学園の一キャンパスからほど近い、裏道沿いに佇む小さな洋菓子店。
扉を押せばからん、と軽やかに響くベルの音。
そして、一人の少女が振り返る。
「……まだ、開店準備中だけど」
手作りの洋菓子を中心に提供しているそこは、夕方から夜にかけてのみ
営業を行っている、少し変わった場所。
店内のショーケースやアルミラックには、様々な種類の菓子が綺麗に陳列されている。
そのところどころが空いているのは、まさに今が品出しの最中だからかもしれないと
容易に想像できるほどに、空間には甘い匂いが立ち込めていて。
そこで、はたと君は思い出すだろう。
この場所を訪れた理由は、なんだっけ?
目の前の少女は、その合言葉一つで君を同胞だと認識するに違いない。
●方針
ローペース雑談クラブ、常識のあるRP推奨
積極的な部員募集は行っておりませんが、扉は開いています。
『今日の日替わり菓子は、なんですか?』