名古屋七大決戦~海の女王 ルナ・リード(裏)

    『海将』ルナ・リード

    ●オープニング(裏)

    ●決戦の時
    「うずめ様は言いました。盟主は現れませんでしたと」
     6人の盟主候補の全てが、灼滅者によって救出された頃、南アルプスを抜け濃尾平野へと歩を進めていたダークネス達を前に、うずめ様がそう宣じた。
     長い敗走の旅を耐え抜いたダークネス達に、失望の表情が浮かぶ。
     灼滅者の裏切り者、闇堕ち灼滅者。
     その中でも、ダークネスの盟主となる事を望み、その為の試練を受けた筈の者達が、全て、灼滅者に戻ることを選んだというのは、彼らにとっても衝撃の事実であったろう。
     
    「うずめ様は言いました。灼滅者は追討軍を送ってくるだろうと」
     拠点も持たぬ敗残の徒である彼らに、武蔵坂学園を正面から迎え撃つ戦力は無い。
     頼みの綱は、うずめ様の予知能力であるが、それも、武蔵坂学園が持つという予知の力の前では充分な力は発揮できない。
     敵は、うずめ様の予知に掛からない作戦を相手が予知する事ができるのだから。

    「万已むを得ない。いざ、決戦の時。戦い勝たねば生き残れまい」
     日本のご当地幹部、ザ・グレート定礎が、皆の心を代弁する。
     この危地を脱する事ができねば、この濃尾平野に、無残に屍を晒すことになるだろう。

    「楢山御前、あなたと轡を並べて共に戦う時が来ようとは思いませんでしたぞ」
    「それについては、おばちゃんも同感ねぇ。まぁ、白の王を灼滅されるなんて、予想外の事が起こったのだから、そういうこともあるわ。ところで、ソロモンの大悪魔のお二人はどうするの?」
     北征入道の言葉に頷いた楢山御前は、新参の大悪魔達を振り返る。
    「あなた達は客人だから、ここから脱出するのなら、出来る限り助けてあげるわよ」
     その御前の言葉に、ソロモンの大悪魔・ザガンが首を横に振った。
     ザガンに同意するように、フォルネウスの力を継いだ、海将ルナ・リードが言葉を継ぐ。
    「逃げて生き延びる確率と、戦って生き延びる確率に違いはないのではなくて? それに私達が逃げれば、他の大悪魔達の計画も狂ってしまうわ」
     楢山御前は、そう、と頷くと、最後の一人、緑の王・アフリカンパンサーを見た。

    「ボクもここで戦うよ。この日本で、グレート定礎の傍以上に安全なところなんて無いんだから。それに、ボク達の危機を知れば、アメリカンコンドルも駆けつけてくれる。それまで、ボク達はなんとか耐え抜けばいいんだ」
     自分に言い聞かせるようにそう言うアフリカンパンサーに、ザ・グレート定礎が言葉をかける。
    「濃尾平野は、古き盟友であった安土城怪人の拠点であった場所、地の利は無いわけでは無い。灼滅者達が驕り油断するならば、勝機は充分にあるだろう」
     こうして、竹生島の敗残兵を吸収した、富士の迷宮のダークネス残党軍は、名古屋市を望む郊外に陣取り、灼滅者達の追討軍を迎え撃つ準備を始めたのだった。
     その喧騒の中、
    「うずめ様は言いました。ここが決戦の地であると。そして、更に言いました。この戦いは決戦とはなりえないだろうと……」
     うずめ様の最後の予知は、誰にも聞かれる事無く口中に消えたのだった。

    ●迫り来る灼滅者
     名古屋市郊外。灼滅者たちによる追討軍との戦いに備えるルナ・リードの周囲には、多数の配下軍がひしめいていた。
     楢山御前より援護として送られた、アンデッドの軍団。
     ザ・グレート定礎より借り受けた、ペナント怪人の軍勢。
     そして先代の大悪魔たるフォルネウスにより召喚された、鎧を纏うソロモンの悪魔。
     いずれもルナを守護するために集った、確かな実力の配下たちだ。
     だが、この戦いに、どれほどの灼滅者たちが参戦してくるかも未知数だ。多数の灼滅者たちによって布陣を切り崩されれば、ルナと灼滅者が邂逅し、戦うことは避けられまい。
     とは言え、ここで逃げても戦ってもルナたちが生き延びられる確率は同じ。
     ならば、迫り来る灼滅者たちをこうして迎え撃つまでだ。
     果たして、勝つのは灼滅者か、それともルナの軍勢か。
     戦いの時は、もうまもない……。

    ●ルール

     以下の書式に従って、プレイングをご記入ください。

    作戦プレイング(500文字)
     迫り来る灼滅者に打ち勝つための作戦を考えて、プレイングにまとめてください。
     作戦プレイングは500文字までとなります。
     500文字を超えていた分については、超過部分を削除した上でマスタリングが行われるので注意してください。
    (超過した部分は、判定するマスターには送付されません)

    救出・勝利後パフォーマンス(100文字)
     救出された場合、或いは灼滅者を撃破した場合のパフォーマンスを100文字で書いてください。
     上記以外でも、作戦の勝敗に関わらないだろう行動については、こちらで書くようにしましょう。
     パフォーマンスは100文字までとなります。
     100文字を超えていた分については、超過部分を削除した上でマスタリングが行われるので注意してください。
    (超過した部分は、判定するマスターには送付されません)

    説得を絶対に拒否する場合
     灼滅者の説得を絶対に受け入れないという場合は、パフォーマンスの後に『灼滅者の説得は絶対に受け入れない』と記入してください。
     この記述は、文字数制限に含まれません。
     この記述を行った場合は、救出判定が無くなる替わりに、灼滅者側が説得プレイングに比重を置いたプレイングを書いてきた場合に勝率が大きく上昇します。
     ただし、敗北した場合は、あなたは必ず死亡してしまうので、慎重に決断を行うようにお願いします。


    ■プレイング

    ルナ・リード(海将・d30075)
    作戦プレイング

    何があっても心は冷静であれ
    怒るほどに魔力は増すが
    どんなに怒りを覚えても感情で戦闘を不利にはしない
    挑発や煽りには言葉でのみ乗る

    リュネットと呼んだ人は弱った頃嬲る

    ◆部下
    能力を使ってでも説得し戦闘時は自分の周りに全員集め
    八割Df他Mdにさせる
    指揮は直接取る、とにかく防御に徹させる

    ◆戦闘
    ・飛行中

    絶対に勝つ、無傷では返さない

    水はわたくしの為の戦場
    深い、海に近い水場にて待ち構える
    水場からは絶対に動かず他に誘導されない

    戦闘に参加するまで部下の影に隠れ敵の実力や作戦を判断

    初手メイルストロウム
    同じ能力値の攻撃は連続使用しない
    囲まれないよう気を付ける

    命中率重視で
    Md>Ja>近攻撃2つ以上活性化者>他
    の順に狙う

    Md、近攻撃する人が倒れてからCrへ移動
    だが劣勢と判断したら即移動

    HP4割以下、BS5つで回復

    ◆説得
    攻撃し妨害
    適度に回復で説得を耳に入れない

    NG
    子供の話はルナが母親失格だと
    誰かが堕ちるとルナが私のせいだと
    絶望してしまう

    ◆撤退
    説得が通じるほど弱る
    闇堕ちが出る

    ルナの口調、雰囲気を真似し戻りかけたふりで一番ルナと親しい者に近づき
    至近距離で攻撃し撤退

    又は海がある方向にいる者に列攻撃と同時に撤退

    海へ向かう


    救出・勝利後パフォーマンス

    鎖骨の痕から月下美人の香り
    魔力が高まる程香りは濃厚に

    水場でも動きは早い

    救出
    髪は毛先が銀青に染まったまま
    無言で微笑み気絶

    勝利
    結婚指輪をルナの旦那に渡し陽炎の如く消える

    死亡
    妹の子供達を宜しくと言い残し絶命