学園から離れた森の中、
小さな屋敷がひっそりと佇む。
屋敷の壁には蔦が絡むように生い茂り、
庭に咲くのは、白薔薇と黒薔薇。
そして何故か…一部の白薔薇が紅く染まっている。
屋敷の傍に聳える大きな一本の木。
そこには、凭れるように背中を預けて分厚い本を読むフード被った少女が一人。
気配に気付くと、ぱたんと本を閉じ
口元に不敵な笑みを浮かべながら貴方を見据える。
『おや、こんなところに来るなんてモノ好きだね。御伽噺を聞きに来たのかい?それとも……まぁ、いいや。せっかく来たんだ、ゆっくり休んでいきなよ。』
屋敷の扉を開けて中へと誘う。
それはまるで、
不思議の国へ招待する白兎のように。
紡がれる物語の結末は果たして…
全ては、招かれた客次第。
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雑談メイン、模擬戦あり。
【プロローグ(規約)】必読。
模擬戦に参加される方は、ルールブックも忘れずに。
部員・友好歓迎。