ふむ……見学者かな?それともこの空き教室を使いに来たのかな?
後者ならすまないね、もうここは私が使わせて貰っていてね。
前者なら更に済まない、人様に見せるようなクラブ活動ではないんだ。
……ん?何をしているかって?ふむ……ただダイスを投げているだけさ。
暇つぶしに……ね。
折角だ、君もダイスを投げて行かないか?時間ぐらいは潰せるよ。
当クラブは発言力及びクラブパワー回収用に作ったクラブだ。それでも入りたいという変わった人が居るなら歓迎しよう。
さて、このクラブにも絶対に守って貰いたいルールがあってね。
なに、誰にでも出来る簡単な事さ。それは「発言の際にはダイスを投げる。」な?簡単だろう?コレさえ守ってくれるなら大抵の行動も発言も認めよう。
おっと、大抵のと言ったがあまり過度な言動は控えてくれると嬉しいな。この学園には純粋・純情な少年少女も居るからね。