六六六人衆所縁の灼滅者。儚げな微笑みとは裏腹にその太刀筋には一切の情け容赦が無いが、それは殺す事しか知らなかった一時期に刷り込まれた悪癖。かつて殺人鬼で在った頃に闇堕ちしかかった事があり、力を振るう事に恐怖を覚えている。抜き身の刃が嘗ての自分を連想させる為、力は使うべき時に使うという自制と自戒を籠めて居合いを好んでいる。今は皆が幸せで在る世界を望み、其の為の手段として活人剣を修めたいと考えている。