下から見上げると空しか見えない急階段、登りきると傷みはないが古びた朱の鳥居。鳥居の手前に立つ石碑には、「風音日宮神社」と彫られている。
木立に囲まれた高台の神社には、その歴史にまつわる書の数々が眠っていた。古来よりの祝詞、神主の家系図、祭神のもたらした幸、不幸……
歴史を紐解くことは、先を読むことに繋がるだろう。己が何を望み、どうするべきなのかを知る糸口ともなる。
さあ、まずは手近な書を開いてみるとしよう……
※※※※ほぼ身内クラブ※※※※
部長・三倉火蓮の家が併設された、古い神社です。彼の家に関する歴史や秘密を、おもに彼自身が探ります。
ほぼ身内クラブと銘を打っておりますが、参拝や境内での休憩・雑談などは大歓迎です。立て看板をご覧になってからおいでください。
また、部長の家は一体どうなっているのかと興味を持たれました方、まずはオープンになっている「境内・拝殿」や「境内・手水舎」などでお声掛けください。