今や誰からも見向きもされない寂れた通りの突き当たりにある廃ビル。
当然、人が入れないようにフェンスで囲われているんだけど、よくよく見れば少しだけ、隙間があるんだ。
よくあるじゃないか、百物語とか、七不思議とか。
不思議な話っていうのは、すべてを語り終えると何かが起きるといわれてる。
別に怪談を語らなくても良いけど、君が持っている話はきっと、世間で語られていることよりずっと面白いはずだ。
こんなところまでやってくる人なんていないからさ、どうだろう、ちょっと話してみないかい?
それらを語り終えた後、何が起こるのか……興味深くないかい?
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※発言力用のクラブ
※別に怪談してはいない(多分)
※一人遊びのクラブだけど、遊んでやってイイよ、という暖かい部員・友好さんは歓迎するよ