PSYCHIC HEARTS
『うずめ様』&アメリカンコンドル
~日本海上・ご当地戦艦「スイミングコンドル2世」~
「うずめ様は言いました。烏天狗の訪問を歓迎します」
「そうそう! Tatoo持ちは全部ユーみたいにSUNAOにしてりゃいーんですよ!」
「うずめ様は言いました。今回はヴァンパイアの妨害はありません」
「マーそうでしょうね。デスギガスにオルフェウスの恐れまであるとなれば、日本の支部ぐらいでは身動きが取れんでしょう」
「うずめ様は言いました。この軍艦島全体を覆う事はできますか?」
「オフコース! ミーのカクレジュツはブレイズゲートひとつを飲み込むレヴェル!
この程度のアイランド、ゾーサもナッシング!
しかしナゼ、ユーは我が盟友グレート定礎に協力するのです?」
「うずめ様は言いました。神々の理は……」
「ゴッドだけがノウすりゃいいって言うんでしょ? ハイハイ、ご当地幹部でもないゴッドのタワゴトなんざ、元から期待はしてまセーン! サッサとジュツを掛けマース」
「うずめ様は言いました。これで懸念はひとつだけ」
「……ユーはそこまで知ってますか。その通り、この術は亡きゲルマンシャークとのコンボがあって、初めて完璧となるもの。このジュツはダークネスのバベルをパーフェクトにブロックしますが、スレイヤーの知覚を封じることはできまセン」