宇都宮餃子に、ぺちゃんこ注意報!

    作者:雪神あゆた

    「ギョギョギョ~?」
     顔が餃子の男――宇都宮餃子怪人は、夜の道路を疾走していた。
     餃子についた二つの目には、涙がたまっている。
    「ギョギョギョ~? どうして、オレがこんなめに?」
     餃子怪人は、後ろを振り返り、涙にぬれた目で見る。
     そこには――。
    「大事なのは、理由よりも結果だよ。餃子が引きつぶされるって結果!」
     巨大なロードローラー。先端についた顔が嬉しそうに笑っている。
     餃子怪人は腕で涙を拭った。
    「ギョギョギョ! 負けちゃいけない。これも、試練だ! 浜松に負けないためには、ここで勝たなくちゃいけないんだ!」
     餃子怪人の表情は分からないが、目は覚悟を決めたもののそれ。
    「宇都宮の全ての餃子よ、力を貸して! 餃子の消費量日本一のために、どうかどうか~」
     両腕を交差させ、必殺のビーム。
     けれどビームを受けた、ロードローラの顔は、にぃぃぃぃぃ、さらに唇をつり上がる。
     やがて、数分後、
    「ああ、最期に宇都宮餃子を食べて、宇都宮餃子の消費量拡大に貢献したかった~ぎょぎょぎょ~」
     餃子怪人はペチャンコに押しつぶされた。
     
     五十嵐・姫子は灼滅者に挨拶し、本題を切りだした。
    「謎に包まれた六六六人衆『???(トリプルクエスチョン)』が動いたようです。
     ???は特異な才能を灼滅者『外法院ウツロギ』を闇堕ちさせ、分裂という稀有な特性を持つ六六六人衆を生み出したのです。
     その六六六人衆こそ、序列二八八位『ロードローラー』」
     二八八位の序列は『クリスマス爆破男』が灼滅された後、空席となっていたが、特異な才能を持つ彼がその空席が埋めたようだ。
     分裂した序列二八八位『ロードローラー』は日本各地に散り、次々に事件を起こしている。
    「皆さんには、この分裂したロードローラの起こす事件の一つを解決して欲しいのです」
     今回の事件の場所は栃木県宇都宮市。
     夜の市街地の道路で、ロードローラーが宇都宮餃子怪人を引きつぶそうとしている。
    「今回皆さんにお願いしたいのは、このロードローラーの討伐です」
     姫子は地図を取り出し、一点を指差した。
    「ここの道路の曲がり角で待機してください。そうすれば夜9時に、ロードローラーと宇都宮餃子怪人がやってきますから、ロードローラーに戦闘を仕掛けて下さい」
     ただし、ロードローラーはかなりの強敵だ。
    「ですが、宇都宮餃子怪人を味方につけることができれば、勝機も見えてきます。
     彼を説得する方がいいかもしれません。
     この餃子怪人は宇都宮と餃子のことしか考えていません。また、追い詰められ心も弱っています。それらを考慮に入れて説得すれば、共闘してくれるでしょう」
     ロードローラーは殺人鬼の技を使いこなす。
     他に、騒音をソニックビートのように立てる技、ロケットスマッシュのような威力のある体当たりを行ってくる。
     一つ一つの技のダメージが高く、油断をしていれば、一気に体力を削られてしまうだろう。
     一方、餃子怪人はダークネスの中では、それ程強い方ではないが、弱すぎはしない。ご当地ヒーローと同じ三つの技を使いこなして闘える。
     幸い、事件現場には、人通りはない。灼滅者は餃子怪人とロードローラーへの対処に集中できる。
    「ロードローラー撃破後、余力があれば、餃子怪人も灼滅することができるかもしれませんが……どうするかは、皆さんが判断してください」
     
     説明は終わったらしい。姫子は真直ぐな目で灼滅者達を見る。
    「なぜ、餃子怪人が狙われたのか分かりませんが……けれど、六六六人衆となってしまったロードローラーの企みを放置するわけにはいきません。
     どうか、よろしくお願いします!」


    参加者
    紫乃崎・謡(紫鬼・d02208)
    千条・サイ(戦花火と京の空・d02467)
    九十九・緒々子(勇往邁進の未完少女・d06988)
    太治・陽己(薄暮を行く・d09343)
    木下・里美(チャーハン女・d09849)
    小鳥遊・亜樹(幼き魔女・d11768)
    仁王頭・角夜(千刺万咬・d22515)
    暗闇・レオン(中学生殺人鬼・d26215)

    ■リプレイ


     道路の角で待機する灼滅者の肌に、この季節にしては肌寒い風が吹いた。そして、
     地面を揺らすような激しい音。
    「ギョギョギョ~~」
     と情けない悲鳴も聞こえてくる。
     程なくして、一人の男が角を曲がって姿を現す。顔が餃子の宇都宮餃子怪人だ。
     彼を追いかけ、巨大な六六六人衆『ロードローラー』もやってくる。黄色い車体、その正面についた顔には、満面の笑み。
     千条・サイ(戦花火と京の空・d02467)は、餃子怪人とロードローラーの間に割り込んだ。
     ドスッ。
     サイの体にロードローラーの車体が激突する。
     サイはその場に崩れ落ちた。だが――ふらつきながらも立ち上がる。
    「怪人とはいえ餃子が潰されるんは忍びない。宇都宮餃子食いに来た、通りすがりやけども――加勢するで!」
     黄昏色のオーラで己を癒し、サイは再び構えた。

     暗闇・レオン(中学生殺人鬼・d26215)は、餃子怪人の傍に寄っていた。
     一枚の皿を差し出す。
    「さあ……餃子マンさん、まずはこれを食べて下さい!」
    「ギョギョ? これは……!」
     レオンが出した皿には餃子が載っていた。それを見た『餃子マンさん』こと餃子怪人は反射的に手を伸ばす。餃子を一口食べ、
    「ギョギョ! 白菜と肉の調和する味、これぞ――宇都宮餃子!」
     目を見開く餃子怪人。
     九十九・緒々子(勇往邁進の未完少女・d06988)は不機嫌そうに餃子怪人に告げる。
    「耳を澄ませてよく聞き……耳? ……とにかく聞きなさい!
     あのダークネスはアンタの命を狙っています。不本意ではありますが、今回に限っては助けてやらないでもないのです」
     餃子怪人は瞬きした。
    「何故……俺に餃子をくれ、さらに助けてくれるのだ……?」
    「……仲間だからだ」
     太治・陽己(薄暮を行く・d09343)の口調はぎこちない。それでも、陽己は力強い声を出して言う。
    「宇都宮餃子を買い支える者、その括りでは俺達は仲間だ。仲間が倒されるのは看過できない」
     紫乃崎・謡(紫鬼・d02208)は鋭い目でロードローラーを見ていたが、餃子怪人に視線を戻す。
    「貴方が倒れれば次には、別の宇都宮餃子が狙われる。愛する餃子が蹂躙されるのは、御免だろう?」
     木下・里美(チャーハン女・d09849)は柔らかく笑って、言い聞かせるように、
    「こんなところで、餃子の事以外で消滅するのも不本意でしょ? だから私達が協力する。どう? 悪くないと思うけど」
     首をかしげ餃子怪人を見つめる里美。
     餃子怪人は「むむむ」と唸る。灼滅者の提案に心を揺らしているようだ。
     小鳥遊・亜樹(幼き魔女・d11768)は親指をびっと立てた。邪気を感じさせない口調で、
    「美味しい宇都宮餃子のためにも、君に死なれたら困るな。手助けするよ」
     仁王頭・角夜(千刺万咬・d22515)は自分の胸を軽く叩き、約束する。
    「協力関係になるなら、餃子を食べて消費量拡大を手伝おう。それに餃子の宣伝もする」
     灼滅者たちの言葉を聞き、餃子怪人は唸るのをやめた。
    「そこまで言ってくれるなら……」
    「宣伝なんてできないよぉ」
     遮ったのは、ニタニタ笑いのロードローラー。
    「だって、みんな引きつぶされるから♪ 引きつぶすのは、このロードォローラァだぁ!」
     大声でのたまいながら、ロードローラーは体中からエンジンの駆動音を鳴らす。


     餃子怪人の心は既に決まっていたようだ。
    「ギョギョギョ! 灼滅者諸君、餃子のために、共闘しよう! 宇都宮餃子ビーム!」
     餃子怪人はロードローラーへとビームを放つ。
     陽己は餃子怪人の隣にいた。怪人が攻撃している間に駆けだす。
    「(悲壮感は何故か湧かないが、するべきことをするだけだ……)」
     口の中で呟きながらも、陽己はロードローラーの側面に回り込む。しゃがみ込みクルセイドソードを一閃。タイヤに傷を作った。
    「危ない危ない、一旦後ろに――?!」
     おどけながら、後ろにさがるロードローラー。
     そのロードローラーの動きを、亜樹は立体化した影に追いかけさせる。
    「今は倒すことしかできないけれど、後で絶対、助けるからね」
     亜樹が言い終えたのと同時、影がロードローラにかじりつく!
     ロードローラーを攻めたてる灼滅者。しかし、
    「今は倒すことしかできない? 残念、今は倒すことすら、できっこないよぉ!」
     嘲笑するロードローラーの顔から黒いモノが噴出し、灼滅者の体に降り注ぐ。殺気で敵を傷つける鏖殺領域だ。
     前衛の灼滅者は殺気を浴びた。殺気が与えるのは、火傷のような痛み。
     ロードローラーはさらに動く。
    「まだまだぁ~♪」
     タイヤを回転させ、餃子怪人に迫る。
    「思い通りにできると思うなよ!」
     角夜はロードローラーの前に立ちはだかる。餃子怪人を狙った体当たりを、己の体で受け止めた。
     角夜は吹き飛ばされ、コンクリートに叩きつけられた。それでも立ちあがる。ライドキャリバーのベルガンドに突撃させつつ、自身は霧で皆を癒した。
     しかし、体当たりを受けた角夜自身は、回復しきっていない。
     里美が彼の背中に、一枚の札を張り付けた。守りと癒しを与える防護符だ。
    「引き続き守りをお願い! 私も精一杯回復支援するわ!」
     里美の目は、使命感に溢れていた。回復を担当する者としての使命感に。
     一方、ロードローラーの目には、なお狂気。一分後には必殺の攻撃を繰り出そうと、車体を動かすが――
    「つぶれろつぶれろつぶれ……ぬあ?!」
     緒々子がロードローラーに向かって跳んだ。額に札を貼りつける。
     次の瞬間、ロードローラーの体から血が噴き出した。
     緒々子の導眠符がロードローラーを惑わし、ロードローラー自身を攻撃させたのだ。
     緒々子が作った隙に餃子怪人が蹴りを入れる。
    「ギョギョギョ! 見事だ、灼滅者!」
    「アンタのためじゃないですからね! ……う、宇都宮のためにしてるだけなんですからね」
     怪人が褒めると、緒々子が言い返す。
     サイは、
    「二人ともやるやないか。俺かて負けてられんな」
     唇の端を釣り上げながら、ロードローラーに挑みかかる。駆動音をあげる車体の前で、両手を振る。手刀で敵のボディを切り裂く!

     灼滅者は堅固な守りを活かし、一方で攻撃を加えていく。
     そんな中、ロードローラーは、
    「防御も回復も無駄ぁ。全部ぜんぶぶっ潰してあげるよっ! アアア!」
     エンジンの音を激しく鳴らした。地面が揺れそうなほどの音。
     謡は眉を寄せ、そして膝をついた。音に体力を奪われたのだ。
     レオンは護法薔薇針符を握りしめ、護りの力を謡に注ぎ込み、痛みを消し去った。
     そして反論する。
    「強がりを言ってもそれこそ無駄です! あなたは僕達が必ず灼滅してみせますから!」
     言葉づかいは丁寧だが、声色からは勇気と心の強さを感じさせた。
     緑の瞳で相手を真直ぐに見返すレオン。
     一方、謡はレオンの符の力で体勢を立て直していた。
    「レオンさん、感謝する」
     謡は礼を済ませると、走り出す。
     姿勢を低くして、右へ左へジグザグの軌道を描きながら駆ける。相手まで数歩の距離で高く跳ねた。巨大化させた腕を相手の顔へ叩きつける!
     ロードローラーの額に油汗が滲みだした。攻撃が効いている。
     灼滅者たちは視線を交わし合う。ここからが正念場だと、武器を持つ手や構える手に、いっそう力をこめた。


     戦闘が激化するが、ロードローラーは笑い続けている。
    「ギャハハ! ロードローラー絶好調♪」
     緒々子は軽く溜息をついた。
    「六六六人衆にも色々あるんですね……ある種の怖さはあるかもですが……どっちにしても倒します!」
     緒々子は弓の弦を弾く。矢が飛び、ロードローラーの車体を貫通!
    「今のは効いたかなぁ? なら、お返しだぁ♪」
     効いたといいながら、なお楽しげなロードローラー。その車体から無数の刃――刃渡り2メートル以上の刃が数本、ニョキニョキッ、と生えた。
     ロードローラーは生えた刃で灼滅者を斬ろうとする。
     サイは仲間を狙った刃を己の体で受けた。
    「きしょい顔からつぶしてまおっとっ」
     サイは跳ぶ。高く高く。そして落下。炎を灯した靴の裏で、相手の顔を踏みつける。えぐるように激しく踏みつぶす!
     着地したサイに、レオンが防護符を貼りつけた。
     サイの傷が塞がったのを確認し、レオンは視線を動かした。
    「回復と防御は僕らに任せて、餃子マンさんは攻撃をお願いします!
     餃子を愛する人に、本当の意味で悪い人などいない……証明できますよね、あなたなら!」
     レオンの視線を受け、餃子怪人は頷く。
    「ギョギョ。そのとおりだ。宇都宮餃子に悪い餃子など――なぁいっ!」
     レオンに励まされたからか、怪人はロードローラーの車体を掴み、ひっくり返す。宇都宮ダイナミックだ。
     ロードローラーは体勢を立て直し、反撃しようとしていた。
    「餃子怪人めぇ、そんなに引きつぶさ――」
    「君の相手は餃子怪人だけじゃない。――ぼくたちもいる!」
     ロードローラーが反撃を実行するより早く、亜樹が神霊剣を一閃させた。
     亜樹の刃はロードローラーの精神を切り裂く。ロードローラーの顔に、大量の脂汗が浮かんだ。亜樹の斬撃が耐えがたい苦痛を与えたのだ。
     そして時間が経過して、ロードローラーは傷だらけになっていた。
    「予定変更♪ まずは後ろから潰しちゃえ!」
     ロードローラーは音波を後衛へ飛ばすが、攻撃は後衛には届かない。ベルガンドが我が身を呈して主の仲間を庇ったのだ。
    「よくやった、ベルガンド。敵も傷ついている。後少し闘い抜こうぜ」
     角夜は相棒を労いつつも、ジグザグに腕を動かす。ナイフで車体を切り刻む。
     角夜のナイフはロードローラーの急所をえぐったらしい。「ぐぎゃあ!?」悲鳴をあげるロードローラー。
     その後も、
    「私達に宇都宮餃子魂、みせてみなさい」
    「引き続き攻撃を頼むよ」
     里美や謡が言葉で、餃子怪人を奮い立たせる。
     餃子怪人はビームや蹴りで奮戦。灼滅者のサポートや応援を受けつつ、ロードローラーの体力を削っていく。
     里美と謡は怪人を励ますだけではない。
     里美はロードローラーを指差した。指の先から放つは無数の矢!
    「いたたタタ?!」
     喚くロードローラー。その背後に謡はいた。謡は腕を真直ぐに突き出す。『八咫烏』より射出された杭でロードローラーのタイヤを貫通する。
     傷まみれになるロードローラー。そして――
     陽己がバトルオーラ『相生』を立ち上らせた。そして腕から気の塊を発射。陽己の気はロードローラーの正面に激突! ロードローラーの黄色い車体に巨大な穴があき、全体にひびが入り、
     ロードローラーの分身は消滅した。


     サイは肩で息をしながらも、敵が完全に消えたのを確認。
     そして満面の笑みを作って見せる。
    「俺らの勝ち、ちゅうわけや。そう簡単につぶされるかっちゅうねん」
     サイの隣で、謡はにこりともしない。
    「しかし、分裂という異質な力、野放しにするには危険すぎる。早めに本人の元へ辿りつきたいものだね」
     謡の眼差しは、獲物を探す者のそれ。
     一方。餃子怪人はハンカチを取り出し、餃子の顔を拭いていた。汗を拭っているのかもしれない。
     レオンと緒々子が餃子怪人に話しかける。
    「もう、ロードローラーに捕まるんじゃないですよ!」
    「今回は助けましたけど……次は自分でどうにかしてね! まぁ……その……ガンバれ、です」
     レオンは微笑ましげな顔で、緒々子は苦虫を噛み潰したような顔で。
     二人の言葉を受け、餃子怪人は頬を赤く……もとい餃子の皮を赤く染めた。
    「ふ、ふんっ。次こそはロードローラーに負けぬほどの宇都宮愛を高めてみせよう」
     照れているらしい。
     陽己は淡々と告げた。
    「覚えておくと良い。お前が宇都宮餃子の品位を落とすようなことをした時には、俺達は敵になると」
    「ギョギョギョ、面白い!」
     陽己に対し、不敵に笑う餃子怪人。しかし、神妙な面持ちになると、
    「だが将来の事はともかく、今は君達に礼を言わねばな。ありがとう!」
     深々と頭を下げた。
     里美と亜樹が怪人を見て、くすりと笑う。
    「どういたしまして。お礼代わりに、よかったら美味しい餃子屋を教えてくれない?」
    「うんうん。いっぱい動いたから、宇都宮餃子食べたいな―」
     里美が提案すると、亜樹も力いっぱい頷いた。
    「ギョギョ、任せろ!」
     頷く怪人。怪人は持っていた宇都宮市の地図に、餃子店の場所をいくつもチェックして、灼滅者に手渡した。
    「ではまたな~」と歩きだす餃子怪人。
     角夜は彼の後姿に手を振った。
    「約束通り、さっそく、餃子の消費量に貢献させてもらおうかな」
     角夜の言葉に、餃子怪人が振りかえった。餃子だから表情は分からないが、喜びの笑顔を浮かべているようにも、見えた。


    作者:雪神あゆた 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2014年5月28日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 4/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 4
     あなたが購入した「複数ピンナップ(複数バトルピンナップ)」を、このシナリオの挿絵にして貰うよう、担当マスターに申請できます。
     シナリオの通常参加者は、掲載されている「自分の顔アイコン」を変更できます。
    ページトップへ