那須殲術病院

　羅刹佰鬼陣での戦いで、羅刹側に協力していたソロモンの悪魔ベレーザ・レイドは、戦場に取り残されたダークネス達の戦力をまとめ、ソロモンの悪魔ハルファスの勢力に取り入るべく姿を消した。
　かつてウロボロスブレイドを武蔵坂学園に託した灼滅者「紫堂・恭也」は、ベレーザを追跡した先でブレイズゲートを発見、武蔵坂学園にこれを伝える。

　恭也からの情報を元に、栃木県を訪れた灼滅者達が目にしたものは、破壊し尽くされた街並みにそびえ立つ、要塞化された病院であった。
　バベルの鎖によって報道されることすらなく破壊し尽くされた市街は、武蔵坂学園以外の灼滅者組織とダークネスとの戦争の痕跡に他ならなかった。
　そして、戦争によるサイキックエナジーの高まりは、最大の激戦の舞台となった病院をブレイズゲートへと変貌させていたのだ。
　灼滅者組織の拠点であった病院内部に攻め入った、多くのダークネスと共に！

　那須殲術病院の院内へと足を踏み入れた灼滅者達を、多数の気配が出迎える。
　ブレイズゲートの奥で、灼滅者達を待つものは何か。
　死と戦いの気配漂う病院での戦いが始まる！

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