学園の喧騒から離れた、ひっそりと静かな一角。
かつては宿直舎として使われていた古い家屋を、勝手に私物化した生徒が一人。
「サリュ、いらっしゃい。珍しいね、お客さんなんて。歓迎するよ」
ゆらりと現れた家主と思しきは小柄な少女。全体的に白い容姿に赤い瞳。それはまるで白昼に現れた妖のよう。
招かれて一歩玄関に足を踏み入れてみる。
内装は、表の古めかしさとは打って変わって小綺麗に片づいていてどこか新しい。
奥には小部屋もいくつかあるらしい。こんな場所が人知れず学園内にあろうとは…。
「ようこそ隠れ家『ツキノトオリミチ』へ。」
※現在は月詠・千尋(ソウルダイバー・d04249)の個人クラブです。
今後の展開は未定ですが、何かとご縁がありましたらお手紙等頂けますと幸いです。