世界救済タワー

　ナミダ姫の儀式により、世界救済タワーはブレイズゲートでなくなりました。
（探索は可能でEXP等も入手できますが、実際にはブレイズゲートでなくなっています）
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　玖渚・鷲介達が壊滅させた、狂気のカルト団体……。
　麗しき少女を生贄とするその団体は、儀式によって生じたサイキックエナジーを、ソロモンの悪魔に捧げていたのだ。
　鷲介達は、儀式場に姿を見せた悪魔アムドシアスを追跡し、この地に辿り着いた。

『世界救済タワー』。
　山梨県の山中にあるその放棄された建造物は、かつて、ある巨大なカルト集団によって建設が始まったのだという。数百メートルにも及ぶ高さを予定していたそのタワーは、しかし土台部分の建造が完了した段階で、計画が頓挫してしまった。
　ブレイズゲートが、このタワーを包むように発生した為である。
　ブレイズゲートの発生により、カルト集団が復活を目論んでいた魔神『ブーネ』が、その眠る本体を引き裂かれ、暴走する無数の複製体に分裂してしまう。荒れ狂う魔神によって信者達は皆殺しにされ、やがて殺戮の気配を嗅ぎつけて集まったダークネス達をも取り込み、世界救済と銘打たれたこのタワーは、怪異の坩堝に変わり果ててしまったのである。

　訪れた灼滅者達は、土台しか無い建物の上部に、完成したタワーの幻影を見るという。
　果たして、内部に何が待ち受けているのか。灼滅者達は足を踏み入れるのだった……。

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