此処はソウルボードの世界だ。
何処の、誰の、ソウルボードかは分からないし、それはボクには関係のないことだ。
ただ、ボクが好んで此処に居り、
ボクが望んで城を築いた夢の世界。
シャドウハンターのキミは、自ら此処に足を踏み入れても構わない。
シャドウハンターでないキミも、ボクは拒否することはしないだろう。
望むならば、ボクの手を取るといい。
この国に招いてあげよう。
崩れた城壁。星の瞬きを遮る天井は此処には無い。
夜空の星も、玉座に腰かけながら見放題だ。
おや、少しばかり埃っぽいのは許してほしい。
何せ此処は夢の世界。
君もボクも一夜の悪夢に過ぎないのだ。
目が覚めたなら、然様なら。
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