むかしむかし、お空に小さな星が生まれました。
小さな星は、周りの星たちが手を繋いでいるのを見て
とても羨ましくなりました。
けれど、小さな星を仲間に入れてあげられる星座がなかったので
小さな星は、地上でお友達を探そうと思いました。
そんなおはなしの、星が降り立ったと伝えられる丘。
静かな星空に手を伸ばす子供のような小さな天文台。
もう、誰も訪れなくなったその場所に
いつからか、少年と少女が出入りするようになった。
合言葉は覚えてる?
天文台の秘密基地で、こどもみたいに遊んだら
2人一緒に手を取り合って、星空の夢を見ようね。