-つきしろのとりかご-
住む人のいなくなった屋敷。
廃墟というにはこぎれいな、そこに一人の少女が居座った。
住んでいるわけではないけれど、己のビハインドと共に静かな時間を過ごしている様子。
他にも同じようにこの屋敷を使う者が出てきたが少女は我関せず。
使いたいなら使えばいい、とでも言いたげに。
邪魔をしなければそれで、いい。
<月皓の扉>
淡いクリーム色で統一された広いリビング。
<雪皓の扉>
リビングの隣にあるゆったりした部屋。
通電させたところ年中を通して凉しめの温度設定になっている様子。
<花皓の扉>
柔らかい花の香りに包まれた小さな部屋。
防音性に優れ、秘密の話をしたい時に最適。
<鳥籠の庭>
屋外イベントに最適な広い芝生がある。
暫く無人の屋敷だった為今は雑草も多い。
手入れをすれば綺麗な庭になりそう。
<真皓の手帳>
屋敷の玄関に置かれた、真っ白なノート。
日記にでも。
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