6人の盟主候補~加賀谷・彩雪(裏)

    盟主候補『六花の女王』加賀谷・彩雪

    ●オープニング(裏)

    ●六花の女王
     南アルプスの山中に、1人の女性がふわりと降り立つ。
     白いドレスからすらりと伸びた四肢。白いティアラを乗せた青色の髪と、腰に巻いた青みを帯びた銀色のリボンが、山の風を受けて優雅に靡いていて。
     それはまるで、雪の女王が降臨したかのような、光景。
     けれど、青の瞳には輝きがなく、何処か遠くをぼんやりと見つめているかのよう……。
    「ここで待っていれば、灼滅者達が襲撃してくる、と……」
     呟きに似た独り言を風に流した女性は、遠くの山々へ視線を止める。
     武蔵坂の灼滅者達を迎え撃とうとしているのは、自分だけではない。
     自分も含めた、6名の盟主候補達が、この試練に挑もうとしているのだ。
    「灼滅者8人との戦いに勝利して帰還することが、盟主となれる試練というなら……」
     この試練は、自分達にとっても厳しいものになるのは、間違いないだろう。
     けれど、『うずめ様』達に盟主として必要されていること、頼られている状況に『六花の女王』――加賀谷・彩雪(永遠なる天花・d04786)の心は高揚していて。
    「わたしは闇堕ちして、強くなっただけではないわ」
     そう、自分は有力なダークネス達からも必要とされ、頼られる存在になったのだ。
     それに比べて、もう1人の自分は闇堕ちしなければ仲間を守れない、なんて弱い子なのだろうか……。
    「この戦い、お引き受けしましょう」
     盟主の試練に打ち勝つことができれば、今よりももっと頼られ、もっと必要とされる。
     その為ならば――手段は問わない。

    ●迫り来る灼滅者
     加賀谷・彩雪が待ち受ける南アルプスの山中には、エクスブレインからの情報を元に、8人の灼滅者が向かっている。
     戦力は全くの互角。
     否、互角になるように、うずめ様が予知を駆使して場を整えたのだ。

     6人の盟主候補と灼滅者の戦いは、より優れた作戦、行動を行ったものが勝利するという戦い。
     この戦いに打ち勝つ事こそが、盟主となる為の試練である。
     それが、うずめ様の予言であった。

     果たして、加賀谷・彩雪は、迫り来る8人の灼滅者を撃退し、盟主となる事ができるだろうか。
     戦いの時は迫る…・・・。

    ●ルール

     以下の書式に従って、プレイングをご記入ください。
    (1)作戦プレイング(450文字)
     迫り来る灼滅者に打ち勝つための作戦を考えて、プレイングにまとめてください。
     作戦プレイングは450文字までとなります。
     450文字を超えていた分については、超過部分を削除した上でマスタリングが行われるので注意してください。
    (超過した部分は、判定するマスターには送付されません)

    (2)攻撃方法(5つまで)
     どんな攻撃を行うか(技名と効果、ビジュアルイメージ)を、5つまで説明してください。
     作戦プレイングに含まれるような記述があった場合は、削除されます。

    (3)救出・勝利後パフォーマンス(150文字):
     救出された場合、或いは灼滅者を撃破した場合のパフォーマンスを150文字で書いてください。
     上記以外でも、作戦の勝敗に関わらないだろう行動については、こちらで書くようにしましょう。
     パフォーマンスは150文字までとなります。
     150文字を超えていた分については、超過部分を削除した上でマスタリングが行われるので注意してください。
    (超過した部分は、判定するマスターには送付されません)

    (4)説得を絶対に拒否する場合
     灼滅者の説得を絶対に受け入れないという場合は、パフォーマンスの後に『灼滅者の説得は絶対に受け入れない』と記入してください。
     この記述は、文字数制限に含まれません。
     この記述を行った場合は、救出判定が無くなる替わりに、灼滅者側が説得プレイングに比重を置いたプレイングを書いてきた場合に勝率が大きく上昇します。
     ただし、敗北した場合は、盟主候補は必ず死亡してしまうので、慎重に決断を行うようにお願いします。

    !重要!

     この戦いで勝利した盟主候補が1名だけだった場合は、そのキャラクターが盟主となります。
     2名以上が生き残った場合、生き残った盟主候補に次の試練が与えられます。
     全員が敗北した場合、闘争中のダークネス勢力の命運が尽きてしまうかもしれません。

    ■プレイング

    加賀谷・彩雪(永遠なる天花・d04786)
    (1)作戦プレイング(450文字)
    ●対説得
    弱いあの子は、弱い仲間を守るために、強いわたしに身体を明け渡して消えました
    わたしがここにいるのはあの子の、そして灼滅者たちの弱さのせい
    …弱さは罪よ、そして罪の結果が、わたし
    罪で無いというのなら教えてちょうだい?
    どうしたらあの時、誰も倒れること無く勝利できたのか
    それとも…わたしを力づくで倒して、無力でないことを証明してくれるのかしら

    ●戦闘
    ポジ:キャスター
    確実に一人ずつ倒していきましょう

    優先順位はサヴァ>その主人>後衛>中・前衛

    まずは天花の雫で相手のトラウマを引き起こす試みを
    トラウマと同時に、風花の渦で氷を与えてじわじわと削ってゆくわ
    瑞花の雨はその列全員にエンチャントが入ったら
    エンチャントが無いときは使わない
    基本は天花の雫と風花の渦で削ることを優先

    相手の残HPが低くなってきたら、六花の指先をメインに、他2属性を混ぜる
    トドメをきちんと刺してあげないとね
    ひとりずつちゃんと倒してあげる

    残HPが4割を切ったらorBSがついたら青女の祈り使用
    HP回復は3ターンに1度程度にする
    BSはただちに回復



    (2)攻撃方法(5つまで)
     どんな攻撃を行うか(技名と効果、ビジュアルイメージ)を、5つまで説明してください。
     作戦プレイングに含まれるような記述があった場合は、削除されます。

    【六花の指先】
    術式・遠単・ダメージ+フィニッシュ
    指先を伸ばし相手に触れることで冷気を流し込み、死へと導く

    【風花の渦】
    神秘・遠列・ダメージ+【氷】
    周囲に猛吹雪を巻き起こし、体力を奪い取る魔法

    【瑞花の雨】
    気魄・遠列・ダメージ+ブレイク
    加護の力を溶かす、花びらのような軽い雪を降らせる

    【天花の雫】
    神秘・遠単・ダメージ+【トラウマ】
    相手の体内へと魔力を込めた雫を染み込ませてトラウマを読み取り呼び起こす

    【青女の祈り】
    無・自単・ヒール+キュア
    静かに祈りを捧げ、傷と穢れを癒す

    (3)救出・勝利後パフォーマンス(150文字):
    ・救出
    …わたしは、弱くて
    きっとこれからも一杯、迷惑掛けちゃいます
    …でも、やっぱり
    皆さんと一緒に
    強くなっていくのが、一番幸せ、だから
    …だから、ただいま、戻りました
    ありがとう、ございます

    ・勝利
    …さよなら、弱い人たち
    これでもう、弱いあの子が蘇ることも無いでしょう
    (ふふ、と柔らかく笑って手を振りながら帰る)