もこもこ羊トリオの毛刈り指令!

    ●岩手県某所の牧場
     晩夏の緑の草原に、高原の爽やかな風が吹き渡る中、荒吹・千鳥(祝福ノ風ハ此処ニ在リ・d29636)と同行の仲間たちは、のどかに草を食む羊の群を眺めている。
    「みんなも知っとるやろけど、羊は通常、春から初夏までに毛刈りをするもんなんよ」
     毛刈りをしないと夏場がつらいし、毛が伸びすぎた羊は転びやすくなったり、起き上がれなくなったりするのだそうだ。
    「ところが今年の夏の初め、この牧場の羊のうち3頭が、どーっしても毛刈りが嫌で、あの山に逃げこんでしもて」
     千鳥は牧場の西側に見える小高い山を指した。
    「そんで、毛を刈らないままひと夏超えた羊トリオは、当然チョ~もこもこになってしもた。その上、えらいタフでマッチョになって、夜な夜な牧場に降りてきて、牧草を食い荒らしてるんやって」
     ……という噂が牧場界隈に流れており、実際、夜更けの牧場に怪しい羊の影が目撃されたり、牧草が不審な食い荒らされ方をしている。しかし現実の家畜品種の羊にはあり得ない話だし、きっと都市伝説の仕業であろうと考え、千鳥は調査を行ったのであった。
     タフでマッチョということは、都市伝説のもこもこ羊は当然ノーマルなものより強くてでかくて凶暴であろうと予測される。
    「羊だけに、体当たりとか、キックとか、角使ってきたりとかしそうな気がするんよね。あと羊ならではの催眠魔法とかもありそう……」
     数を数えるアレか。
    「なんにせよ今夜も多分、もこもこ羊トリオは山から牧場へ降りてくる。それを待ち伏せしといたら遭遇できると思うんよ」
     それから千鳥はひょいと羊毛刈り用のハサミとバリカンを取り出したが。
    「もこもこ羊……本当なら毛刈りしてやりたいとこやけど……でも、これ以上被害を大きくせんためには、今のうちに灼滅しとかなあかんよね」
     むずむずしつつもハサミとバリカンを仕舞い込んで、ぴょこっと仲間たちに頭を下げた。
    「どうぞよろしゅうお願いします!」


    参加者
    六花・紫苑(アスターニックス・d05454)
    雷電・憂奈(高校生ご当地ヒーロー・d18369)
    黒絶・望(闇夜に咲く血華・d25986)
    荒吹・千鳥(祝福ノ風ハ此処ニ在リ・d29636)
    貴夏・葉月(紫縁は原初と終末と月華のイヴ・d34472)
    篠宮・里桜(死宮の姫巫女・d36147)
    水燈・紗夜(月蝕回帰・d36910)

    ■リプレイ

    ●夜の牧場で
     灼滅者たちは件の牧場の外れで、都市伝説の羊トリオが潜伏しているという噂の山を眺めていた。とはいえ、時刻は深夜。山は夜空をバックに三角形のシルエットを描くばかり。
    「もこもこもこもこ……悪い羊も良い羊も毛刈りの時間だよ。ほら、出ておいで」
     ロードゼンヘンド・クロイツナヘッシュ(黒紅・d36355)は、その暗い山に向かってうっとりと呼びかけた。
    「……悪い羊は存在も刈り取ってあげないとねぇ。わしゃわしゃして、持って帰りたいな……家でいろいろ使うんだぁ……クッションやぬいぐるみ作ったり……」
     その表情は戦いの前とは思えないくらい陶然としている。
     雷電・憂奈(高校生ご当地ヒーロー・d18369)も期待に目をキラッキラさせて、
    「もこもこ羊トリオさん、楽しみですねえ。毛をもふもふするチャンスはあるでしょうか?」
     すっかりもふる気である。
    「とはいえ……」
     黒絶・望(闇夜に咲く血華・d25986)は微妙な表情で。
    「マッチョでもこもこな羊の触り心地って、どうなのでしょう? 硬いのでしょうか……ふんわりなのでしょうか……」
     謎ですよね、と篠宮・里桜(死宮の姫巫女・d36147)も光量を絞ったランタンを牧場のフェンスに引っかけながら。
    「毛を刈って中を見てみたいような、そっとしておきたいような」
    「……もふもふだけなら……それだけなら……文句ないのに」
     貴夏・葉月(紫縁は原初と終末と月華のイヴ・d34472)はうらめしそうに。
    「何故毎回余計な効果がついてくるのかしらもぅ……」
    「そういえば…どこかの国で、大逃走してすごくもこもこになった羊がいたって話を聞いたことがあるような……」
     首を傾げた水燈・紗夜(月蝕回帰・d36910)に、六花・紫苑(アスターニックス・d05454)がおっとりと頷いて、
    「んー、六年以上毛刈りしなかった羊さん、おれも前に何かで見た気がするー。すごくもこもこで動き辛そーだった」
    「ふうむ、有り得なくは無いのかもね。狂暴化したり謎の強化をされたりするかはさておき……ん?」
     紗夜が言葉を切り、同時に仲間たちも一斉に件の山の方を振り向いた。
     ……ドドドドドド……。
    「地響き……?」
     遠くから地響きが聞こえてきたのだ。耳を澄ましているうちに、その地響きはみるみる近づいてくる。
     灼滅者たちは持参の照明を音の方向に向けた。丸っこい何かが3体、山を転がるように駆け下りてくる。
    「来はったみたいやな」
     荒吹・千鳥(祝福ノ風ハ此処ニ在リ・d29636)が目を凝らして告げた。
     羊には到底見えないが、巨大な薄汚い毛玉が牧場目指してものすごい勢いで近づいてきているのは確か。
     灼滅者たちはスレイヤーカードを解除して装備を調え、里桜と紗夜がそれぞれ人払いのESPを発動した。そして牧場のフェンスの前で陣を組み、もこもこな敵を待ち受ける。

    ●もふマッチョ羊トリオ
    「うーん……これは、もふマッチョ……なのかな」
     地響きを上げて近づいてくるターゲットを見つめながら、紗夜が呟き、葉月も溜息交じりに。
    「なんか残念なヤツらよねぇ。まぁ良いわ……頑張って倒しましょう」
     月明かりと照明に照らされ、その全貌が明かになってきた羊トリオは、確かに結構毛だらけもっふもふのもっこもこであった。脚は腹の毛の下にちょこんと見えるだけだし、顔も毛に埋もれてしまっている。
     されど、レスラーがダウンジャケットを着ていても、その下のムッキムキーがわかるように、この羊たちも、もこもこに覆われた筋肉が尋常でないことは感じ取れる。ポニー並にでっかいし、足音もいかにも重量級だし。
     それに何より目つきが悪い。ノーマルな羊の、あの黒目が横長でどこを見てるのかわからない、些か不気味ではあるが茫洋とした眼差しとはほど遠く、爛々と金色に光り、凶暴性が露わになっている。
     しかも、1年刈らなかった毛は相当汚れているわけで……。
     期待していたより明らかに可愛くない羊たちにがっかりしながら、
    「とりあえず……攻撃してみるしかないですよね」
     望が月明かりにくっきり浮かび上がるAnthemisを、ぐっと足下に引き寄せた。
     羊的な攻撃とはいかなるものか? というあたり、各々予想してきてみてはいるが、相手のサイキックやポジションが分からない以上、先に仕掛けてみるしかない。
    「そうね……いくわよ!」
     葉月が闇薙輝聖女【百花繚乱】を抜き、月の刃を放ったのを皮切りに、射程に入った羊トリオに、灼滅者たちは初手を浴びせかけていく。望は影で先頭を切って突っ込んできた羊をずっぽりとくるみこみ、千鳥は呪刀『喰闇』から動きを妨げる弾丸を撃ち込んだ。憂奈とロードゼンヘンドは鋼の帯を射出し、里桜は護符を自らに貼り付けて防御を高める。紫苑はじっと羊トリオへの仲間の攻撃の届き具合を観察していたのだが、護符をロードゼンヘンドに投げながら、
    「んと、一番汚いヤツが、後ろみたいかなー。ジャマーっぽくて、厄介そーだから先狙おっかー」
    「あれ……だな!」
     アドバイスを受けて、紗夜が蝋燭を掲げ、薄汚れている上に、落ち葉やら枯れ草をいっぱいこびりつけ、もはや灰茶色にしか見えない毛に包まれた1頭を狙って炎花を飛ばす……が。
    『メーーッ!』
     先頭切って駆けていた、大柄な羊がそれを体を張って遮った。一部の毛が紅く燃え上がったが、ぶるんと体を一振りしただけで消火してしまう。
     ということは、この大きいのが盾役らしい。羊トリオの、おおよそのポジションが割れた。打ち合わせ通り、ディフェンダーを抑えつつジャマーから倒していこう、と8人が目配せしあった、その時。
    『メーーーーーッ!!!』
     3頭の羊が声を揃えて雄叫びを上げた。どう聞いても怒りの声だ。もこもこも一層逆立って膨れあがっている。
     くるか!? と身構える暇もなく、
     ぼわわわ~~ん……。
     ファーストターゲットと定めた、ジャマーらしきバッチイ羊の輪郭が何重かにダブった。
    「ん、なんだ!?」
     灼滅者たちが思わず目をこすっている間に、なんと羊が数十匹に分裂したではないか!
    「分身の術!? ……いや、違う。これがもしかして羊の魔法!?」
    「そういえば、何だか変な波動を出しているような……ハッ、はづねぇ!」
     分裂羊がするすると滑るように動いて後衛に迫っており、望は義姉を守ろうと、幻めいた羊の群に飛び込もうとしたが、
     ぱっかーん。
    「うわーーーー」
     それより先に、凶悪な角羊に蹴り飛ばされてしまった。葉月のビハインド・菫さんも遅れを取り、後衛を包囲する羊の群にもぐりこめないでいる。
     羊の群の向こうでは、催眠波動に包み込まれた後衛の2人の目がとろーんと座ってしまっている。何とか救いださねばと、
    「わーやっぱり羊さんの魔法なんだねー」
     まずは紫苑が蹴り飛ばされた望に防護符で手当をし、その望が、
    「いたた……ありがとうございます。催眠魔法でしょうか、保険はかけておくもんですね」
     清めの風を吹かせて分裂羊を一掃する。更に里桜が、
    「BS眠い、ではないのですね。毛刈りから逃走するには向いているのでしょうが……」
     防護符でフォローして、やっと後衛を羊の魔法から救出することができた。
    「さあ、こちらの番です!」
     憂奈がガッと草地を強く蹴って跳び上がり、
    「もふもふしたいですー!」
     ジャマー羊にキックを見舞おうとした……が。
     もふっ。
    「……ふわっ!?」
     巨大なもこもこに遮られて跳ね飛ばされた。またディフェンダー羊が盾になり、ついでに体当たりをかましたのだ。憂奈は跳ね返されてしまったが、羊もひっくり返ったのでおあいこというところか。
    「ああっ、いいなーもふもふ! ボクもわしゃわしゃしたいよ!」
     ロードゼンヘンドが羨ましそうに指を咥え、他のメンバーも何だか羨ましそう……。
     ……いや、そんな場合ではない。戦闘中ですからー。
     もふりたい欲求を抑え込んで、紗夜が七不思議奇譚を唱える。
    「盾役を引きつけておくよ!」
     白髪金眼で長髪の、性別不詳、双剣を手にした神が出現し、ディフェンダー羊に迫っていく。
    「……ね、毛刈りしよう?」
     紗夜は含み笑いをもらし、望も鎌をぶんぶん振り回して盾羊を引きつける。
     その間に、仲間達はジャマー羊へと殺到していく。
     千鳥は鬼の拳を握って殴りかかり、ロードゼンヘンドはぐっとふんばって杭を撃ち込んだ。
    『メーーーーーッ!!!』
     羊トリオはまた怒りのおたけびを上げ、カツカツッと地面を鋭い蹄で蹴ったが、灼滅者たちはもう怯まない。
     少々バタバタしてしまったが、敵のポジションもサイキックもおおよそ判明したし、こちらの役割分担も上手く回るようになってきた。
     あとはこのまま灼滅へと突き進むだけ――但し、これ以上もこもこに惑わされなければ。

    ●もこもこよ永遠なれ
     数分の後。
     もふぅ。
    「うわあー」
     ジャマー羊を順調に倒した灼滅者たちは、次に凶悪そうなクラッシャー羊をターゲットにして攻めていた。
     しかし今、それを守ろうとする盾羊に、紫苑がぶっとばされたところ。
    「むー、もこもこだけどムキムキだから、いたーい」
     ぶっとばされた本人は痛そうだが、
    「わー、いいなー」
     またロードゼンヘンドがそれを羨ましそうに見ている……と。
     もふぅ。
    「うわあーーー」
     クラッシャー羊に、隙有り、とばかりに更に激しくぶっとばされた。痛そうだが、何だか嬉しそう。
    「痛いけど、もふもふだったー!」
     紫苑とロードゼンヘンドは痛そう、及び嬉しそうだが、ここは攻め処でもある。
    「さぁ、毛刈りの時間ですよ。纏めてツルツルにしてあげましょう!」
     望がLaminas pro vobisを大きく振って虚空から無数の刃を出現させ、千鳥は指輪から狙い澄ました弾丸を放ち、ターゲットの動きを妨げようとする。葉月は包帯と化した帯を放ってロードゼンヘンドを、紫苑は護符を出して自らを癒した。憂奈は輝く剣を勢い良く振り下ろし、回復を終えたロードゼンヘンドも果敢に踏み込んで、羊の足下に刃を突き立てた。紗夜の影がずっぽりと羊を包み込むと、どんなトラウマなのか、羊はじたばたともがきだし……。
     里桜がションボリした様子で、エアシューズに炎を宿した、
    「せっかく温かなセーターのような手触りなのに、凶暴性故、ゆるりと感触を堪能できないのが、少々残念です……」
     嘆きつつも勢い良く滑り込んで、クラッシャー羊に炎のキック!
     ボウッ!
     羊は勢い良く燃え上がった。そして、ウールの燃えるほの甘い匂いと共に燃え尽き、秋の夜空に塵となって消えていった。
     さて、これで残るはディフェンダー羊のみ。
     最後の羊はまるで猛獣のようにグルルルと喉の奥で唸ったが、灼滅者たちは臆することなくそれを囲む。
     望が素早くマジックミサイルを撃ち込み、くま太郎を背負った千鳥が、鬼の拳をもこもこに肘まで埋まるほどめり込ませた。パンチの勢いによろけた羊に憂奈がつかみかかり、むんずと延び放題の毛をひっつかむと、
    「たああーーっ!」
     頭の上まで巨大羊を持ち上げ、思いっきり投げ落とした。
     どぅん!
     土埃が舞い上がり、起きあがろうと丸い体をじたばたさせる羊を、里桜は赤く輝くKEEPOUTでひっぱたき、
    「ふふふ、もこもこ……もこもこ」
     ロードゼンヘンドは嬉しそうに、死角から足下に刃を突き立てた。紫苑は縛霊手を揚げて結界を張り、紗夜は蝋燭を掲げ……。
     バフンっ。
    「!?」
     くぐもった発射音がして、羊のこれまた伸び放題のねじれ丸まった角が彼女に命中した。苦し紛れの攻撃にしては、なかなかの精度だ。
    「わお、それ飛ぶのー? えー、びっくりー」
     紫苑が目をぱちくりさせている。棒読みだが、驚いているらしい。
    「角ミサイルなんて、反則だろ……」
     紗夜が額から血を流しながらむくりと起き上がり、恨めしそうに羊をにらみつける。
    「愛らしい羊のイメージがぶち壊しだよ」
     ま、今夜の羊は愛らしいからはほど遠いけど。
     回復を施そうとした葉月を、紗夜は押しとどめて鋏をジャキリと鳴らし、
    「これで毛もエナジーもいただくよ!」
     流血に構わずやっと起きあがった羊に飛びかかった。続いて里桜が、
    「このタフさ、厚い毛が鎧になっているのか、毛の自重で鍛えられてしまったのか……普通に見た目暑そうなので、少し刈って差し上げましょう」
     ポンと身軽に羊の背に乗っかり、メスをひらめかせる。葉月も勝負処と見て、菫さんに護られながら、
    「望、いくわよ!」
     義妹と息を合わせて影を放ち、黒々とトラウマに包まれた羊に、憂奈は鋼の帯を勢いよくぶちこんだ。
    「そろそろおねむするー?」
     紫苑が導眠符を飛ばすと、どうにか立ち上がっていた羊がゆらりとよろめいて。
     それを見て、千鳥とロードゼンヘンドが同時に攻撃に出た。
    「いくでッ!」
     千鳥は傍らのフェンスを使って高々と飛び上がり、ロードゼンヘンドは両手を夜空に突き上げた。
    「残念だけど……もう終わり!」
     流星のような跳び蹴りと、裁きの光が羊の上で炸裂し……ラストシープも、牧場の風となり消えていった。

    「ああ……もったいなかったなあ」
     葉月が寂しそうに呟き、望はそうですね、とあくびしながら頷いて。
    「私は毛布にくるまって寝たい気分です」
    「んー、お疲れさまー」
     紫苑も感染ったのか、かわいらしくあくびをして。
    「おれもねむーい。もー、おうち帰るー」
    「でも、戦ったらお腹すいたわ……何か食べて帰りましょうか」
     葉月が大事そうにお腹をさすりながら言うと、憂奈も、戦闘で荒れた草地を足でせっせとならしながら、
    「片づけしたら、どこかで朝ご飯食べて帰りましょうよ」
     酪農と牧畜が盛んな地域だし、牧場の朝は早いので、早朝からやっている店もありそうだ。美味しいヨーグルトとかチーズにありつけるかも。
    「うーん、なら朝まで寝てていいー?」
     夜が明けるまでには、もう少し時間がある……と。
    「き、消えちゃったよー」
     ロードゼンヘンドが周囲を見回し、狼狽している。
    「も、もこもこが全部消えちゃったよ、持って帰って色々作るはずだったのにー!」
     まあ所詮都市伝説の羊だったのだから、倒せば羊毛ごと消えてしまうのは致し方のないことだろう。
     でも、牧場で羊毛を譲ってもらうことはできるかもしれない。都市伝説のヤツよりも、もっとずっとキレイで健康的な普通の羊さんのを……ね?

    作者:小鳥遊ちどり 重傷:なし
    死亡:なし
    闇堕ち:なし
    種類:
    公開:2016年9月19日
    難度:普通
    参加:8人
    結果:成功!
    得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 5
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