前も後ろも左に行っても右に行っても同じ路

    作者:ねこあじ


     人間の死体やダークネスの残骸を巻き込み転がり続けてきた霊玉が、止まる。
     しばらくすると、その肉塊の中から獣の唸り声が聞こえ始める。
     ばりばりと爪をたてる音とともに肉塊が崩れ落ちた。その内側は既に炎が渦巻き、焦げた匂いが辺りに漂う。
    「……グルル」
     出てきたのは煉獄の炎を纏う獣。獰猛な牙を見せ、唸っていた。その獣の首には忠の文字が入った霊玉が。
     彼は主に呼ばれるその時まで、出会ったモノを喰らっていこうと――そう思ってその路を駆けた。
    「ガルルルル……ガウ?」
     駆けて、止まった。微妙に戸惑っている。
    「エッ」
     前後左右、同じような路で同じような曲がり角があって、猛獣はとうとう戸惑いの声をあげた。
     ひと気のない場所、それはいい。ひと気のある場所に行けばいいだけの話だ。
     だが、どうやって行けばいいのだろう。


    「やはり、新宿迷宮にも転がっていましたか」
     御子柴・天嶺(碧き蝶を求めし者・d00919)の言葉に、西園寺・アベル(高校生エクスブレイン・dn0191)が頷いた。
    「フォンダンショコラを作っていたら、声が聞こえてきまして。その内容で、御子柴さんが言っていたことを思い出しました」
     そう言ったアベルは「熱いうちにどうぞ」とフォンダンショコラを灼滅者達へと差し出した。中から熱いチョコレートがとろりと出てくる菓子である。そののち、本題に入る。
    「灼滅された「大淫魔スキュラ」の、予備の犬士を創りだすための仕掛けです。放たれた霊玉のうちの一つが、新宿迷宮を転がっていたようです。
     それは人間やダークネスの残骸を少しずつ集め、十分な肉塊となった段階でスキュラダークネスを生み出します」
     予知が行われる段階で、この霊玉は大きな肉塊となっているが、この段階で倒してしまうと霊玉はどこかに飛び去ってしまう。
     また、このダークネスは誕生後はしばらく力も弱いままだが、時間が経つにつれ、予備の犬士に相応しい能力を得ることになる。
    「ですから、肉塊から生まれた瞬間のダークネスを待ち構え、短期決戦で灼滅するのがよろしいかと。
     戦いが長引いてしまったら、厄介なことになります」
     ですが、とアベルは続けた。
    「今回の場所は新宿迷宮です。幸い、最深部から上層にかけて転がってきたところのようで、地上からはかなり浅い階層でこの霊玉は止まります。
     今まで学園の方でマッピングして作成した地図があるとはいえ、迷宮ですから、迷わないように注意してください」
     霊玉が停止する位置を地図に書き込みながら、アベルが言った。
     地下七階の場所。隠れられる曲がり角は十分にあった。この区画の路の幅は十メートルほど。
    「このスキュラダークネス……イフリートは忠の霊玉が元になっています」
     攻撃力は高く、ファイアブラッドに似たサイキック、ガトリングガン相応のサイキックを扱う。
    「特に炎を使った攻撃をしてくるので、気をつけてください」
     その時。そういえば、と天嶺が呟く。
    「前回、霊玉の回収を試みたところ、砕けてしまったのですが」
     結局、回収は出来なかった。
    「スキュラダークネスが灼滅されると同時に、霊玉も力を失い壊れてしまうようですね」
     今までの情報を元にアベルが言う。
    「生まれながらの迷子となってしまったスキュラダークネスですが、場所は浅い階層です。後々自力で迷宮を脱出してしまうことでしょう。
     そうなった場合、新宿に出てきてしまうので、生み出される被害は想像がつきません。
     どうか早めの灼滅をお願いします」
     ――そして、どうか皆さん無事に学園へと帰ってきてください。


    参加者
    御子柴・天嶺(碧き蝶を求めし者・d00919)
    長姫・麗羽(高校生シャドウハンター・d02536)
    斉藤・キリカ(闇色子守唄・d04749)
    青和・イチ(藍色夜灯・d08927)
    霧渡・ラルフ(愛染奇劇・d09884)
    佐島・マギ(滑走路・d16793)
    黒嬢・白雛(煉黒鳳凰クロビナ・d26809)
    日輪・白銀(汝は人狼なりや・d27689)

    ■リプレイ


     新宿駅の地下に横たわるダンジョン、新宿迷宮。これまでに大掛かりな戦いの舞台として選ばれてきたそこを、今、スキュラの放った犬士の霊玉が転がっている。
     かつて攻略に赴いた時のマップを時折確認しつつも、すでに順路は頭に入っている八人は広大な迷宮内を駆けた。この調子なら思っていたよりも早く到着できそうだ。
    「んっと……スキュラもメーワクな置き土産残してったもんだわねぇ」
     放置された地下独特の空気に眉を寄せつつ、斉藤・キリカ(闇色子守唄・d04749)が言う。じっとりとした湿気が我慢ならないのか、キリカは黒髪をかきあげた。
    「ほんと、厄介な仕掛け……いや、『仕掛け』で済ませて、いいのかな」
     足早に駆けながらも、のんびりとした声音で青和・イチ(藍色夜灯・d08927)がキリカに応じた。
    「ダークネスを生み出すって……結構、とんでもない……」
     この日エクスブレインによって予知された敵は、いわゆる迷子。迷っているイフリートを思わず想像してしまうイチである。
     この時も、日本のどこかで違う霊玉が転がっているのだろう。
    「やれやれ、主は既に居ないというのにご苦労なことデス」
     そんな霊玉やスキュラダークネスに対し、霧渡・ラルフ(愛染奇劇・d09884)がさっくりと言葉で切り捨てた。

     肉塊が通る路を見つけ、確認し、それぞれが左右に伸びる路へ入り位置につく。
     じっと待ち伏せる日輪・白銀(汝は人狼なりや・d27689)は、はっと顔をあげた。背後の黒嬢・白雛(煉黒鳳凰クロビナ・d26809)へと振り返り、頷く。見え隠れしていた緊張の色をおさめる白銀。その表情は引きしめられ、毅然としたものに。
    (「ボクが、日輪の一族として恥ずかしくない働きをしないと……」)
     転がる音は重々しく、纏う肉を潰す濡れた音をしていた。隠れる白銀と白雛に気付かず通り過ぎていく。
    (「霊玉さん、捏ねて捏ねて丸くなって膨らんで」)
     転がる音が止まり、佐島・マギ(滑走路・d16793)の潜むところまで腐臭が届く。中のイフリートが肉塊を砕く音が聞こえた。
    (「パンと似てますが彼方は美味しくないです、美味しくない」)
     ここに漂うのはパンには程遠い焼けた腐肉の匂い。潜んでいた場所からマギが出る――燃え盛るイフリートだけではない、明かりが路を照らし出す。
    「でかっ!」
     影を走らせたキリカが呟く。四足歩行の状態で、彼女の背丈くらいはあるイフリート。
     対角から御子柴・天嶺(碧き蝶を求めし者・d00919)が迫っていた。
    「螺旋を描き敵を貫け……」
     肉塊を砕き喰らっていたイフリートを天嶺の薙刀が穿つ。捻りを加えた一撃に纏わり付いていた敵の肉塊が更に細かく砕かれ、焼け落ちた。
     それはかつて何者かの肉だったもの。考える天嶺。
    (「ここは、敵が多かった激戦地……確かに残骸とか多いな……」)
     四月に抗争があったばかりだ。それ以前にも迷宮内では戦いが起こり、微細な肉片や残骸があったことだろう。
    「炎装!」
     天嶺に乗じて動く白雛の身を黒炎が包む。その中から駆け出たのは黒い装甲に覆われた髑髏頭の白雛。
     その手にあるのは湯もみ板であったが、大振りの一撃は重く、速い。
    「闇は容赦なく断罪する!」
     普段の丁寧な言葉を捨て去った白雛が武器を払い、追ってくる敵を振りきった。
    「……グルル」
     四足の肉食獣は唸り、より前に出てきた長姫・麗羽(高校生シャドウハンター・d02536)へと攻撃。鋭い爪が喰いこみ、炎を巻き上げる。衝撃に耐えながら、下方から突き上げてくる前足を麗羽は掴んだ。
     禍を齎すから生まれる前に灼滅する。
    (「生まれる者すべてが悪ではないだろうし、やりようによっては分かり合えるかもしれない。けど――」)
     敵の前足を利用して跳躍した麗羽は、壁を蹴り、イフリートの前に舞い戻るとともに鋭い飛び蹴りを放つ。
    「――リスクが大きすぎる。そういうことなんだよね」
     麗羽が離脱する直前、赤水晶の先端が敵の胴を貫いたのが見えた。それは攻撃を受けていたイフリートが踵を返し、もう一方の路へと向いたところで。貫く赤水晶を持っていたのはラルフだ。
    「おっと、こちらの路は既に通行止めですヨ」
     ラルフの言葉は軽く、その顔には笑みが浮かんでいた。敵の纏う炎に煽られ、魔槍がよりいっそう輝く。
     ラルフが槍を引き抜きざまに払えば炎の残滓がついてきた。後退し、少々ずれてしまった帽子を指先で戻す。
    「……オ前ラヲ、喰ッタアト、主ノモトヘト、行コウ」
     続く灼滅者の攻撃に、低く唸り声をあげるイフリートが宣言。
    (「食べられるのは、嫌だな……」)
     サイキックを凝縮させながら、イチはそう思った。


     挟み撃ちという布陣、そして密度の高い連携が小気味よく続き、戦闘の流れを灼滅者たちが築き上げていく。
     ラルフの持つLes Miserablesが薙ぎ払う瞬間に非物質化し、彼は返す刃で敵に打ちこんだ。霊的防護を砕くそれは一瞬だけ敵の炎を弱らせる。
     背後の気配にラルフは剣を引いた。
    「青和君、続きをよろしくお願いしマス」
     イチの武器に宿った緋色のオーラが一閃するとともに霊犬のくろ丸がその上を跳んだ。
     イチがクルセイドソードを引けば、より濃くなったオーラが軌道を追う。
    「……いただきます」
     マイペースなイチの呟きに、斬魔刀で斬りこんでいたくろ丸がひと睨み。
    「イヴァン、援護よろしくっ!」
     ビハインド、イヴァンの霊障波がキリカを追い抜き敵に到達。怯んだその一瞬で敵の懐に入ったキリカは解体ナイフを翻して斬り刻んだ。
    「ガアァッ」
     キリカに向かっていきり立つ敵に、白銀が接敵。
    「……いかせるものかッ!」
     跳躍。片腕を半獣化させた白銀の銀爪が敵の背中に喰いこみ、降下の勢いに任せて一気に引き裂いた。霊犬のシュトールが敵の足元を抜け、翻弄するままに射撃する。
    「そんじゃね、白銀」
     キリカと白銀、離脱する回復手たち。白銀の首から提げられたタイマーはまだ5分を知らせてこない。
     弱体化しているうちにどれだけの攻撃を重ねることができるか――。
     イフリートが大きく息を吸うと、更に炎が渦巻き敵の身を覆う。
    「炎上ですか? ならば冷やすまでです!」
     マギが槍をくるくると回せば、槍から冷気を吐き出される。バトンのようにくるりと槍を回したマギは柄を両手で強く掴み、真横に薙いだ。数本のつららが路を走り、敵を牽制し、壁や地面に当たって砕ける。その隙にとてとてと走り接敵したマギは、振り上げた槍で敵を叩いてさらにつららを撃つ。零距離。
    「地下7階は蒸し暑苦しいんですよぉ!」
     冷気にあてられた炎は消え、一瞬だけ白煙がちらついた。
     それでも炎の奔流を放とうとするイフリートだったが、うまく動けず、攻撃できない。

    「……5分経過ッ」
     タイマーの音を聞いた白銀が大きな声で告げた。
     これまで攻撃を重視していたキリカと白銀が、戦法を切り替える。五分が経つまでは、それぞれが一度ずつ回復を行った。
     霊犬が位置はそのままに、回復専念となる。それには理由があった。
    「しっかり。オレがフォローに入るよ」
    「はい、お願いします!」
     麗羽の言葉に、白銀が応えた。集気法は届かず、彼女が前に立つ仲間へと届けることのできる回復サイキックはセイクリッドウインドのみ。
     別班の動きに気付いたキリカは、よりいっそう戦況の把握につとめた。

     敵の放つ火球が天嶺に迫る。一つ目を放ったイフリートは跳躍し、改めて天嶺に向かって態勢を構えなおした。
    「御子柴」
    「はい、行きます」
     着弾する寸前。天嶺よりも前に出るのは麗羽。この短いやり取りだけで充分だった。息を止め、衝撃と熱気に備える。
     轟音が迷宮内に響き、炎が路を走った。その熱気は後衛にまで届く。
     複数あった火球が途切れたところで、天嶺が熱気を払うように低い姿勢を保って駆け、イフリートの足元へと滑りこみ錫杖を振るう。
    「我、オーラよ、内部より打ち砕け……」
     下段から放った攻撃は獣の首部分を打ちつけ、気が流しこまれた。
     彼を追う白雛。戦艦斬りが当たらないことが分かるくらいに、敵の能力が飛躍的に上昇しているのを悟った白雛は叫んだ。
    「バースト、クリムゾン!!」
     叫ぶとともに腕を突き出す白雛。彼女の身から黒炎の片翼が広がり、黒い熱の奔流が敵を貫く。


     さらに三人が戦法を切り替えて残り数分という局面。積極的に灼滅者を庇い限界をむかえたくろ丸が消え、イチがその名を呟く。

    「ガアァッ」
     イフリートの裂けた傷口からは絶えず炎が吐き出されている。それでも燃え盛っていた炎が最初に比べて沈静化しつつあり、そのことに気付いた灼滅者たちは一気に攻勢へと転じた。
     身体と腕を、そして持ち手を捻り螺旋を描くラルフの槍が、敵を深く貫く。赤水晶を伝うのは血ではなく炎だ。
    「無数の拳の前に打ち砕かれよ……」
     同時に紫の闘気を拳に集めた天嶺が、連打の姿勢へと移行した。
     天嶺を追う白雛が自身の影を飛ばし、影の刃で敵を斬り裂く。両陣の動きと縫いとめるが如くの攻撃に、イフリートは重低音の咆哮をあげた。
     ――オオオオオオォォォッッ!!
     怒気を孕む声が灼滅者たちの耳を激しくつんざいた。迷宮内にその声はいつまでも反響していく。
     共鳴するかのように炎が渦巻き、それを阻害する動きで氷が敵を包みこむがやがて途切れる。接敵する二人を胴全体で払ったイフリートが、前足でラルフを押さえこんだ。
     だが、狙うのは彼ではない。
    「僕、壁だから……後ろには、通さない」
     イチが前に出る。
     時間が惜しい。この攻撃を受ける衝撃、数瞬の時の経過すら惜しい。
    「イヴをお願い!」
     キリカが叫んだ。キリカ自身は眠るダークネスとしての力をイチに注ぎこんだ。
    「あたしが回復する以上、意地でも倒れさせないんだから! ……っ」
     炎の奔流が後衛を襲う。庇われたイヴァンが霊撃を放ち、奔流をすり抜けたマギが風の刃を生み出し熱気を裂く。
    「そろそろ鎮まっていただけませんかねぇ?」
     二回目の神薙刃。その意味をマギは知っている。彼女から見て、敵が今までに攻撃を取りやめた動きは四回ほど……いや、四回も、だ。敵の一撃が重くなっていくなか、その四回の助けはとても大きい。
     白銀を庇い地面に膝をつく麗羽。白雛が炎にのみこまれ壁に叩きつけられた。
    「っ」
     シュトールの六文銭射撃、白銀のクルセイドソードが敵の霊的防護を砕く。
    「貴方に罪はない……だが共存は不可能なんだ」
     さようなら、と呟く白銀。その瞳に宿るのは憐れみか。
    「えーい! 熱いの熱いのとんでいけー、ですよ!」
     そしてマギが迫り、彼女の手刀が神薙刃を送る。
     ――オオオァァアアア!!
     断末魔が地下空間に響き渡った。
     重々しい音が立つ。地面へと崩れ落ちた獣から纏っていた炎が消え、空間の温度が変化した。
     不気味なほどの静寂が辺りを支配する。

     最後のアラームが鳴った。
     自然と下敷きになってしまったラルフ。這い出た彼は、七人から注目されているのに気付く。
    「おや、皆さん。動けそうデスか?」
     ラルフの言葉を皮切りにキリカが地面に座りこんだ。
    「つっかれたぁ……! って、んもー、地面が煤だらけだし」
     汚れた。いや、もう既に怪我して汚してという状態だったがそれとこれとは別である。
     密かに安堵の息を吐いた麗羽は、水色の兎が自身に向かいやってくるのを見た。その後ろをマギが追っているようだったが、兎が麗羽へと跳躍し消えるのを見て残念そうな声をあげる。
    「あっ」
    「……なるほどね」
     水色の兎は、麗羽を癒しにきたようだ。顔をあげると集気法を行ったラルフが帽子を軽く掲げた。
     霊玉を確認しにいくイチと白銀、白雛。
     じわりじわりと倒れた獣の内部で火がくすぶり、それと同じく砕けた霊玉も火の残渣が垣間見えた。
    (「意味もなく、意義もなく……この世界から欠片残さず融けろ」)
     白雛が呟く。その声は誰にも届くことなく、霊玉だけに。そののちに彼女はぱっと笑みを浮べる。
    「大丈夫そうですわ! 御子柴様、いかがなされましたの?」
     後半、気付いた白雛が問う。天嶺は地面を見ていた。床、というよりは、下に広がる階層を。
    「あ、天嶺ー?」
     キリカも声をかけて、ようやく天嶺が顔をあげた。
    「色々と考え事をしていました」
     そんななか白銀が地図を取り出し、広げる。
     来た路を戻るのすらも、迷宮内なら一苦労だ。もう少しスムーズに帰りたい。閉塞感とか空気とか、暗いというのもあって疲労が増しそうだった。
    「それでは、武蔵坂に帰りましょう」
    「ん。……みんな、焦げてる、ね」
     煤を払いながら言うイチ。
     はやく地上で新鮮な空気をとりこみたくなる灼滅者たちなのであった。

    作者:ねこあじ 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2014年6月3日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 6/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 0
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