地方にある、歴史は古いが小さくひっそりと佇む神社の跡取り。幼い頃から本に触れ自然に親しみ心身ともに鍛えてきた。清廉潔白であることを旨とし、質素倹約に務める。そのせいか年齢以上に落ち着いた大人…を通り越してどこか爺臭い。それは縁側で日向ぼっこをしながら膝に猫を載せて緑茶をすする姿が妙に似合うことからもよく分かる、が特に本人はそれを気にしている様子はないようだ。