どこかの金持ちが道楽で始めた写真館と、何故かそれに付属するモーテル。
疾うに営業を停止した後も残る、残る、写真たち。
そこに人を映したものはなにひとつない、
在るのは在りし日の一場面、
一瞬でも確かにそこに在ったという証の風景たちばかり。
白と、黒と、セピアと、そして青色。
空と、花と、建造物と、全てが世界。
何処だかも分からない、誰が撮ったかも分からない。
決して今この瞬間には見られない景色が、ここには在る。
そんな過去の残滓を眺めるも、残された機材で写真家を気取るも、モーテルの一室を我が城にしてもいい。
この日々が、いつか色褪せてしまわぬように。
この日々を、青写真として残していくように。
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▽入団
来るもの拒まず去るもの追わず、但し団長の気紛れ発動の可能性あり
ステシ・入団届けの内容はそれなりに拝見します
▽友好
消極的。お友達・知り合い以外の方で興味のある方は団長へ手紙を
((12.09.01))