吸血鬼の檻

　ナミダ姫の儀式により、世界救済タワーはブレイズゲートでなくなりました。
（探索は可能でEXP等も入手できますが、実際にはブレイズゲートでなくなっています）
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　世界救済タワーを建造したカルト教団の本拠は、タワーの地下に存在した。
　教団中枢部でもあった地下施設には、魔神『ブーネ』復活を目論んだカルト教団によって、儀式に必要とされるサイキックエナジーが集積されていたのである。

　タワーのブレイズゲート化と魔神の暴走によって集積されたサイキックエナジーは手つかずのままに放置されていたのだが、秘匿されていた地下施設へと乗り込んだ者達がいた。

　ヤズトとクロという名の、２人の学生ヴァンパイア達である。
　かつて武蔵坂学園の灼滅者から受けた屈辱の記憶に狂い、力を求めてブレイズゲートを彷徨う２人のヴァンパイアは、他のダークネス達を破り地下施設の中枢部へと至ると、蓄積されていたサイキックエナジーを大量に吸収したのだ。

　だが、急激に膨大なサイキックエナジーを得たことにより２人の精神と存在は破壊され、ブレイズゲートの新たな虜囚と化してしまう。
　分裂、暴走を開始する無数のヤズトとクロの分身達。
　己の力を誇示するように、ブレイズゲート内を荒れ狂う２人のヴァンパイア。
　彼らが他のダークネス達と争う中、灼滅者達は地下施設を目指すのであった。

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