見つかりにくい小路を行くと、それはある。
蔦草が絡まる古びた蔵。
改装されガラスの嵌められた重そうなドアには、
【綾音堂 ayanone-dou】と紙細工のような味のある文字が書かれている。
扉を押し開ければ、そこはアクセサリーや細工物を売る小さなお店。
和モダンを意識した店内には愛らしい和の小物が所狭しと並び…
並び…
並んで、いた。以前は。
ドアを開いた先には、きょとんと目を丸くした一人の少女。
「お客様? このお店随分前に閉店しとるのよ。ごめんなさいね。
…あら、もしかして武蔵坂学園の人やろか。うちもやのよ!
せっかくのご縁やし、少し寄うて行かはったらいかが?
お茶でも出しまひょ。美味しいお茶菓子を買うてあるのよ」
→寄っていく
→失礼しましたとドアを閉める
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基本的に学園祭スレッドでの運用です。
入部届けはあっても無くても。
入部希望は【綾音堂施設案内】へ目を通してからお願いします。