「誰だ!」
発電所跡のような、広い空間を持つ廃屋。
天井の高さは三階分ほど。窓は多く、薄汚れた白い壁に光が差し込みむしろ明るく見える。
「なんだそれならそうと早く言え。トイレはあちらだ。階段は危険なので昇るな。あとは好きに使っていい。騒音も電波も問題ない」
フロアの一部に大きな板が何枚も置かれ、脚立にペンキ入れ、画材などが見える。
まだ他に舞台の大道具を持ち込んでも問題なさそうな十分な広さがある。体育館の共同利用のように、様々な活動ができそうだ。
そのフロアの片隅に水槽が置かれている。
「組長の間嶋さんだ。大体半年ほどで代替わりしている。挨拶しておいてくれ」
「私は相談役の佐渡ヶ島だ。接し方や呼び方が気に入らなければ諦めて私との付き合いをやめろ。私はやめん」
●身内組織の予定ですが友好は歓迎しております。
●RP推奨、メタOK。基本雰囲気汲んでくれたらだいたい大丈夫です。