「『夢幻奏士』 ~読み物処~」こんな記載をされた看板がぽつりと置かれている朽ちて古びたた部室棟がある。よく見ると一室だけ綺麗にするための清掃作業が施されており、現在も進行中のようだ。
『ご自由にどうぞ?』とクセ字が書き込まれた張り紙が入り口近くにある。
中を覗き込むと、薄汚れた格好で本に読みふける少年が見えるだろう。まるで、掃除の合間に息抜きで読み始めた本に夢中になってしまったかのような少年が。
そして、部屋の隅にはこの部屋に不釣合いなピアノが置いてあった。おそらく部屋の中で最も綺麗に磨き上げられているようなピアノが。
えとえと。ジュリアンです。
この空間では、ジュリが創作活動の一環として書き綴った詩や、メモ置き場を中心にしようと考えています。
但し、団員さんがいらっしゃるようでしたら交流や会話の場にもなるでしょう。今後の展開は皆様次第というコトかな。なんて。