井の頭キャンパスにあるひとつの教室
そこにぽつん、と、一人の少女
最初はただひたすら黒板に落書きをしていた
お世辞にも絵は上手とは言えなかった
次に折り紙。授業のプリントで紙飛行機を折る
窓を開けて外に飛ばせば急降下。いったいどこを折り間違えたのだろう
最後は読書。国語の課題図書の本を取り出す
ハードカバーの表紙は細く小さな手にはとても扱いづらかった
ぎこちない動作で数ページ読み、しばらくすると音をたてて閉じた
少女はため息をついて、本を机に置き、それを枕にした
ぼうっと視線を教室の壁に向け、こんな言葉をもらす
「……ひまだあ」
だれかあそんでぷりーず
――――――
お喋りできて小~中規模でLHゆるーくやってるようなクラブ入りたい
そんな雰囲気のとこいっぱいありすぎて探すのたるい
パンがないなら作ればいいのよ
そうだ、クラブつくろう
そんなノリで、申請しちゃいました
クラブ方針は上に書いたとおりそのまま!!!!!!!遊ぼう!!