わかうら迷宮紀行

　温泉ホテルわかうらの調査を行おうとした巳越・愛華（d15290）は、その過程で、この
ホテルにまつわる行方不明事件を知ることになる。

　わかうらに宿泊した宿泊客が忽然と姿をくらませる事件……さらに調べを進める中で、
灼滅者達はホテルが建つ以前から、この地域で失踪事件は繰り返されていたことを知る。
　広く報道されることもなければ、警察の捜査もまともに行われた形跡のない事件。
　それは、『バベルの鎖』を持つ者が、この事件に関与していることを示していた。

　やがて、わかうらに発見される新たな領域。
　この地域で遥か昔から行方不明事件を引き起こしていた何者かは、今でも潜伏し続けているのだろうか？　そして、その目的は……。
　微かな腐臭と共に、新たな領域は灼滅者達を待ち受けていた。

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