学園からそう遠くない場所
背の高いビルとビルの間にある、細く古い、色々よくないものが出てきそうなビル
入口と思しき部分には山のように廃材が積まれている
鉄パイプだったり、木材だったり、組み立てようとして断念した形跡もみられる
しばらく眺めていると、こちらの気配を察して、
ひょろりとした青年が2階の窓から顔を覗かせた
手には菜箸とフライパン どうやらここに住んでいるようだ
「?……そんなところで、どうかしましたか?
って、あ」
身を乗り出しすぎて、大きくフライパンが傾いた
さようなら夕飯 こんにちは来客
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