都内某所に佇むやや年季の入った雑貨店
丁寧に手入れをされていたのだろう其処は、
気取らないけれど品のある、優雅な貴婦人のような佇まい
金色のドアノブを廻せば、来訪を告げるベルが軽やかに響き
桜色の髪をした少年が面を上げる
落ち着いたブラウン基調の内装の店内には
アクセサリーや生活雑貨、お菓子、フレグランスと
やや雑多である其れ等は、店主の趣味の赴く儘に置かれている
白い猫は月を仰ぎ歌う
……貴方に出逢える時を祈って
※と云いつつ、専ら僕と姉さんと時々兄さんが駄弁るだけのクラブです
→15.03.01