武蔵野市近郊に、不思議な場所が1つ。
それは半世紀も前からそうだったとか、開発区画に入る筈だったとか噂される雑木林。
入口近辺には、すっかり腐葉土に埋もれて判別が難しいが、数段程度の石の階段と鳥居のあった痕跡。
そして雑木林に入り込めば、中には朽ちかけた小さな社。
社の中はがらんとしており、その中に祀られていた筈のものは綺麗に無くなっている。
若しかしたら、何処かに移転したのかもしれない。
では、何故この場所が今でも雑木林のままなのか?
それは、今となっては誰にも解らない。
そこにふらりと立ち寄った旅人が居た。
※隠れ家系クラブです
団長が残念な性質なので、合う合わないはありそうですが……。
気がむけば、ふらりと立ち寄るのも良いでしょう。