■第4ターン結果
●(16)執着灯台 コミッサス
被虐要塞ガンマゾーンを制圧し、無限なる白濁陣へと通じる道は開かれた。
残るもう一つの魔法陣、堕落せし汚濁陣への道を切り開くべく、灼滅者達は執着灯台コミッサスへと攻め入っている。
元から灯台を守っている淫魔に混じって現れるソロモンの悪魔アンドレアルフス達は、灼滅者達の道行を阻んで来る。
「時間を稼ぎなさい。そうすれば、灼滅者達の再生も終わる」
戦場を見つめる海将ルナ・リードは表情を崩さずに言う。
「もっと早めに教えておけば、やりようもあったかも知れないですけどねぇ」
アンドレアルフスは嘆くように首を振った。
●(21)無限なる白濁陣
サイレーンの褥を内に秘める、ニライカナイ中央部の塔。
その北側の地面に描かれた魔法陣を守るべく展開されていた見えざる障壁は、被虐要塞の陥落と共に消え去っていた。
そして、障壁の消失と同時に、異形の怪物が姿を見せる。
『GRNYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!』
無数の触手の先端から白濁を垂れ流す異形の怪物だ。
「何でしょう、あれ……あれも淫魔なの?」
「というか、あれが白濁陣の中核……?」
海川・凛音(小さな鍵・d14050)や伊庭・蓮太郎(修羅が如く・d05267)ら灼滅者達は、橋を渡って魔法陣へ迫り、この地点を守る淫魔達を相手に優勢に戦いを進めていく。
「ここで頑張って、サイレーン様に褥へ招いてもらうのよ!!」
妙な気合を入れて襲ってくる淫魔達だが、魔法陣を守る敵勢の個々の実力は主力と思しきブラックヴァイスや、サイレーンの褥の強化された淫魔達には明確に劣るようだ。
元来、この場所に敵が攻め込んでくる可能性を考慮に入れてはいないのだろう。
サイレーンを倒すために白濁陣や汚濁陣を消す必要があり、それを消すために魔力の供給源のいずれかを断つ必要がある……などという事は、あらかじめ詳しく予知できる者でなければ判断のつかないことだ。
「次で落とせるでしょうかね」
鹿島・悠(常笑の紅白・d21071)は、戦果をそう判断しつつ言う。
白濁陣と汚濁陣の効果、それに殲術再生弾の残り時間。
それらを考慮して、どこを制圧するべきか判断する必要がありそうだった。
→有力敵一覧
→(6)密通街道 ダルテリウム(2勝1敗/戦力850→750)
→(10)誘惑華園 アペラティオン(0勝1敗/戦力1500→1500)
→(13)肉欲商店街 カルナリタス(2勝0敗/戦力1200→1100)
→(16)執着灯台 コミッサス(20勝5敗/戦力1700→700)
→(21)無限なる白濁陣(12勝3敗/戦力1500→900)
→(23)サイレーンの褥 マーレバビロン(0勝1敗/戦力1800→1800)
→重傷復活者一覧
→死亡者一覧
■有力敵一覧
戦功点の★は、「死の宿命」が付与されていることを表します。