武蔵坂学園を抱く、広い敷地内の端っこの角っこ。
半ば人に見捨てられたようなその場所には、
鬱蒼と茂る自然が未だ森と呼べそうな深さを残している。
その森が人々の話に挙がる時、必ず皆口を揃えて『出た』と云う。
常闇と錯覚しそうな、月明かりも届かない夜の森の、その最奥。
ぼんやりと見えてくるのは、瞬くルーフ看板に照らされた小さな建物。
――この世のものと安堵すること勿れ、
あなたに気付いたなら、すすり泣く主の声は止み
敗してなお生き延びた武士の如きその面で
にたと不気味に口角上げて叫ぶだろう。
「いらっしゃいませ!エデンへようこそ!」
オマケとにゃんこオーケストラのにゃー合唱。
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何をしてるかはもーちょっとだけヒ・ミ・ツ☆
作戦が固まったら、少しだけ勇者を募る予定。
そのときまでどうぞお楽しみに!