透き通る白肌に色素の抜けた白髪、彩る瞳は紅玉のそれ。右首筋～肩にかけて赤い牡丹が咲き乱れ、頭に古風な犬面付けて、ふらり彷徨う迷い犬。独り生き残ったことに闇を、一族を襲った宿敵に殺意を抱く。//身寄りなく不便故、持ち前の演技力と整った顔立ちを利用し、小さな劇団に身を置く現役役者。劇団が再び出来た帰る場所。苗字は団長、名前は芝居の役名から拝借。過去を語らず本名は不明。服に隠せるような小型の刃物が好き。