危険が待っている。
    「事前に悠斗と話し合って柊と対決することもできるよ。この状態で彼が闇堕ちしなければ今後も闇堕ちしないけれど……。悠斗に何を伝えるのかが大切になって来ると思うよ」
     もし不十分ならやはり彼は闇堕ちして灼滅者達と敵対する事になるだろう。またクロエが上げた以外の手段も考える余地があるかも知れない。
    「柊はサウンドソルジャーと鋼糸のサイキックを、悠斗は闇堕ちすると666人衆になって殺人鬼とクルセイドソードのサイキックを使うよ。それぞれメディックとディフェンダーだね。柊はダークネスとしては強くないけれど、悠斗は相当強いね。ただ一緒にいると柊は彼に任せて逃げちゃうから同時に相手取る時間はそれほどないはずだよ。……もっとも悠斗はそれでも強いけれど」
     悠斗を倒す場合は手を抜く余裕は無いらしい。
    「しなきゃいけないのはダークネスの灼滅で、方法もいくつか。どういう選択を取るのかよく考えて決めてね。それじゃ、行ってらっしゃい」


    参加者
    穂邑・悠(火武人・d00038)
    蓮華・優希(かなでるもの・d01003)
    迅・正流(斬影騎士・d02428)
    呉羽・律希(凱歌継承者・d03629)
    村本・寛子(可憐なる桜の舞姫・d12998)
    ミカ・ルポネン(暖冬の雷光・d14951)
    泉明寺・綾(和殴折衷釘バッ娘・d17420)
    首切・カイ(折れた杖砕けた杯・d23724)

    ■リプレイ

    ●嘘
     場所は学校の屋上、本来なら立入禁止であり生徒達が立ち入るような場所ではない。無論教師や管理者達にとってさえ頻繁に立ち入る場所ではない。
     空模様は曇天であり、吹く風は雨混じり。その上気温が高く、一足先に梅雨の気配が合った。どのように考えても人が来ることは殆どないだろう。
    「……ここまで来れば大丈夫です」
     だが、金属製の扉を開けて入って来た者が二人。一人は知らず淫魔に運命を握られようとしている少年、悠人。もう一人はそれを阻止しようと接触した白衣に袖を通した呉羽・律希(凱歌継承者・d03629)。二人が屋上に姿を表わすと同時に発条仕掛けの扉が鈍く甲高い音を上げながら閉じる。
    「……詳しい事を教えて下さい」
     悠人少年の律希を見る目は困惑に満ちている。信頼すべきかそうでないか、あるいは柊の敵かそうでないか。
    「ごめんなさい、その前に傷を……」
    「………」
     悠人は訝しげな表情を浮かべつつも、彼女に背中を貸す。彼の背に触れた律希はそこかから強張りを感じ取る。自らに癒しの歌を捧げ、腕に付いた傷を癒していく。たとえバベルの鎖で実質的な負傷は得ていなかったとしても、これが彼に信頼される術と考えて。
    「……もう、いいですか」
    「……ええ」
     悠人と律希は改めて向かい合い、視線を交差させる。
    「椿……ってもう名乗ったかしら」
    「はい」
     椿と名乗った律希の言葉は弱々しい。それは演技であるが故であり、演劇者としての彼女の側面でもあろう。
    「それで、椿さんは柊先生の仲間なんですね?」
    「ええ、今は追手が来ているので彼女に会わないで欲しいの」
     悠人の声は試すように。律希の声は細々と。視線と共に言葉は交わされる。
    「……あなたがあの人と同じ力を持っているのは分かります。ですが」
    「それだけでは、信頼できない?」
    「……ええ。むしろ『追手』かもしれない。柊先生から僕を引き離そうとする」
     悠人の体から僅かに殺気が漏れ出す。律希は表情を変えない。
    「……でも信じて。私にはそれしか言えない」
     いくつか問い詰められた時の対応は考えてきた、けれども物理的な証拠は用意しようがなくいずれどこかで『柊の仲間である』という嘘が露見するのを彼女は感じ取った。元々彼が『柊に頼られている自分』に価値を見出していて『柊に自分以外の仲間がいる』という設定も彼が受け入れがたい理由の一つだろう。何にせよその時までに他の『仲間達』が柊を討ち取らなければ最悪の事態になる。背中に冷や汗が流れるのを感じながら彼女は悠人と向き合う、その緊張の最中。
    「おや、あの女の気配を追って来たはずなのですけどねぇ」
     黒い白衣を纏い、左腕に毒々しい液体の詰まった異形の男が話をしている二人の後ろから現れる。『追手』の首切・カイ(折れた杖砕けた杯・d23724)、その人である。彼が現れると同時に授業を始まりを告げるチャイムが鳴る。それは学園で聞くそれよりも、鈍く低く聞こえた。

    ●『追手』
     授業も近い時間に保健室に生徒はあまり来ない、来ても追い払っている。来るとしたら悠人だろうが今日は早めに教室に入っているようだ。と柊は考えて書類の整理を始めていた。そして授業のチャイムが鳴る。
    「必殺……釘バ砲!!!!」
     扉が開き窓ガラスが割れる。割れたガラスからは気弾が飛びとっさに柊が身を翻せばカードを掲げた穂邑・悠(火武人・d00038)が間合いを詰める。
    「来いよ、俺の炎!」
     力を開放すると同時に彼の体に熱気が満ち、手にした槍を捻り込むように突き出す。
    「うっ……」
     柊は僅かに顔を歪めて体勢を整える、保健室に現れたのは灼滅者6人。
    「斬影騎士”鎧鴉”……見・斬!」
    「HAHAHA、正義の釘跋娘……泉明寺・綾の登場なのや!!!!」
    「いや俺は別に正義語るつもりはないけど」
     悠に突っ込みを入れられた泉明寺・綾(和殴折衷釘バッ娘・d17420)が両手の鈍器を構え、迅・正流(斬影騎士・d02428)が黒く大きな刃の切っ先を柊に向けている。
    「もうお前らの被害者を出したくない。お前にはここでぶっ潰れてもらう」
     怒りを視線に込めてミカ・ルポネン(暖冬の雷光・d14951)は武具を構える。灼滅者に囲まれた柊はくすくすと笑い始める。
    「な、何がおかしいのや!」
     綾が叫ぶ。初めて依頼で相対するダークネスというのもあるが、今柊が見せた対応は怯えでも戦意でもないから。
    「だって……本当に『追手』が来るなんて思って無かったからおかしくって」
    「そうね『追手』は確実に寛子達のことね。悠人はここには来ないの」
    「そう、そうだといいわね。でも彼は私のナイトだからきっと来ると思うわ」
     村本・寛子(可憐なる桜の舞姫・d12998)の攻撃を棒状の武器で受けながら柊は言う。それが彼女の強がりなのかそうでないのかは分からない。
    「……名前を教えて。本当の」
    「あら、『追手』のあなた達は知らないの? ……いいわ教えてあげる」
     蓮華・優希(かなでるもの・d01003)は戦いの中で相手の事を知ろうとする。心の中で確信めいたものを秘めながら。
    「『求めに応える者』ホリィ・シルク。ホリィって呼んでくれると嬉しいわ」
    「ふざけた名前を!」
     直訳されただけの偽名はまるで小馬鹿にしているようにしか思えない。ミカが柊もといホリィの攻撃を受けながら叫ぶ。同時にその手応えに違和感を得る。
    (「……軽い? 手加減しているのか、いや」)
     ホリィの身のこなしを見る限り、口ぶりとは反対に全力を尽くしているように見える。また彼が防御的に動いているのもあるのかもしれない。だがそれ以上に威力がない。灼滅者達が多く相対するダークネスよりも幾分か弱いのは確かだろう。それでも人数の少ない灼滅者にとっては強敵には違いない。
    「速攻で叩くの! 札幌テレビ塔ダイナミック!」
     ホリィの体を掴んだ寛子が彼女の体を天井へと叩きつける。派手な音がするが正流が殺界形成をしているため、一般人が来ることは無いだろう。
    「……っ。手荒い『追手』さんね」
    「シチュ的には悪役だからな!」
     悠が再び槍を突き出すが、ホリィはこれを見切って己を癒しの歌で癒やす。こればかりは茶番でも何でもない、彼女にとって意味のある行動だ。その相手の本気の行動を見て綾が腕を鬼にして突っ込む。
    「これはダークネスの勝手な遊びじゃないのや! 必殺、釘跋神変!!!!」
     狙い済まされた腕はホリィの肩口を薄く裂く。
    「遊びって悠人の事? そんなつもりはないんだけれど」
    「まぁ、釘バ教に入信して釘跋娘になるってんなら許してあげなくもないけど」
    「考えておくわね、綾ちゃん」
     決して余裕は無いはずのホリィだがなぜか焦る様子はない。自信があるのか、自分の身に無頓着なのかは分からない。
    「遊びでないとして、じゃあ何で悠人を選んだの?」
    「そうね、目覚めそうだったのと……」
     優希のフォースブレイクをスウェーで避けて彼女は言葉を注ぐ。
    「『求められる事を求めていた』から。そういう子好きだから助けたくなっちゃうの」
    「そんなものが助けになるものか!」
     正流が怒号を上げ、炎の一撃を放つ。彼にとって先に闇堕ちのある物語など救いなどではない。その熱量に顔をしかめながらホリィは返す。
    「彼は喜んでいるわよ? ――自分にも価値があった――って」
    「そうやって被害者を増やすのがお前達のやり方だろ! ルミ!」
     ミカとルミがコンビネーションでホリィを追い詰める。回復に重点を置いたホリィだが次第に治りきらない傷が増えていく。
    「男の純情弄んで保身を図ろうってのはよろしくないな。まぁグダグダ言っても始まらねぇ……灼滅させてもらうぜ」
    「二つの事が一回で済むのならお得じゃない? 一石二鳥って言うのよね」
     悠とホリィが切り結ぶ、そしてその勢いのままに彼女の武器を弾き返す刃で切り下ろす。切っ先は脇腹を、衝撃は彼女の体を大きく揺らす。その隙を灼滅者達は見逃さなかった。
    「必殺、エターナルフォース釘バット!!!!」
    「人の心を誑かす淫魔よ……闇に還れ! 無双迅流口伝秘奥義! 冥皇破断剣!」
     綾と正流の必殺の一撃、鈍器と鋭器の連続攻撃を受けたホリィは吹き飛ばされ壁へとぶつかる。整えられていた髪は乱れ彼女の表情を隠している。それでもまだその身が消えていないを見てとった寛子が跳び上がる。。
    「まだ……! トドメなの! 札幌時計台キーック!」
     寛子の最後の一撃がホリィに放たれる。既に殆ど力を失っていたホリィは避ける間もなくその身に受けて消え去っていた。

    「さ~て終わった終わった♪♪ お片付けしよっ!!」
     ホリィを灼滅した後、灼滅者達は悠人を出迎えるために準備をしていた。後片付けに従事する悠や綾に、柊に扮する寛子。皆が準備をする中で正流が相棒の律希と繋げっぱなしの電話を手に取る。戦闘中は流石に向こうの状況にまで気を回す余裕は無かったが今ならば大丈夫だろう。
    「柊は無事に保護した」
     それは戦闘の終わりを告げる合言葉。向こうからはこれから来るという言葉が帰ってくるはずだった。
    「……後は頼みます、相棒。……ごめんなさい」
    「……!? 律希、律希!」
     電話越しに聞こえてきたのは律希の今まで聞いたことのないような声。いつもなら彼女が声に滲ませない妖艶さが混じっている。明らかに異常な反応に対し彼は演技を忘れて声を荒らげた。

    ●闇
     ――時間を巻き戻し、舞台は屋上へと戻る。悪役然として現れたカイが二人の前に現れた時点から。
    「君、柊って女を知っているでしょう? 怪我をしたくなければ、教えてくれませんかねぇ?」
     異形の左腕を構え、皮肉げな言い回し。それは彼の最大限の持ち味を活かした『演技』であり真に迫っている。彼を見た律希も怯える椿を演じ、悠人はカイを睨みつけていた。
    「その様子では教えてくれそうにありませんねえ、それでは少し痛い目を見てもらいましょうか」
     椿を演じる律希が彼の言葉に反応して悠人の前に出る。刹那彼女の前に冷たい炎が広がり周りを急激に冷やす。
    「貴方!」
    「これは脅しですよ。……彼も答える気が無さそうですし、少し本気を出させてもらいますよ。そうすれば気が変わるかもしれません」
     カイは灼滅者としての力を見せる。彼はこれで悠人が恐怖し柊の元へ行く事を諦めると考えていた。戦う姿勢を見せた彼に律希も構える。
    「まあいいでしょう。そちらの方も『組織』の人間の様ですし、倒してからじっくり聞かせてもらいますよ」
    「くっ……!」
     相対した律希は悠人から目を離していた。いや見ていたとしても反応できたかどうか。
    「それでは行き……、なっ!?」
     その場に居た誰よりも早く動いたのは悠人だった。どこからとも無く剣を抜きカイを一刀の元に切り伏せた。
    「………!」
     何が起きたのか分からないままにカイはその場に倒れる。倒れたカイは目を見開き悠人の姿を見る、そこにあるのは彼が想像していた弱々しい姿ではない。力に、ダークネスの力に溢れる姿。その彼に律希が声を震わせながら声をかける。
    「……悠人君……!」
    「あなたの言う事は正しかったみたいですね、疑ってすみません」
     彼の言葉に疑う様子は無い、言葉遣いも普通の少年と同じだ。ただ一つ違うとするのなら彼の全身からは常人では、いや殺人鬼の灼滅者よりも遥かに大きな殺気が立ち上っているという事だ。
    「………!」
     律希の脳裏に彼が闇堕ちした理由が浮かぶ。悠人から見れば柊を害する明確な敵が現れたからだ。
    「僕はこれから保健室に先生を守りに行きます。もし追手がいたら殺さなければいけないので」
     まるで日常の言葉のように殺すと言う彼は、最早ダークネスと完全になってしまっているのだろう。そこまで聞いた律希は彼の前に立つ。
    「行っては駄目です! そうでないと!」
    「そうでないと? ……!」
     それまで落ち着いていた悠人の目が警戒の色に染まる。目の前の律希の姿がそれまでのものからもっと妖艶な、歌声で船乗りを惑わす人魚のような出で立ちに変わっていく。
    「………!」
     その2体のダークネスが屋上に現れた様子、それがカイが意識を手放す前に見た最後の風景だった。

    ●去る者
    「……それが私が見た呉羽さんの最後の姿です」
     ホリィを倒した灼滅者達が屋上に来た時、そこにいたのは倒れたカイだけであった。ミカの心霊治療を受けた彼の話を聞いた灼滅者達は沈黙する。自分達が柊を倒せたのは彼女が時間を稼いでくれたため、そのために闇堕ちが必要だった事。
    「………」
     言い様のない無力感だけが残る。悠人の闇堕ちを防げていたら彼女の闇堕ちも防げただろう。どこかで真実を伝えることが出来ていたら二人の運命は変わっていたのかもしれないと優希は唇を噛み締めた。
    「……帰りましょう」
     正流が恐ろしい程に冷たい声で言った。その場に居た灼滅者は重い足取りで屋上を後にする。
     灼滅者達の戦いは、更に続く。

    作者:西灰三 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:呉羽・律希(凱歌継承者・d03629) 
    種類:
    公開:2014年5月21日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
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