■第4ターン結果
「本当に、タトゥーバットしかいないですね……」
李白・御理(白鬼・d02346)は、朱雀門・瑠架の陣容の貧弱さに驚嘆していた。
眷属とはいえ、ダークネスと比肩しうる力は与えられているようだが、様々なヴァンパイア達が多様なサイキックを駆使する黒の王の闇の中に比べれば、その差は歴然だ。
瑠架をサイキックハーツとした『ダークネスと一般人と灼滅者の共存』を望むソウルボードの、力の弱さ故なのだろう。
朱雀門高校時代には、瑠架の理想に共感する者達も少しはいたであろうが、既に彼らは朱雀門高校の内紛や数々の戦いを経て、もう残っていない。
瑠架が自分の力を切り離して創造したタトゥーバットと、武蔵坂学園方面に展開している羅刹達だけが、彼女の戦力だ。
既に灼滅者達は、黒の王の撃退という形で瑠架の拉致を食い止めることが、不可能であることを悟っていた。
タトゥーバットの群れを突破すれば、朱雀門・瑠架にも手が届く。
サイキックハークと化した『黒の王』が魂の一部として抱える戦力は、数々の種族の首魁達を灼滅して来た武蔵坂学園をもってしても過大なものだった。
瑠架は、自分の死を通じ、灼滅者達に力を得ることを求めている。
その求めにいかに応じるか、決着の時は迫っていた。
・朱雀門・瑠架の攻撃により、【黒の王軍】の各戦場の戦力が減少しています。
・『黒の王』の攻撃により、(8)朱雀門・瑠架の戦力が減少しています。
・瑠架が拉致されるターンは『第5ターン終了時』です。
→有力敵一覧
→(2)タトゥーバット群(3勝0敗/戦力300→150)
→(8)朱雀門・瑠架(19勝5敗/戦力1300→350)
→(9)『黒の王』朱雀門・継人(5勝5敗/戦力3900→3650)
→重傷復活者一覧
→死亡者一覧
■有力敵一覧
戦功点の★は、「死の宿命」が付与されていることを表します。